今、一人の患者に対して、クラニオセイクラル・セラピー(頭蓋仙骨治療)にフォーカシングを組み合わせて行うことで、非常にいい結果が出ている。フォーカシングは以前、私が自分自身に使うために、少し勉強した(と言っても、本を通してだが)ことがあり、患者に「こういうのがあるから、やってみたら」と勧めたのが、これが予想以上の成果を上げているのだ。
フォーカシングとは、シカゴ大学のユージン・ジェンドリンのグループによって開発された、心理療法テクニックの一つで、体で感じられる「漠然とした、ある感覚」(これをフォーカシングではフェルト・センスと呼ぶ)を手掛かりに体と対話し、その中でさまざまな「気づき」を得る、というもの。実は以前、私自身がいろいろ悩んでいることがあって、たまたま図書館で見たフォーカシングの本に興味を引かれ、それを解決するために使えないかと思って、勉強してみたのだ。
もちろん、それを臨床でも使えないかなー、という思いもあったが、ウチはカウンセリング・ルームではなく、あくまで手技療法の治療院というスタンス。それを他の治療手法とどう組み合わせたらいいのかわからず、最初の動機であった悩みも、ある程度自然消滅したこともあって、ペンディングになったままだった。
それからしばらくして、参加している勉強会で紹介されたクラニオセクラル・セラピーの本、CRANIOSACRAL BIODYNAMICS(Franklyn Sills著、North Atlantic Books刊)を見たら、第1巻の中に出ていたのだ、クラニオセクラル・セラピーとフォーカシングを組み合わせて使う治療法が(いやぁ、勉強会も出ておくもんだ)。それは、トラウマなどの心理的・感情的な問題が絡んだ疾患に対する治療法として述べられていたが、それを今回、実戦に投入したというわけ。
ついでながら、患者があまりにも見事にフォーカシングを使いこなすようになってしまったのを見て、私も触発されて、また自分自身に対するフォーカシングを始めた。まだまだ同じようなレベルでは使えないが、それでも、やっているとなかなか気持ちがいい。興味のある方は、自分でもやってみるといい。今、私が参考書として使っているのは、『やさしいフォーカシング』(アン・ワイザー・コーネル著、コスモス・ライブラリー刊)である。
フォーカシングとは、シカゴ大学のユージン・ジェンドリンのグループによって開発された、心理療法テクニックの一つで、体で感じられる「漠然とした、ある感覚」(これをフォーカシングではフェルト・センスと呼ぶ)を手掛かりに体と対話し、その中でさまざまな「気づき」を得る、というもの。実は以前、私自身がいろいろ悩んでいることがあって、たまたま図書館で見たフォーカシングの本に興味を引かれ、それを解決するために使えないかと思って、勉強してみたのだ。
もちろん、それを臨床でも使えないかなー、という思いもあったが、ウチはカウンセリング・ルームではなく、あくまで手技療法の治療院というスタンス。それを他の治療手法とどう組み合わせたらいいのかわからず、最初の動機であった悩みも、ある程度自然消滅したこともあって、ペンディングになったままだった。
それからしばらくして、参加している勉強会で紹介されたクラニオセクラル・セラピーの本、CRANIOSACRAL BIODYNAMICS(Franklyn Sills著、North Atlantic Books刊)を見たら、第1巻の中に出ていたのだ、クラニオセクラル・セラピーとフォーカシングを組み合わせて使う治療法が(いやぁ、勉強会も出ておくもんだ)。それは、トラウマなどの心理的・感情的な問題が絡んだ疾患に対する治療法として述べられていたが、それを今回、実戦に投入したというわけ。
ついでながら、患者があまりにも見事にフォーカシングを使いこなすようになってしまったのを見て、私も触発されて、また自分自身に対するフォーカシングを始めた。まだまだ同じようなレベルでは使えないが、それでも、やっているとなかなか気持ちがいい。興味のある方は、自分でもやってみるといい。今、私が参考書として使っているのは、『やさしいフォーカシング』(アン・ワイザー・コーネル著、コスモス・ライブラリー刊)である。
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