トライアスロンのレースに参加するために、ロードバイクに乗り始めて4年と少しになりました。一番最初に買った自転車用品は、使い古した、現状では満足出来なくなった、等の色んな理由で、ほとんど別のものを使うようになりました。そして、最後に残ったのがこのグローブでしたが、これもついに新調しました。
とうとうベロクロが効かなくなり、穴が開き始めていたからです。この指先の切れたグローブは、真冬を除き、ほとんど毎回使うものであることを考えると、よくもったものです。4年間ご苦労様、と言いたいですね。
さて、1ヶ月ほど前に手に入れたこの新しい自転車、非常に満足しています。
フレームは以前のバイクに比べて、はるかに堅く、漕ぐ力をダイレクトに推進力に換えてくれます。かといって堅過ぎず、路面からの振動が体に来たりということもありません。そして、下りでの安定性はバツグン。時速70km/hとかで走っても全くブレません。
そして一番気に入っているのが、電動シフター。全く力要らずで、シフトも正確。これを使い出してから、シフトの回数が圧倒的に増えました。全く問題なしで、最高!と言いたいところなのですが、実は先週の日曜日に大問題が発生しました。
100人位のライダーが一緒に走る、いつものグループライドで走っている時です。少し急な登りにさしかかったので、フロント側のシフターを操作し、大きなリングから小さなリングに変速しました。そして、峠を通り過ぎたので、今度は大きなリングから小さなリングに変速しようとシフターを操作します。ところが、変速機が反応しません。「あ、スイッチを押し損なったかな」と思い、何度も操作しますが、全く反応しません。
下り坂で重いギアに変速出来ないと、致命的です。あっと言う間にグループから置いて行かれ、1人ぼっちで走る羽目に。「ちくしょう、買ったばかりなのに、電動シフタが壊れるなんて! くそっー、機械式にしておけば良かった...」と大後悔。ライドの終着点で待ったいた仲間には、「ほらね。電動式はそういう問題があるから、機械式の方がいいって言ったのに。」と言われる始末。
このようにチェーンが小さいリングにはまったままで、ビクともしないんです。
家に帰ってから、facebookで、「ちくしょう、こんな問題が起こった」とポストすると、大学の電気工学科に通う学生のサイクリストから、「バッテリーは大丈夫なの?」とコメント。「後ろのシフターは問題なく動いているので、バッテリーは問題ないみたいだよ。バイクショップのにいちゃんは、フル充電しておいたと言ってたし。」とコメントを返しました。
そうこうしていると、おやじアスリート仲間で筋金入りのアイアンマン、ご自身も電動シフター付きのバイクを所有されるJimmyさんから、「バッテリーが弱くなると、リアのシフターは動いても、フロントシフターが動かなくなることがあるみたいだよ。」とコメントをもらいました。「ふむ。これは試してみる価値があるな」と思い、バッテリーを1時間ほどチャージすると、動かなかったフロントシフターが問題なく動き始めました。
バイクショップのにいちゃんはフル充電したと言っていましたが、どうやらそうではなかったようです。リアのシフターが問題なく動くので、バッテリーは大丈夫だと思い込んでいました。フロントのシフターはリアのシフターに比べて、可動範囲が大きく、大きなモーターが付いているので、バッテリーの電圧が下がると先に動かなくなるようです。
私の仕事は半導体の設計。設計したチップが動かない時は、ありとあらゆることを試して、問題を解決しようとします。これは原因じゃないなぁと思うことも含めて。ところが、今回は、「バッテリーの充電が十分でない」なんてことは全く頭に有りませんでした。おまけにマニュアルを読まなかったので、バッテリーをチェックする方法すら知らなかったし。ちょっと技術者として失格でしたね。
Jimmyさん、的確なアドバイス本当に有難うございました。感謝、感謝です。これからは定期的にバッテリーをチェックし、充電に励みたいと思います。
「あだじのごと、ばか、ばかっていいまずげど、どごかにもおなじようなひとがいまずね」とJulieに言われてしまいそうですね。
ちょっと反省すべき出来事でした。
では。
とうとうベロクロが効かなくなり、穴が開き始めていたからです。この指先の切れたグローブは、真冬を除き、ほとんど毎回使うものであることを考えると、よくもったものです。4年間ご苦労様、と言いたいですね。
さて、1ヶ月ほど前に手に入れたこの新しい自転車、非常に満足しています。
フレームは以前のバイクに比べて、はるかに堅く、漕ぐ力をダイレクトに推進力に換えてくれます。かといって堅過ぎず、路面からの振動が体に来たりということもありません。そして、下りでの安定性はバツグン。時速70km/hとかで走っても全くブレません。
そして一番気に入っているのが、電動シフター。全く力要らずで、シフトも正確。これを使い出してから、シフトの回数が圧倒的に増えました。全く問題なしで、最高!と言いたいところなのですが、実は先週の日曜日に大問題が発生しました。
100人位のライダーが一緒に走る、いつものグループライドで走っている時です。少し急な登りにさしかかったので、フロント側のシフターを操作し、大きなリングから小さなリングに変速しました。そして、峠を通り過ぎたので、今度は大きなリングから小さなリングに変速しようとシフターを操作します。ところが、変速機が反応しません。「あ、スイッチを押し損なったかな」と思い、何度も操作しますが、全く反応しません。
下り坂で重いギアに変速出来ないと、致命的です。あっと言う間にグループから置いて行かれ、1人ぼっちで走る羽目に。「ちくしょう、買ったばかりなのに、電動シフタが壊れるなんて! くそっー、機械式にしておけば良かった...」と大後悔。ライドの終着点で待ったいた仲間には、「ほらね。電動式はそういう問題があるから、機械式の方がいいって言ったのに。」と言われる始末。
このようにチェーンが小さいリングにはまったままで、ビクともしないんです。
家に帰ってから、facebookで、「ちくしょう、こんな問題が起こった」とポストすると、大学の電気工学科に通う学生のサイクリストから、「バッテリーは大丈夫なの?」とコメント。「後ろのシフターは問題なく動いているので、バッテリーは問題ないみたいだよ。バイクショップのにいちゃんは、フル充電しておいたと言ってたし。」とコメントを返しました。
そうこうしていると、おやじアスリート仲間で筋金入りのアイアンマン、ご自身も電動シフター付きのバイクを所有されるJimmyさんから、「バッテリーが弱くなると、リアのシフターは動いても、フロントシフターが動かなくなることがあるみたいだよ。」とコメントをもらいました。「ふむ。これは試してみる価値があるな」と思い、バッテリーを1時間ほどチャージすると、動かなかったフロントシフターが問題なく動き始めました。
バイクショップのにいちゃんはフル充電したと言っていましたが、どうやらそうではなかったようです。リアのシフターが問題なく動くので、バッテリーは大丈夫だと思い込んでいました。フロントのシフターはリアのシフターに比べて、可動範囲が大きく、大きなモーターが付いているので、バッテリーの電圧が下がると先に動かなくなるようです。
私の仕事は半導体の設計。設計したチップが動かない時は、ありとあらゆることを試して、問題を解決しようとします。これは原因じゃないなぁと思うことも含めて。ところが、今回は、「バッテリーの充電が十分でない」なんてことは全く頭に有りませんでした。おまけにマニュアルを読まなかったので、バッテリーをチェックする方法すら知らなかったし。ちょっと技術者として失格でしたね。
Jimmyさん、的確なアドバイス本当に有難うございました。感謝、感謝です。これからは定期的にバッテリーをチェックし、充電に励みたいと思います。
「あだじのごと、ばか、ばかっていいまずげど、どごかにもおなじようなひとがいまずね」とJulieに言われてしまいそうですね。
ちょっと反省すべき出来事でした。
では。
トラブル以前の問題でよかったです。