自転車おやじのカリフォルニアゴールデン日記

ゴールデンレトリバーのジュリーのblogから、ロードバイクのブログへと衣替え。トライアスロンとサーフィンについても少し。

KMさん、極楽(?)送別ライド

2018-02-19 20:07:37 | サイクリング
きのうは、南カリフォルニア日本人ライダー連盟のライダーの1人、KMさんが日本に帰国されるということで、その送別ライドでSan DiegoのSolana Beachまで行って来ました。


この「極楽ライド」は去年の10月に、おやじアスリート会会長のMasaさん、日本のロードバイクチーム「フラミンゴ」の総監督Georgeさんと一緒に行ったのと同じルートです。


でも、今回は「いや~、今日は調子が悪くて」とか「腰が痛くて今日はダメ」とか言いながら、ガンガンに鬼引きしたり、ダウンヒルでぶっちぎったりする嘘つきの南カルフォルニア日本人ライダーが集まったライドなので、ちょっとペース的には速くなる気がするライドでした。


そして今回は、たまたまこちらに出張で来られていたGeorgeさんも飛び入りで参加。そして、Masaさんがサポートカーを運転して下さるという有難い申し出がありました。そして、さらにGeorgeさんのチームの新人女性部員Rinaちゃんも特別参加というサプライズ付きで。


集合は私の住むIrvineのAmtrakのStationです。





このルートのいいところは、キツイ登りがほとんどなく、「うーっ、苦しい!」と思う所がほとんどないところです。しかし、嘘つき南カルフォルニアライダーのライドはそう甘くはあまりません。海沿いのローリングヒル(短いアップダウンの繰り返し)は、かなりのハイペースで進みます。


この頃から、「極楽ライドって言うから、リラックス出来るマウンテンバイクのズボンで来たのに、苦しいやん」という文句がKHさんの口からこぼれ始めます。


そして、走り始めてから1時間半ほど経った時に、アクシデント発生。幹線道路沿いにある平坦な自転車専用道路を40km/h弱の高速で走っていた時です。信号が近づいて来たので、先頭走っていた私がスピードを少し落とした時です。後ろで異音がしたのでふと振り返ったら、日本帰国されるKMさんが、落車されるているではありませんか。


ケガは擦り傷程度で大したことはないのですが、前輪のスポークが2~3箇所で折れていて走行不能状態。ヘルメットにも傷が付いていたので、大事を取ってKMさんは、Masaさんの運転するサポートカーに収容。ちょっと様子を見ます。


それから20分位走ったところで、再びストップし、KMさんの様子をチェック。「全く問題ないですよ」ということだったので、Georgeさんの自転車の前輪を借りて再び走行開始。この落車は私に少し反省するべき部分がありました。少しスピードを落とした時に、"Slowing"と声をかけるべきでした。今後はもっともっと声を出していかないとダメだと痛感してしまいました。でも、KMさんのケガが大したことなかったので、ほっとしました。


その後は、アメリカの海兵隊の巨大基地、Camp Pendeltonの中を走ります。ここでもかなりペースが上がります。あと目的地まで10マイルくらいになったところで、「これからは本当の極楽ライドですから」と私が言いますが、KHさんからは、「もう絶対に信じへんわ」と言われてしまいました。まあ確かに「極楽ライド」というほど楽なライドではなかったかも知れませんね。そして目的地のSolana Beachにほぼ定刻に到着。ここからはお楽しみの反省会。





Solana Beachの駅前にあるピザ屋さんで、地ビールを楽しみました。少し遅れてGeorgeさん、Masaさん、Rinaちゃんも到着してみんなで乾杯。いや~、頑張って走った後のビールとピザはおししいものです。


もちろん帰りは、Amtrakでビーチの景色を楽しみながら、楽々Irvineまで戻って来ました。





いやいや、本当に楽しいライドでした。


Masaさんが、早速ライドの様子をビデオに編集して下さいました。





さすがMasaさんですね。編集の腕前には頭が下がります。Georgeさん、Masaさん、そしてRinaちゃん、サポート本当に有難うございました。今回は本当にサポートが無ければ、Solana Beachまで行くことは無理だったと思います。



さて、Haru子。うちに帰って来ると、うちの息子2人が、「ちょっとHaru見てくれる? 可愛いと思わない?」と言います。よく見ると何か変。





Haruが「ブルドッグ」ならず「ブルードッグ」になっています。「お前らHaruに何したんだ!」と言うと、「お父さんのせいだよ」と言います。私がテーブルの上に置き忘れたブルーのボールペンを噛み砕いて破壊した食べようとしていたそうです。おかげで、口の下の白い毛が真っ青。この写真は、これでも相当青いインクを拭き取った後です。


実は、Haruはおととい久しぶりにお風呂に入ったところ。またすぐにお風呂に入れるのは面倒くさいので、当分Haruには「ブルードッグ」で居てもらうことにします。


でも、Haruの手の届くところには滅多なものは置いておけませんね。飼い主、反省、反省です。


では。




嬉しいような嬉しくないような...

2018-02-11 19:56:09 | ボーダーコリー
嬉しいような嬉しくないような微妙な気持ちって経験されたことないでしょうか?


実は、大学を卒業した長男がうちから車で15分のところにある会社で仕事をゲットし、そこで働くことになりました。本人としては、我々が住むOrange Countyから出て、ベイエリア(サンノゼ近辺)、シアトル、デンバーとかで働きたかったようです。でも、自分のやりたいことが出来て、しかも割と条件がいい仕事のオファーをもらったので、地元の会社で働くことにしたようです。


ということで、大学4年間家を出て生活していた長男が、これから当分の間、再び我々と生活することになりました。これが、「嬉しいようで嬉しくないような」ことです。息子が家に帰って来て一緒に生活するのは「嬉しい」ことです。でもその反面、息子には新天地で頑張って欲しかった気がします。私自身、大学に行く時も、就職する時も、家に戻ることは全く考えませんでした。いつも、全く知らない土地で新しい生活を始めたいという気持ちがあったからです。実は今でも少しだけそういう気持ちがあります。でも、さすがに歳も歳なので、ちゃんと考えないとダメですね。


とにかく、息子には「お金が貯まるから」とか「生活が楽だから」とか保守的な考えにならずに、どんどん前を向いて進んで行って欲しいと思っています。そして、数年後には是非とも家を出て、ステップアップして欲しいですね。どうなりますかねぇ。まあ、あまり私の考えを押し付けずに、見守ってやって行きたいと思います。


さて、こっちの娘は、ステップアップからは程遠いですね。





先週の金曜日でトレーニングは3回目。今回の課題は、"Stay"と"Loose Leach Walking"です。"Stayは、とコマンドを送ってから"Break"といって解放するまで、同じ場所に"Stay"させるというトレーニングです。"Stay"と言った後、徐々にHaruから離れて行き、出来るだけ長く待たせます。そして、"Break"と言うまで待てたら、ビスケットのご褒美をあげるというものです。先生がやるとうまくいくのですが、私がやると思ったように行きません。


"Loose Leash Walking"は、Haruがリーシュをグイグイ引っ張らずに歩けるようにするトレーニングです。散歩している時に、おやつをあげ続けて、常に私の方に注意が向くようにして、私のすぐ脇をリーシュを引っ張らずに歩かせるというものです。これは少し出来るようになりました。ただ、おやつをあげ続けて散歩するので、Haruがデブにならないかちょっと心配です。ただでさえ最近、Haruを抱っこするのが重くなって来ているのに。まあ、そのうちご褒美のおやつも要らなくなるよ、という先生の言葉を信じてトレーニングしているのですが、どうやることやら。


トレーニングの成果が出ているのか出ていないのかよく分からないおてんばHaru子でした。


では。







禁酒デー復活

2018-02-08 20:31:04 | サイクリング
サイクリング仲間の話を色々聞いていると、本当に自分の身体をケアしている人が多いのに驚きます。例えば、


- 完全にベジタリアンになった
- ペスカトリアン(シーフードだけ、肉は食べない)になった
- お酒は週末にしか飲まない
- 完全にお酒を止めた


というような連中がそこらじゅうにいます。私はベジタリアンはちょっと無理だと思いますが、ペスカトリアンなら多分問題なくなれると思います。そこで、「これからペスカトリアンになろうかな」と呟いてみたら、かあさんから「そんなのは離婚してからにでもしてよね。不便で仕方ない。」と釘を刺されてしまいました。ごもっともです。


お酒大好きの私としては、完全断酒なんてとても出来ません。週末にしか飲まないというのも、ちょっと厳しいですね。ということで、数年前に少しの期間やっていた週2日の禁酒デーというのを復活させました。実は禁酒デーを始めてから、今週で4週目に入っています。週2日くらいなら、お酒を我慢するのはそれほど問題ありません。お酒を飲まないと、ご飯がその分たくさん食べれて、しかもお米がおいしい。


数年前に禁酒デーを始めたのは、焼肉屋で1人ピッチャービールをやって、酔っぱらい過ぎて家族の反感を買ったからです。その罰として禁酒デーを始めさせられました。人から言われて何かを始めても長続きしません。今回は、自分から進んで始めた禁酒デーなので、長く続きそうな気がします。もしも短期間で禁酒デーが終わってしまった時は、意志の弱いやつと思って、笑ってやって下さい。


今週は、2カ月ほど続けて来たPhysical Therapyを卒業しました。膝の痛みは完全に解消し、脚の筋肉もかなり柔らかくなってほぐれて来たような気がします。





この隣の彼が、私の先生David。さすがアメリカ人、顔の大きさは私の半分くらいに見えます。これは遠近効果のためだということにしておきましょう。彼自身非常に引き締まった身体をしていて、しかもとても好青年。私の話をよく聞いてくれて、それに従って色んなエクササイズのプログラムを組んでくれました。本当に彼には感謝、感謝です。


そして卒業記念にこのTシャツを貰いました。





このTシャツを着てSNSに投稿すると、抽選でFoam Rollerが当たるというので、早速FBに投稿してみました。当たればラッキーですね。


PTを卒業してから大事なのは、PTで習ったエクササイズを続けるということです。今は完全に膝の痛みはなくなりましたが、ずっとFoam Rollerとストレッチは続けて行きたいと思います。お尻とハムストリングの筋肉の強化も。


さて、Haru子はトレーニングを始めて2週間になりますが、少し良くなったかなぁという程度の効果ですかね。





相変わらず無駄吠えは直らず、食卓へやって来ての「ちょうだい、ちょうだい」攻撃も止めません。まあでも、辛抱強くトレーニングに取り組んで行きたいと思います。


では。


大忙しの週末(望ましくないことも...)

2018-02-04 21:32:40 | サイクリング
カルフォルニアでは、ほとんどどこのビーチでも「ピア」(桟橋)というのがあります。昔は船が停泊する本当の桟橋だったのかも知れませんが、現在のピアはどこも地元の人や観光客が訪れてブラブラする場所となっています。


きのう土曜日に、うちから車で1時間ほどの所にあるピアの1つ、Redondo Beachピアに行って来ました。お目当てはシーフード。「ピアの上のシーフードなんて、観光客向けのもので、美味しくないだろう」と思っていたのですが、友人から「Redondo Beachのピアの上にある韓国人がやっているシーフードレストランはすごくおいしいよ」という話を聞きました。ということでRedondo Beachまでちょっと足を延ばして来ました。








店構えははっきり言って、あまり美味しそうな感じの店ではありませんでした。でも、店の外から見える水槽には、たくさんのロブスターやカニが泳いでいます。「こんなに新鮮だったら美味しくないわけはない」と思い、思い切ってお店に入りました。


お店は入り口で全てオーダーし、会計を済ませてから席に着くという、ちょっとファーストフードに近い感じの店でした。まあ、普通のファーストフードとは値段が1ケタほど違いますが。


まず出て来たのは、アワビの刺身と、あさりの酒蒸し。





アワビは非常に新鮮で、歯触りはコリコリ。普通にわさび醤油で頂くとすごく美味しいです。あさりは、味付けが薄目で、あさり自体の味を楽しめました。そして、今日のメインディッシュは、ダンジネスクラブ。日本語では何て呼ぶんでしょうねぇ。





茹でたてのカニを、溶かしバターで食べるというとてもシンプルな料理です。でも、カニが新鮮で甘みがあり、とても美味しかったです。日本では、タラバガニが人気のようですが、私は大味なタラバガニよりも、もっと繊細な味の松葉ガニ(英語ではSnow Crab)やダンジネスクラブの方が好きですね。


ランチの後は、ピアをブラブラして、他のシーフードの店なんかを覗いて来ました。ピアの付け根の部分にあるシーフードマーケット兼レストランはかなり大きなお店で、ありとあらゆるシーフードが揃っていました。



(生ガキ)



(活けウニ)



(活けカニいろいろ)


次回はこっちの店を試してみるつもりです。


17年半もカルフォルニアに住んでいると、近くにある主な場所はほぼ訪れていると思っていたのですが、まだまだ開拓すべき場所やお店が一杯あるなぁと痛感しました。これからもどんどん新しい場所やお店を開拓して行きたいと思います。


さて、今日はいつもの日曜日のグループライド。私は2つあるルートのうちの長い方に参加。遠回りする部分を終え、短い方のルート合流する部分に差し掛かると、消防車がサイレンを鳴らしながら猛スピードで走って行きます。「自転車の事故とかでなけでばいいけど」と思いながら漕いでいると、前方で両方向が通行止めになっており、さっき通り過ぎて行った消防車が止まっています。





その他にも消防車がもう一台、救急車が4台、パトカーが4台ほど止まっています。これはただ事ではないぞと近寄って行くと、「XXXがクラッシュした」と私の友人が叫びます。よく見ると、普段一緒にバイクに乗っている会社の同僚でもある友人が担架に乗せられて、救急車に運ばれようとしています。「XXX大丈夫か?」と声を掛けましたが、返答無し。「奥さんに電話するから番号教えろ」と言うと、ちゃんと番号が言えたのでちょっと安心しました。


この他にも、もう1人、普段グループライドでよく一緒になる仲間の女性が救急車で運ばれて行きます。結局、クラッシュでケガした3人のうち、2人が仲間でした。


後で2人に連絡を取ると、同僚は鎖骨骨折。仲間の女性の方は、あばら骨2本骨折、骨盤骨折、脊髄損傷とかなり重傷でした。でも、2人とも命に関わるようなケガではなかったのが不幸中の幸いです。2人の一日も早い回復を祈っています。


一緒に走っていた別の仲間の話では、20人ぐらいのグループが高速で走っている時(多分45km/hくらい出ていたそうです)に、先頭のライダーが岩に乗り上げパンクして、クラッシュ。それを避けようとした後続のライダーが相次いでクラッシュしたようです。私の同僚は、反対車線の方まで吹っ飛んで行ったそうです。


私は、先頭で走る時は前方の障害物には最大の注意を払い、何を見つけた時は必ずハンドサインでそれを後ろのライダーに知らせるようにします。でも、限界のスピードで走っている時には、身体が疲れているので、注意が散漫になることも正直あります。今回も先頭のライダーはそんな状況だったのかなぁと想像します。本当にくれぐれも気を付けないと行けませんね。


さて、今日はスーパーボールサンデーでした。でも、朝バイクに乗り、ビール2本、ワイン1杯を飲んだ後は、この状態。





おかげでハーフタイムショーは完全に見逃してしまいました。まあ、今年のハーフタイムショー(ジャスティン・ティンバーレイク)はそれほど興味がなかったのでいいっか。


私のお腹の上で大人しくしていたHaruに一票を!


では。