自転車おやじのカリフォルニアゴールデン日記

ゴールデンレトリバーのジュリーのblogから、ロードバイクのブログへと衣替え。トライアスロンとサーフィンについても少し。

1つの時代の終わり

2016-01-26 20:25:55 | サイクリング
以前、ブログにも書きましたが、私が現在勤めている会社は同業他社に買収されることが決まっています。その買収が完了するのが、来週の月曜日。社内はこのためバタバタしています。


非常に残念な話なのですが、会社のバイクチームの約半数の仲間が、この買収のために近々会社を去ることになりました。私がロードバイクを始めてから、7年近く一緒にバイクに乗って来た連中です。そのような仲間が居なくなってしまうというのは、本当に寂しい話です。何か1つの時代の終わりという感じがします。


それにしてもアメリカの会社というのは、何よりもビジネスで利益を上げることが優先。効率追求のためには、手段を選びません。だから、働いている方も結構割り切っていて、「まあ、首になったら首になった時で、何らか仕事はあるんでは?」と結構楽観的です。


でも、このようないわゆるリストラには、悪い面だけでなく、いい面もあります。アメリカの会社のリストラは、あくまでもビジネス上の理由が多いので、首になるのは実力のない人だけではありません。バリバリ最前線で頑張っている人も首になります。このような実力のある人が、レイオフになった後、新しい会社を立ち上げ、その会社が大成功するという例がたくさんあります。大きくなった会社で、それ程一生懸命働かず、のうのうと仕事をしているよりは、新しい会社で心機一転という方がいい場合もあります。


こういう買収による人員カットを目の当たりにすると、本当に私も将来を考えさせられます。まあ、なるようにしかならないと、結構楽観的に考えていますが。



そんなご主人様の心境など想像だにせず、ひたすら、何かおいしいものをもらうことだけしか考えていないのがコイツ。





まあ、Julieが食いしん坊であるということは幸せなことだ、とつくづく思う今日この頃でした。


では。



バイクの部品リフレッシュ!

2016-01-25 14:00:14 | サイクリング
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今週はよくバイクに乗りました。月曜日から今日まで毎日休まず、合計239.2マイル=385km走りました。





これまでの最長記録ではありませんが、まずまず頑張れたかなと思います。


私の愛車も乗り始めて2年と3か月。去年の年末から、オーバーホールのために色々部品を買い集めていました。ところが、旅行やJulieの手術&入院騒動で時間が取れず、全く手つかずでした。この土日は、特に大きな予定はなし。ということで、延ばし延ばしになっていたオーバーホールをやりました。


今回やったのは、


- バイクの駆動部分の油落とし
- バイク全体の洗車
- 後輪のハブのクリーニング、グリスアップ
- リアのカセット(11枚のギア)の交換
- リアのプーリー(11枚のギアの下に付いている2つの小さい歯車)の交換
- フロントの大小リングの交換
- ボトムブラケット(前の軸受けの部分)のクリーニング、グリスアップ
- チェーンの交換


です。前半の5項目はきのうのうちに完了。


残りの3項目は、今日の午前中に作業。今回取り替えた部品の数々です。





もう少し使えた部品もありましたが、まあほぼ全て「換え時」だったと思います。そして、新しい部品を全て装着完了。








やっぱりピカピカのギア、チェインは見ていて気持ちがいいですね。


せっかく部品が新品になったので、テストライドに出かけます。きのうまでの6日間でかなり足が疲れていたので、今日は海まで軽めのライド。





2時間弱の気持ちのいいライドでした。足の疲れも、軽いコギコギで解消されたような気がします。



さて、今日の夕食は鍋。ちょっと具を入れ過ぎて、最後にうどんが残ってしまいました。これをテーブルの脇で待ち構えていたのがコイツ。


鍋の中から残ったうどんを集めていると、何故か分かっているみたいで、「それって、あだじのですね」と寄って来ます。そしてやっとお楽しみタイム。






飼い主に負けないくらい麺好きなJulieでした。


では。



追悼グレン・フライ

2016-01-22 22:04:07 | ゴールデン
ご存知の方も多いかと思いますが、イーグルスのグレン・フライが今週の月曜日に亡くなりました。イーグルスは、私が最も感受性の高かった時期によく聞いていた音楽なので、かなりショックです。


私が、中学生の時に音楽が好きになって、最初に聞いた洋楽の1つがイーグルスの"New Kid in Town"でした。この曲のリードボーカルをやっていたのが、グレンフライです。






この曲が流行ったのは、私が中学1年の時です。当時、土曜日の午後2時から、「ダイヤトーンポップスベストテン」という番組がFM大阪でやっていて、そこで何週間も1位になっていたのがこの曲です。まだ、"Hotel California"が大ヒットする前の曲です。


このグレンフライの優しい歌声が何とも言えずにいいですね。今でも、私が最も好きな曲の1つです。


このライブアルバムも本当によく聞きました。大学の頃かな。"Desperado"を聞くと、いつも何か気持ちが込み上げて来て、涙が出そうになったのをよく覚えています。






今では、イーグルスはあまり聞かなくなりましたが、グレンフライが亡くなってから、もう一度このライブアルバムを聴き直してみました。再び聴いてみて、やっぱりイーグルスは偉大なバンドだと痛感しました。


今から10年位前に、再結成された後のイーグルスのライブを見に行きました。それなりに良かったですが、やっぱり1976-77年当時の彼らの方が圧倒的にカッコいいですね。当時のサーファーはみんな、彼らのように髪を延ばし、イーグルスやジャクソンブラウンを聴いていたそうです。うーん、気持ちが分かりますね。






去年まで元気にツアーをやっていたので、本当に急でした。心からご冥福をお祈りします。


さて、お騒がせのJulieですが、いたって元気。





Julieは、手術、入院をするまでは、32kgほど体重がありました。ところが、入院中2週間近く何も食べなかったので、27kgまで体重が落ちました。退院してから、体重を取り戻してくれるよう、1日3回ごはんをあげています。


きのう体重を測ったら、28kgになっていました。もう少し、増えていると思っていたのですがねぇ。まだ当分の間、1日3回のごはんが続きそうです。こんなの長い間続けていると、1日2回のごはんに戻れるか心配ですがね。まあ、その時はJulieに我慢してもらいましょう。


では。






全快宣言!ですかね

2016-01-19 20:09:57 | 鎖骨骨折
今日は、Julieの抜糸に病院に行って来ました。


ドライブ大好きなJulie。車に乗るだけで大喜び。





13日間も入院した病院だからかどうかは知りませんが、病院のビルに入る時も大喜びです。


そして、看護婦さんにJulieを預けて待つこと、15分位。きれいにホッチキスを取ってもらいました。


今飲んでいる薬ももう飲む必要はなし。そして、お風呂にも入っていいという許可もドクターから下りました。まだ、傷跡は残っていますが、ほぼ全快と言っていいのではないでしょうか。2週間前には、生死の境をさまよっていたことを考えると、本当に夢のような話です。本当に、動物の回復力には恐れ入ります。


どんなに元気になっているかというと、こんな感じです。






ドクターが言っていた、"She is eating like a pig!"というのがコレです。誰にも取られないのに、必死に食べてます。


もう全く心配はなさそうです。そろそろ公園で走り回ってもいいですかね。まあ、2回くらい走ったら、疲れてしまうJulieではありますが。


では。

缶入りドッグフード&アンテロープキャニオン

2016-01-18 21:22:56 | ゴールデン
今回の手術、入院でちょっと痩せてしまったJulie。出来るだけ早く、元の体重に戻って欲しいと思って、昨日初めて、缶入りドッグフードを買って来ました。





Julieが手術後初めて口にしたのも、病院でもらった缶入りフードでした。


これまで、缶入りフードは、普通のドッグフードに比べて値段が張るので買ったことがありませんでした。でも、今回の手術、入院でかかった費用を考えると、ドッグフードの差額なんて、誤差みたいなもの。それに、Julieには、美味しい、栄養のあるものをものを一杯食べてもらって、出来るだけ長生きしてもらいたいですからね。


Julieも興味津々。さすがに缶は開けてないので、おいしい匂いはしないと思いますが。







さて、年末の旅行記の続きです。パワースポットのセドナに2泊して、主なスポットを訪れた後は、2番目の目的地、アンテロープキャニオンに移動。


約4時間のドライブです。そして、アンテロープキャニオンという標識のある場所に辿り着きましたが、そこにあるのはこのような、ちんけなツアー小屋。





「本当にそんな素晴らしい場所があるんだろうか」と心配になってしまいました。


そして、我々のツアーの時間が来て、そのいわゆる「アンテロープキャニオン」と呼ばれる場所に歩いて移動です。そして、その中に足を踏み入れた瞬間、本当にたまげてしまいました。信じられない光景が広がるのでした。





これは、何百億年もかけて、時たま起こる豪雨による濁流で岩が削り取られて作られた、神秘の渓谷です。





ちんけなツアー小屋を見た時には、「あっ、失敗したかな」と思っていました。でも、実際渓谷の中に入って後は、「素晴らしい!はるばる来た甲斐があった!」と思える場所でした。





この後は、さらに4時間ほどドライブし、ラスベガスで一泊。


晴れてギャンブルとお酒が解禁になった長男と、ラスベガスの夜を満喫しました。









この時点では、帰ってからとんでもない事態が待ち構えているなんて、想像だにせずに。





こんなブログ、Julieが良くなっていなかったら、書くことはなかったでしょうね。改めて、本当にJulieが元気になってよかった、よかった。


では。





ホッチキス山盛りJulie&Sedona trip

2016-01-17 16:02:37 | ゴールデン
さてさて、Julieのお腹の傷口も少し落ち着いて来たので、ちょっとどんな様子かお見せします。





傷跡は約30cm。Julieのお腹の3/4くらいにわたります。よくもまあ、1週間のうちに3回も、こんなにお腹を切って、生き延びたもんだと本当に感心してしまいます。


そして、写真ではよく分からないかも知れませんが、この傷跡、全部ホッチキスで留めてあるんです。ホッチキスは現在30~40個位刺さっています。これ以外にも、首に点滴していた部分にも、ホッチキス。そして、Julieのお腹をチェックするために、ドレインという袋をお腹からぶら下げていました。このドレインを付けていた場所にもまた、ホッチキス。


体中、ホッチキス山盛りですが、本人はいたって元気。「あぞんで、あぞんで」とボールを持って来ます。一応、ドクターからは「激しい動きは避けるように」と言われているので、ボールを持って来ても、投げてやるのは1メートル先位。まあ、どうせ例のごとく、1~2回で追いかけるのを止めるので、あまり傷口に影響はないと思いますが。


火曜日には、手術後の検査とホッチキスを取ってもらうために、例の病院に行って来ます。聞いた話では、紙からホッチキスを取るのと同じような道具で、Julieのホッチキスも取られるそうです。さて、Julieはちゃんとおとなしくしていられますでしょうかね。


以前にちらっと書きましたが、Julieが2回目に入院した時(手術した病院ではなくて、Tomの病院)、私たち家族は旅行中でした。


旅行に出発した10日前に、Julieは1回目の入院をしました。この時点で、年末の旅行はキャンセルしようかと考えていたのですが、Julieは退院して来た後、すこぶる元気で、完全回復したように見えました。Tomに相談したら、「問題ないでしょう」ということだったので、旅行を決行することにしました。まあ、結論からすると、旅行はキャンセルすべきだったのですが、ちょっとあんな大事態は予測出来なかったもんで。


旅行のことをブログに書こうと思っていたのですが、あのJulieの大騒動で、ちょっと書くチャンスを逸してしまいました。でも、非常に素晴らしい旅行だったので、記録に残しておくことにします。


旅行の行き先は、アリゾナ州のセドナと、そこから車で約3時間半の所にある、アンテロープキャニオンという場所です。



セドナは、日本でもパワースポットとして有名だそうですから、ご存知の方も多いのではないでしょうか。色んな芸能人(キムタクも行ったという話を聞いたことがあります)をはじめ、日本からわざわざ訪れる方も多いようですね。


セドナのことは、前々から聞いていたのですが、中々行く機会がありませんでした。昔、ミネソタに住んでいた頃は、長男も3~4歳くらいで、色んな国立公園に旅行していました。でも、2人の息子が物心ついて以来、国立公園に行こうかと提案すると、「何で、わざわざ、岩とか山とか見に行くの?」って感じで、全く興味なしだったので、大自然を見に行くために旅行するというようなことはありませんでした。


ところが、最近2人の息子も、それぞれ、大学生、高校生になり、自然とか写真が非常に好きになったようです。ひたすら、サンセットや風景の写真を撮ってInstgramに投稿しています。だから、この旅行の話をした時、"That's cool. Let's go."ということになりました。


セドナは我々の住む街からは、約7時間。700kmくらいの道のりです。ミネソタに居た頃は、1日1000kmとか運転していたので、700kmくらいは楽勝です。


そして、セドナは本当に素晴らしい場所でした。


どういう場所をパワースポットと呼ぶのか私には、よく分かりませんが、私はこの風景を見た時、体の中心からゾクゾクするよな感覚が溢れました。これをパワーと呼ぶのなら、セドナは私には間違いなく、パワースポットだと思います。まさに、大自然の息吹と地球の鼓動が感じられる場所です。


今回セドナで撮った写真の中で最高の写真です。





ちょっと幅が広く見にくいかもしれませんが、私が一番好きな写真です。でも実は、これを撮ったのはうちの上の息子です。なかなかやりますね。


日本からわざわざ飛行機を乗り継いで、セドナに来る人がいるという話を聞いた時は、「へえー、そんなにすごいのかなぁ」と思っていましたが、今回自分で行ってみて、その理由が分かりました。





こんなことを書いていると、またセドナに行きたくなってしまいました。



おっとっと、セドナのことを書き過ぎて、お腹の写真以外のJulieの写真を載せるのを忘れそうになりました。





「あだじ、ホッジギスいっぱいでも、だいじょうぶでず。こんなにげんぎにおざんぽでぎますから」


明後日にはホッチキスともお別れだぞ。名残惜しんでおけ。


では。



やはりちょっとやせました

2016-01-14 22:04:21 | ゴールデン
病院で長い間、点滴をしていたために、ちょっと水膨れにになっていたJulieですが、この水分の取り過ぎ、タンパク質不足による体の腫れが、きのうあたりから引いて来ました。


やっぱり、かなり痩せたみたいです。








そりゃあ、10日間点滴以外は何も栄養分を取らなかったので、当然ですよね。





でも、家に帰って来てからの「ブタ喰い」を見ていると、体重が元に戻るのも時間の問題のような気がします。





本人は、「いちにちにさんかいもごはんがもらえて、らっきーでずぅ」と思っているに違いありません。さて、このラッキーな日を何日続けましょうかね。反動が来て、おデブになり過ぎても困りますし。


では。

ちょっと回復したら調子に乗るやつ

2016-01-13 21:17:26 | ゴールデン
Julieは、ドクターからの指示で、1回の食事の量を少なくし回数を多くしていること、薬を飲んでいること、散歩をトイレ程度にしていることを除けば、ほぼ手術前の生活に戻ったのではないかと思います。


でも、散歩が短いのが、どうやらご不満のようで。





近くの公園まで行った後、家に戻ろうとすると、「あだじ、まだかえりたくあじません」状態です。全く病み上がりだという自覚がありません。まあ、もっとも、「きのうまでびょういんにいまじだから、きょうはおざんぽをみじかめにじておきまず」とJulieが思っても、ちょっと恐ろしいですけどね。


今日の昼間、かあさんがキッチンで仕事をしていると、リビングで「ドスン」という音が聞こえたそうです。何だ、何だと思って見に行ってみると、この状態。





「ドスン」というのは、Julieがソファに跳び乗った音だったようです。ドクターからは、「遊んだり、ジャンプしたりするのは避けて下さい」という指示が出ているのに...


一応、痛み止めを処方されて、1日2回飲んでいるのですが、どうやらそんな必要もなさそうです。やれやれ。



さて、このローラーコースターの10日間、私はひたすらJulieの回復だけを祈って、じっとしていたわけではありません。実は、ほぼ毎日バイクに乗っていました。でも、頭の中はJulieのことで一杯だったので、外で乗るには注意が散漫になり、ちょっと危険でした。というわけで、実はこれにお世話になっていました。





いわゆるStationary Trainerというやつですね。後ろのタイヤに負荷を加えて、実際に外で乗るような感じが作り出せる装置です。実は、近くのバイクショップで、探していた機種がセールになっていたので、Julieの1回目の手術の後に、ゲットしたのです。


Julieが回復し始めるまでは、ひたすらこのトレーナーでコギコギしながら、Julieが良くなることを祈っていました。どうやら、このトレーナー上での祈りが通じたようですね。



今日は、とても平穏な一日でした。ありがたや、ありがたや。


では。


Julie退院☆☆☆!!!

2016-01-12 17:23:32 | ゴールデン
この日がこんなに早く来るとは、ついこの間まで考えられませんでした。本当に、本当に、本当に、嬉しいです。


今朝、ドクターから電話があり、「腸の縫合部から漏れはなく、その他の検査の結果も問題なし。鼻に付けていたチューブも、点滴用の針も全て取りました。Julieは今日退院出来ます」と言ってもらいました。


仕事を早めに上がり、さっきJulieを迎えに行って来ました。






私を見たとたん、尻尾をブンブン。きのうよりももっと、もっと元気になっていました。まだ完全ではないですが、ほぼ元のJulieに戻ったのではないかと思う程です。





本当にもう言葉で表せられないくらい嬉しいです。





6日前に、2回目の手術の後、ドクターから電話がかかって来て、「Julieを永遠の眠りにつかせるか、3回目の手術にトライするか?」と聞かれた時は、本当にどん底でした。


どっちかと言うと、悲観的な私は、「2回も失敗して、3回目に成功するなんて、あり得ない。このままJulieを永遠の眠りにつかせようか。」と真剣に考えました。でも、かあさんの、「もう1回だけチャンスを与えて」というお願いもあり、最後のチャンスにかけることにしました。


手術する前にJulieに会いに行った時、「俺はなんて残酷な考えが頭をよぎったんだろう。こんなJulieを永遠の眠りにつかせるなんて、とても出来ない。」と思いました。


そして、手術後3日間、Julieの容態に改善が見られなかった時は、正直言って、「もうダメだ。覚悟しなくては。」と思っていました。ブログには書きませんでしたが。


そして、1日、1日、時が流れるのがものすごく遅く感じ、4日目、5日目と指折り数えて待ちました。Julieが初めて自分でエサを食べるのを見た時は、もう天にも昇る気持ちでした。



今日、Julieを迎えに行った時、ドクターに心配に思っていることを色々質問しました。


- いったい合計で腸のどれくらいの部分を切りとったのか?
- これからJulieは、元の通りに体重が戻り、完全回復するのか?
- 今後、縫合部が破ける可能性はないのか?


最初の質問の答えは、腸全体の40%を切り取ったそうです。驚くことに、腸は70%切除しても機能するそうです。この手術がどれほど大手術だったかは、Julieの傷跡の大きさを見れば、一目瞭然です。ちょっとまだグロイので、ここには載せませんが、ざっと見た感じ30cmくらいです。Julieのお腹が全体で50cmくらいであることを考えると、どれだけ大きく切ったかが想像できると思います。それも3回もです。


そして、残りの2つの質問に対する答えは、「全く心配することなし」だそうです。腸が60%残っていれば、全く問題なしに栄養分を100%吸収出来るそうです。縫合部の心配は、今の時点で大丈夫であれば、また破ける可能性は非常に少ないとのことです。


後から執刀医に聞いた話ですが、3回目の手術の後回復した例は、Julieが2匹目だそうです。手術する前に、3回目で腸がくっついた例があると聞いて、3回目にチャレンジする決心が出来たのですが、これまでに1例しかないという話を予め聞いていたら、諦めていたかも。そう考えると、怖いですね。



今日は、本当に心から安堵の気持ちで一杯です。普段Julieが居て当たり前の生活から一転して、Julieが居なくなるかも知れないという状況に直面してみて初めて、我々がJulieからどれだけたくさんの幸せをもらっていたかということが、痛いほど分かりました。


Julieは今7歳5か月。ゴールデンリトリバーのような大型犬の平均寿命は、大体10~12年。これから私たち家族とJulieに残された時間はそう長くはないですが、Julieとの1日、1日を大切に過ごして行きたいと思います。


このブログを見て、励ましのコメントを送って頂いた方、プライベートメッセージを送って頂いた方、そして心の中でJulieの生還を祈って頂いた方、皆さん、本当に有難うございました。Julieがこうして無事に我が家に帰って来たのは、本当にみなさんのおかげだと思います。私は普段、こういうことは言わない人間なのですが、今日は心の底からそう思います。


本当に有難うございました。


小心者で、涙もろくなったJulieの飼い主でした。




Julie ー 3回目の手術後5日目

2016-01-11 20:29:33 | ゴールデン
みなさん、本当にご心配おかけしております。でも、今日はかなりのGood Newsがあります。ただ、ドクターからは、「本当にお祝いをするのは明日の朝まで待って」と言われていますが。


今日で3回目の手術後5日目。当初から、5日というのがマジックナンバーだと言われていました。5日過ぎたら、多分大丈夫だと言われていました。きのうは、夜何回も起きて、「Julie頑張れ、Julie頑張れ。何とか無事に朝を迎えれますように。」とお祈りしていました。これも、1回目の手術の後、良くなったと思ったその夜の夜中に、ドクターから緊急の電話がかかってきて、「腸の縫合部が破れているようだ。もう1回手術しないと助からない」と言われたからです。


そして緊急の電話なしに今朝を迎え、8時過ぎに定例の朝の報告の電話が、ドクターからかかって来ました。


そして、ここでものすごく嬉しい知らせがありました。何と、入院してから初めて、Julieが自分でエサを食べたのです。昨夜Julieをお見舞いに行った時のように、豆粒くらいのかたまりを10回くらい食べたのではなく、缶入りのドッグフードの半分を2回も平らげたそうです。つまり合計で1缶まるごと。


もうこの話を聞いた時、飛び上がる位に嬉しかったです。涙も出て来ました。


そして今日の夕方もJulieのお見舞い。






もう尻尾の振り方からちょっと違います。ずっと、鼻から水に溶かした栄養分をとっていたので、体全体がむくんでいるのですが、そのむくみもかなり改善されてました。


どのくらい食べたんですか、とドクターに聞いたら、「もうブタのように食べてたわよ。4回に分けて、缶半分づつ。合計で2缶たいらげたわよ。」とのこと。やっぱり、Julieはそうでなくちゃ。食いしん坊Julie復活!


「でも、まだ完全に喜んではダメなんですか?」と聞いたら、「本当にお祝いするのは明日の朝、腸がちゃんとつながっているのを確認してから」と言われました。でも、最悪の状態からはどうやら抜け出したみたいです。


そして、うまく行けば、明日退院。2日前まで、生存確率は30-40%と言われていたのに、ほんまにそんなんでいいんかい?と思いましたが、さすがアメリカですね。人間でも犬でも退院させるのは異様に早いようです。





いや~、きのうから状況は急展開です。2日前は、ドクターも私もかなり悲観的で、相当落ち込んでいました。本当にそのことが嘘のようです。ドクターは、「何とかターニングポイントが来てくれるといいんだけどね。」と言っていたのですが、どうやらそれが昨日だったようです。昨夜、うちの長男が辛抱強く、エサをあげたのがよかったんだと思います。


大学に戻った長男に今日の状況を報告したら、普段あまり感情を出して喜ばない彼が、本当に大喜びでした。





Julie、明日うちに帰ってこれるかな?





待ってるぜ。


心配して下さった皆様、本当に有難うございます。まだ、完全に大丈夫だと分かったわけではありませんが、完全回復の可能性がかなり高くなりました。みなさんの祈りがJulieに届いたんだと思います。


明日もっといいニュースをお伝え出来ることを願っています。


では。