クマゴローの巣穴 (kumagoroh's burrow)

自動車模型から犬や猫、はたまたバラなど、多趣味が災いしてビンボーですが、ナカナカ趣味は減らせません。

リシアの絨毯

2006年07月27日 06時50分32秒 | Weblog
5月にレイアウトを少しいじった際にグロッソスティグマの大部分をはぎ取りリシアを置いてみました。最初はショップで売っている5×10cmぐらいのステンレス製リシアネット1個を使い(5個で1200円!!高い)親指ほどのかけらをはさみ様子を見ました。1ヶ月後、、そこそこ育ったのでホームセンターでステンレス金網(1m×0、6m)を1500円(コレは安い!)で購入し20cm×25cmのサイズに2枚切って育ったリシアを適当にちらしサンドイッチ状態にして沈め、約1ヶ月経過したのが、この写真です。ただ、そろそろ浮きたくなってきているようで、浮かぶ前にメンテナンスするべきか、浮いてからにするか、あるいはまたグロッソスティグマにするか思案中です。照明点灯1時間経過後から気泡がたくさん立ち上るのも魅力なんですが・・・。

むぎわら舟 (地元のお祭りです)

2006年07月27日 06時30分14秒 | Weblog
私が住む群馬県南部の玉村町では毎年7月の20日近辺の土日を使って町内のお祭りと
神社の「水神祭」が行われます。約400世帯規模の小さなお祭りですが
大人も子供も毎年楽しみにしています。

特に水神祭は江戸時代から始まったと言われる、歴史のあるお祭りだそうです。
利根川と烏川が合流する地区は、かつて船頭の村で、江戸時代には2つの河岸がありました。
江戸時代には地元群馬で産出される絹糸や野菜などを小舟に積み利根川を下り江戸の各地に届け、
帰りには海産物等や味噌醤油を積み戻ってきたそうです。
また当時は、鮎、うぐいなどの漁業も盛んだったそうで、いまでも投網を持たせると背筋が伸びるおじぃちゃん達が健在です。


このように利根川に関わる生業で生活をしていた反面、川に流され亡くなった人たちも大勢いたそうです。
水神祭は水難除け祈願から始まったとされています。
現在は祭りの1週間前の日曜日に神社の境内で麦わらや青竹、ちがやなどを使って、
本物そっくりの約7mの舟をつくります。
祭り当日は子供たちが舟をリヤカーに乗せて地区を曳いてまわり、
薄暗くなった頃、麦わら舟は大人たちにより担がれ、利根川に流されます。

最近ではむぎわら舟を作る技術伝承(後継者の育成)に力を注ぎ、いつまでもこの祭りが続くよう願っています。
(過去には下流の町から「ゴミを流されては困る」等という苦情もありましたが、国に伝統行事として認めていただきました)

※平成14年2月12日、国の記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財に選択されました。