えまちゃんと

C43(S205)日記とチャリ少し

keio

2023-08-30 | Weblog
Keioとは、京王電鉄ではなく京王百貨店のことでもない、話題の慶応義塾のことである。
また私は、当然に慶応の出身ではなく、憧れる(ひがむ)立場の者であると思う。
そんな私が今年の甲子園優勝をもろ手を挙げて喜んだのでした。
神奈川県出身というのもありますし、割と身近な距離にありはしましたが、憧れるなんてことも考えない程雲の上の存在であった。

中学、高校という意味で、ご近所の息子さんが通っていたが、当時色々と大変であるという話を聞いていた。
その家族は、貸家(アパート)に住まわれていたのですが、もう学費云々だけではなく、その生活様式が全くもってして違い、交わることが難しいと。
それを聞いて、子供ながらにそういうものなのだろうなと、妙に納得したことを覚えています。
今も知り合いの息子さんが高校や大学に通ってらっしゃるが、その時代ほどではないにしろ、感じない事は無いという者も。
ある意味当たり前なのだろうと思っています。
それが嫌ならば慶応にいかなければいいのです。
他にだって偏差値の高い学校はありますし、慶応ほど裕福なものが多くないところもあるでしょう。

その慶応が神奈川大会を制し、全国大会優勝となりました。
これは私にとって、ひがむ隙など1ミリたりともない程の快挙であったと感じました。
エンジョイベースボールだ、長髪だ、応援マナーだ、自己メニュー練習だと、いろいろな方面から揶揄されているらしいが、優勝したのですから文句あるまい。
ここは家族でも意見は分かれるが、私は「熱血指導の坊主頭が夏の甲子園」というものが古いと感じるようになりました。
私は慶応の監督の言う理論は好きではありませんが、それこそ時代は変わり野球人気が廃れ、優秀な人材が他のスポーツに流れてしまう方が由々しき問題であると考えます。
坊主にならずとも優勝し、圧倒的な偏差値を持つ学校の生徒である彼らは、将来を考えると貴重な人材であるのは間違いありません。
私には、その環境も頭も運動神経もないが、不思議と彼らを見て僻んだりはしない。
そこにいるべき人間というのは、そういうものなのだろうなと。
大学から慶応に入る方よりも、中学から入っている方の方が私は遠い存在として憧れるのである。
優勝おめでとうございます、慶応。

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