ざっくばらん(パニックびとのつぶやき)

詩・将棋・病気・芸能・スポーツ・社会・短編小説などいろいろ気まぐれに。2009年「僕とパニック障害の20年戦争出版」

過去の日記 カンノという名の僥倖

2006-05-03 22:27:40 | Weblog
「女優とは作られるものでなく、生まれるものである」。こんな格言があるのかは知りませんが、僕がそういった考え方に傾いたのはドラマ「イグアナの娘」の菅野美穂の演技を見てからです。

「イグアナの娘」以前の菅野さんを僕はほとんど知りませんでした。せいぜい顔と名前が一致するといったところ。それがかえってよかったのかもしれません。

当時は中山美穂さんの全盛期で、同じ名前でつぶれてしまわないかなと思っていました。それは百恵や聖子という名でデビューするということと同じ意味で。しかし数ヵ月後には、自分の中では美穂といえば菅野になっていました。

「イグアナの娘」での菅野さんの演技は素晴らしかった。上手いとか下手とか、そういったものを超越した輝きがありました。

あの頃の眩しさそのままにカンノは大人の女優になった。


      11月3日 「新風舎 クリエーターズワールド」から


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過去の日記から   05年10月24日 18禁

2006-05-03 20:40:01 | Weblog
残虐なゲームへの規制が強まっているようです。いわゆる18禁といわれるやつ。そこには少年+残虐ゲーム=犯罪と決めつける世間が見え隠れする。もし本当に犯罪が減るのであれば、その方向で進めればいいと思います。しかし・・・

少年たちの残虐事件と聞いて、僕が真っ先に思い出すのは女子高生コンクリート詰め殺人。もう今から16年以上前の1980年代末のこと。だから若い方は知らないかもしれないですね。はっきりしているのはその時代に現代の残虐ゲームは存在しなかったということ。

結局、残虐ゲームがあろうがなかろうが、事件を起こす人間は起こすんですよね。だからその類のゲームが少年犯罪を増加させるという安易な発想には走らないほうがいいように思います。まあ、いずれにしても難しい問題です。

            05年10月24日 クリエーターズワールドより
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今日から新風舎のクリエイターズワールドというところで掲載していた日記を少しずつ紹介していきます。
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