ざっくばらん(パニックびとのつぶやき)

詩・将棋・病気・芸能・スポーツ・社会・短編小説などいろいろ気まぐれに。2009年「僕とパニック障害の20年戦争出版」

今年の紅白は見るに値する

2010-12-31 00:17:18 | Weblog
明日まで仕事です。いつもより少し早く店を閉める予定です。帰ったら紅白でも見ようと思います。

今年はなかなか話題が多いですね。「トイレの神様」は久しぶりに若者からお年寄りまで幅広く支持される曲ではないでしょうか。流行語大賞の「ゲゲゲの女房」の出演者もフル稼働しそうです。

また今年の顔ともいえる福山雅治も中継とはいえ出場しますし、今年CD売り上げの上位を独占したAKB48と嵐が揃って出場するのも意義がありますね。90年代以降、売り上げ上位の歌手はなかなか出場しないことが多かったですから。

そして何といっても特別出演の桑田佳祐。桑田さんの元気な姿を早く見たいですね。

明日は仕事のち風呂のち紅白の予定ですからこれが今年最後の更新になるかもしれません。ブログを読んでいただいた方々、本当に有難うございました。皆様、よいお年を!

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女子フィギュアの盛り上がりの裏で坂の上は・・・

2010-12-28 19:57:00 | Weblog
フィギュアスケートの全日本選手権。女子は良かったですね。僕は以前から安藤選手のファンなので最高の結果です。NHKのスペシャルドラマ「坂の上の雲」を見つつ、気になる選手をチェックしていました。

まず鈴木選手。ショートプログラムのつまずきを取り返す演技でした。完成された魅力がありますね。

続いて村上選手。彼女は何しろ勢いがあります。恐れを知らない。ジャンプが面白いように決まります。完璧でした。

村上選手がトップに立ち、いよいよ真央ちゃん登場。安藤派の僕としても今回の真央選手は心配でした。しかし、見事に今季の不振から立ち直る演技を見せてくれました。会場の盛り上がりが伝わってきました。この時点で浅田真央が村上をかわしトップに立ちました。

そして安藤選手。3位以内に入ってくれればいいと思っていました。しかし、次々にジャンプを決めノーミスのまま演技を終えた瞬間、彼女は思わずガッツポーズ。なかなか格好よかった(笑)。あとは得点です。僕には完璧に見えたけれどどうジャッジされるのか予測がつきませんでした。真央選手は193点台。ぎりぎりかと思っていましたが、何と200点超え!。それほど難しいジャンプを飛ばなくても演技の質が高ければ得点は伸びるんだなあと改めて思いました。おめでとう美姫ちゃん!

結果的には年齢順になりましたね。世界のトップレベルで戦い続けてきた安藤・浅田。そしてフレッシュな村上が世界選手権の代表に選ばれました。最高のバランスではないでしょうか。

フィギュアと坂の上の雲を交互に見ていましたが、皮肉にもフィギュアの方にドラマ性があり、坂の上の雲はドキュメンタリー的でした。あえて数字には触れませんが、見ている側はドラマ性に富んだものに自然と目がいくんですよね。フィギュアは最高のドラマだったし、坂の上はそれに欠けていたという事でしょう。

「坂の上の雲」に関して言えば司馬遼太郎が残した偉大な原作と多くの視聴者が望むドラマ性とのバランスをどうとっていくかが課題ですね。それにしてもまた1年、視聴者を待たせるというのはどうなのかな。予算などの問題があったにせよ3年に分けて放送することには無理がありますね。

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2010年の視聴率女王は?

2010-12-22 17:24:01 | Weblog
昨日で坂の上の雲などを除き、連続ドラマも終わりましたね。2010年の女優主演ドラマの視聴率ベスト3を挙げてみます。

1.綾瀬はるか 「ホタルノヒカリ2」 15.4%
2.菅野美穂  「曲げられない女」  14.6% 
3.黒木瞳   「同窓会」      14.5%

菅野さんを抑え綾瀬さんがトップでした。唯一の15%越えです。いまの15%は一昔前の20%の価値がありますからね。たいしたものです。ドラマの視聴率はキャストより脚本が大事だとは思います。良質な脚本というより見やすい物語が今は主流のようです。ホタルノヒカリも良質というよりそういったドラマでした。

しかしいかに脚本が大事とはいってもキャストが視聴率と全く無関係とはいえないと思われます。全盛期の木村拓哉は10%位視聴率を上げる力を持っていたのではないでしょうか。現在の女優でも人気のある人とない人では同じドラマであっても2~3%は違うでしょうね。少なくとも綾瀬さんもそのくらいの力はあると思います。

ではこのまま数字の上では綾瀬はるかの時代に入るのかといえば、それはまだ微妙です。昔は綾瀬さん位の年齢がドラマ女優のピークでした。しかし、時代は変わりました。

数年前、視聴率女優の松嶋菜々子がドラマの仕事をセーブするようになり、仲間由紀恵、伊東美咲らが台頭しました。しかし時代は、彼女たちを視聴率の女王に選びませんでした。そのポジションに就いたのは松嶋さんと同い年の篠原涼子でした。

何故この世代が強いかといえば1970年代前半生まれの人口が多いためと思われます。同世代の女性たちは松嶋さんや篠原さんに自分の人生や生活を重ねやすいんでしょう。そういう意味では1970年代後半生まれの仲間さんや伊東さん、それに菅野さんや松たか子さんも少しずれがあります。ましてや綾瀬さんは1985年生まれと10歳以上の開きがあります。

その上、このランキングでも3位にはいっていますが、「同窓会」は40代の恋愛を描いたドラマだったと聞いています。話題になったNHKドラマ「セカンドバージン」も40代女性が熱心に見ていたのではないかと想像します。

つまりドラマの世界にも高齢化の波が押し寄せているんです。これからもますますこの傾向は強まっていくでしょう。そこをどう綾瀬さんをはじめ、上戸彩、北川景子らが乗り越えていくのか注目です。やっぱり男性としては若い女優が出てくれないと楽しみが減ってしまいますからね。頑張ってほしいものです。勿論、ドラマ女優としてはベテランの域に入りつつある菅野さんや仲間さんにももうひと踏ん張りを期待してます。

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「ギルティー」最終回

2010-12-21 23:25:52 | Weblog
ギルティー最終回、見終えました。主人公の芽衣子は悪女ではなく悪魔と契約した女なんですよね。そこを菅野さんは忠実に演じていました。やっぱりあのペットショップのオーナー、事件に絡んでましたね。それにしてもちょっと唐突だった気はします。

玉木さん、唐沢さんもドラマをよく引き立てていたと思います。玉木さんのこれまでと違った野性味のある演技、なかなかよかったです。唐沢さんが演じた表向きはいい加減でとにかくスクープ至上主義だけれど、本質は正義感の強い真のジャーナリスト魂をもった堂島も好きでした。

今日の最終回は芽衣子の悔しさ、喜び、哀しみが沢山詰まっていました。女優・菅野美穂は卓越した演技力でそれらを増幅させました。悲しい女ではあったけれど、最後は母親に心から娘として受け入れられ、真島の胸の中で死ねたことにおいては幸福だったと思います。

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水嶋ヒロの実力は本物か?

2010-12-15 14:58:23 | Weblog
いま将棋の竜王戦を見ながら書いています。渡辺明竜王に羽生善治名人が挑戦しています。渡辺竜王の3勝2敗で迎えた第6局。渡辺さんが勝てば竜王防衛、羽生さんが勝てば最終局まで持ち込まれます。現時点では羽生さんが積極的に攻めていて渡辺さんが受けに回っていますがどうなりますかね。

最近は個性的な棋士も減ってしまって世間の将棋への関心は薄れているようです。そんな中で「3月のライオン」という将棋マンガが人気のようです。そのうち読んでみようかな。

世間的には今日は将棋ではなくあの小説の発売日です。ポプラ社小説対象受賞作である水嶋ヒロ君の「KAGEROU」がいよいよベールを脱いだようです。けた外れの売れ行きみたいですね。アマゾンのレビューを見たのですが、すでに80近い感想が寄せられています。皆さん読むのが速いですね。いまのところあまり評価は高くないようです。もちろん中には読んでいない人も混じっていると思いますし、どこまで判断基準になるかは分かりませんが。

いずれにせよイケメンカリスマ作家の誕生なのか、ポプラ社が仕掛けた出来レースなのかは近いうちに判明しそうです。

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「痴人の愛」と「潮騒」

2010-12-13 22:59:57 | Weblog
僕の店はお茶やコーヒー豆のほかに古本も扱っています。規模は小さいですがそれでも数千冊はあります。本好きの人にはたまらない環境でしょうが、僕はそれほど本が好きではないし、しかもここ4年近く原因不明の強い眠気やだるさがあり、かといってどっしり腰を下ろすほどの余裕はありません。

しかしこの1ヶ月ほどで2冊の本を読みました。谷崎潤一郎の「痴人の愛」と三島由紀夫の「潮騒」です。

「痴人の愛」は主人公の男がナオミという少女を自分の理想の女性に育てようとするのですが、思うようにはいかず結局ナオミの奔放さに振り回される話です。「潮騒」は男らしく無口な主人公の新治と初江の純愛です。

対照的なのは女性像で「痴人の愛」は大正時代、「潮騒」は昭和20年代だと思いますが、「痴人の愛」のナオミの方が現代的で「潮騒」の初江は古風です。この逆転現象は「痴人の愛」の舞台は都会で潮騒は人口千数百人の小さな島である事と小説を書いた当時の谷崎と三島の心情によるものでしょう。

どちらの作品もこれまでに何度も映画化され、「潮騒」は僕も観ていると思うのですが、今もし映画化するなら「痴人の愛」のナオミは少し前なら沢尻エリカ、今なら黒木メイサあたりが似合いそうです。「潮騒」の初江は堀北真希のような清純派女優がいいですね。

まあ、たまにはこうした文豪の作品を読んでみるのも悪くなかったです。

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「坂の上の雲」第7回

2010-12-12 22:14:15 | Weblog
「坂の上の雲」第7回、観ました。

「じゅんさんの世界は広い、わしの世界は深い」
「あにさんが死んでせいせいしとる」

今日は特に子規と律ですね。香川さんのストイックな演技、菅野さんのどこまでも澄み渡った演技。素晴らしかったです。母親役の原田さんも含めて明治時代の美しい家族を再現していたように思います。

本木さん演じる真之も子規の死は大きな失望感があったはずです。しかし彼が何よりも律の心情を思いやっていたのも印象的です。

ここまで物語の大きな核だった真之、子規、律の友情や愛情も今日で一区切りです。次回からは阿部さん演じる好古と真之、広瀬をはじめとした軍人、政治家が中心になっていくと思われます。今後も期待したいですね。欲を言えば、せっかくの力作だけにもっと多くの人が観てくれればいいのですが・・・

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「イグアナの娘」をリメイクすべき

2010-12-10 22:03:01 | Weblog
日本の女子フィギュアは新旧交代の雲行きですね。

久しぶりに菅野美穂が初めて主演した「イグアナの娘」を見ました。何気なくイグアナの娘で検索したら見ることが出来ました。凄い時代になりましたね。1話から3話はうまく見られませんでしたが4話から見れました。最初に最終回を見て、昨日4話、今日は5話を少しといったところです。

何といっても菅野さんが若いですね。今でも多分に少女の面影を残してはいますが、やっぱり長い歳月が流れたのだなあと感じました。母との葛藤を描いたこの名作をリメイクすべきだと以前から思っていました。

リメイクするならやっぱり岡田さんの脚本がいいですね。キャストは主役の青島リカはいま「流れ星」に出演中の川口春奈でいいと思います。彼女の演技は今回初めてみましたが、女優としての素質があるかどうかはよく分かりません。まだ15歳ですから。しかし、どこかで見たのですが目標とする女優は菅野さんだそうです。まあ、同じ事務所ということもあるのかもしれませんけどね。

父親役は長身で優しさがにじみ出ているような俳優がいいと思います。阿部寛か竹野内豊あたりがイメージに合うような気がします。

そして母親役は菅野美穂でもいいのではないかと思うんです。あと数年で菅野さんも30代後半に差し掛かります。年齢的にはおかしくはないですしね。ありえると思いますよ。

今をときめく綾瀬はるかの最も好きなドラマでもあります。上戸彩は父親がこのドラマを見ながら涙しているを目撃したという。当時小学校の高学年だった彼女たちに与えた影響は計り知れません。

今の10代はイグアナの娘を知らないと思われます。そろそろこのドラマを再び流す時期が来たのではないでしょうか。何かしら自分の顔や体にコンプレックスを持っている人が多いと思います。特に10代の頃は。そして母と娘の愛憎。この光り輝く不朽の名作を今の若い人にもぜひ見てほしいですね。

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病院へ

2010-12-08 16:48:47 | Weblog
行ってきました。病院のホームページで知ったパニック障害専門外来。思い切って担当医に尋ねました。返ってきた答えは「認知行動療法よりも減薬の方が重要。ただ希望するならそれでも構わない」との事でした。

僕は瞬時の決断を迫られました。確かにいまさら認知行動療法など専門治療を受けたところでどうなるものでもないだろう。あまりにも遅すぎる。しかし前の病院の神経科をはじめて訪れてから7年半。果たして治療の効果は上がっているだろうか。

自問自答した結果、パニック障害の専門外来を受診する事に決めました。確かに大きな効果は望めないと思います。初期の頃のパニック発作が頻繁に起きているときならともかく、もう発症して20年以上が過ぎている段階です。正直、遅すぎました。しかしそれでも一度は専門的な治療を受けてみようと思いました。どんな治療になるのかは分かりません。飛躍的によくなる可能性は万に一つもないと思っています。間違った決断かもしれません。しかし、ただ現状を守ろうとするだけで一生を終えてしまうのはあまりにも寂しい。後悔したくなかったんです。

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「坂の上の雲」第二部スタート

2010-12-05 23:17:20 | Weblog
NHKのスペシャルドラマ「坂の上の雲」の第二部が今夜から始まりました。

やはり重厚で良質な作品ですね。内容もキャストも素晴らしいです。見ごたえがある反面、視聴者の体力も試されているようです。

今日、印象に残ったのは子規の創作に対する凄まじい意欲です。死を目前にしながらも子規の命の炎は燃え滾っています。何か教えられているような気がしました。

明治の人々は凄かったと偉大な作家が昭和の時代の人々に伝え、そして21世紀の今、ドラマという形でキャスト、スタッフが一体になって現代の日本人に伝えています。僕らが生きている平成という時代は22世紀に本や映像によってどう描かれるのでしょうか?

来週はいよいよ「子規の死」です。子規の妹を熱演している菅野さんの演技にも期待しています。

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