ざっくばらん(パニックびとのつぶやき)

詩・将棋・病気・芸能・スポーツ・社会・短編小説などいろいろ気まぐれに。2009年「僕とパニック障害の20年戦争出版」

何もかも解らなくなってしまった

2016-11-23 23:57:52 | Weblog
僕は大の字にうつぶせになり、地球を抱いてみた

鼓動は僕か、地球の鼓動か

このまま、土に帰ろうか

地球よ、世界よ、俺は何でこんな心の形で存在してしまったんだ



時々、冒険して死の恐怖を存分に味わい、鼓動が速くなり、苦しい。

死にたくないと願う

そこから逃れ、しばらくして、ぼやぼやと浮かび上がるのは

遅かれ早かれ死ねるという安堵



解らない

生きたいのか死にたいのかそれさえ

もう、何もかも解らない
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女優ドラフト

2016-11-23 11:47:32 | Weblog
昨日は地震、今夜からはどうやら関東平野部でも雪が降るようで、最近の天地の乱れを凝縮したような感じですね。

昨日の「逃げ恥」は後半の20分だけ見ました。ストーリーどうこうより、新垣結衣の美しさ目当てで見ているものからすれば、1時間は少々長いので、後半20分、ただただガッキーを鑑賞している訳です。

ガッキーは1988年、野球で言えば「ハンカチ世代」が有名ですが、女優も88年生まれは豊作でした。この時の女優ドラフトは堀北真希と新垣結衣の二人に指名が集中しました。私はといえば、堀北さんを1位指名しました。

堀北さんはいわば10勝以上計算できる投手で、ガッキーは大型スラッガー。未知の魅力はあるけれど、10年後、活躍しているのは堀北さんで、ガッキーはどうなっているか分からないと見ていたのですが、結果はガッキーはスラッガーとして順調に成長していることをいま証明しています。

この時の個人的な2位指名は吉高由里子だった気がします。阿部寛主演の「白い春」でフワっとした何ともいえない雰囲気を醸し出していました。吉高さんも順調にきてますね。

私の指名遍歴は、古くは斎藤由貴、その後、麻生祐未。90年代に入って、桜井幸子。桜井さんは「高校教師」を見て、あの人にしか出せない切なさ、哀しさが漂っていたので、大成を期待しましたが、残念ながら引退してしまいました。

会心のドラフトは1996年。この年は広末ドラフトでした。ドコモのポケベルの鮮烈な印象。指名が広末に集中する中、私は菅野美穂を一本釣りしました(笑)。あれから20年。人気、実力を兼ね備えた大女優に成長してくれました。それにしても今回の「砂の塔」の主人公は要領が悪いですねえ。

あとは「世界の中心で愛をさけぶ」の綾瀬はるか。当時はまだ知名度も上戸彩の方が上でした。まあ国民的な女優にはなったけれど、卵焼き的な女優になってしまったともいえます。綾瀬さんには、いい意味で期待を裏切るような演技を見せて欲しい。

女優ドラフトの名スカウトといえば、爆笑問題の田中さんです。「俺が伊東美咲を見つけた」「俺が仲間由紀恵を見つけた」とうるさい(笑)ここ数年は「ちふれ」のCMで木村文乃を押していて、ついには主演に抜擢されるなど大活躍。「さすが田中さん」と思っていたのですが、結婚してしまいましたね(笑)

「タニプロモーション 菅野美穂 18歳 女優 淑徳与野高校」
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高齢者暴走続発。運転免許は75才までを法制化すべき

2016-11-13 21:24:34 | Weblog
最近、高齢者の自動車運転事故が多発しています。被害者が亡くなるケースも毎日のように報道されています。

しかし、現実には10年以上前から75歳以上の高齢ドライバーによる死亡事故は1日1件以上のペースで起きています。ここに来て、メディアで熱心に報道されるようになったのは、世間の関心の高まりの表われでしょう。

運転免許は18歳以上と法律で定められています。下限があるのだから、上限があっても不自然ではないはずです。18歳から75歳まで。これでいいのではないでしょうか。

他に方法があるならいい。しかし、事故を減らす打開策は見出せていません。やはり、人間はある程度の年齢からは日々衰えていくという自然の摂理には太刀打ちできないのです。

ここ数日間の被害者の世代も、6歳の児童から、事故を起こしている高齢ドライバーと同世代の方までさまざまです。長い、短いは別にして、彼らの生命、未来を暴走老人たちは奪っていきました。

加害者の弁護士たちは「車がないと、加害者は生活が不自由になり、張りもなくなる」という理屈を持ち出すことは容易に想像できます。しかし、高齢ドライバーは自らの衰えを自覚しつつ「まあ、大丈夫だろう」という身勝手な楽観論で、運転していたのでしょう。他人の命より、自らの利便性を重視した結果が、日々、このような取り返しのつかない事態を起こしている訳です。

高齢者の免許の自主返納はわずかです。やんわりと自主返納を促しても、さしたる効果は上がりません。自動運転が広まるには、もう少し時間がかかります。今日、明日という訳には行きません。よって、法律で「自動車免許は18歳から75歳まで」と定めることが最善と思われます。
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斎藤由貴が好きだった1985年

2016-11-10 21:18:07 | Weblog
先ほどNHKで放送されていた「ファミリーヒストリー」。今日は斎藤由貴さんのルーツを辿りました。由貴さんの祖父は子供の頃に聴覚を喪失しながらも、帯職人として、国から表彰を受けるほどにまでなった、不屈の人だったことを知りました。親戚の方も多く登場していましたが、彼女に10代の頃から漂っていた気品の理由が少し分かったような気がしました。

由貴さんのファンだったのは1985年。僕が14の頃ですね。「スケバン刑事」見てました。ピークは3枚目のシングル「初恋」の頃かな。松本隆・筒美京平のコンビでした。

あの夏、日航ジャンボ機墜落の大惨事がありました。テレビで食い入るように見ていた事を覚えています。甲子園でKKコンビを擁するPL学園が戦っている時期と重なります。

由貴さんにしても、KKにしても1960年代生まれの各分野のスターたちは、1970年代初頭に生まれた僕にとって、雲の上の存在でもあり、年が近いため、兄や姉のようでもありました。

僕は当時、大の阪神ファンで、この年、阪神は優勝します。自分が家庭や学校などで虎党としてどう振舞っていたのか、記憶は断片的にしかありません。しかし、当時の担任に「受験は今だけ、阪神は来年からもある」と言われてはいました。たまに電車を乗り継ぎ、後楽園や神宮球場で阪神の試合を見るのを楽しみにしていましたね。掛布ファンでした。

それが4年も経たないうちに、電車に乗る事に死の恐怖を感じるようになる訳ですから、人生は分からないし、一寸先は闇ですね。このような病気、このような症状がある事など14才の僕には、想像すらつきませんでした。

斎藤由貴から10年後、菅野美穂に惹かれる訳ですが、彼女の出世作といえば、「イグアナの娘」とともに、「君の手がささやいている」でしょう。聴覚障害者を見事に演じ切りました。今日の「ファミリーヒストリー」を見て、二人の女優の共通点を見出しました。

そしてもうひとつ。菅野さんは朝ドラ、由貴さんは大河ドラマに出演しています。菅野さんは語りですが。それぞれ20年、30年を積み重ねながらも、当時の面影を残して、大人の女優として活躍する彼女らを見ていると、感慨深いものがあります。



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風に舞うトランプ

2016-11-09 21:48:35 | Weblog
強い北風の吹いた日だった

木枯らしに乗って太平洋側から、トランプが飛んできた

落ち葉を掻き分け、それらを拾ってみる



カードの裏側にいろいろ書いてあった

「栗の季節はもう終わっただろ」

「奴が何も出来ないのはわかっている。でも、こうするよりほかになかった」

「万歳、アメリカ復権!」



トランプ勝利の報が流れた11月の夕暮れは急ぎ足で

世界の終わりのようでもあり

いつもと何ら変わらぬようでもあり



風に舞うトランプ

彼らはこれからさまざまな思惑に流され

舞い上がるのか、落下するのかも分からず

今はただただ、勝利の風に吹かれて、浮遊している













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高橋まつりさん、過労自殺について

2016-11-05 21:28:27 | Weblog
今朝、NHKの「週刊ニュース深読み」で元電通社員、高橋まつりさんの過労死について取り上げていました。

若い優秀な方がこのような形で自殺に追い込まれたのは残念です。これまで過労死というと、30,40代の働き盛りの男性に多いものという認識がありました。入社1年目の若い女性が過労死した事は、電通の体質的な面もあるとはいえ、時代、社会がそうした構造になってきている訳で、どの企業で起きても不思議ではありません。

けさの視聴者の意見などを見ていると、残業100時間以上というところで、意見が分かれていましたが、昔の100時間といまの100時間の疲労度を単純には比較できません。また、仕事量は勿論ですが、残業の質、どれだけの内容、効率を求められていたかによっても変わってきます。

そして肝心なのは高橋さんが、どのような精神状態で仕事に取り組んでいたかです。楽しさ、前向き、充実のような感情なのか、つらいけど、義務感で持ちこたえていたのかで疲れ具合は全く違うでしょう。

彼女は東大卒ですが、例えば「東大出ました」「息子が東大なんです」と言われれば、僕は「天気がいいですね」と同じ感覚で「頭がいいですね」と返します。しかし、これは建前で、実際には自分の経験上、大学入試もそうですが、どんなテストであれ、知っていれば正解、知らなければアウトの世界です。東大へ入学したという事は、とてつもなく努力したということです。頭の良さなんて1割から2割、8割から9割は努力だというのが、僕の考え方です。

だから彼女は頑張り過ぎてしまったのでしょう。彼女自身がもう正常な判断を下せない状況に追い込まれたのですから、本来ならば、直属の上司がストップをかけなければならなかった。

いまの超少子高齢社会は、サッカーで言えば、3人退場して8人で11人を相手にしている状況なのです。この足りない部分を埋めることが急務で、22時に消灯しようが、祝日を増やそうが解決する問題でないことは明白です。
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ガッキーは永久に不滅か?

2016-11-03 20:56:52 | Weblog
新垣結衣主演ドラマ「逃げるは恥だが・・・」の視聴率が、右肩上がりで好調のようです。おととい、栗山監督が出演したNHKの「クロ現」を見た後、話題になっているガッキーダンスを見ようとTBSに合わせてみました。

ドラマはよく内容がつかめなかったのですが、番宣などで見かけた時の印象も含めて、ガッキー、大人になったな、綺麗になったなと感じました。昔、10年近く前ですかね。確かこれもTBSだったけど、館ひろしと体が入れ替わってしまうドラマがありましたが、あの頃はまだ、顔立ちがふっくらしていて美少女、可愛らしいという印象でした。ああ、ガッキーダンスですが、まあ、彼女が踊ってれば、自然と可愛くはなりますね。

ガッキーは稀に見るアイドル性の高い女優です。平成のアイドル女優の系譜で言えば、宮沢りえ、広末涼子、新垣結衣。この3人がビッグスリーかなと思いますね。本来ならば能年さんが続くはずだったんでしょうが。新垣さんは「赤い糸」など何枚かシングルCDを出していると思うのですが、オリコンでも上位にランクインしていました。その辺が宮沢、広末さんに共通するところです。おそらく綾瀬はるかも上戸彩もそこまでは売れなかったように記憶しています。

同い年の堀北真希と清純派女優として人気を二分していましたが、僕は堀北さんの方が将来的に大女優になる確率が高いと見ていました。彼女には軸がぶれないというか、芯の強さを感じたんですね。それに対して新垣さんは、心細いというか、線の細さが気になりました。まあ、その辺が男から見ると、可憐な魅力につながる訳ですが。そうした事もあり、数年前、AKBで人気の高かった前田敦子らに取って代わられてしまうのではないかと、危惧していたこともあります。当時の彼女たちの勢いは凄かったですからね。

しかし、ガッキー人気は根強かった。今回のドラマにしても、勿論、内容的に見やすい、面白いからこそ右肩上がりともいえますが、これだけガッキーのダンスが話題になったことも、自分のようなにわか視聴者を増やしたことは間違いありません。可愛らしさ、アイドル性によって数字を上げたのです。10代後半から10年、この類いの人気を保ったというのは、ちょっと記憶にありません。宮沢さんも広末さんも5年持たなかったんじゃないかな。

ガッキー人気は半永久的に続くのか?吉永小百合的な形で。ただ、つまらない大女優にはならないで欲しい。それと堀北さんは結婚しましたが、新垣さんにはもう少し、みんなのガッキーでいて欲しいところです(笑)
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日本ハム日本一!広島ベンチの不可解

2016-11-01 21:28:04 | Weblog
日本シリーズは、日本ハムが4勝2敗で広島を下し、日本一となりました。2連敗後の4連勝は日ハムお見事。両監督の采配が勝負を分けました。

ラジオで高木豊さんが怒っていました。「広島は勝つ気があったのか」と。勿論、第三戦での日ハムのサヨナラ勝ちを生んだ広島の外野守備体系にも触れていました。「これが日本最高峰の雌雄を決める試合か」と高木さんの怒りは納まりません。

こないだも触れましたが、個々の、特に投手のレベルは上がりました。しかし、勝利への意欲の低下が采配の劣化を生んだといえるでしょう。理由はひとつではありません。クライマックスの害、WBCなど世界大会の増加、WBCは悪いことではないけれど、侍ジャパンの存在が、選手同士の仲間意識が増し、国内の試合で敵を倒す意欲が薄れているのは確かです。

栗山監督はシーズン中とシリーズの戦い方をきっちり変えてきました。これが当然なのですが、緒方監督はシーズン中の戦い方をそのまましてしまいました。ペナントレースをマラソン、日本シリーズを100メートルに例えると、同じ100メートルでもマラソンの18秒から9秒台にギアチェンジしなければならないのに、広島ベンチはシリーズも18秒で走ってしまったというところです。

まあ、とにかく栗山監督は若手を育てながら、ペナントの15ゲーム差をひっくり返し、日本一になったのですから、名将の資質は十分ですね。

とにもかくにも、プロ野球全体としてはスタートこそ、巨人の賭博問題で大きく揺れましたが、選手らの頑張りで盛り上がった一年でした。功労者はなんと言っても広島カープ、そして大谷君ですね。阪神にはもっとしっかりして欲しい(笑)
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