ざっくばらん(パニックびとのつぶやき)

詩・将棋・病気・芸能・スポーツ・社会・短編小説などいろいろ気まぐれに。2009年「僕とパニック障害の20年戦争出版」

松井が松井であるために

2007-02-27 22:30:18 | Weblog
今年は野球人・松井秀喜の評価を決しかねないシーズンになりそうです。結論から言ってしまうと彼がホームランバッターのままユニホームを脱ぐことが出来るかどうかの岐路に立たされていると思います。

清原和博の現役生活は99パーセント終わりました。しかし彼がどんなに無様な最期を遂げようとも、どんなに悲劇的な結末を迎えようとも、ホームランバッターのままグラウンドを去るのは間違いないでしょう。

対して松井の最近の印象は3割、25本が合格点の選手になってしまっています。確かに一流選手の成績です。しかし、長距離打者としてではなく、中距離打者として。

普通に考えれば彼のプロ生活は約三分の二が終わりました。今年あたりが彼本来のポジションであるホームランバッターに戻れる最後のチャンスではないでしょうか。とにかく40本、ホームランを40本打ってほしい。

ヤンキース内の立場も微妙です。昨シーズン、松井がケガで戦列を離れている間に若手が台頭し、これまで当たり前だったスタメンでの出場すら保障はありません。そんな不安など吹き飛ばすような彼本来の強烈な弾道をライトスタンドの最上段に突き刺してもらいたいです。がんばれ、松井。
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揺らぐ日本の品格

2007-02-22 00:17:01 | Weblog
「最近の○○は・・・」というのはおじいちゃんの口癖だと思っていましたが、さすがに最近の日本という国の凋落振りには目を覆いたくなります。

経済は問題を抱えながらも一応は好景気といえるんでしょう。しかし何なんだろうか?このむなしさは・・・

柳沢大臣の「女性は産む機械」発言。これはいけません。辞任すべきだったと思います。しかしその後の「健全」とか民主党の菅さんのどうたらこうたらに関してはまったく取るに足らないことで言葉狩りに過ぎません。結局、本音の言いにくい状態を作り上げているだけです。

「あるある」捏造問題。ここにも問題があったと思います。番組の打ち切りは妥当でしょう。しかし納豆ひとつでこんな騒ぎになぜなってしまうのかとは思いますよ。どうかしていますね。

象徴的な二つの出来事を取り上げましたが、これらから見えてくるのは「縮こまり社会」です。たとえば教師が生徒を怒れない。「もし注意して生徒に自殺でもされたらたまらない。事なかれ主義でいくのが一番」と考えても仕方のない状態に日本全体が陥ってしまっているような気がするんです。

本音どころか半音も言えない社会。先日、交番に勤務していた巡査部長が踏切内に侵入した女性を救おうとして命を落とされました。まだ日本にもこんなにも誠実に、そして勇敢に職務を全うする方もいらっしゃるわけです。しかし今後は確実に減っていくでしょう。現在の「ひとこと話せば大騒ぎ」の風潮を正さない限りは。
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清原へ、菅野へ

2007-02-20 22:41:12 | Weblog
清原さん、膝が痛みますか?でも、敢えて「頑張れ」と言いたい。ファンの一人として私は現役続行に反対でした。それでもキヨさんは現役を続けることを決断しました。もう足が治らないことは本人が一番良くわかっているはず。

それでも彼は野球をすることを選びました。ならば最後まで投げ出さないでください。野球人としての最後の生き様を見せてください。少しでも膝がよくなることを祈っています。


菅野さん、4月からの連ドラ主演、おめでとう!思えばイグアナの娘の女子高校生役から11年。弁護士役ということですが、それが似合う年になりました。

20代最後の連続ドラマ、菅ちゃんにとってもひとつの節目になりますね。ぜひ記念碑的な作品にしてください。菅野さんらしい見ている人を強く引き込む演技を期待しています。
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八百長報道

2007-02-07 21:46:43 | Weblog
週刊現代が大相撲の八百長疑惑について書いているようですね。私はこの記事を読んでもいないし何とも言えませんが、このような記事を掲載した理由にのひとつとして、最近の雑誌全体の部数低下が関連していると思われます。週刊現代もまさにこの流れの真っ只中にいます。ここである意味、禁じ手を使ってでも世間の注目を集めたかったのではないでしょうか?

また角界にも問題がないわけではありません。最近は相撲をまともに見ているわけではありませんが、どう見ても朝青龍の強さは図抜けています。他の力士とは動きが違います。そこで生まれてきてしまったのが力士間の緊張感の欠如です。

政治でも一党独裁がよくないのと同じように、朝青龍のライバルがいないのは問題です。支度部屋ではいくつもの外国語が飛び交うフレンドリーな雰囲気が流れてしまっているという話を耳にしました。これではいけません。

一日も早く「俺が横綱を止めてやる」という威勢のいい力士の登場が待たれます。土俵に活気が出てくれば、八百長疑惑も自然と下火になるでしょう。
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