幸せの深呼吸

幸せは自分の中にある。
幸せは自分が決める。

「サバ缶を宇宙に広めたい」 3度目の宇宙へ・・・野口聡一さんが語る“宇宙新時代”

2020-06-01 | 宇宙

https://www.fnn.jp/articles/-/1257?utm_source=headlines.yahoo.co.jp&utm_medium=referral&utm_campaign=relatedLink

人類が初めて月に着陸してから今年でちょうど50年。 この節目の年に、宇宙新時代が到来するかもしれない。 それは「民間企業」が開発した新型宇宙船での“宇宙の旅”。 日本人として初めて搭乗予定の野口聡一宇宙飛行士(54)に話を聞いた。
 

野口聡一宇宙飛行士:
宇宙に行くと、国際宇宙ステーション(ISS)から巨大な地球を毎日見られるんです。地球の周りをくるくる回っているので、90分で地球を一周します。45分昼、45分真っ暗…、これが半年間ひたすら続きます。

フジテレビ Live News α
三田友梨佳キャスター:
へぇ~!(驚)
自分が乗る宇宙船が決まっていない!?
三田:
3回目の宇宙飛行まであと約半年となりましたが、今はどんな準備をされているのでしょうか?

野口宇宙飛行士:準備は順調に進んでいるのですが、実際に自分が宇宙にいく宇宙船が決まっていない、ちょっと珍しいパターンなんですよ。

三田:
決まっていないんですか?(驚)

野口宇宙飛行士:
いま、アメリカでこれから「民間で宇宙に行こう」ということで、色々と宇宙船を開発しているんですが、その準備が早くできた方に乗る可能性が高いです。そういう意味では米・ボーイング社やスペースX社、それぞれが新型の宇宙船を競うように作っていて、その準備ができ次第宇宙に行く感じになると思いますね。
 

三田:
1回目は、アメリカのスペースシャトルで、2回目は、ロシアのソユーズ(での搭乗)。野口さんは節目節目で宇宙飛行に行っていらっしゃいます。今回は、日本人として初めて民間の宇宙船に乗るということでしょうか?

野口宇宙飛行士:
人間が宇宙に出て、いま大体半世紀くらい経つんですが、今年は、アポロの月面着陸からちょうど50年なんですよ。50年経って“これからどうするんだ?”ということで、アメリカとしては「月にまた戻るか」となっているわけです。もう一つは民間企業の力がもの凄く強くなっているというか、これまで政府主体で進んでいた宇宙開発が民間企業の自由な発想と強い開発力を生かして変わっていこうというその節目に私のフライトがうまく入って…。もしかしたら、(これまで政府主体で進んできた計画から)民間の力によって人間が宇宙に行く時代になるかもしれない節目に上手くあたってきていて、それぞれに新しい挑戦があって宇宙飛行士冥利に尽きると思いますね。

三田:
3回目の搭乗、気持ちの面での変化はあるのでしょうか?

野口宇宙飛行士:
1回目2回目に比べると落ち着いてあたっているのは確かです。打ち上げが近づくごとに自分の能力を高めていくというか、一緒に飛ぶ宇宙飛行士とチームワークを高めていくというような…そんな作業が段々本格化してきて、楽しい時期になってきていますね。
宇宙新時代の到来…何がどう変わっていく?
 

三田:
民間企業の参入もはじまって「宇宙新時代」とも言われますが、今後何がどう変わっていくと野口さんはお考えでしょうか?

野口宇宙飛行士:
一つは、これまで日本が関わっている意味では、スペースシャトルでのいろんな化学実験ですね。今後ろに日本実験棟「きぼう」/国際宇宙ステーション(ISS)モジュールがありますが、(これまでは)そこでのいろんな活動が中心でしたが、それがこれから地球圏から離れていく。もしかしたら月の近くまで、地球周回軌道にとどまっていた日本の活動が大きく広がっていく年だと思いますね。もう一つは、色々な形で民間企業、様々な業種が一気に宇宙産業に入っていく時代になると。アメリカでいうとアマゾン・ドット・コムのジェフ・ベゾスCEOが新たに作った宇宙旅行ベンチャー「ブルーオリジン」ですよね。自分のロケットで月にいくという計画を大々的にして話題になっていますが、民間企業の自由な発想・豊富な資金力、開発にむけたモチベーションが一気に宇宙にむけて集結している時代かなと思います。

三田:
宇宙飛行士として、“民間参入”をどう思われますか?

野口宇宙飛行士:
例えば空を飛ぶことに関しても、昔は、根っからの冒険家しか空を飛べなかったのが、今は飛行機の後ろに旅客を乗せて荷物を載せる時代になってきたと。まさに今は、もちろんプロのパイロットはいますが、そうではなくて、外国に行くためなど物を運ぶために乗ったり乗せる人・物が多いですよね。宇宙もやがてそういう時代になっていくのではないかと思いますね。より多くの人を宇宙に連れて行くためにプロの宇宙飛行士は残って、より多くの人や物を宇宙に運びやすくするお手伝いをする役に変わっていくのではないでしょうか。

三田:
人の月旅行の話もでてきていますもんね!

野口宇宙飛行士:
月旅行の話でいうと、アメリカでは複数社が宇宙船の開発も含めて手を挙げていますので、近い将来、“修学旅行は月”という時代も来るんじゃないんですかね。

三田:
え~!(驚)凄い時代ですね。

三田:
民間の宇宙船はこれまでのものと何が違うのでしょうか?

野口宇宙飛行士:
1つはITの進歩というか、新しい技術を取り込んで、殆どの操作を自動化してしまおうという動きがあります。今は複雑な動きはコンピューターというかオートメーションに任せて、宇宙飛行士はいざというときに緊急時に操作に少し関わるくらいで。あとは無重力状態を利用した様々な活動を宇宙飛行士がやるんだという形になっているので、むしろ計器パネルの設計はどんどんシンプルになってきているんですよ。複雑な操作を極力コンピューターに肩代わりさせて、むしろ人間側・宇宙飛行士側には、余裕をもたせようという思想ではないかと思いますね。

三田:
タブレット端末が搭載されて、タッチパネル操作が可能になるという話もありますよね…!

野口宇宙飛行士:
最初は宇宙飛行士のほうが抵抗があったんです。スイッチや操縦桿がある方が、(宇宙飛行士にとっては)とっつきやすいんですけれども、タッチパネルを使って1つの画面でそれぞれの局面に応じて違う画面を出す、まさにアプリの世界ですよね。そういう考えにどんどん変わっていっているのは確かですね。むしろ我々の方が慣れていかなければならない時代にはなっていると思っています。
3度目の宇宙…野口さんの楽しみは?
 

三田 :
宇宙服も随分とスタイリッシュなものに変化していますよね

野口宇宙飛行士:
それが私の楽しみなところなんですよ(笑)
新型宇宙船はどちらもスタイリッシュでスリムにみえる宇宙服で…。実は、日本の会社も宇宙服に関してはこれから参入しようとしているんです。例えば、宇宙飛行士が半年間宇宙で暮らすなかで気やすい服というのも大事な技術で。日本のアパレルメーカーのデザイン性・機能性も優れていて、各国の宇宙飛行士に着てもらえるものがたくさんあると思うので、もし可能なら私の次のミッションで、日本のアパレルメーカーの力を宇宙服を通して発信していきたいですね。

三田:
宇宙食についてはいかがですか?

野口宇宙飛行士:
各国の文化を伝えるのに一番いいのは、宇宙食ですよね。日本は、和食を含めて食文化が進んでいますので、“日本宇宙食”としてブランド化して、JAXAが認定した宇宙食を各国の宇宙飛行士に食べてもらおうということで、既に30品目以上で認証が終わっていて、私も大量に宇宙に持って行く予定です。おにぎりやラーメン、海産物など一杯あります。日本の高校生が考えて作ってくれた鯖の缶詰が今回初めて宇宙にいくんですが、それも是非宇宙に広めたいですね。
 

三田:この10年でいろんなところに進化があるわけですね。

野口宇宙飛行士:
(自身の)宇宙飛行の行き先は3回とも宇宙ステーションで行き先は同じですが、ISSそのものも大きくなっていますし、そこに持って行くもの、そこで行うサービス、そして我々の活動もどんどん変わっていっていると思います。一昨年宇宙に行った後輩の宇宙飛行士たちに聞くと、10年前より住みやすくなっていると聞きました。我々の活動もより雑務から解放されて、本来やるべき仕事、宇宙実験だったり、宇宙から子供たちに語りかけたりといった広報活動などに集中できる体制になってきていると思いますね。

三田:
宇宙船というハードな面が変わると、宇宙飛行士の“働き方”にも変化はあるのでしょうか?

野口宇宙飛行士:
例えば、タブレット端末。普段活動するなかで、複雑な手順書や地上の管制官からの指示をできるだけ我々に分かりやすく伝えてもらうことが大事なんですが、そういうのをタブレット端末で使ったりですとか…。後は、我々の作業を手助けしてくれる専用のコンパニオンロボット「自律移動型船内カメラ(Int-Ball(イントボール))」もあるんです。これは、宇宙飛行士が無重力空間で作業をしている様子を横から撮影してくれて、地上の管制官が「今の手元の作業、おかしいよ!」とか色々と見てくれていて…。耳から聞こえてくるのを聞くと、地上のインストラクターがまるで横にいるかのようで、我々としては作業が楽になるかと思っています。

三田:
最新のテクノロジーが活かされているんですね!

野口宇宙飛行士:
最新テクノロジーをうまく使って、我々の“働き方改革”というか、宇宙飛行士がミスをしない環境を作ってくれているのかなと思いますね。

急速に進む宇宙開発競争…日本の技術の可能性は?
 

三田:
人類初めての月面着陸からちょうど50年ということで、ブラックホールの写真が公開されたりと色んなニュースが飛び交いますが、どう御覧になっていたのですか?

野口宇宙飛行士:
月面着陸50周年というのは我々にとっては、歴代の先輩飛行士から続いてきた歴史を振り返るいい機会だと思いますし、ブラックホールの映像は本当にわくわくしますよね。そういうニュースがある日突然、宇宙から降ってくるというか。そういうのが我々の宇宙業界の面白いところです。2019年6月上旬には、NASAが宇宙ステーションに民間人ツーリストを本格的に受け入れるということで、話題になっていましたが、これからそういう形で遠くの宇宙を我々が目指していくのも大事ですが、近い宇宙をより多くの人に開放していくという動きも加速していくと思いますね。

三田:
“近い将来”という意味では、2020年東京五輪でも盛り上がるそうですね。

野口宇宙飛行士:
東京2020組織委員会とJAXAのコラボレーション、「G-SATELLITE 宇宙へ」という名前のプロジェクトなのですが、ガンダムの小さなフィギュアを小型衛星の中に入れて、それを無重力空間に放出するんです。超小型衛星にはカメラも設置されて、宇宙空間を舞うガンダムの様子が撮影されるんです。“超小型衛星”自体が新しい技術で、10年前私が宇宙に行ったときはなかったんですよ。今、日本は超小型衛星の開発が進んでいるので、その仕組みを上手く作って、遊び心がある、なお且つ東京2020イヤーに向けて“宇宙から応援する”というプロジェクトができるのは本当に凄い時代になったなと思いますね。

三田:
月の周回軌道上に新たな拠点をつくる「ゲートウェイ」構想がアメリカを中心に進められていますが、野口さんは宇宙に秘める可能性についてどうお考えですか?

野口宇宙飛行士:
宇宙でのプロジェクトは、未来志向のプロジェクトにまとめ上げる力があると思います。これからは、ISSで培ってきた宇宙での国際協力の実績をこの次にどう活かすかというところで、月に向かう可能性もあるでしょうし、無人の「小惑星探査機「はやぶさ2」」については世界をリードしていますが、そういった分野での国際協力も盛んになるのではないでしょうか。

三田:
今は、月や火星に向けての道筋の転換点に立っていますよね。

野口宇宙飛行士:
そうですね。これまでは、ISSを使って地球の近くで宇宙環境を使う時代が長く続いてきたのですが、2019年から2020年は、一気に地球から離れた世界に…視点が内向きから外向きに変わっていく転換点にあるのかもしれないですね。

三田:
宇宙ビジネスが世界的に注目される中で、日本技術の可能性についてはどうお考えですか。

野口宇宙飛行士:
物作り大国としての日本の技術力は、世界中が認めていると思います。例えば、このきぼう実験棟一つとっても、“出来がいい”とか。同じ基準で作っていても、日本のモジュールは音が静かだし住環境が優れているというのは、各国の宇宙飛行士が異口同音に言っていますね。そうした成果が、次のプロジェクトに活かされていくと思いますし、宇宙被服、宇宙食、そして宇宙エンターテインメント分野でも日本の会社や日本の技術がもつポテンシャルは凄く大きいと思います。単に宇宙船やロケットに限らない、宇宙をより豊かに使っていくという部分で、日本の技術力がこれから活きるていくといいかなと。“カラフルな宇宙”になっていくのではないでしょうか。

三田:
カラフルな宇宙?

野口宇宙飛行士:
はい。宇宙に行った方が住環境がいいなとか宇宙に行った方が楽しいなというような状況があるといいなと思いますね。

三田:
最後に野口さんのこれからの夢についてお聞かせください。

野口宇宙飛行士:
宇宙飛行士として3回目、幸せなことに挑戦させていただきます。宇宙を通して我々の次の世代、子供たちに可能性がどんどん広がっていっていると。宇宙を通して、自分たちの夢が広がっていくんだと子供たちが思えるような活動をしたいとずっと思っていました。(3回目のミッションで)新しいチャレンジがどの程度あるかまだ見えていませんが、それを成功させて皆さんに伝えることで、次のプロジェクトに繋げていきたいです。そして、宇宙に夢と可能性をみてもらえると。自分たちの夢の実現にむけたゲートウェイになるように頑張りたいと思います。

(「Live News α」7月4日放送分) 2019年

 

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「アジの干物」が宇宙へ…“宇宙日本食”に初めて選ばれた干物はどうすごい?担当者に聞いた

2020-06-01 | 宇宙

高校生からJAXAにつながった過程、夢がかなってよかった。

https://news.yahoo.co.jp/articles/5643806b48658d90b65383c1478bce9f7eae1cc8

アメリカ・フロリダ州のケネディ宇宙センターから打ち上げられたスペースXの有人宇宙船「クルードラゴン」は、ISSとドッキングし、日本時間の1日午前2時半ごろ、2人の乗組員はステーションに移動した。民間企業が開発した有人宇宙船が、ISSにドッキングするのは初めてだ。

【画像】「アジの干物」宇宙日本食認証書はこちら!

一方、日本ではアジの干物が地球を飛び出し、宇宙へはばたく。
愛媛県の食品メーカー・キシモトが開発した干物「スペースまるとっとアジ 燻製しお味」が
宇宙日本食として宇宙航空研究開発機構(JAXA)から認証された。

宇宙日本食には、これまで、やきとり、羊羹、柿の種、切り餅、ガムなど認証されているが、
干物の認証は日本初だという。

宇宙日本食の認証を受けた「スペースまるとっとアジ」は、今後、国際宇宙ステーションに滞在する宇宙飛行士に提供されることになるという。

この「スペースまるとっとアジ」は、キシモトの人気商品「まるとっと」を改良したものだ。
「まるとっと」は、約10年前に魚を丸ごと食べたいと望むお年寄り向けに開発された、骨まで食べられる無添加・塩分控えめの商品で、現在は、子供から高齢者まで幅広い世代で愛されている。

ではなぜ今回、「スペースまるとっとアジ」が宇宙日本食に認証されたのか?
一般的な干物と比べて、どんなところが優れているのか?
「スペースまるとっとアジ」を開発したキシモトの岸本賢治専務に詳しく話を聞いてみた。

「この上ない喜びで一杯」

――そもそも”宇宙日本食”とは?

宇宙日本食とは、食品メーカーが提案する食品をJAXAが制定している宇宙日本食認証基準と照らし、宇宙食としての基準を満たしている場合に宇宙日本食として認証するもので、国際宇宙ステーション(ISS)に長期滞在を予定している日本の宇宙飛行士に、日本食の味を楽しんでもらい、精神的ストレスを和らげ、ひいては仕事の効率の維持、向上につながることを目的として開発されたものです。

――“スペースまるとっとアジ”が宇宙日本食に認定された率直な感想は?

小生が10代の頃に大変憧れを抱いた、ロケットや宇宙が現実の事となり、これで全人類の健康で長生きに貢献できる喜びや、近未来の宇宙開発の一助になれると考えるとこの上ない喜びで一杯です。(現在79歳)

認証の決め手はカルシウムが豊富なこと

――“スペースまるとっとアジ”、一般的な干物より優れている点は?

長期保存できる、衛生面が完璧、魚の生臭さが少ない、魚骨も全部食べられる、余分な水分がない、食べやすいなどが特徴です。

――特にどんな点が評価されたと思う?

無重力空間における人間は地上で生活するのに比べて、約10倍のカルシウムが消費される為、
補給が必要です。
スペースまるとっとは魚の骨も全部食べられるので、カルシウムをたっぷり摂取できます。
その点が評価されたと考えます。

宇宙食開発はある高校生の取材から

――“スペースまるとっとアジ”、開発のきっかけは?

5年位前に愛媛県松山市の工業高校生からテレビ取材を受けた時に将来の夢を聞かれたので、
「宇宙へまるとっとを運びたい」と答えると、高校生はそのことをJAXAに相談しました。

その後、JAXAから連絡がありました。
宇宙空間は「無重力」状態になるのですが、「無重力」は骨にとって良い状態とはいえません。
長い間、宇宙で過ごしていると、骨が弱くなるといわれています。
普通の魚と比べてカルシウムが数十倍摂取出来る「まるとっと」を宇宙食研究として進めてもらえないか?とJAXAから言われました。
それからJAXAに通いながら、JAXAの基準をクリアするために改良を重ね、5年かけてようやく宇宙食として認められることになりました。

――高校生の取材がなければ、宇宙食を開発していなかった?

そうですね。偶然というか、計算では全くできないことが起きました。

――開発する上で苦労されたことは?

常温(22℃)で長期1.5年以上衛生的に保存可能にすることと衛生管理です。

宇宙では、ホットプレートで温めて食べる

――宇宙飛行士は干物をどうやって食べる?

レンジも冷蔵庫もありません。ISSにホットプレートが搭載されているので、ホットプレートで温めて食べることができます。
そのまま食べることもできますが、温めたほうがおいしいです。
 

――早ければ、いつ宇宙飛行士は宇宙で干物を食べる?

明確な御返事が出来ませんが、ロケットの都合や宇宙開発の進展状況によっては今秋頃かも知れません。

――宇宙飛行士に向けてメッセージを?

「スペースまるとっとアジ(燻製しお味)」を食べて日本食の味を楽しんでいただき、精神的にストレスを和らげ仕事の効率の維持と向上に繋げていただき、国際宇宙ステーションでの長期滞在業務のお役に立てればと願うばかりです。
 

――“スペースまるとっとアジ”、我々も食べることはできる?

現在、販売できるよう準備を進めております。

 

アジの干物が地球を飛び立ち、約10倍のカルシウムが消費される宇宙で、日本人の宇宙飛行士の腹と心を満たす。
岸本さんの願いは、近いうちに叶いそうだ。

コメントから

>5年位前に愛媛県松山市の工業高校生からテレビ取材を受けた時に将来の夢を聞かれたので、「宇宙へまるとっとを運びたい」と答えると、高校生はそのことをJAXAに相談しました。

サラッと書いてあるけど、この高校生何者?!!
普通、JAXAに相談する?!
この謎の高校生についても取材して欲しかったー!!

 

》常温(22℃)で長期1.5年以上衛生的に保存可能にすることと衛生管理です

もし一般発売になるなら 
非常食として備蓄品目に入れたいな
販路が広がると良いな

 

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「普通の風邪」による免疫が新型コロナウイルスを撃退する? 新たな研究結果が意味すること

2020-06-01 | 医療、健康

https://news.yahoo.co.jp/articles/cfb1f7c5a59223d0cbe8f4562f09e27aad61e8a8

新型コロナウイルス(正式名称は「SARS-CoV-2」)に感染したことのない人たちでも、このウイルスに反応する免疫細胞をすでに持っている可能性がある──。そんな研究結果が、このほど明らかになった。過去に風邪の原因となるコロナウイルスに感染していたことで、新型コロナウイルスに対しても「交差反応」する免疫がつくられたと考えられる例が、2つの研究グループから発表されたのである。

新型コロナウイルスは、まったくの無症状から急性呼吸不全による死亡まで、非常に幅広い症状を引き起こす。このような幅広い変動性を説明できる遺伝的・生理的条件やメカニズムについては、いまだに解明されていないものが多い。そしてSARS-CoV-2を排除するための宿主の免疫システムにおける役割も、その大部分は未解明のままである。

ほとんどの急性ウイルス感染の場合、宿主の体内で獲得免疫が発達する。ところが、“普通の風邪”を引き起こすヒトコロナウイルスでは、あまり強い獲得免疫応答が起こらないことが知られている。多くの人々が、年に複数回も風邪をひくゆえんである。このため、同じコロナウイルスの一種であるSARS-CoV-2に対しても、強い保護免疫が発達しない可能性が疑われていた。

そこでSARS-CoV-2に、わたしたちの免疫細胞がどのように応答するのか理解することが急務になっている。現段階で開発途上にある多くの新型コロナウイルスワクチンのなかには、新型コロナウイルスに特異的に反応する
ヘルパーT細胞(CD+4T)、キラーT細胞(CD+8T)、およびB細胞(中和抗体)を主体とした免疫反応に焦点が当てられているものがあるからだ。

例えばB細胞は、SARS-CoV-2を捕獲して細胞内への侵入を防ぐ。T細胞は、ふたつの異なる方法で感染を阻止する。ヘルパーT細胞はB細胞やほかの免疫細胞にシグナルを送って活性化させる。キラーT細胞は、すでにウイルスに感染した細胞を標的にして破壊する役割がある。

ヒトの免疫細胞が反応するメカニズム

そこで、カリフォルニア州ラホヤ免疫研究所の免疫学者であるシェーン・クロッティとアレッサンドロ・セッテ率いる研究チームは、バイオインフォマティクス・ツールを用いて、SARS-CoV-2のどの断片が最も強力な「T細胞応答」を引き起こすのかを予測した。そして、COVID-19から回復した軽症患者20人の免疫細胞を、これらのウイルスの断片に暴露して検証したのである。ウイルス感染の症状は個人差が大きいことから、ここではCOVID-19に対して“正常な免疫反応”を示し、問題なく回復した人々が基準とされた。

すると、SARS-CoV-2の表面にある突起であるスパイクたんぱく質を認識する「ヘルパーT細胞」が、すべての患者から検出された。また、スパイク状の突起以外のたんぱく質に反応するヘルパーT細胞も見つかった。そして70パーセントの患者からは、SARS-CoV-2に特異的な「キラーT細胞」も見つかったのである。これらの一連の研究は、生物学分野でも最高峰の学術誌『Cell』で説明されている。

「最良のワクチン候補を予測し、パンデミック対策を微調整するためのあらゆる努力は、ウイルスに対する免疫応答の理解にかかっています」と、クロッティ教授は言う。「人々は新型コロナウイルスによる免疫がつくられないことを本当に心配していましたし、再感染した人々についての報告はそれらの懸念を強めました。しかし、平均的な人々が確実な免疫反応を示すことを知ることで、これらの懸念の大部分は解消されるはずです」

この結果は、ベルリンにあるシャリテ大学病院の免疫学者アンドレアス・ティールらが投稿したプレプリント(査読前の論文)の報告とも一致している。彼らもまた、COVID-19で入院した18人の患者のうちの15人に、スパイクたんぱく質を標的としたヘルパーT細胞を同定していたのだ。

“風邪”のウイルスを認識するT細胞は、SARS-CoV-2にも反応?

コロナウイルスには、ヒトに日常的に感染する4種類(HCoV-229E、HCoV-OC43、HCoV-NL63、HCoV-HKU1)があることが知られている。これらは、一般的な風邪の10~15パーセント(流行期は35パーセント)を占めるとされるが、ほとんどの場合は症状が軽く、重症化する患者はまれである。

『Cell』に掲載された米国の論文発表では、風邪のコロナウイルスに感染した経験をT細胞が記憶しており、新型コロナウイルスに対しても反応することが報告されている。ある病原体に対して起きる免疫反応が、別の似た病原体でも起こりうる「交差反応」と呼ばれる現象だ。

ラホヤ免疫研究所のグループは、SARS-CoV-2のパンデミックが始まる前の、2015年から18年の間に採取された過去の保存血液サンプルを新型コロナウイルスに晒し、T細胞反応を調べた。すると、SARS-CoV-2に感染したことのない血液サンプルのなんと約50パーセントから、この交差反応性が検出されたのだ。

そこで研究チームは、風邪のコロナウイルス「HCoV-OC43」と「HCoV-NL63」に対する抗体反応を調べたところ、程度の差はあれど、すべてのドナーにIgG抗体の陽性を確認している。つまり、新型コロナウイルスに反応を示したこれらのT細胞は、別のコロナウイルスによる過去の感染によって生成された可能性が高いと考えられている。これらのウイルスのたんぱく質は、SARS-CoV-2のものに似ているのだ。

また、ティール博士率いるドイツの研究チームも、SARS-CoV-2に感染していない被験者で、この交差反応性を確認している。彼らは68人の未感染者の血液を分析したところ、34パーセントの人たちがSARS-CoV-2を認識する「ヘルパーT細胞」を保持していたことがわかった

ただし、十分な免疫になるかは不明

新型コロナウイルスに感染した多くの人々が軽い症状、またはまったくの無症状であることに、世界中の専門家が困惑している。これらの研究により、風邪のウイルスに感染してできた免疫が新型コロナウイルスにも交差的に反応することが、その理由のひとつである可能性が示唆されている。

風邪ウイルスとの交差反応性は、世界人口の大部分がSARS-CoV-2に対してある程度の免疫をすでにもっていることを示唆している。それと同時に、地域によって感染率に違いがある理由もまた説明できるかもしれない。

しかしいずれの研究も、T細胞の交差反応性をもつ人々が新型コロナウイルスに罹患しないことを立証したものではなく、観察された交差反応性がSARS-CoV-2に対する既存の免疫を一定レヴェルで提供しているかどうかは、いまだ不明である。また研究者らは、感染後に特異的なT細胞が生成されるからといって、COVID-19から回復した人が再感染しないことを意味するものではないと、注意を促している。

考慮すべき重要なこと

ウイルスに対抗する抗体の産生を促すには、ワクチンはヘルパーT細胞を刺激する必要があると研究者らは言う。ヘルパーT細胞には、異物を攻撃するシグナルを出して免疫細胞を活性化させたり、B細胞に働きかけて抗体をつくらせたりする役割があるからだ。

「COVID-19の症例で、SARS-CoV-2に対するヘルパーT細胞の強い反応が見られるのは心強いことです」と、クロッティは言う。

ラホヤ免疫研究所の論文では、交差反応性のT細胞反応により、2009年のH1N1型インフルエンザ(豚インフルエンザ)の重症度が低くなった可能性について議論されている。当時、成人の多くに既存のT細胞免疫が存在していたからだ。交差反応性T細胞の存在は、より軽度の疾患と相関することが明らかになっている。

「現在進行中の新型コロナウイルスのパンデミックの深刻さを考えると、交差反応性コロナウイルス免疫はパンデミックの全体的な経過に非常に大きな影響を与える可能性があります。疫学者が今後数カ月の間に新型コロナウイルスが地域社会にどれだけ深刻な影響を与えるのか見極めようとする際に、考慮すべき重要な詳細なのです」

これらの一連の研究結果は、今後の戦略やワクチン設計にも重要な意味をもつことだろう。

コメントから

日本の東京大学、京都大学も同様の研究を発表している
京都大学は、武漢株変異前の新型の仕業としてるが
この解釈が地域性の違いを説明する最も合理的理由に思える
しかし、だからと言って少しも楽観できないのがこのウィルスの怖いところ
初動誤ると武漢のようになるし、日本でだって充分恐怖のドン底に突き落とされた
また、第2波では何起こるかわからない
それでも、敵を知る大きな手がかりにはなるだろう

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日本の”新型コロナ”ワクチン開発はどこまで進んだ?世界の中の立ち位置は…開発者らに聞く

2020-06-01 | 医療、健康

https://news.yahoo.co.jp/articles/7c408ca29e79815333964cf584f3871fd9990ce7

新型コロナウイルスに伴う緊急事態宣言は全面解除されたものの、状況はいまだ予断を許さない。そうした中、ワクチンや治療薬開発に期待がかかっている。各国が開発にしのぎを削る中、日本の立ち位置はどこにあるのか。政治による予算のバックアップは十分なのか。
今回の放送ではDNAワクチン開発者、ウイルス学専門家、自民党コロナ対策本部顧問を迎え、開発の現状と今後についてうかがった。

【画像】各国のワクチン開発進捗比較一覧

米中のワクチンをめぐる覇権争いが懸念される

海老原優香キャスター:
世界ではワクチン開発の熾烈な争いが起きています。

武見敬三 自民党新型コロナ対策本部顧問:
大いに競争して開発が早まるのは大変好ましい。多くの国々が共有できる仕組みを使い、分配につなげなければ。問題は価格設定。大量生産し分配するための特許の枠組みがまだできていない。いま最も大きな課題として議論しており、今度のG7の会合で安倍総理から提案があると思う。
メディシンズ・パテント・プール(医薬品の特許プール)の仕組みを応用し、G7の国がお金を出しあって、特許権を持つ企業に特許をパテント・プールに出してもらう。ジェネリック企業による大量生産で、各国の提供体制を強化する仕組み作ろうというもの。

森下竜一 大阪大学大学院 臨床遺伝子治療学 寄付講座教授:
日本とヨーロッパの国にとっては非常に合理的な方法。ただアメリカや中国のように戦略的要素を持っている場合は、その通りに運ぶか不安。

反町理キャスター:
医薬品が人道的なものではなく覇権争いのツールになっていると。

森下竜一 大阪大学大学院 臨床遺伝子治療学 寄付講座教授:
可能性はある。中国も自分たちが支援している国に出したいはず。先に開発すれば戦略物資として有利。中国が15兆円かけるという話もあり、特に米中ではワクチンが覇権の象徴になっているのでは。

5種類のワクチンと各国の現状

WHOによると、5月27日時点で世界で125件の開発案件があり、そのうち10件が人に直接投与する臨床試験まで進んでいる。
作り方で分けると、
(1)不活化ワクチン、
(2)ウイルスベクターワクチン、
(3)サブユニットワクチン、
(4)RNAワクチン、
(5)DNAワクチンの5種類となっている。

また、ワクチンの安全性を確認するのがフェーズ1、少人数に投与して安全性効果を見極めるのがフェーズ2,さらに大規模の人数に投与して効果があるのかどうかを見極めるのがフェーズ3になる。

現状ではイギリスのオックスフォード大学が開発を進めているウィルスペクターワクチンが最も進んでフェーズ3に、アメリカの製薬会社が開発を進めるRNAワクチンも7月にもフェーズ3へ進む予定。

反町理キャスター:
5種類のワクチンそれぞれの特徴は。

増田道明 獨協医科大学医学部 教授:
ウイルスのタンパクを体に入れて抗体を作るのがワクチンの原則。化学的処理などでウイルス全体の感染力を失わせ、タンパクを体内に入れるのが不活化。精製したり遺伝子工学的に作ったタンパクを体内に入れるのがサブユニット。残り3つは体内でタンパクを作らせるもの。別のウイルスを改変し、新型コロナウイルスのタンパクの遺伝子を持った人工ウイルスを作るのがウイルスベクター。これを摂取すると体内で新型コロナウイルスのタンパクが作られる。また、新型コロナウイルスのタンパクのもとになる遺伝子DNAや中間産物のRNAを注射して体内でタンパクを作るというものがある。

反町理キャスター:
つまり、新型コロナウイルスのタンパクを体内で作ることにより新型コロナウイルスの侵入時に体内で止めることができるため、事前の防御策になると。

増田道明 獨協医科大学医学部 教授:
そうです。タンパクだけを体に入れれば、ウイルスの抗体やリンパ球による免疫が安全にでき、本物のウイルス入ってきたときに不活化できる。

阪大が開発するDNAワクチンは

反町理キャスター:
森下さんが開発にかかわるDNAワクチンの工程表。3月に開発開始、5月に動物実験開始。9月にはフェーズ2に入る予定。一次補正で20億の予算がついた。

森下竜一 大阪大学大学院 臨床遺伝子治療学 寄付講座教授:
400人程度の臨床治験の費用はこれで賄える。フェーズ2までの年内の開発は加速化できる。フェーズ3、生産するとなると民間企業が中心であり予算がない。なんらかの形で予算頂きたい。

武見敬三 自民党新型コロナ対策本部顧問:
1400億弱の予算をとっており、ここから国として支援する。このお金では国内開発をしっかり支援すると同時に、ほかの国で開発の成果が出たときに、そのワクチンをわが国で生産できる仕組みをつくるためにも使う。

開発の予算規模は米中に大きく劣る…

反町理キャスター:
予算規模として、アメリカは1兆700億円もの額を確保。さらに中国は国債発行で15兆円。日本の桁は1桁・2桁低くなっているが。

森下竜一 大阪大学大学院 臨床遺伝子治療学 寄付講座教授:
中国は自国のみならずアフリカなどで中国の地位を上げようとしており規模が大きい。アメリカはその対抗。必ずしも日本の金額が小さく意味がないということではない。

増田道明 獨協医科大学医学部 教授:
アメリカで研究した経験上、いい意味で無駄を許容していた。うまくいかない研究も単なる失敗ではなく、別の感染症対策などにつながるものととらえる。目的から外れたものも研究行政の対象となっている。日本はお国柄なのか「研究はうまくいって当たり前。うまくいけばさらにお金を、うまくいかなければおしまい」。これがお金の出方の違いの背景かと。

森下竜一 大阪大学大学院 臨床遺伝子治療学 寄付講座教授:
100%の成功を期待されると手を挙げる人はいなくなる。ビル・ゲイツ氏は10のうち2の成功でよいと言った。日本は国内がうまくいくようであれば、戦略的にパテント・プールを使って東南アジアに供給するべき。米中が手を出しにくい地域で、日本のプレゼンスが上がる。

武見敬三 自民党新型コロナ対策本部顧問:
わが国がケチで、無駄に対してお金を出さないという印象の話になっているが、一般の医薬品開発にしても、実際無駄の多くなる投資分野だとは重々わかっています。

アビガンのメディアの取り上げが大きすぎ?

武見敬三 自民党新型コロナ対策本部顧問:
当初、アビガンの効果を示す論文が中国で出て期待と注目が集まった。開発した富士フイルム富山化学が100ほどの症例を作り、効果があれば薬事承認の手続きを相当簡略化して実施しようと考えている。しかし企業治験の結果で効果が示されなければ、十分な効果が示されないままに政府は薬事承認しない。

反町理キャスター:
総理は5月中にと述べたが。

武見敬三 自民党新型コロナ対策本部顧問:
臨床試験で効果があればという条件付きで言った。現実と違うじゃないかと批判するのはある意味揚げ足取り。効果がなければ承認しない。

反町理キャスター:
著名人の中にも、アビガンで治ったという方がいた。

森下竜一 大阪大学大学院 臨床遺伝子治療学 寄付講座教授:
それがアビガンの効果による治癒かはわからない。これだけアビガンが報道されると試験に参加する人がいなくなってしまうかも。アビガンの効果を見るためには比較のためにアビガンでない薬を使う人も必要だが、それを希望する人がいなくなる。メディアによるアビガンの取り上げ方が大きすぎるのでは。

反町理キャスター:
レムデシビルは特例承認という形で日本国内でも承認された。既存薬は多く取り上げられるが、新薬開発はあきらめたほうがいいのか?

増田道明 獨協医科大学医学部 教授:
既存薬の使用は、臨床試験の結果を待たなければ難しい。一方新薬開発は絶対に進めていくべき。レムデシビルはあくまでエボラのための薬で、新型コロナウイルスの的のど真ん中射ることができるとは限らない。本丸をきちんと落とす薬を作る努力を怠ってはいけない。どの国も進めていると思う。

反町理キャスター:
新薬とワクチンの開発、難易度はどちらが高い?

森下竜一 大阪大学大学院 臨床遺伝子治療学 寄付講座教授:
今回のケースでは新薬のほうが難しい。一から薬を作るとなると、臨床試験に入るまで3~4年かかる。

(BSフジLIVE「プライムニュース」5月28日放送)

コメントから

医師としての感覚ですが、アビガンは、新型インフルの治療薬として薬事承認を得ていて、病院の薬剤部に在庫があります。
新型コロナは指定感染症ですし、病院がアビガンの臨床研究に参加してしまえば、現場の医師として、新型コロナの患者さんにアビガンを投与することに大きなハードルはありません。
もちろん筋論では、薬事承認を取るべきですが、承認がなくても、今のところ治療には困らないということです。

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偽のガン IgG値関連疾患

2020-06-01 | 医療、健康

TVできょうやっていました。まだあまり知られておらず、知らないお医者様もいるようです。

偽のガンで、身体のあちこちにできるのですが、のどにしこりが出来て悪性リンパ腫にされたり、肝臓、すい臓、腎臓に出来ればガンのように、まぶたにできれば腫れぼったくなり、調べるとガンでなかったり、ガンと診断された全体の3%にIgG関連疾患があると。

血液のIgG値を調べる。項目があるかどうか、セカンドオピニオンも。

分かればステロイドのお薬を飲めば、よくなり、早くて1~2週間から3か月でよくなる。

4分の1が、再発するそうです。

こういうのもありますので、なかなか治らないガンで、IgG値を調べてもらってなかったら、調べてもらうのがいいでしょう。

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原発不明がんにオプジーボ有効 近畿大が初確認 投与の2割以上でがん縮小

2020-06-01 | 医療、健康

https://news.yahoo.co.jp/articles/d801df9f38d1a08c2887ec36525e9e1ecf159d42

最初に発生した臓器が分からず治療が難しい「原発不明がん」の患者に、免疫治療薬「ニボルマブ(商品名・オプジーボ)」を投与したところ、2割以上の患者でがんが縮小したと、近畿大の研究チームが明らかにした。原発不明がんへのニボルマブの有効性が示されたのは初めて。31日(日本時間)にオンラインで開かれた米国臨床腫瘍学会特別臨床科学シンポジウムで発表した。

 がんは転移後も、最初に発生した臓器のがん「原発巣」の性質を持つため、転移した臓器についても一般的に原発巣の治療法が参考になる。そのため、原発巣がすでに消滅するなどして特定できない原発不明がんは、治療が難しい。

 原発不明がんの患者は全てのがんの2~5%とされる。半数以上が診断時に複数の臓器に転移しており、診断時からの5年生存率は2~6%と予後(病後の経過)が非常に悪く、治療法の開発も比較的進んでいない。

 研究チームは、国内の医療機関10カ所で治験を実施。抗がん剤治療歴のある患者45人とない患者11人の計56人に対し、体内の免疫の活性化を持続してがんへの攻撃力を強める「免疫チェックポイント阻害剤」のニボルマブを投与した。がんの直径が30%以上縮小した患者の割合は21・4%(12人)だった。ニボルマブはすでに胃がんなど多くのがんで標準治療の一つとなっているが、同様の効果が得られたという。

 治療歴がある患者の場合、薬の効果があった期間(中央値)は12・4カ月で、原発不明がんで最も一般的な治療法の約2倍だった。生存期間(同)も15・9カ月で、長くても約12カ月とされる他の治療法より延命効果があった。

 研究チームの谷崎潤子助教は「ニボルマブの投与が原発不明がんの新たな治療法となることが期待される。苦しんでいる患者のためにも治療薬として承認されるよう手続きを進めたい」と話している

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東京都がステップ2に移行、映画館やスポーツジムなどの休業要請を緩和 ステップ3も視野に対応検討

2020-06-01 | 医療、健康

ステップ2における新型コロナウイルス感染症拡大防止のための対応
https://www.bousai.metro.tokyo.lg.jp/1007942/1008165.html

東京都 きょうから「ステップ2」 休業要請緩和 新型コロナ
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200601/k10012452691000.html?utm_int=all_side_ranking-social_002

東京都は、1日から休業要請などの緩和の段階を「ステップ2」に進め、緩和の対象を広げました。今後、感染の推移を見ながら、次のステップに進むかどうか慎重に判断することにしています。

 

新規陽性者5人
最近の傾向として「調査中」に「夜の街」関連が多数含まれています。
引き続き、感染防止策の徹底を。

〇新規陽性者数12.1人
〇週単位の陽性者増加比1.7
〇接触等不明率52.9%
※夜街関連を除く接触不明率36.5 %
〇入院数346人(前日比-7)
〇重症患者数28人(前日比-3)おだいじに

東京都は、6/1(月)午前0時よりロードマップのステップ2に移行。
今月15日から開始したモニタリング指標を踏まえ、専門家からステップ移行は妥当との意見を基に進めます。。
事業者の皆様には、都や各業界団体などが策定するガイドラインに沿って、感染防止策の徹底をお願いします

 

小池百合子 on Twitter

“東京都は、6/1(月)午前0時よりロードマップのステップ2に移行。 今月15日から開始したモニタリング指標を踏まえ、専門家からステ...

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「セレン」がコロナに影響か マグロやブリなどに多数、セレン摂取量が少ない地域で死亡率が5倍に!

2020-06-01 | 医療、健康

Association between regional selenium status and reported outcome of COVID-19 cases in China
https://academic.oup.com/ajcn/advance-article/doi/10.1093/ajcn/nqaa095/5826147

COVID-19 Supplements: Study Shows Dietary Selenium Influences Outcome Of COVID-19 Disease
https://www.thailandmedical.news/news/covid-19-supplements-study-shows-dietary-selenium-influences-outcome-of-covid-19-disease

魚の血合い肉がコロナ弱毒化? 米で論文 セレンに可能性https://news.yahoo.co.jp/articles/72e52156e9bb1ef6de4a8a692df896376e8aa3b5

 

 

tus/1262465322105188353 

 

 

 

 

 

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地震が相次ぐ!茨城県で震度4、十勝沖でもM5.8 岐阜県飛騨地方の群発地震は1000回超える

2020-06-01 | 地震

地震情報
https://typhoon.yahoo.co.jp/weather/jp/earthquake/list/

高感度地震観測網
https://www.hinet.bosai.go.jp/hypomap/?ft=1&LANG=ja

 

https://news.yahoo.co.jp/articles/42322df6a8c9dacf9f3acfc439a3c499991bc0a41週間の地震回数 ここ4日間で震度4が4回発生

ここ1週間(2020年5月25日11時00分~2020年6月1日11時00分)の地震の回数は51回でした。ここ4日間で震度4が、地域は違いますが4回発生しています。

 

ここ1週間の地震回数

略 ここ1週間(2020年5月25日11時00分~2020年6月1日11時00分)では地震は51回発生しました。

ここ4日間で震度4が4回発生

地域は違いますが、震度4の地震がここ4日間で4回発生しています。6月1日9時33分頃には鹿児島県で、同じく1日6時2分頃には茨城県や栃木県、群馬県で、また5月31日3時14分ごろには北海道で、5月29日19時5分頃には岐阜県で最大震度4の地震が観測されました。

https://news.yahoo.co.jp/articles/3444fe0aedea0c0b1d001e3b5aa5aa6faafb2e91地震解説 鹿児島県で震度4~珍しい震源域での地震~ 先程、6月1日9時33分頃、鹿児島県で震度4を観測する地震が発生しました。あまり頻繁に地震が発生するエリアではないとのことで、今後も頻度が増えないか注意が必要です

長野県民なのに、この地震気づかず。M5.2は大きい。岐阜県飛騨地方を震源としていますがその後は長野県中部でも。気になるのが諏訪湖の西が活発化していること。関連性は不明だが、富山、石川、群馬、静岡(特に伊豆半島)、岐阜県西部でも。常連じゃない場所での地震が多いのが気がかりです。

長野県中部
5月26日  88回
5月25日 115回
5月24日 130回

4月3日~5月26日
総地震回数 14571回

岐阜県飛騨地方

5月20日~5月26日 1332回
5月13日~5月19日 1220回

総地震回数  2552回

この地震で再度活発化する可能性。

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アスベスト工場の周辺住民3割が石綿吸い込む 27自治体 環境省調査

2020-06-01 | 医療、健康

震災の時にも、倒壊した建物から飛散し問題になっていました。

https://news.yahoo.co.jp/articles/5adb0b5dd6bf0bc7d92344c2fc2510031f1d0cd6

過去にアスベスト(石綿)を扱う工場などがあった地域住民の健康状態を観察するため環境省が2015年度から一部自治体で毎年行った試行調査において、19年度までの全てで、検査希望者の3割以上から石綿を吸い込んだ人にみられる所見が認められた。石綿は少量でも中皮腫を将来発症するリスクがあるとされる。影響が周辺住民にも広がっていることを改めて示したといえ、同省は今年度から、既存の住民検診を活用し対象地域もさらに広げることを検討している。

 ◇中皮腫などの発症者「もっと多いはず」

 石綿の健康被害を巡っては、兵庫県尼崎市の旧クボタ神崎工場の周辺住民に、石綿関連がんである中皮腫の発症者が相次いでいることが05年に発覚。環境省は06年以降、尼崎市や大阪府泉南地域など工場があった7府県の16自治体の住民を対象に、発症の有無を調べる実態調査を行ってきた。

 ところが発症の仕方に個人差があったことから、環境省は住民の影響を調べるためには、吸い込んだ石綿の量と発症リスクの関連などをより詳しく分析する必要があると判断。15年度から対象地域を拡大し、希望する住民に年1回、医師による問診や保健指導、コンピューター断層撮影(CT)やレントゲン検査などを無料で行ってきた。

 調査は毎年度実施し、19年度までに9都府県の27自治体が参加。環境省によると、19年度は1771人が検査を受け、うち666人(37.6%)から、石綿吸入によって肺の外側の膜が厚くなる「胸膜プラーク」などが見つかった。15~18年度も、石綿吸入が確認された人の割合は31.9~38.6%で、石綿の影響を受ける周辺住民が少なくないことを示した。ただ治療が難しい中皮腫や肺がんなど石綿関連疾患の診断に結びついたのは、5年間で58人にとどまった。

 一方、希望者は翌年以降の検査も受けることができたため、19年度は約7割が2年以上連続で受検しており、発症するリスクのある住民を広く把握する難しさも浮き彫りになった。石綿関連疾患の潜伏期間は平均40年と長く、仕事に直接携わっておらず吸い込んだ自覚がないため検査を希望しない人も多いとみられる。

 環境省の調査検討会の委員を務める中野孝司・兵庫医科大名誉教授は「一般環境での低濃度暴露でも疾患を発症するリスクがある。発症者はもっと多いはずだが、今のスキームではすくい上げることができず、より間口を広げる必要がある」と話す。

 環境省はより広く健康影響を調べるため「将来的には全国一律で発症の有無を検査できる体制を整えていきたい」としており、自治体が実施している既存の肺がん検診などの中で、発症リスクが高いと医師が判断した人にはCT検査も行うようにすることなどを検討している。【岩崎歩】

 ◇調査対象になった27自治体

 大阪市、堺市、岸和田市、貝塚市、八尾市、泉佐野市、河内長野市、和泉市、東大阪市、泉南市、阪南市、熊取町、田尻町、岬町(以上大阪府)、神戸市、尼崎市、西宮市、芦屋市、加古川市、宝塚市(以上兵庫県)、奈良県、北九州市門司区、鳥栖市(佐賀県)、羽島市(岐阜県)、横浜市鶴見区、さいたま市、大田区(東京都)

※途中から加わった自治体を含む

 ◇環境省試行調査で石綿を吸い込んだ所見が確認された人の割合

年度①検査を受けた人②所見が確認された人③割合

2015①1566②604③38.6%

2016①1481②563③38.0%

2017①1857②631③34.0%

2018①2261②721③31.9%

2019①1771②666③37.6%

※複数年にわたり検査を受けている人も含む

 ◇アスベスト(石綿)

 天然に生成された繊維状の鉱物。安価で耐火性や断熱性が高く、かつては建物の建材や工業製品などに広く使われた。国内では現在、使用が全面的に禁止されている。吸い込むと、平均40年の潜伏期間を経て、中皮腫や肺がんなどを発症する危険性があるため、「静かな時限爆弾」と呼ばれる。中皮腫は治療が難しいがんに位置づけられ、厚生労働省の統計によると、国内の中皮腫による死者は2018年が1512人で、国が統計を取り始めた1995年の3倍以上に。石綿由来の肺がん死者の統計はないが、国際的には中皮腫の2倍以上いるとされる。

コメントから

昔の畜舎にはよく使われています。
なぜなら、アスベストを使用しないと建築許可が下りなかったからだそうです。
(地域にもよるかもしれません)
田舎では放置された畜舎がたくさんあります。
撤去するだけでかなりの金額がかかりますし、助成金なんぞ雀の涙程度。
問題が大きくなる前に、国や農協が、責任もって対応してほしいと切に願います

アスベストは本当の意味で正体をわかっている人があまりいない。2030年が解体工事のピークなので、それまでに、石綿専門の部署を国が作り、包括的に管理すべき。

https://ja.wikipedia.org/wiki/アスベスト問題

アスベストの無害化技術

有害なアスベストを無害化する研究が盛んに行われている。建築物の壁などに断熱材などとして吹きつけられた繊維状の飛散性アスベストについて、壁から剥離しない状態で赤外線によって短時間で加熱することで溶融無害化する技術について産業技術総合研究所が2008年に発表しており[18]、3年後の実用化を目指している。

水溶液に白石綿、青石綿、茶石綿などのアスベスト(石綿)を混合したものを、その混合液を含む容器の外部からの放射線照射により、混合液中に誘起される酸化還元反応を利用して、構造破壊にともなう非針状化・分解を促進して、アスベストの無害化する処理を行う技術について、日本原子力研究開発機構が発表している。( アスベスト処理方法及び処理装置、水素生成方法及び生成装置、重金属処理方法及び処理装置

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ツイートから6月1日の1

2020-06-01 | 医療、健康

渋谷の喫茶店「Paris COFFEE」が閉店。「余力のない個人経営の小さな小さな喫茶店にとってコロナウイルスは空から降ってきた隕石のようなものです」と始まる長文の貼り紙が、あまりに濃い歴史を知らせていて胸を打つ。

saoriff on Twitter

“渋谷のParis COFFEE、今日見に行ったら張り紙が増えてました #純喫茶”

Twitter

 

na.na on Twitter

“パリを愛してくださったみなさまのツイート、感謝してもしきれません こんな形ですが、少しでも覚えていただければ嬉しいです (...

Twitter

 

世界で売買されている種子のうちのなんと75%が、5つの多国籍企業に所有されていることをご存知ですか? /「たねの支配を、許してはならない」―環境活動家ヴァンダナ・シヴァ博士 - 生協パルシステムKOKOCARA https://kokocara.pal-system.co.jp/2015/02/09/seed-vandana-shiva/
「たねの支配を、許してはならない」―環境活動家ヴァンダナ・シヴァ博士|KOKOCARA(ココカラ)−生協パルシステムの情報メディア
「多国籍企業は、たねをお金儲けの道具のように扱っている」と訴える、環境活動家ヴァンダナ・シヴァさんへのインタビュー。

アメリカは皆んなとは言いませんがやっぱり白人が優位な意識を持っている国ですわ。ヒスパニック、イタリアンやラテン系、中華系、日系、皆んな白人にとってはよそ者のようです。なぜかいわゆるネイティブ・アメリカンに対してもひどい差別です

(*一部掲載しましたが、まとめました)
未知なる菌を「金」に、スタートアップがビジネス続々:日本経済新聞
私たちの体内に数百兆個住むとされ、土壌や水源などあらゆるエリアに潜む菌。
菌は人類に災いをもたらす反面、健康や環境など福音をもたらしてきた。
そんなミクロの世界に目をつけグローバルな事業に培養しようとするスタートアップが登場している。
bitBiomeは様々な細菌の集合体を1個体ごとに分離して遺伝情報を解析する独自技術を持つ。
土壌に数限りなく存在する菌の遺伝情報を個体ごとに解析することで、医薬品の原料などにならないか探索。
2015年にノーベル生理学・医学賞を受賞した大村智氏が
開発に貢献した抗寄生虫薬「イベルメクチン」のもとは
静岡県のゴルフ場の土から採取された放線菌。
菌が発する物質にウイルスの増殖を抑える働きがある可能性が出ている。
人類の歴史は結核やペスト、コレラなど細菌との攻防戦の歴史でもある。
他方、乳酸菌を発酵食品に使ったり、アオカビから抗生物質のペニシリンを生み出したりと、多種多様な菌の恩恵にあずかってきた。
味噌や日本酒も菌のたまものだ。
近年「腸内細菌が放出する代謝物が、
免疫力の向上に影響を与えることが分かってきた」
人間の腸には100兆個以上の細菌が住むとされるが、
種類や量は十人十色。
このため便を分析すれば個々人の「細菌モデル」に合った最適な食事の取り方を提案できるという。
GEIと日本航空(JAL)などが2年越しで取り組んできたバイオジェット燃料。デニムなどJALなどが集めた大量の古着を発酵させて製造したが、いぶし銀の脇役になったのが「コリネ菌」。
菌を大量培養した後エサとなる植物性の糖分を与え、適切なタイミングで酸素の供給を減らす。
拡大する菌テックで近年の注目株は、腸内細菌の遺伝子分析。一人ひとりの便を検査して、病気の早期発見につなげたりダイエットや病気になりにくい生活習慣の助言をしたりできる。
この分野で実績を積み上げているのが、2014年創業のサイキンソー(東京・渋谷)
サイキンソーの検査の利用料金は1回約2万円。
1g弱の便を採取し、含まれる遺伝情報を解析することで数百兆個いるとされる腸内細菌の組成が大まかに分かる仕組み。
ビフィズス菌や乳酸菌といった菌の多様性やバランス、太りやすさなどの体質が分かるという。
https://nikkei.com/article/DGXMZO59627500X20C20A5X11000/…
腸内細菌は体質や病気などに影響するが、持って生まれた遺伝的体質とは違い食生活などによって変えることができる。そこで同社が注力するのは生活習慣を変えようとする利用者への支援。これまでにパナソニックと組んで検査結果に応じたレシピを提案するなど実績を重ねている
菌が織りなすミクロの小宇宙は環境や創薬、健康で社会を変革する起爆剤になる可能性がある。
だが、菌の発見から効能の特定、収益化までには長い時間がかかる。
ノーベル賞受賞者の大村氏も、菌の採取から医薬品の発売までおよそ8年かかった。

ロシアのコロナ感染40万人超に - 首都など自宅待機期間継続

ミネアポリスで暴動を起こしているのが黒人だという報道ばかりだが、このように白人の若者たちが過激な行動をしているのを黒人が止めようとしているという現実もちゃんと伝えるべきだと思う。

ロサンゼルスの抗議デモも警察と衝突。多くのけが人や逮捕者が出ています。前線で取材していた自分も警棒でど突かれ、背後からの投石が当たりました。銃声のような音は威嚇弾です。戻ったらルポを書きます。
#LosAngelesProtest #LosAngelesRiots #GeorgeFloyd

政府、マイナンバー「全口座ひも付け」義務化検討 来年の法改正目指す

ベルギー王子がコロナ感染 - スペインの交際女性宅で集会

米国で警察により黒人が殺害されたことに対する抗議デモが、海を越えて英国ロンドンでも行われる。

札幌市が憎いのです
数か月前の札幌市からの「冷蔵庫購入費」の却下書面
却下理由に「9か月間、冷蔵庫なしで生活している事実があるため」と明記されてます
熱中症になり命の危険があったのに
冷蔵庫すら購入しない行政の嫌がらせ
病気でも働いて生保を抜けようと思ったのは
行政の嫌がらせが酷いから

 

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孤独死 男8割、女2割、現役世代も多い切実な問題

2020-06-01 | 徒然なるままに

https://toyokeizai.net/articles/-/285536?page=2 略

孤独死する人には、離婚後の男性が多い。しかし、女性も、離婚や恋愛などでダメージを受けて、ゴミ屋敷化したり不摂生になったり、セルフネグレクトへ陥ってしまうケースが後を絶たない。離婚後、誰も支える人がいなくなり、孤立を深めた女性の大きな精神的ダメージは計り知れず、なんとも切なくて胸が苦しくなる。

4割を占める現役世代の孤独死

この女性のような現役世代の孤独死は決して珍しいことではない。

日本少額短期保険協会・孤独死対策委員会は、今年の5月17日に最新の孤独死レポートを発表した。

それによると、孤独死者の平均年齢は61歳で、さらに高齢者に満たない年齢での孤独死の割合は、5割を超え、20~50代は4割弱を占める。孤独死は現役世代の問題だという重い事実を示すものだ。男女比は、8対2。つまり、男性のほうが、圧倒的に多い。

孤独死者の第一発見者は、最も多いのが不動産管理会社、オーナーである。家賃の支払いが滞ったり、郵便物が溜まっていることに気づき、孤独死の発見につながる。また、近隣住民からの異臭や郵便物の滞留により、発覚するケースもあるらしい。

また、このレポートが極めて深刻な現実を突きつけているのは、近親者が本人を心配して孤独死を発見しているのではなく、職業上の関係者をはじめとする近親者以外の者が発見していることが多数を占めると指摘していることだろう。

つまり、故人が生前から親族や他者とのつながりが希薄で孤立し、たとえ亡くなったとしても、その臭いでしか遺体が発見されないというなんとも痛ましい現実が浮き彫りになる。

現役世代が離婚やパワハラなどでつまずくと、誰にも気づかれずに、そして誰からも手を差し伸べられることなく孤立し、健康状態の悪化などによって、ひっそりと命を閉じていく。

その実感は、昨年の夏から、実際に私が特殊清掃の業者とともに、孤独死現場に入り取材を重ねた内容と一致する。ふとした人生でのつまずきが、一気に本人を孤立へと追い込み、社会から隔絶したまま、孤立、孤独死してしまう。それは、私自身も含めて、誰の身にも起こりうることだ。

さらにこのレポートでは、孤独死が増える季節を割り出している。

1月、7月、8月が最も多く孤独死が発生するのだという。孤独死は、暑さと相関関係がある。

事実、梅雨明けから9月まで、特殊清掃業者はひっきりなしに稼働している。朝から夜まで夜通しで、働き続ける。

孤独死を3日以内に発見するのは4割

セルフネグレクトに陥った人の家はゴミやモノ屋敷などが多く、夏場はゴミも凄まじい熱を持つ。さらにエアコンをつけていなかったり、そもそもエアコンがなかったりなどで、熱を持ったゴミの中で、若くして息絶えてしまう。夏場は遺体の腐敗の進行が速いので、周囲が異様な臭いを察知し、警察や管理会社に通報し、遺体が見つかるのだ。

注目すべきなのは、孤独死の発見までの日数が17日とあまりに長いということだ。なんと、3日以内の発見はわずか4割にとどまっている。これは故人が生前、親族や友人などとつながりがなかったということを示している。さらに30日以上経過して発見される割合は、全体で14.3%にも上る。

実は、半年以上も遺体が発見されないという孤独死は、珍しいものではない。

私の取材では、30代の男性の遺体が3年間放置されていたというケースがあった。現役世代のため、地域の見守りもなく、本人が周囲から完全に孤立。さらに賃貸住宅でご近所付き合いもなく、部屋は離れ小島と化しており、家賃は口座から自動引き落としだったため、誰も異常に気づく者はおらず、長年発見されることがなかった。略

https://toyokeizai.net/articles/-/25583130~40代がいずれ迎える「大量孤独死」の未来未婚でさまざまな「縁」から離れた人が危ない

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孤独死したコロナ患者の部屋に見た過酷な孤立

2020-06-01 | 医療、健康

https://toyokeizai.net/articles/-/353706

自宅でひっそりと、1人で最期を迎える孤独死――。ニッセイ基礎研究所によると、わが国では年間約3万人の孤独死が起こっている。そんな孤独死を取り巻く現場が、コロナ禍でさらに危機的な状況になっている。
これまで可能だった民生委員などの地域の見守り活動が困難になり、高齢者が長期間にわたって、家の中で亡くなっても遺体が発見されないという事例が相次いでいるのだ。さらに、特殊清掃業者は、実態を隠そうとする遺族や管理会社のせいで、コロナ疑いの現場を手掛けなければならなくなっている。
NHK NEWS WEBは5月24日付で衝撃的なニュースを伝えた。東京都内の住宅で一人暮らしの70代の男性が誰にも看取られずに死亡し、その後の検査で新型コロナウイルスに感染していたことが関係者への取材で判明したというものだ(孤独死の高齢者 新型コロナの感染判明 「見守り」課題に)。
この記事によると、男性は死亡する2カ月ほど前、親族と疎遠になっているうえ、足が不自由になり困っているとして、長年会っていなかった中学時代の友人に助けを求めていた。男性は小学校で教師をしていたが、50代で退職。その後、家に閉じこもるようになっていたという。
友人が病院に行くように勧めたが本人は拒否
男性は食べ物もなく、友人を頼った。友人は男性の生活を支援していたが、2週間ほど前から体調がすぐれなくなったという。病院に行くように勧めたものの、男性は拒否。死亡する前日、男性は「胸の辺りが気持ち悪い」と言うようになり、薬局で薬を買ったが、発熱やせきなどの症状はみられなかった。
しかし、友人が家を訪れたところ、男性は風呂場で亡くなっていた。その後、保健所の検査で、男性が新型コロナウイルスに感染していたことが判明した。
孤独死の8割は、ゴミ屋敷の状態だったり、偏った食事などによる不摂生だったりと、いわゆるセルフネグレクト(自己放任)だ。医療の拒否も、セルフネグレクトの一つである。この男性もセルフネグレクトに陥っていた可能性もあり、もし友人の勧めどおりに病院に行っていたら、もしかしたら結果は違ったかもしれない。そう考えると、悔やまれてならない。
注目すべきは、この男性はかろうじて友人に助けを求めていたことだ。そして、献身的な友人が男性を気にかけてくれたこともあり、遺体は早期発見された。
しかし、今後懸念されるのは、コロナ禍によって人と人との接触が制限され、距離を取ることが求められる中で、より孤立し、命に関わる深刻な事態になっても、誰にも助けを求めることができずに、最悪の場合、その場で息絶えてしまう人たちがいることだ。
現在、孤独死現場では、「人とのつながりが切れた」結果として、遺体が長期間放置されてしまうという事例が相次いでいる。
コロナの影響で4カ月以上も遺体が放置
10年以上にわたって孤独死物件なども含めて原状回復工事を行っている武蔵シンクタンクの塩田卓也氏は、新型コロナの影響で長期間遺体が放置された物件の特殊清掃に取り組んでいる真っただ中だ。塩田氏は、つい先日、4カ月以上放置された物件の清掃を手掛けた。
「先日手掛けた物件は、コロナの影響で地方に住んでいるご遺族が来れなくて、ずっと放置されていました。死後4カ月ずっとそのままだったんです。さすがに、近隣からは『くせえよ、いい加減にしろよ』というクレームが殺到していました。遺体が長期間放置されると、柱が腐敗体液で痛んだりして、お部屋も重篤な状態になる。高額なリフォーム費用がかかったり、スケルトン(建物の躯体だけの状態)にまで戻さなければならなかったりするケースもあります」
コロナ禍において、塩田氏はここ数カ月で、遺体の発見が通常以上に遅れたケースが増えたと嘆く。
「最近は、1~2カ月見つからないケースがざらになってきましたね。同じ孤独死でも、これまで発見が早かった65歳以上でも、長期間わからずに放置されているケースが増えています。コロナ禍で、地域の見守りの力が弱体化していることが影響していると思います。ハエがいればまだ発見されやすいと思うんですけど、今の季節はまだハエが飛んでいないので、なおさら異変が起こっても、見つけづらいですね。コロナの影響で、今後ますます痛ましいご遺体の状態になってしまう孤独死は、残念ながら増え続けるでしょう」
特殊清掃業者としても、コロナ禍によって孤独死現場と向き合うのはそれ相応の準備と覚悟が必要になる。亡くなった人が陽性者だった可能性もあり、相応の感染症対策が要求されるからだ。特殊清掃業者である上東丙唆祥(じょうとう・ひさよし)氏は、先日、コロナ疑いの孤独死現場の清掃を行った。
「例えば部屋で亡くなり、死ぬ寸前に故人がテーブルに手をついて、時間を空けずそのままお部屋に入ると、われわれも感染リスクが上がります。だから、コロナを想定して入る必要があるのです。日本にコロナが上陸して、日々感染者数が上下していますが、コロナに感染しながらも誰にも知られずに亡くなる方もいらっしゃるはずです。そういう人は、よほどのことがないと表に出てこないと思っています」
孤独死の現場でコロナ陽性が隠されている?
上東氏が先日訪れた物件では、80代の女性が室内で死亡していた。寝室の窓ガラスは不自然に斜めに割れていて、レスキュー隊か警察官が突入した形跡が見て取れた。
作業を依頼した親族は「コロナではない」と言い張ったが、死因や死亡場所などを聞いても、話が二転三転して不自然な点が多く、いまだに死因がコロナだった疑いは晴れていないという。
私がいくつかの特殊清掃業者を取材した感触では、お部屋で亡くなった人が実はコロナ陽性者だったにもかかわらず、それをひた隠しにする心無い遺族や大家や管理会社も多く、「コロナの陽性隠し」も現場では横行している疑いが濃いという実感がある。そのような現状があることから、上東氏や塩田氏らは、どの現場も最初からコロナであることを前提で、清掃作業に臨んでいるという。
高齢者の生活支援サポートを行っている民間団体LMNの遠藤ひでき代表は、コロナ禍における高齢者の孤立の現状について、こう話す。
「コロナ禍が始まってからは、われわれのもとに独居の人から相談や依頼の電話が増えています。そのほとんどが、子供や親族がいても疎遠だったり、身内が高齢者の兄弟だけだったりで、孤立している方です。病院に行くことを拒んで、発熱していても自宅でかたくなに我慢する方もいらっしゃいました。コロナによって鬱が進んでしまった方もいます。
『買い物と病院に行けない』という悩みが最も多いです。私たち現役世代はネットスーパーなどを使えるけど、高齢者は無理なんです。さらに、人と会えないのは、孤独に追い打ちをかけるんです。そのため、話を聞いてあげたり、買い物に行ったり、マスクを持っていったりするなどの支援を行いました」
スマホなどITを駆使した見守りも登場
遠藤氏によると、子供がおらず、高齢者だけの兄弟の世帯も孤立のリスクが高い。しかし、そんな状況を少しでも打破しようと、ITを駆使した新たな見守りの形も生まれようとしている。
最近では、高齢者から「Zoomのやり方を教えて」と言われることも多くなってきたという。これまでは携帯電話を持っていなかったが、これを機会に新たに見守り用にスマートフォンを買う高齢者もいる。
「今後、コロナ禍において、見守りの形も変化していくでしょう。時間と場所を選ばない見守りがベストなんです。われわれは、LINEを高齢者の見守りにも採用しています。一度覚えてもらえれば、簡単ですから。リアルとITと、時々に応じて使い分けていくことが大切です」
これまでも、孤独死の増加で何かと話題になっていた社会的孤立の問題。今回のコロナ禍を機に、少しでも支援の輪を広げていくことが重要だと感じている。

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喫煙が新型コロナの重症化進める 受動喫煙でも

2020-06-01 | 医療、健康

喫煙によって、肺の表面にACE2が通常の1.3~1.55倍出現する。
*#SARSCoV2 は、ACE2を認識して宿主細胞に感染する
受動喫煙でも悪影響は確認

https://this.kiji.is/638260299305469025?c=113147194022725109 略


 ▽WHOが喫煙の有害性を警告
  この5月11日に、世界保健機関(WHO)が、COVID―19重症化への喫煙の悪影響について注意を促す声明を発表した。WHOによれば、喫煙者は、非喫煙者よりも重症化しやすいことが新たな研究から確認されたと指摘。その上で、たばこを吸っている人では、新型コロナウイルスが、肺に侵入したときにウイルスに抵抗するのが困難になると説明している。
 COVID―19が、たばこを吸っている人で重症化するメカニズムがあると考えられているのだ。逆に、むしろ喫煙者はCOVID―19になりにくいのではという研究も報じられることがあり混乱するのだが、WHOは現在の研究を総合的に判断すると、喫煙の有害性の方が問題だと警戒する。たばこにメリットがあるかのような研究結果は不十分で、たばこをやめるのが賢明という姿勢だ。
 もっともたばこは、COVID―19以前にも、がんや心筋梗塞や脳卒中の危険を高める科学的な根拠があり、禁煙が推奨されてきたのは周知の通りだ。日本でもこの4月に受動喫煙を防ぐために、飲食店では屋内での喫煙が原則禁止されたところ。COVID―19は、これまで示されてきた喫煙の問題をさらにクローズアップすると筆者は考えている。
 ▽肺にはウイルス侵入のための〝港〟がある
 こうした中で、この5月16日にさらに喫煙のCOVID―19への影響を明確にする研究発表がなされたので注目した。米国の研究グループが、世界的生物学誌である『Cell』の姉妹誌『Developmental Cell』で伝えているものだ。この研究から分かったことを簡単にまとめると、新型コロナウイルスが肺の細胞に侵入するための〝港〟が、たばこによって増やされるという発見だった。
 そもそもCOVID―19が命にかかわるのはなぜだろうか。
 よく言われるように、新型コロナウイルスは接触感染や飛沫(ひまつ)感染によって感染していく。口や鼻についたウイルスは、喉から気管に入り、さらに肺の奥へと広がっていく。肺の中で肺の細胞にウイルスが到着。ここで肺の細胞へと侵入し、せきや呼吸困難などの症状が現れてくることになる。
 ここで注目されているのは、肺の細胞にウイルスが入っていくため、肺の表面にウイルスが停泊する、いわば港のような存在があるということだ。というのも、ウイルスが肺の細胞にたどり着いても、肺の細胞にうまく付着できないこともあり得るからだ。それでは、ウイルスは細胞に入れず、症状を引き起こすことはない。ましてや重症化につながることもない。
 なぜ肺の細胞にウイルスが入れるのか。研究を進めたところ、肺の細胞には、ウイルスに侵入を許す、ウイルスが細胞にこぎ着いて停泊する港のように働く「タンパク質」が出ていることが判明した。
 タンパク質というと、栄養素を思い浮かべる方もいるかもしれない。タンパク質は栄養素として食事を通して摂取するのだが、ここでは細胞の部品となっているタンパク質を指している。その一つが新型コロナウイルスの細胞への入り口として機能することがここ数カ月の世界の研究によって判明した。
 その名も「ACE2(アンジオテンシン変換酵素2)」と呼ばれるタンパク質だ。このACE2が喫煙による新型コロナウイルス感染症の重症化にも関係していることが、今回、新しい研究からさらに示されたのである。

新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真(米国立アレルギー感染症研究所提供)
 ▽肺の細胞に「ウイルス大歓迎」の看板が
 医療従事者にとっては、高血圧の薬にACE阻害薬と呼ばれる薬が一般的だが、薬のACEとウイルスが付着するACEは同じものだ。厳密に言えば、ACE2という類似したタンパク質がウイルスを細胞に受け入れる「受容体」として働く。
 研究では、肺の細胞を1個単位で分析することで、喫煙によってウイルスの港になっているACE2が増えてしまうことを確認した。つまり、肺の表面にACE2が現れ、量も通常の1・3~1・55倍になる。従来の喫煙の害を追認するものと分かったのだ。
 すごく分かりやすく言えば、たばこを吸うことで「ウイルス大歓迎」という看板を肺の細胞に増やしていくようなものだ。ウイルスが細胞の中にますます入りやすくなってしまうことになる。感染症の重症化が細胞にウイルスが入ることで起こると考えれば、あってはならないことだ。
 たばこの煙に含まれる化学成分は約4千種類で、有害物質は250種類ほどとされる。がんや心血管病にこうした有害物質がどのようなメカニズムで関係するかは複雑だが、このACE2の増加によってウイルスを細胞に取り込むメカニズムが本当であれば、これほどピンポイントに喫煙の有害性が証明されるのも珍しい。
 COVID―19との関係を踏まえたとき、その有害性は、従来考えられてたたばこの有害性とは大きな違いがあると考えることができる。というのは、がんや心血管病の危険を喫煙によって高めると言われてきたが、それは数年や数十年たばこを吸うことで現れるデメリットだった。それだけに、禁煙に消極的でも悠長に構えることができた。いつかやめればいいやと。
 ところが、COVID―19での有害性を考えると、その影響が即座に現れる点で大きな違いがある。たばこの煙によって、肺の中で、ACE2が増えてウイルスの侵入を許しやすくなる。そうなると、1~2カ月で、命にかかわる影響が現れることになる。
 しかも、こうした肺の細胞に現れる影響は、喫煙者本人ばかりではない。受動喫煙でもこうした悪影響は現れることになる。ウイルスが存在する中で、「三密」の状況が重なれば最悪の結果をもたらし得る。現在の研究結果はまだ細胞レベルで確認されたこととはいえ、既に喫煙の有害性は幅広く認識されている中での大きな懸念材料になるのは間違いない。
 経済の正常化に向けた施策がさまざま練られているが、このように命に直結する悪影響を及ぼす要因はほかにないと言えるかもしれない。新しい生活様式の議論の中で、こうした結果を踏まえ「真っ先に禁煙を入れてもおかしくない」という意見が今、日本でも出ている。

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ISSにドッキング成功、一部作業手動で 米宇宙船クルードラゴン 1~2カ月滞在

2020-06-01 | 宇宙

https://news.yahoo.co.jp/pickup/6361253

 米航空宇宙局(NASA)と米宇宙ベンチャーのスペースXは日本時間31日午前4時22分(米東部時間30日午後3時22分)、米フロリダ州のケネディ宇宙センターからNASAの宇宙飛行士2人を乗せた新型宇宙船「クルードラゴン」を同社のファルコン9ロケットで打ち上げ、国際宇宙ステーション(ISS)への軌道投入に成功した。日本時間31日深夜、ISSにドッキングした。

 米国の宇宙船による有人飛行はスペースシャトルが引退した2011年以来、9年ぶり。この間、ISSへの飛行士の輸送手段は露ソユーズ宇宙船だけだった。民間企業が主体となり開発した宇宙船によるISSへの有人輸送は初となる。

 今回の打ち上げは「最終試験」の位置づけで、NASAのロバート・ベンケンとダグラス・ハーリーの両ベテラン飛行士が搭乗した。宇宙船は全自動で航行できるが、2人はドッキングの一部作業を手動で試した。ISSには1~2カ月程度滞在し、海上にパラシュートで帰還する。

 帰還後に安全性が確認されれば、8月末にも打ち上げられる次回の運用段階の初号機で、野口聡一宇宙飛行士(55)が米国人飛行士3人と搭乗し、ISSへ半年間の長期滞在に向かう。

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