http://health-food.holy.jp/blog/archives/2007/09/post_90.htmlから
ローズマリーの効能
ローズマリーの効能:ローズマリーは地中海沿岸地方原産のシソ科の植物です。脱毛・血行不良・消化不良などへの効能のほか、非常に強い抗酸化作用を持ち、ハーブのほかアロマオイルとしても人気があります。
若返りのハーブとしても知られていますが科学的根拠は不十分のようです。
ローズマリーの効能 目次:
ローズマリーの利用法
ローズマリーの栄養
ローズマリーに期待される効能
・ローズマリーの循環器・血管系への効能
・ローズマリーの消化器系への効能
・ローズマリーの神経系への効能
・ローズマリーの内分泌・代謝系への効能
・ローズマリーの生殖器系への効能
・ローズマリーの肝臓・胆のうへの効能
・ローズマリーの外用による筋肉・皮膚・関節への効能
・ローズマリーの感覚器への効能
・ローズマリーの呼吸器系への効能
・ローズマリーの感染症への効能
・ローズマリーの癌への効能
・ローズマリーの歯・口腔内への効能
・ローズマリーのアレルギーへの効能
・ローズマリーのアンチエイジングへの効能
ローズマリーの効能の科学的有効性
ローズマリーの安全性
・過剰摂取
・相互作用
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ローズマリーの利用法:
肉料理のハーブ
ローズマリーは主に肉料理のハーブとして使われています。
発毛剤・育毛剤・シャンプー・リンス
ローズマリーには後述するように脱毛への治療効果が期待されるため、発毛剤・育毛剤・シャンプー・リンスなどに配合されています。
アロマオイル
ローズマリーの葉から抽出されたオイルがアロマオイルとして使われています。アロマテラピーの世界では上述の髪への健康効果のほかに「集中力をアップさせる効果(頭脳明晰効果)」が広く知られていますが、科学的な有効性は未知数のようです。
血行不良・リウマチ・消化不良の治療
ドイツのコミッションEにおいてローズマリーは血行不良・リウマチの補助治療(湿布薬への添加)、および消化不良への使用が承認されています。
魔除け
(効能とは直接関係ありませんが)ローズマリーは、古くからヨーロッパで魔除け効果のあるハーブとして多くの儀式に使われてきました。
ローズマリーの栄養:
強い抗酸化作用
ローズマリーは五大栄養素については特に見るべきものはありませんが、近年の研究ではローズマリーに豊富に含まれるフラボノイドをはじめとしたファイトケミカルの働きで、セージとともにハーブの中で最も強い抗酸化作用を持つことが明らかとなっています。
ローズマリーに期待される効能:
ローズマリーには、科学的な効果が未知数なものも含めて次のような効能が期待されています。
ローズマリーの循環器・血管系への効能
・ローズマリーに含まれるジオスミン(フラボノイド系のファイトケミカル)の血行促進作用による血行不良改善の効能
・心臓病予防の効能
・ローズマリーの生薬やエッセンシャルオイルを用いた入浴による皮膚の血行促進の効能
・高血圧への効能
ローズマリーの消化器系への効能
・消化不良への効能
・食欲不振への効能
・ローズマリーを煎じたものの胃痙攣への効能
・不安による消化機能不全への効能
・胃痛への効能
ローズマリーの神経系への効能
・ローズマリーの外用あるいは経口摂取による頭痛への効能
・抑うつへの効能
・失神への効能
・緊張や寒気を伴う偏頭痛への効能
・集中力を高める効能
・ローズマリーのオイルに含まれるシネオールの運動機能向上の効能
・ローズマリーの外用による神経痛への効能
ローズマリーの内分泌・代謝系への効能
痛風への効能
ローズマリーの生殖器系への効能
・月経痛への効能
・月経過多への効能
ローズマリーの肝臓・胆のうへの効能
胆汁の分泌を促す効能
ローズマリーの外用による筋肉・皮膚・関節への効能
・ローズマリーを配合した塗り薬のリウマチへの効能
・ローズマリーに含まれるロズマリン酸の抗炎症作用による関節炎・関節痛への効能
・脱毛症への効能
・肉離れへの効能
・傷への効能
・しわへの効能 ・湿疹への効能
・筋肉痛への効能
・ローズマリーの浸出液のフケを抑える効能
・虫除けの効能
・ローズマリーに含まれるロズマリン酸の抗酸化作用による美肌効果
ローズマリーの感覚器への効能
白内障の進行抑制への効能
ローズマリーの呼吸器系への効能
急性の鼻カタル(単純性鼻炎)への効能
咳への効能
ローズマリーの感染症への効能
・抗菌・抗真菌作用
・ローズマリーのオイルの抗菌・抗カビ活性作用
ローズマリーの癌への効能
・粘液腫への効能
・ローズマリーに含まれるロズマリン酸・OPCの抗酸化作用による癌予防への効能
・ローズマリーに含まれるOPCの、紫外線から体を守り遺伝子を保護する作用による癌予防への効能
ローズマリーの歯・口腔内への効能
ローズマリーの外用による歯痛への効能
ローズマリーのアレルギーへの効能
ローズマリーに含まれるロズマリン酸の、アレルギー性皮膚炎・アトピー性皮膚炎・花粉症への効能
ローズマリーのアンチエイジングへの効能
ローズマリーに含まれるロズマリン酸・OPCの老化防止への効能
ローズマリーの効能の科学的有効性:
有効性レベル3
タイム・ラベンダー・シダーウッドなどとの併用で脱毛症
脱毛症への作用機序は明らかではありませんが、ローズマリーの外用による刺激が頭皮表面の毛細血管の血流を増加させる作用が有力視されているようです。
※健康食品のすべて-ナチュラルメディシン・データベース日本対応版/同文書院による評価
脱毛症以外の症状に対するローズマリーの効能は、現在までのところ科学的なデータが不十分のため未知数のようです。
若返り効果についても、今のところ科学的根拠は不十分のようです(T_T)
ローズマリーの安全性:
過剰摂取など
ローズマリーをハーブとして、あるいはサプリメント類などによる適量摂取、および希釈したローズマリーオイルの外用は基本的には安全とされています。
ただし次に該当する場合は、ローズマリーを摂取あるいは外用することによる危険性が指摘されています。
・妊娠中、授乳中の女性
・子供(下痢を引き起こすことがあります)
・発作暦のある人
・シソ科の植物にアレルギーのある人
・ローズマリーオイルの飲用<
・ベースオイルで希釈しないローズマリーオイルのアロママッサージなどでの利用
・重量換算でローズマリーハーブで0.41%、ローズマリーオイルで0.003%を超える料理への使用
・ローズマリーを主成分とする薬・生薬・サプリメント類の長期使用または過剰摂取
相互作用など
参考文献中に、ローズマリーと医薬品・食品・サプリメントとの相互作用に関する記述は見当たりませんでした。