2014年度 スキー指導者 準指導員検定会 (後編)

2014年03月12日 | スキー
(前編からの続き…)

今回も理論試験はリゾートセンターで実施。
昨年はB検の方々と同時実施でしたが、
今年は準指受検生全員(300人超)が試験を受けるため、
それぞれ独立の時間割になりました。

所定時間より少し前に書き上げましたが、
ていねいに見直しを行い、90分を使いきって
提出しました。
まあ、合格ラインの60%は間違いないでしょう。

理論試験が終わってホッとしたこともあり、
夕食後は別宿に泊まっているサポートメンバーのところへ行き、
楽しいお酒をいただいてきました。


【検定2日目】

検定2日目も快晴!

この日は残された実践課程4種目です。
種目順序は
パラレル小回り不整地→シュテムターン→総合滑降・リズム変化→パラレル大回り
でした。


<パラレルターン小回り不整地(表太郎)>



前日の午前中までコブは一切無かったのですが、
午後からコブ作りがはじまり、
昨晩からの冷え込みで硬いバーンができました。

あまりの‘好条件’(ウソ!)により
なんとデラがけとインスペクションが行われました。
自身もコースインしましたが、
ちょっと板をずらすだけでコケそう!

前の班がスタートしましたが、
半数くらいの方がラインに入らず
ナチュラル斜面を選択してます。
昨年はナチュラル斜面の滑りに
いい評価が出ていなかったので
ここは気合を入れて浅い方のラインに入りました。
無事にラストまで滑りきったものの
ビデオで確認すると完全にビビリの滑りでしたね。(汗)


<シュテムターン(天狗)>



スタート位置は昨日の基礎パラ大回りより
上部に設定され、急斜面の途中から演技開始です。
谷回りでスタートし、最初のニュートラルから
しっかりとシュテム動作を表現しました。
外足のとらえとフォールラインにからむ場面で
抑揚をつけ、4ターンで滑りきりました。


<総合滑降・リズム変化(裏太郎)>



この種目のスタートは昨年より
リフトの支柱1本分下げられ、
全長が30mほど短くなりましたね。

事前に
減速要素が入ると減点、
コート幅をしっかり使い切ること、
という情報から
自身は大回り2ターン後に
ギルランテをはさみ、
最後は中回りでまとめました。


<パラレルターン大回り(白金シュワルツ)>



さあ、いよいよラスト種目です。
スタートから2ターンした後、
斜度が急になります。
慌てずにしっかりとポジションをキープしたまま
ゴールラインまで滑りきりました。

終了後、各種目をビデオで確認しましたが、
小回り以外の種目は特に不満も無く
何とかまとめられたという印象です。

検定終了は12時前。
思ったよりずっと早かったですね。
サポートの方々と昼食をとり、
閉会式まで好きに滑って
うっぷんを晴らしました。(笑)

閉会式も無事終わり、
みんなで記念撮影をしたあともフリーで滑走。

14時半まで滑って一旦宿に戻り、
着替えと帰り支度です。
ころあいを見計らって発表会場へ出発。
日程表では16時半から講評~結果発表だったのに
16時15分には既に主任検定員のあいさつが始まってた。(汗)
その後、なが~い講評が続き、
いよいよ結果発表です。

パワーポイントでビブ№が映し出されるたびに
あちこちで歓声があがります。

4つ目に映った画面に自分の番号がありました。
‘よかった…’が第一印象。
しばらくして結果を見に来ていた
Y隊員とMさんが祝福に来てくれました。
2人の顔を見た瞬間に熱いものがこみ上げてきました。
1級をとったときは、只々うれしかったけど
今回は応援やサポートして頂いた方々のことを考えると
どうしても涙が止まらなかった…

会場の興奮が冷めやらぬまま、
公認証の授与がはじまりました。
2週間後に開催されるC級検定員検定会の
手続きについて説明が行われ散会です。

早速クラブメンバーの宿に向かい結果報告。
すでに幹部への連絡は済んでましたね。
皆で記念撮影をして帰路につきました。


正式に受検の意思表明をしてから丸2年。
ずっと練習に付き合ってくれたY隊員、
受検に関する情報を山ほど提供してくれたMさん、
サポート隊を召集してくれたSさんとサポートしてくれたみんな、
そしてクラブ・連盟の方々や養講班の仲間たちへ…

ほんとうにありがとうございました。
まだまだスキーライフは続いていきます。
これからもよろしくお願いいたします。
コメント (2)
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