SJesterのバックステージ

音楽関連の話題中心の妄言集です。(^^)/
もしよろしければ、ごゆっくりどうぞ。

パン※ DE デート

2007年03月16日 00時00分01秒 | その他
ひと目会ったその日から、恋の花咲くこともある・・・。

タイトルの・・・ 『パン※』 ・・・を“ひと目”見て「これかな?」と思った言葉を、素直に忘れないで、この記事を最後までお読みくださいね。(^^)v







久々の高橋多佳子さんという感じ・・・(^○^)/
   

リサイタルの『パンフ』は演奏とともに大切な思い出としてとってあるのです・・・。
こんなパンフのコンサートでデートっていうのも、考えてみればステキかもしれませんね!

この番組風に言えば「グー!」っていう感じでしょうか・・・ヾ(o´∀`o)ノ+゜:。*゜+゜:。*゜++















さてと、いよいよあなたのお話を伺っていきたいと思います。

やっぱり、『パン※』といってすぐに思い浮かぶのは・・・
   

『パンダ!』・・・・・ある意味では、至極“王道の答”ですよね。そう思ったとしても、余りフシギはないかもしれません。

こちらでは『パン※』は『パンダ』という感じなんですけどぉ~。







そぉですかぁ~・・・そ~ですよねぇ~。
『パンダ』でデートっていうのも十分アリじゃないんでしょうかぁ~。
カンカン&ランラン、今でも元気かなぁ~。ピアニストのランランは今でも凄く元気そうだけど・・・。

2・3日前の高橋多佳子さんのブログに、ついこないだワルシャワ・フィルハーモニーホールでプロコフィエフの第3番のコンチェルトを大熱演だったって書いてあったっけ?
やっぱ彼は、いつでもアドレナリン出っ放しなんでしょ~ね。とっても素晴らしいピアニストなんですけどねぇ~。
前にも記事をアップしたけど、顔面だけでもオンガクできちゃってるモンねぇ~・・・。(^^)v





そうですかぁ~、わかりました・・・どれどれ、それでは、よいしょっと・・・。

王道の『パンダ』というよりは・・・・・・・・・・(と、いうよりは?)
   

水分を多く含んだソフトな『パン粉』っていう感じですな!! o(≧ω≦)o

  “オヨヨ・・・!?”

『パン粉』でデートということは、彼女の手料理ということですかな? (^^)v
フライ・とんかつもいいけど、光モノの魚を香草でくるんでパン粉焼きっていうのも、オッシャレーかもしれませんなぁ~。

しかし、メタボのオヤジになってこのレシピだと、ちと長生きできそうにありませんなぁ~。
“パン粉でデート”は、お互い若いうちだけにしたほうがいいかもしれませんなぁ~~~。








さぁぁぁぁあて、クラシックのコンサートに動物園や手料理と、雰囲気も盛り上がってまいりました!!









それでは、お二人さん・・・・・・・・・・


     “ごたいめぇぇ~~ん!!!”


あのさぁ、もぅオレさぁ・・・・・ガマンできないぐらいビンビンきちゃってるんだよネ!
   

キミとなら今すぐ『パン※』でデートしたいよぉ~!!




いやん・・・・・アナタって、ダイタンね!
   

ヘタれた花に見えるかもしれないけれど、アップした者の立場としては誰がなんといっても“隠微でアンニュイなパンジー”なのよ!!
ちなみに、スラングではオンナみたいな男のことを“パンジー”って言うらしいわ・・・。

それはさておき、あたしの『パン※』でデートは『パンジー』でデート。

 ♪~ この花は私です。やっときれいに咲いたのです・・・なんちゃって。*。:゜+(人*´∀`)+゜:。*゜+

わかってくれる人いるかしら・・・? 

 ♪~ 覚えています?            サクラダジュンコさんを・・・。




さあ、お二人さん! PCの向こうにいる人のほうを向いて・・・目をつぶってぇ~・・・上をむいてぇ~・・・。

  スイッチ・オン!!!


               



                       
さて、今日もステキなカップルが誕生しましたね!
ホント、よかったですねぇ~。
それでは、皆さんごきげんよう。。。



ひと目会ったその日から、恋の花咲くこともある。
  見知らぬ貴女(あなた)と見知らぬ貴男(あなた)に、デートを取り持つ・・・

     パンチ DE デート!!




その後連れ込みホテルに、もちろん車で、デートに行ったお二人さんですが、あいにく『パンク』でデートになってしまったとさ・・・。

                                          おしまい








冒頭私が投げた問いへの正解は、もちろん、あの関西テレビ制作による“パンチ DE デート”でありました。
みなさん、お分かりですよね・・・。 

満35歳以上のかたで、これ以外の文句を思いついてしまった人・・・あなたは、考えすぎです! (^^)/

そしてあろうことか、ビンビン・ボーイと同じ解答だったかた・・・。いらっしゃいますよね!?
あなたには、欲求不満の解消策を検討されることを強くお勧めいたします。・・・って・・・・・・ったくナニ考えてんだか!?

                               by セラピスト 「あ~」オヤジ

夢のコラボレーション

2007年03月15日 03時38分14秒 | その他
★むしまるQ ソングコレクション
                  (DVDオムニバス盤)
(今回の記事では、本文中に紹介するものを除いて収録曲名表記を省略します。
 種明かしになってしまうからです。手抜きだと思いたい人はそう思っていただいて結構です。(^^)v)

前回記事でご紹介した三石琴乃さんの代表的なパフォーマンスといえば、私にとっては“むしまるQ”のうららちゃんの声なのです。
そしてむしまるQといえば11月5日の記事にも特集したのですが、さまざまな虫・動物を題材にした挿入歌が魅力的な番組でした。

実はあの記事をアップした後、テレビで流れている歌の画像DVDが発売されていることが分かり何はともあれすぐ入手したのです。やはり映像付で見ると違いますねぇ。
CDの音と歌詞カードだけでは気づかなかった仕掛けなども見つけてしまって、一人感動に咽んでしまったり・・・。誰も一緒に住んでいないのをいいことに声に出して笑ってしまったり・・・。
もちろんテレビで放送している時間の制約が有りますから、フルコーラスではなく短縮版なのですが、それでも有無を言わせず引きつけられる物があるのです。

未確認情報ですが、昔、ウゴウゴルーガを制作していたスタッフがこれらの制作に携わっていると聞いたことがあります。さもありなんという出来栄えではあります。
ウゴウゴルーガ放映時には、こんなのを見て育った子供が大人になったら我が国はどうなってしまうのだろう・・・などと小さな胸を痛めておりましたが、かの番組でルーガちゃん役だった子役(小出由華さんというらしい)は、今やフジテレビ朝の番組、“めざましテレビ”で早耳娘のモデルさん(しかも巨乳!)になってしまっているとは恐ろしい現実であります。
そして、自他共に認めるモーレツ人間だった私自身が“おきらくごくらく”な感覚に染まっている・・・キャー!!!(^^)v

結局こっちが本性だったのネ!


★むしまるQゴールド 大集合 大脱皮のテーマ
                  (オムニバス盤2枚組)


さて、タイトルの夢のコラボレーションですが、我が国のレコード史上最も凄いコラボレーションのオムニバス盤はこのむしまるQシリーズではないでしょうか?
よくトリビュート盤などの企画がありますが、これほどの曲・パフォーマーを揃えたものにはそうそうお目にかかれるものじゃないと思います。

そして特筆大書すべきは楽曲のコンセプトのもの凄さであります。
番組初期には動物の特徴を織り込んで“パフォーマンス”を巧みに聴かせていただけであったのが、最近のものになればなるほど“モトネタ”になる曲があってそれに似せて作曲された曲に、動物の生態が巧みに織り込んである・・・というさらに手の込んだ手法に進化しているのです。

たとえばこのLATEST ALBUMの事実上の本編の嚆矢を飾る“マッコウクジラは潜水キング”という曲では・・・、
 ・ジャーニー    “セパレイト・ウェイズ”
 ・ヨーロッパ    “ファイナル・カウントダウン”
 ・イエス       “ロンリー・ハート”
 ・ヴァン・ヘイレン “Jump”
の4曲がものの見事に織り込まれています。

ここまでくると、パロディーといっていいのかコラージュといっていいのか・・・。はたまたパクリというのが適当なのか・・・。
こんなことまでして「著作権は大丈夫なのか?」と、思わずしなくてもいい心配までさせられてしまう徹底した作りこみぶり・・・と思ったらちゃんと日本音楽著作権協会許諾番号が打ち込んでありました。恐れ入りました。

楽曲解説をすると第1主題が“セパレイト・ウエイズ”で、そのカウンターメロディーが“ファイナル・カウントダウン”、第2主題が“ロンリー・ハート”で間奏では“セパレイト・ウエイズ”を機軸に“Jump”を含めた全曲がソナタでいう展開部のように鮮やかに織り込まれています。

そのうえ、歌詞にも“セパレイト・ウエイズ”“ロンリー・ハート”“ジャーニー”なる単語をシラジラしく織り込んで恐ろしく念の入った作品に仕上がっているのであります。
ベートーヴェンの対位法もかくやと思われるほどの、展開のし放題・・・大好きです。

そうであればこそ「作詞はともかく、これを作曲と呼んでよいのか?」という疑問も禁じえないのでありますが、クラシック界にも“○○の主題による幻想曲”みたいなのを“作曲”している人はゴチャマンといるわけですからあまり問題にするべきではないのかもしれません。
でもまあ、ここまであからさまだと、却って笑えちゃうのがフシギというか、感服しちゃいましたです。

ネットで調べてみるとこのCDの商品案内には“子供向け”なんて書いてありますがトンでもない。
私のような“ベスト・ヒットU.S.A.”世代のお父さんが買っているのが殆どではないかと思います。なんてったってこの作品の本当の意図が子供に分かるはずがない・・・。

だってマッコウクジラの4曲ガチャガチャポンのほかにも、イーグルスの“ホテル・カリフォルニア”もどきのホタルを歌った楽曲に日産セフィーロの宣伝の井上陽水さんが絡んでくるところがある(先のDVDの画像ではさらに笑える)のですが、その宣伝を放映してたころに生まれた子供は既にいくつになってるんでしょうか!?
宣伝時、“33歳のセダン”として発表されたばかりだったセフィーロも既に生産中止だし・・・。
私はその宣伝の後、セフィーロに乗っていた時期があるのですが、それって現在中1の娘がの生まれる前後ですもん。
となると、それを見て笑える子供といったら・・・ねぇ。どうしても、オトナしか笑えないでしょう。

その他、タイトルで説明できる曲で言えば、“ミ・ツ・バ・チャ・い・た・い”というミツバチが針で刺したら死んでしまうことを歌った歌があるのですが、これ何の曲のパロディーだと思います?
実は、ポリスのラスト・アルバム“シンクロニシティー”の大ヒットナンバー“Every Breath You Take”なんです。

邦題は“見つめていたい”。

曲調は“まんま”です。アンディ・サマーズがエレキ・ギターをミュートしながらアルペジオでカキコキやってるあの通り・・・。そしてそれを、元レイジーの影山ヒロノブさんが歌っている・・・のです。

これらを夢のコラボレーションといわずしてなんと言おうか!


この盤には実に40曲もの動物にまつわる曲が収められていて、例えば他には“ミドリガメのうた”なるデュエット曲もあります。
ミドリガメです。↓


ミドリガメは、本来はミシシッピアカミミガメといって外来種のカメなんだそうです。
小さな緑のカメの時はかわいがってもらったけれど、(すごく)大きくなって茶色のカメになってしまったら捨てられてしまった悲哀をあたかもイカシタ男女の関係ように歌っています。
でも外来種が我が国固有の種を脅かしている問題が叫ばれて久しい中、それを警告する意味も含まれていたりして結構深いものがあるように思います。

私も、愛知県で子供と一緒に魚をすくいに行ったときに、大きなミドリガメを2匹捕まえたことがあります。
息子が、珍しがってカメを両手で顔の前にかざしてにらめっこしていたら、おもむろにカメが首を伸ばして息子の唇に噛み付いたという事件が発生してしまいました。
お医者さんに診せたところ大事無かったのでよかったのですが、「ファーストキッスが亀とはねぇ・・・」と言われてしまいました。後から実はそれは「亀」と「噛め」のギャグだったのではないかと、チョッと反応の鈍かったことを悔やんでみたり・・・いや、そんな深読みすることはないと思い直してみたり・・・。
いずれにしても、息子が大事無くてよかったと心配するよいお父さんなのでありました。

しばらくこれらのカメを飼っていたのですが、やはり死んでしまいました。
自然においておけばもっと長生きさせてやれたのかもしれませんが、一応外来種だということが分かっていたので、もう一度放すということは不味いかなと思って・・・。
カメにとっては迷惑だったかもしれませんが、子供は喜んだし、手洗いの習慣もついたし、脱皮というか甲羅はうろこ状に剥がれながら大きくなっていくことが分かったり観察していて楽しかったですね。ミシシッピアカミミガメくんには感謝しています。

この曲のパフォーマー名は“イサム&ヨーコ フロリダ’66”ということになっていて、チョコレートの景品で“アマゾンのミドリガメ”がついてくるという販売戦略がとられ、結果子供がサルモネラ菌に侵されるという社会問題が発生した1966年を示唆しているらしいなど、さらに深いものがあるようです。
この点からも、単なる子供向け商品ではないといえるかもしれません。

また、かのサウンド・オブ・ミュージックの有名曲“ドレミのうた”に張り合った“ドシラのうた”という曲も収められていますが、これも極めて秀逸といわねばなりません。
ご承知のかたも多いと思いますが、日本語訳のドレミのうたでは“ドはドーナツのド”ですが、英語の原詩では“Doe,a deer,a female deer"、つまり「ドは雌鹿のDoe」ともともと動物が対象なのです。

それで“ドレミ”の雌鹿に対して、“ドシラ”のほうは何をぶつけて来たかというと

 ♪~ ドは ドウガネチビマルトゲムシ のド !?

文句なしに圧勝ですねぇ!! 文字数では・・・。


さてさて、実は先のDVDの表紙に“むしまるQ ソングコレクション”の題字の他に、そこらじゅうに吹き出しがあって「うただ」「うただ」と書いてある・・・。冒頭写真で見えますでしょうか?

こうなると思わずヒッキーの関連楽曲がどこかにあるはずだと探さずにはいられなくなってしまう・・・。
画像にも注目したけれどない・・・。
見落として気づかなかっただけなのか、本当にないのかを探すだけでも楽しいのですが・・・ちょっとモヤッとですねぇ。

私なら“travelling”をモチーフに“トラ-ヴェリー・グー(虎ーVery-Goo’)”なる虎の歌を作りますけどねぇ。
阪神ファンとか出てきたりしてね。画像には虎と星野SDでしょうね!
誰かやってくれないかな?(^^)/

★NHK教育テレビ「なんでもQ」歌のアルバム大全集 ?はてなのはね?
                  (オムニバス盤)


最後にジャケットのみご紹介しておきましょう。
このアルバムと、上記の“大脱皮のテーマ”(いずれも2枚組みです)を揃えるとほとんどの曲が聴けるのではと思います。大脱皮のほうは、テレビ放映サイズの縮小版で収められた曲も多数ありますが、こちらは全部フルバージョンです。

いずれにせよ、楽曲の狙いとするコンセプトはショート・ヴァージョンでも堪能できますし、DVDでも思いましたが、短く濃縮されたエッセンスを試聴するほうが最も楽しいといえるのかもしれません。

私としては、DVD化されていない楽曲のDVD続編を出していただけるよう、ぜひとも期待したいところですね。


それにつけても“うららちゃん”のかわいさよ・・・。(^^)v

コメント欄のヒロイン

2007年03月14日 21時36分17秒 | J-POP
たゆまぬ真実の追究をやめない私は、今回の長岡留守宅へ帰った折も1%の自己研鑽と99%の娯楽を求めて巷に足を運び、心のアンテナを可能な限り高く掲げてさまざまな有益な情報の収集に余念がなかったのであります。
そんな私の日ごろの努力がまたもこのような形で結実したことをみなさんにご報告できることは、いつもながら私の誇りであり、大きな喜びとするところであります。

というのも、俄かにこのブログのコメント欄のヒロインに躍り出たこの方の情報が、ジャストタイミングでヒットしたのです。これが私の意識の高さを証明するものでなくてなんでありましょう!?(^^)v

コメント欄のヒロイン、その人の名は“三石 琴乃さん”。声優さんです。
一般には“美少女戦士 セーラー・ムーン”の主役“月野うさぎ”の声を担当しているヒトといえば通りがいいのではないでしょうか?
ウチにもビデオがあったり、長女が最初に乗っていた自転車には“うさぎちゃん”の人形が付いていたりで、セーラー・ムーンといえば泣く子も黙る的な存在感を感じる私なのですが、正にその声が三石琴乃さんなのであります。
決めゼリフはもちろん、「月に向かって、おしおきよ!」です。ご存知ですよね!!

個人的にはNHKでやっていた“むしまるQ”の“うららちゃん”というイメージが強いのですが、カンタンにいってしまえば全く同じ声のキャラクターです。特にテンションが高い“うさぎちゃん”なんて、“うららちゃん”と何も変わりません・・・。(^^)/


今回私は、冒頭写真のとおり三石琴乃さんの主宰する学校である三石学園の生徒手帳を手に入れてしまったのであります。

そして、かねて話題になっている三石学園校歌の歌詞も把握し、三石学園校訓もこのように入手しました。
          

この三石学園校歌は、さる筋では名曲と称されているようであります。
なにぶん私は聴いたこともないし、歌詞が分かっても楽譜がないので歌えないのが悲しいのでありますが・・・。

また校訓の3カ条の前2つはどうでもいいとして、3つめの“ちゃんとしないとお仕置きよ!”というのがいかにも三石学園していてステキじゃありませんか!?

学生証・・・。


定期券&三石学園校則、琴乃さんってやっぱり学園長だったのね・・・。


何とまあ、この生徒手帳、至れり尽くせりではありませんか? (^^)v

私もこれで三石学園の出身みたいなモンですな! あとは校歌の楽譜か音源を捜せば万全なんですが・・・。

★バースディ オブ ザ サン ~三石琴乃 ベストセレクション~
                  (演奏:三石 琴乃)

1.太陽の誕生日
2.おしゃべりGirl Friend
3.おやすみ、ゴジラ
4.流星でカーニバル
5.A・Ha・Haの勇気
6.さよならバレンタイン
7.My Dolphin Boy
8.崖っぷちの先で車止めてよ
9.覚えていて
10.追憶(おもいで)
11.誰より輝いて
12.最後のセレモニー
                  (1995年)

要するに、長岡でこのCDを見つけて購入したらこれこれが付いていたという話なのですが、このCDがまたすごい。

ここにはまだ、“うさぎちゃん”も“うららちゃん”もいません。(^○^)/

フォーク系清純歌手がちょっと背伸びしてニューミュージックにも手を伸ばしてみました・・・というノリでいろんな曲が進んでいきます。
それも気にかかったのは実は歌ではなく、伴奏でした。冒頭の曲なんか、ディスコとかを思わせるブーミーなベースの音の処理が施され、8曲目などチョッパー・ベースがメッチャ気持ちよく決まっているし、随所にディストーションバリバリで、メッチャ明るいツヤツヤな泣きのギター・ソロ・・・。
思わず「そんな明るくてど~やって泣けっちゅうんじゃ!」と言いたくなりました。

注目すべきはまだまだあります。
このベスト・アルバムは1995年に発表されているようなのですが、まず3曲目に“おやすみ、ゴジラ”という曲が収められているところをみると、三石さんは並々ならぬ野球好きなのかもしれません。
三石さんのパワーを得たゴジラは翌年、セ・リーグのMVPに輝いています。三石効果のご利益は絶大だったのではないでしょうか?

さらに6曲目は“さよならバレンタイン”という曲ですよね。
この年のオフ、チームを2位に大躍進させたにもかかわらずロッテのバレンタイン監督が解雇されてしまいました。
なんとまあ、あまりにリアルすぎて笑うしかありませんでしたねぇ。
おやすみも、さよならも似たような言葉なのに明暗を完全に分けていて興味深い思いがいたしました。

ロッテが三顧の礼を以ってバレンタイン監督を再度招聘した今だからこそ、何気に曲名を見られますが発表当時はダイタンな試みだったのではないでしょうか?
よく名誉毀損とかで訴えられなかったなぁ~・・・などと思っちゃいましたが、みなさん、そうは思われませんか?

それとも、こんなことに気づいてあれやこれや勘ぐったりするのは私ぐらいのものなのでしょうか?

あ、もちろん単にバレンタイン・デーに関する歌ですけどね・・・バレンタイン監督のXデーではないんだと思うんですけど、どうだかね・・・。
まあ三石さんは巨人ファンで、ロッテがあまりお好きじゃないかもということで・・・。

タイトルといえば8曲目、“崖っぷちの先で車止めてよ”っていうフレーズも冷静に見るとけっこうキテますよね・・・。
この曲の歌詞に“肌に張り付くレザーのビキニ”というところもあったりして、いろいろビジュアルに想像してみたりするのも一興かもしれません。


そうそう、2曲目の歌詞もスゴイんです。

   ♪~ 死ぬまでGirl Friend たぶんね
        白髪をピンクに染めて ねぇ お茶しましょ

この歌詞を歌える清純派女性歌手って、世の中広しといえどそうはいませんよ!


それでは肝心の歌はといえば、さすが声優さんだけあって(この頃はレッキとした歌手という肩書きだったのかしら?)、「何色にも染まります」という無垢さが感じられますな。

裏を返せば見事なまでに個性がない・・・
思うに“うさぎちゃん”とかキャラの個性が明確に出ていたならばそれを最適に表せるだけの表現力を持っていらっしゃるのでしょうが、これらの楽曲においては広く聴衆に受け入れられたいと思ったのか普遍的な声にしてみたところ、何とも空虚な存在感になってしまった・・・って、案外計算ずくなのかもしれませんが・・・。

しかしながら、件の名曲、“三石学園校歌”のA面だったと伝えられる“誰より輝いて(ニュー・ヴァージョン)”に至って、ほんの少しだけですが声優三石琴乃の片鱗が見える声が現われ始めます。
ラストの“最後のセレモニー”という曲では、他のどこでも聴くことができないうさぎちゃんを思わせる“爪弾くような声”で歌われています。この声がクセ者でなんとも言えない魅力があり、思わず手を差し伸べ「なんとかしてあげなきゃ」などと男心をくすぐられる思いがいたしました。

もちろんその後のむしまるQシリーズにおける細川俊之さんとのデュエット“すてきなきみ”、“カブト虫は840円”、“カラオケ・オケラのカラオケラ”などの名唱を考えあわせれば、やはり三石琴乃さんも一日にしてならずということなのでしょう。
あそこまでふっきれるまでは、やはり清純な乙女の時代の試行錯誤を経ているのだな・・・と。
かくて三石琴乃さんは、余人を以って代えがたい、ある意味凄みを帯びた魅力を湛えた歌手に進化されたのでありました。

実は“三石学園生徒手帳”にはこのCD発売当時のものと思われるスナップがふんだんに織り込まれておりますが、これもやっぱりステキなのであります。

へっ・へっ・へっ。ナイショですよ~だ!


《追伸》
三石琴乃さんの所属事務所の公式アーティスト・プロフィールの特技・趣味欄に“二度寝”とありました。
やはりこの方、タダモノではない!!

アウディの飛行機

2007年03月13日 00時59分22秒 | その他
タイトルを見て何じゃらホイと思われた方、冒頭写真は私が折った紙飛行機でありますが、アウディの新聞広告を使って折ったものであります。
単にそれだけのことです。

でもアウディの四つ輪のマークが見えるようにとか、黒白のコントラストをどのように折ったら最も映えるかを吟味して心を込めて折ったものです。
何故折ったかというと、今般長岡に帰った折に、子供と紙飛行機飛ばしの勝負をしたからであります。

この他にも新聞広告を利用して、8種類ぐらいの飛行機を折りました。
そしていざ飛行機飛ばし勝負に臨んだのでありますが、アウディのは紙質が上等すぎて重かったようで、いささか飛行実績としては期待はずれに終わってしまったというのが実態であったように思います。

もっとも良く飛んだのは、スーパーの折込・・・紙質の極めて粗悪な薄いものでありましたが、雪は積っていたけれど風がなかったコンディションにおいては、極めて多彩な曲がりを楽しませてくれました。

一方子供は、ましかくの折り紙で何機も作って勝負を仕掛けてきましたが、見るべきものはあったにせよ、私の丹精込めて折った飛行機たちの敵では有りませんでしたねぇ。まぁ、書き方が大人げないっちゃそうなんですが、ただアウディのは負けちゃったのが口惜しい・・・。

結局、次男が作った飛行機と私が作ったものをさんざん飛ばしっこしたのですが、作っていない長男がやはり思い入れがないために、私達が飛ばしている側から積った雪をツブテにして撃ち落しにかかったのです。
どうせ当たらないと思っていたら、次男も雪つぶて組に変わってしまって、結局全機撃ち落されてぐしゃぐしゃになってしまいました・・・。

まぁ、それもよし・・・かと思っていますが・・・。


次の折り紙は、金の亀、銀の亀です。


我が家でミドリガメを飼っているのですが、三条市と長岡市のはざかいにある川の上で屋台のようなところにいたお姉さんから、「あなたの欲しいミドリガメはこの金のカメですか?それとも銀のカメですか?」と聞かれたときに正直に生きてるものが欲しいといったので・・・

 ・・・・・・・・・・ウソです。

川のたもとの屋台でカメすくいをさせたのが縁で、確かにウチには2匹のミドリガメがいます(名前は、マメールとマメックスです。枝豆色をしていたからだそうです。名前の由来はわかる人だけ分かっていただければ結構です。)が、この折り紙は単に次男が得意にしているものです。

したがって、我が家にはこんなにうじゃうじゃいます。


左下に飛行機に乗っているものもいるのが見えると思いますが、これも先の飛行機合戦で飛び交いましたねぇ。
こちらは重量がある関係か、案外安定してまっすぐ飛びました。
重さと飛び方の関係は、必ずしも一律でないようですね。ホント、不思議なものです。

私も小さい頃は折り紙とかあやとりとか得意でしたが、もちろんテレビゲームなどなく一人で遊べるものといえばそんなものしかなかったからでしょうかねぇ。
それとものび太くんと同い年だからでしょうか?

子供が折り紙してるのを見ると、ついついほほえましくなってしまいます。

ただ、リリアンセットをやったこともあることは、極めて厳格に秘密にしております。



またまた出張のため、先日付記事を投稿しておきます。
えらく手を抜いてしまった・・・。

禁断の詩

2007年03月12日 00時00分10秒 | 長岡
長岡に戻ってきています。写真は信濃川にかかる長生橋です。
やはり今年も冬は来ていたということを、感じ取っていただけますでしょうか?

さてさて、先の記事で“真実(エロス)・セオリスト”を標榜したからには、一回ぐらい真実の追究をした記録を残さねばと思いこの記事をアップします。
良寛さんの記事をもってしても、一部エロから離れられないでいるようにもみえますので、今回はゆめゆめそのようなことがないように、注意して記事を掲載したいと思います。(^^)/


同僚と昼食を共にとっているとき何故か最近話題になることは、空腹時血糖値・γーGTP・白血球数などの数値・・・。
仲間たちも私同様に真実を追究する、またはハードボイルドに仕事をこなす中で、数字に裏付けられた話題を緻密に積み上げるというのは、発言に対して責任をとる姿勢を感じさせるまことに誠実な態度と申せましょう。

しかし、これらの不健康自慢を聞かせていただいていると、何かしら自らの会社への奉職というか献身の副作用としてわが身にこのような災いが降りかかっているのであるという語調にきこえてしまうのは気のせいでしょうか?
それほどに会社の要請が過酷であるのだ・・・と共通認識を抱いて、それを前提にして話が組みあがっていっているような・・・。

会社の要請が、ある意味で過酷であるのはよくよく分かります。心から共感します。
でもね、みなさんの体の指標が悪い真の原因は・・・

   不摂生

会社の要請の如何を問わず、これしかないのが真実だということを、私は知っています。


禁断というのは、真実(エロス)を追求するときには避けて通れないもの。かくのごとく雪に閉ざされた中にあればこそ、このような思索に耽ってしまう私がいるのでありました・・・。


法律について述べます。
法律はしばしば指摘されるとおり、正義の味方でも真実を暴く理論でもなんでもないということを学びました。
要するに、法律は知ってる人の味方であると・・・。

ここでは触れませんが、確定申告をしたときの経験に照らせば税務も然り。
納税が国民の義務であるから、全てを白日の下に晒して一円でも多くの税金を払うことに満足感を覚えるという態度で臨まない方にとってみれば、どのように申告するかという点について、説明の冊子を見るだけでは見解の相違が発生する余地は充分にある。


さて、誰も見ていない真実の瞬間に起こったことがらについて、十全に審理を尽くすとはいえ同じ(はずの)事象を検察は有罪だといい、弁護側は無罪あるいはもっと軽い量刑であると主張する・・・。

たとえ起こった事象(構成要件)には疑義がなくても、悪くないことことをした(正当防衛のような違法性阻却)のではないか、精神的にどうかしていた(心神耗弱のような責任阻却)のではないか、などというゴールに至るまでのハードルがあったりするもんだから、余計に思い通りの結論にするための権謀術数が横行することになる・・・。

当然に法律の条文は、今、その事案を判断する基準としては絶対であります。
だとすれば、裁判官が“それ”を適用したうえで自らにとって合理的な結論を導くためにするためにどうするか?
そのためには、多かれ少なかれ“事実を”それにあうように合わせてしまう工程を彼の頭の中でする、しかありませんよね。

制度の運用上はまことに適当なことと思うけれど、だいたい不服がある人がいて控訴するということが想定されていること自体、誰しもが納得する完全な理論でないことを証明しているようなもんじゃないですか?


なぜこんな話をするかというと、裁判員制度が話題になっていますよね。

私もそうですが“こんなことやりたくない、面倒に巻き込まれたくない”と言われるかたが大勢を占める中、「やりたい!」という人にごくまれにお会いすることがあります。
そして、そのような方ってえてして“王様ゲームを好む”という事実を私はたゆまぬ真実の追究の結果、知っているのです。

してみると、もし実現した場合にその運用を誤ると、この制度は大変な危険を孕んでいるように思われます。


かねて、我が家のテレビ君が天寿を全うしようとしているという記事を書きましたが、この度後継のプラズマテレビを導入しました。


前のテレビ君はS社のもので長野オリンピックに際して購入したもの・・・。当時はハイビジョンが写るということで“ふはははは・・・∞”と思っておりました。
そして不調を訴えるまで、私の「トリニトロン管は天下無敵だぁ~」という思いをただの一度も損ねられた記憶がないという稀に見るお利口なテレビだったのであります。
ちなみに今、留守宅で打ち込んでいるデスクトップのVAIOのディスプレイもトリニトロン管であり、そう聞いただけで私の眼には最高の画質であり解像度に思えてしまうのであります。

後継のこのテレビはH社の“うー”と呼ばれる機種です。
当初は候補にも挙げておりませんでしたが、さんざん液晶テレビでどれにするか悩んだうえで販売店店頭に行って、凄くさばけた店員さんのひとことによってあっという間に液晶テレビの選択肢が消え(厳密に言えばサザエさんのスポンサーのT社液晶テレビは残った)、プラズマテレビを擁するH社・Pa社・Pi社に絞られ、結局37型というサイズでの攻防によってこのテレビ君が我が家の“主役”の座を射止めたのです。

“地デジはとてつもなくきれいだぞ!”というわけで、またまた“ふはははは・・・・・∞∞”という気分でありますが、ホントに家に置いたときの坐りといい画面(販売店だとプラズマは液晶に比して暗いように思えるけど、家に帰るとプラズマで充分明るい)の鮮やかさといい良い買い物をしたと思っております。

決め手は、画面の強度でした。

小さな子供がいて、これまでトリニトロン管の画面には絶えず子供の指紋が付いており・・・、あるいは家の中でヘタするとボール遊びなどして画面に何かがぶつかる恐れがある、ひどいときには不安定極まりないテレビの上にジュースが置いてあったりする・・・。

液晶画面はノートPCの画面と大差ないわけで、衝撃に弱いし、ましてや飲み物などがかかったらどうなることやらということはご想像いただけるかと思いますが、これがプラズマテレビであれば前にブラウン管テレビと同様のガラスじゃないにせよ硬質のパネルが張ってあるため、ずいぶん安心感があると思ったのです。
現に、今日も子供の紙飛行機が何回もテレビ君に衝突しています・・・。
“大正解”だったと思っています。
我が家の過酷な使用状況に耐え、前任者のように永く家族に楽しみを提供してくれることを心から願ってやみません。

先ほど“テレビが我が家の主役を射止めた”といいましたが、ついている限りは親が何を言っても子供は振り向かず、テレビの言うことを聞いていることが多いという意味では決して誇張でも何でもありません。

このようなことは、“サラリーマン川柳”などでも詠われているとおりで、巷には私同様“真実(エロス)の追究”に余念がない皆さんがいっぱいいらっしゃることを感じます。
先般有楽町を訪ねた折に、主催している生命保険会社のロビーに投票用紙があったので、最優秀を決めるための一票を投じてきました。

著作権の問題で、句をご紹介することはマズイと思いますので全文は掲載できませんが“武勇伝”について詠んだ句を選びました。
流行のセリフを織り込みつつ、まことにうまいコトいったもんだと感服しました。

気になったのは、ロビーにサラセンの大賞候補100篇の色紙が掲げてあったのですが、そのうち1篇の作者よりエントリー辞退の申し出があったということで色紙が1枚空席になっていたこと・・・。

考えてみれば、これらの多くが恐ろしく権威ある“禁断の詩”ですものね!!

つきて見よ・・・

2007年03月11日 00時26分38秒 | 長岡
JR長岡駅にある良寛像です。
この前で私の次男がポケモンのぬいぐるみを持って、同じ格好をして写っている写真がありますが、それはもちろんナイショです。

だいたい次男だけでなく、長女にも米沢の上杉鷹山像の前で扇子を城下に突き出しているところを“リンゴ飴”を持ってまねして一緒に写っている写真とか、長男にもそんなのがあったっけなぁ~・・・。

そういうのを喜んで写真に撮る親がいるからだ!

というご指摘は、思っても言わないでくださいね。

良寛禅師はもちろん名僧として名高いわけですが、どうも長岡に来るまでは小林一茶のイメージとダブるところがあってごっちゃになっちゃってたようなんですね。
手毬を子供たちとついて戯れているのと、痩せガエルの話なんかがこう・・・ってな感じで。
いずれにせよ“良寛さん”とは、朗らかでのほほんとして・・・言ってしまえば昼行灯みたいな生活をしてた人というイメージだったのです。

大変な誤解ですよねぇ~。そうじゃなかったようですねぇ~・・・。

禅の修業を志して諸国を修行して歩いたけれど、堕落しきった僧にしか巡り会えないことに失望して出雲崎のほうに戻ってきたんですってね。

良寛禅師の志・理想の高さはグンバツだったのでしょう。
でも所詮ひとりはひとりで周りを懐柔できるわけでもないことを悟って、きっと一旦は失意の底に沈んだはず。。。

私が良寛さんを見て学ばなければならないことは、その失意に沈んだ後の動向にこそあると思っています。
きっと良寛さんは子供たちと遊んでいるときにも、他愛ないであろう子供たちの話から親のようす、家のようす、村のようすなどを見聞きし分かり、知識の限りを尽くして自分が目立つことなく(自分を勘定にいれずに)人々の暮らしの安寧を思っていたに違いないと思うのです。
ちょっと宮沢賢治を意識して書いてしまいましたが・・・。
もちろんそのような想いは、禅僧として厳しい戒律に従った仏様への礼拝を通しても自身の中で工まず育まれ続けていたはずです。
だって、それこそが坊さんの本職なんでしょうから・・・。

要するに、誰が見ているとか見ていないということにかかわらず、自分自身の修養を怠らないでいるという姿勢をもち続けたことが凄いと思うのです。

見習えるかなぁ~・・・。難しいなぁ~・・・。
だいたいブログでこういう記事を垂れ流していること自体が、そもそも反しているような気もするんですけどね。
でも当時の良寛さんがブログ書いてたとしたら、見たかったですよね。
読めない文語調の文字で、縦書きだったりして。。。

ところでご承知の方も多いと思いますが、良寛禅師が亡くなる5年ぐらい前(70歳ぐらいのとき)に、貞心尼という30歳ぐらいの勝気な尼僧とのふれあいがありますよね。
いろんな人が小説の題材としてもとりあげていらっしゃるようです。

「蓮の露」という貞心尼が記した“相聞歌集”があるのですが、ここに収められたことがらや歌の意味するであろうことから、いろいろなことを読み取られる方がいるようなのです。

まず“相聞歌”とは“歌を通して心を交し合うこと”であるらしいので、必要条件は心を交し合うこと“だけ”ですよね。
“相聞歌”って書いた時点で「ラブラブ決まり!」ってわけじゃない。
その心の交し合いの度合いが、専門に研究された方々をしていろいろな段階に意見が分かれているということです。

第一に最も普及しているであろうイメージは、70歳の年老いた坊さんと30歳のバツイチ(?)の尼さんの純粋にしてほほえましいプラトニック・ラブと解釈する例。
人によっては行くところまで行ったと断言しちゃってる人もいるみたいですが・・・。
さすがの私も当初からそりゃないと思ってますんですがねぇ~。

第二に良寛禅師はあくまでも禅の道の師であり、貞心尼が悟りを得られず心揺れるところを見事にコーチングして悟りまで引き上げたという解釈。

ふむふむ・・・。

第三は「蓮の露」を著した貞心尼の片思い・・・。
そりゃ、本人の自伝なんですから書くのに目的はあるのでしょう。
昨今だって女優のIさんとかが巷を騒がせてるのだってそんな類かもしれません。
出版したかどうか知りませんが、貞心尼は終生この書物を大事に持っていたということですから、思い入れは相当なもの。
我々が現代で言う「愛情」を持っていたのは紛れもない事実だと思います。
それが、仏の道に仕えるものとしての矩を越えているかはどうかわかりませんが・・・。

さて私は貞心尼側の視点から見た場合に、第三の説に対して、
“越えてたら書かないよね・・・書いちゃったら内緒にしておくよね・・・だってお坊さんなんだもん。”
という立場を採りたいと思っておりまして、当然に禅僧としての自分自身をわきまえた表現をしていると考えています。

また良寛禅師の立場からは第二の説を支持したいと思ってます。

お間違いなく。
“支持したい”のであって事実がそうだったはずだと主張するつもりはありません。
だって、わからないんだもん。(^^)/    かわいくないですね。

禅宗の「悟り」を示唆する良寛の貞心尼に対する慈愛(これも愛ですよね)は、遍く人に対して良寛禅師が持とうと思っていたものであるはずです。
それが特にこれほどの対応(指導?)をしてあげたということは、彼にとって貞心尼とは晩年に出会った極めて感性の高い同門の後輩であり、自身の経験から得た心のありようをただ一人まともに受け継ぎうる素質を持った人間であったということなんでしょう。
仮に男性であったとしても、良寛禅師は相手を成長の度合いをみながら同じように振舞ったに相違ないと思います。

それをホ●とかいう人はよもやおりますまい!
っていう間柄だと思います。あくまでも良寛禅師から見た場合ですが・・・。

いずれにしても、貞心尼は良寛がこの人と見込んだ禅宗の教えに対するスペックの高い人だったことに間違いなく、禅宗の悟りにいたる基本ソフトをインストールしてもフリーズしたりバグを起さないだろうということで、当時の最高度のオペレーションソフトを4年間に渡ってインストールしてあげたという事実はあるんだと思います。
あえて味気なぁ~く書きましたけど。
ここでも濃密にインストールしたなんて書いちゃうと、誤解する人が出てくるかもしれないし。

どうしても「男と女」っていうとゴシップ記事みたいになっちゃいますもんね。
現代でも恐ろしく歳の離れたカップルが現れるし、おこさんなんかできちゃうと「愛はバイアグラを超えた」なんてスポーツ新聞に活字が躍ったりしますからねぇ。

でも、本当はどうだったんでしょうねぇ・・・。あのふたり。。。

というわけで良寛禅師の貴い教えや、心の持ちようを今の我々に伝えてくれた貞心尼にも最大級の感謝をするものであります。
いまさらこんな風に書いたところで怒られるかなぁ?

ここまでは前段(!)で、タイトルの「つきて見よ・・・」とは「蓮の露」に表れる良寛禅師の最初の歌の冒頭です。

良寛禅師の名声を伝え聞き、ぜひ教えを乞いたいと柏崎市から良寛のいる出雲崎の草庵へ、良寛が好きだというきれいな自作の手毬と「歌」を詠んだ手紙とを携えて訪問した貞心尼。
そのとき良寛は不在で手紙と毬を置いて一旦は辞去するのですが、それに応えて良寛禅師が詠んで返した歌です。

要は入門前のお願いの歌と、「いーよ。やってみなさい」という返しの歌ってワケですね。

いずれもご紹介します。

《貞心尼》
  師常に手毬をもて遊び玉ふときゝて、

   これぞこの ほとけのみちに あそびつゝ
           つくやつきせぬ みのりなるらむ
《良寛》
  御かへし

   つきて見よ ひふみよいむなや こゝのとを
           とをとをさめて 又始まるを


私は歌の心得がないので、意訳した意味がぶっ飛んでたらごめんなさいなのですが・・・。
要するに最初の歌では貞心尼が、

良寛禅師さまは手毬を撞いて単に無邪気に遊んでいるように振舞っておいでですけど、実は仏様の道に就いて尽きない仏の教えの実りをその中で実践されているのではないでしょうか?私に教えてくださいな。

とオヤジギャグを交え(遊び給ふ→玉ふ、(毬を)撞く→(仏道に)就く→尽くなど)入門をお願いしているわけですね。

そしたら「こいつなかなか頭よさそうだし、ヤル気も見込みもありそうだ」と思った良寛禅師が、

(仏の道に)就いて(私を通していろいろな事柄を)見なさい。
(仏道とは、手毬を撞くように)一二三四五六七八九十と就いて勉強して、よし修めたと思ってもそれはまだ途上であって、また新たに一から始めるような繰り返しですよ。

と、一緒にやろまいかと入門を許可しているってことなんですね。

字面だけ追うと、単に理屈っぽい男女による、めっぽう手の込んだぜんぜん色っぽくない手紙のやりとりと思えなくもないんですけどねぇ・・・。
少なくとも今風ではないというか、現代でやろうとしたらコケますね・・・多分。
もちろん私はこういうの好きなんですけど、あんまりスキって言うことを公言すると嫌われそうな気もする。

だいたい女性がオヤジギャグを遣ってどうする!
オヤジギャグが語弊があるならダジャレだと言われますよ!
こういうの“掛詞”っていうんでしょ!?
古い人がやると趣があるといわれて、私がやると・・・悲しいから言わないでおきます。
はい、人徳の問題です。

禅宗の仏教って毎日の一瞬一瞬が修行で明け暮れている、何しているのも修行という考え方があるようなんですけど、その中に身をおいてみるとやっぱり大変なんでしょうかねぇ?
小さいときから一日少しずつでいいから勉強を、ピアノの練習をなどと、修行じゃないときのことを楽しみにしながら歯を食いしばってきた(つもりの)私なんかには、ちょいと逃げ場がなくツラいいい方に過ぎると思うのですが・・・。

でもこれを「一瞬一瞬を悔いなく生きよう」なんて言い換えてしまうと、却ってメッチャあやふやになってしまうような気がします。


いずれにしてもここまでの私の4000字余りの記載内容にかかわらず、先の良寛禅師の歌には、やさしさ、希望、期待、厳しさ・・・
すべての人の心の中の全ての感情が濃縮ミックスされているようで、私の心を捕らえて離さないものがあります。

その心の濃縮ミックスを歌で表すと・・・

 ♪~ あ~れ~もぉ愛   これも愛   たぶん愛   きっと愛

って感じになるのでしょうか?(^^)v

ちなみに第1案のカゲキ説は、もしも貞心尼が網タイツやバニールックで良寛禅師に逢いに行っていたという事実があるのなら採り上げる可能性を残しておきましょう。
私はバドガールのほうがスキですけどね。


余白には、良寛像と同じくJR長岡駅の構内にある名物が描かれた凧をご紹介します。
(すでに余白って感じじゃないですよね・・・)


中央に有名な信濃川の河川敷における大花火。フェニックスって最後に打ち上げられるんですけど、それはそれは凄いですよ。
私は自宅の脇の国道17号線の陸橋から全景を撮影したビデオを持ってますけどね。
初日に目の前で見たときは、スケールがでか過ぎて一部しか見れませんでした。
少し離れた高台にいると全景が見られます。い~でしょ~。へっ・へっ・へっ。

でも、それまでの花火を撮り過ぎて途中で切れちゃってまして、家族からとんでもなく誹謗中傷を受けておりますが・・・。
折角ずっと一生懸命撮ったのに、そんなん言わなくても・・・。

後は地震で大きな被害を蒙った山古志(今は長岡市に併合されています)などで開催されている「牛の角突き」と、同じく山古志の名物である観賞用錦鯉が描かれています。
山古志方面には蓬平温泉という有名な温泉があり、昨年の春に行きました。
3軒あった有名なホテルの一棟は改修して温泉も含めて最新の設備を整えておりましたが、一棟は何とか営業を続けている(中は入ってないのでわからない)状態で、もう一棟はまだ立ち直っていませんでした。
山古志中学校は先ごろ新しく建て替えられましたが、それまでは私の娘の通う中学校に間借りしていたような状況でした。

被災者の方の仮設住宅もまだあるし、まだ災害から完全に立ち直っているわけではありません。
そんな状況って、他のゴシップ記事のように流行り廃りがあっていいものじゃないと思うのですが、メディアは旬(変化があったもの)しか放映しないという恨みが残りますね。

まぁ、これは長岡に限らずどこの地域にも共通したことなんだと思いますが・・・。

安倍総理になって小泉総理のときと比べて極端に総理の露出が減ったように思うのも、そんな思いを強くさせる要因となっています。
支持率下がってますもんねぇ。

東国原知事のように、率先して説明だのなんだのをする必要があるんじゃないですかね?
彼のようにビギナーというエクスキューズが効かないのはよくわかりますけど。

東国原知事も元親分のビートたけしさんにお願いして、毎週5分でも県政がどうなったのかを知事の口から日本全国にアピールするなどしないと、すぐに忘れられちゃいますよ。きっと。
当選したのがアンビリーバボーなんだから番組でずっと「まだ持ちこたえている、アンビリーバボー」なんてやり続けて3年もしたら、宮崎が全国一すばらしい県になってたりして・・・。

そうしたら今の政治屋さんは顔色がなくなって痛快になるんじゃないでしょうかねぇ?

これは長岡市役所の支所のガラスケースにあった米百票大黒です。


売っていたらほしいんですけどねぇ。
見たことないんですね。雷様よりはずっと偉そうですね。太鼓ならぬ米俵が幾重にも周りを取り囲んでいて・・・。

こんなお土産あったら欲しくないですか?(^^)v

【緊急投稿】CDで押える期待の若手ヴァイオリニスト

2007年03月10日 00時00分01秒 | 器楽・室内楽関連
★無伴奏ヴァイオリンでたどる5世紀の旅
                  (演奏:ステファニー=マリー・デギャン)
1.ビーバー:「ロザリオのソナタ集」~パッサカーリャ ト短調
2.J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番 ニ短調 BWV1004
3.パガニーニ:24の奇想曲op.1~ 第5番、第15番、第24番
4.イザイ:六つのソナタop.27~ソナタ第3番ニ短調「バラード」
5.イザイ:六つのソナタop.27~ソナタ第6番ホ長調
6.タンギー:ソナタ・ブレーヴェ(短いソナタ)~リリーク(叙情的に)
7.タンギー:ソナタ・ブレーヴェ(短いソナタ)~エトランジュ(風変わりに)
8.タンギー:ソナタ・ブレーヴェ(短いソナタ)~ヴェルティジニュ(めまいがするほど)
                  (2002年録音)

ヴァイオリニストは数多くいても、私が実演を聴いて楽しむのであれば、先ごろもコンサートに行ってカンゲキの演奏を聴かせてくれた礒さんがいれば充分なのですが、そうはいってもいろんな人の演奏を聴いてみたいとも思っているわけではあります。

とうぜんその舞台はまずはディスクということになるわけなのですが、若手ヴァイオリニストでCDを聴いて「こっ、これは・・・!?」と思った3人をご紹介しましょう。

これは某所で私のことをあろうことか“エロ・セオリスト”なぞと呼んでいただいているのを発見してしまったために、緊急投稿するものです。
しかしまあ、ジャケ写第2段を投稿してホッとしたところで、いつも楽しみにしているみなさんのブログをチェックしに行ったら、いきなり“エ●・セオリスト”ですもんねぇ・・・。
これまたアップする記事を、事前に読まれたようなタイミングで発言されているものですから驚いた・・・。
書きかけで寝かしてある記事まで、見られてるんじゃないかと若干心配になったりしてますがね!  ←突然名古屋弁が出る。

それにしても、どうせ言うなら最近の記事を見てくださってるならば“エビ(ちゃん)・セオリスト”とかねぇ。
他にも言い回しがあるんじゃないでしょうかねぇ!?

いくらなんでも“エロ”じゃ、仮に事実だとしても「そうですね!(^^)v」なんて簡単に首を縦に振れないじゃないですか!
“エロス・セオリスト”であればまだしも・・・ねぇ。
プラトン哲学で求め続ける対象が真実(エロス)ですからねえ、これであれば正に私に相応しい・・・。
セオリストってのも理論家のことですよね。空論に終始する人って意味じゃないですよね!?

などと、“自分の正当化”しか考えていないようなことをグダグダ言っても始まらないので、そろそろヴァイオリニストの紹介行きましょう・・・。
ご紹介のディスクの共通項としては、すべてのCDに“バッハの無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番”が収められていること。
みんな余程自信があるのねぇ~・・・ってな感じですな。

まずは、イントラーダ・レーベルから無伴奏の曲ばかりを引っさげて彗星のように現われたこの方から・・・って、いきなりこういう美形の手になるディスクを紹介すると、また“エロ”と勘違いする人が出てきやしないかと心配になりますが、あくまでも演奏本位でチョイスしてるんですからねっ、と・・・。

  えっ、疑ってないですって!?

    そりゃ~、エロすんまへん・・・。  ← お約束ですな!(^^)v


プログラムをご覧いただけばお分かり(タイトルを見るともっとよく分かるが・・・)のとおり、ビーバー~タンギーに至るまで“無伴奏ヴァイオリン”の名曲を奏したディスクであります。
最初のビーバーの鄙びた素朴な音色・節回しから、時代が下るにつれてだんだん音色が明るさを帯び艶っぽくなっていくように聴こえます。それを曲に相応しく弾き分けることができる彼女の才能が素晴らしいということが、まず言えようかと思います。
もちろん、その前提として無伴奏の名曲をこのように配した企画・選曲こそが特筆に価するのだとも思いますけれど・・・。

全ての曲が相応しく弾かれているというのは先に述べたとおりですが、このうちでもっとも素晴らしいと思ったのは、古色に溢れたビーバーですね。

今後の動静にも注目したいヴァイオリニストです。

★魂のシャコンヌ
                  (演奏:ジョセフ・リン)


1.イザイ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第6番 ホ長調 (M.キロガに)
2.J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第2番 イ短調 BWV1003
3.イザイ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第3番 ニ短調 (G.エネスコに)
4.J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番 ニ短調 BWV1004
5.チャン・イ・チェン:「凝視」 ~地震犠牲者への追悼~ 《これのみライヴ録音》
                  (2005年録音)

ジャケットを見た瞬間、「ど根性ガエルの梅三郎(ウメさん)ってヴァイオリン弾けたんだ・・・」と思うぐらいに下顎を突き出して演奏されているジョセフ・リンに笑ってしまいました。
でも顔立ち全体としては、ゴリライモのほうが似てるかな!?

しかしこの演奏がなかなか・・・。
とにかくどこまでもおおらかで明るくてカロリーが高い・・・。
はるかモンゴルの草原を思わせるような奏楽・・・って行ったことないけどそんなイメージがあります。

魂のと謳ってあるのは誇張でもなんでもなく、カロリーが高いだけでなく燃焼度も高い演奏であります。

ご覧になって分かるとおり、冒頭のデギャン嬢のディスクと相当プログラムが重なっておりますが、本当に好対照の演奏といえると思います。
ホントにイザイの3番なんて、同じ曲とは思えないぐらい印象がちがう・・・。
デギャン嬢はどちらかというと艶消しサッパリ型(決してパサパサだとか過不足があるということではありません。念のため)であるのに対して、リン氏はコラーゲンたっぷりでぷっくリップ型という感じです。

シャコンヌひとつとっても、曲が描くキャンバスは時間の差(1分ぐらいリン氏が長い)以上に大きく取っているように感じられますし・・・。少なくとも外面的に感じられる燃焼度は、リンの演奏のほうが高いといってよいような気がします。
ただし、内省的にどこまで落としこまれているかというと相対的にはデギャン嬢のほうが声高にモノを言っていない分、却って深いような気もしないではない・・・難しいところです。
両方聴くことで、どっちの特徴もよく映えてより楽しいと思わされますですよ。

そうそう、特筆すべきは最後のライヴ録音です。
これのみピアノ伴奏付きなんですが、ウメさんにこんなセンシティブな感性があったのかと唸ってしまうような感じ切った演奏。ノッて弾けたときのライヴならではの表現の繊細さに心打たれます。これはオススメだと思います。

なお、録音の会場である魚沼市小出郷文化会館は、先ほど帰ってきた長岡の私の留守宅から約40分のところです。何も関係有りませんが。。。

★J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ
                  (演奏:ヒラリー・ハーン)

1.パルティータ第3番 ホ長調 BWV1006
2.パルティータ第2番 ニ短調 BWV1004
3.ソナタ第3番 ハ長調 BWV1005
                  (1997年)

なんだかんだ言いながら、結局ハーンをここで出してしまう私なのでした。(^^)/

でも写真は小さくてニンニクは必要なさそうだし、このジャケならいかにも“エロ・セオリスト”ではなくエロスの探求者らしいでしょ!!
それにプログラムはこれまた無伴奏の曲ばかりで・・・これはハーンのデビュー作でしたよね。正に衝撃のデビューだと思ったものですが、もう10年にもなるんだ・・・。
いつも思うけど、トシ取るはずだよね。。。ふぅ・・・。

そこでこの演奏ですが「蠱惑的な音色をヴァイオリンから出しなさい、それも生気に溢れた質感で!」という課題を出してみたら、ハーン嬢が終始その音色で弾いちゃったという感じです。
「パルティータ第3番の冒頭がそうです」というだけなら、結構いろんなところでそのような演奏には出会えるような気がするのですが、全曲通して生気を失わないとなると・・・私はレイチェル・ポッジャーの演奏しか知りません。

実はポッジャーの演奏のほうが好きなのですが、現代の楽器である分ハーンの音色の方が濃やかな艶が乗っているところなんかもあって、テンポもじっくり取っているので指折れる美点はむしと多いのかもしれません。
でも、どっちか聴くならポッジャーだなぁ~。
いつも言うとおり優劣では決してなく、たまたま私の耳がポッジャー系の傾向の音を求めている、ということに過ぎませんのでお間違いなきよう・・・。

これらの他にもいっぱいバッハの無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータは持っていますが、どれもこれも独特の美質を備えていて、この曲を前にした演奏家はやっぱり“気合はいってんだなぁ~!”というのが感想・・・。
この曲集の全集盤で私が好きなディスクをあげれば、ジェラール・プーレ、ルミニッツァ・ペトレ、ギドン・クレーメル(新盤)、シギスヴァルト・クイケン、我が国のヴァイオリニストでは加藤知子さん、前橋汀子さんなんかの録音でしょうか・・・。やっぱりメジャーなのばっかりですね。
ほかにもあるけど、またこれらのディスクは別の機会にご紹介することにいたします。(^^)v

上の2人でシャコンヌの演奏を比較したのでついでに書いておきますが、ハーン譲のシャコンヌは18分余とリン氏よりも3分も長い・・・。

美しいかどうかはちょっと分からないけれど、張りのある思わせぶりな(アンニュイとはちょっと違うんですが、うまく言えません)音色で終始多彩なワザを使えるところを見せてくれています。
8分の曲だったら大絶賛しますけど、18分この音で巧みに工夫をし続けてくれたとしても、それはそれで凄いこととはいえ、チョッと冗長に感じてしまいました。
残念ながら“こんなおじさんを許して状態”ですなぁ~。

あくまでも私の個人的な意見としては巧まずしてもっと内から湧き出すとか、にじみ出るものが、特にこのように人口に膾炙している“シャコンヌ”という曲であればこそ欲しいんですよね。
もちろん「この音色・弾き方がたまらない」と仰るかたも大勢いらっしゃるだろうとは思いますけど・・・。


こんなに書き連ねてしまったために、この記事を書いた意図がわかんなくなってきちゃいましたが、要するにこれからは私のことを形容するときは、どうか“エロスの探求者―エロス・セオリスト”というようにしてつかーさい!
・・・ってことです。ゆめゆめ“ス”を節約しないよ~に!! (^^)v


エロすんまへんが、また事情により先日付投稿させていただきやす!

YEC 2006 WINNERS CONCERT

2007年03月09日 00時10分13秒 | イヴェント
★スティル・ライフ
                  (演奏:パット・メセニー・グループ)
1.ミヌワノ(68)
2.胎動
3.ラスト・トレイン・ホーム
4.トーク
5.サード・ウインド
6.ディスタンス
7.ファミリー
                  (1987年)

2月25日の夜に、YAMAHAのエレクトーンの大会で優秀な成績を収めた人たちのみだしのとおりのコンサートがありました。
実は2月に仕上げた記事ですが、いろんなものを書いているうちにアップする機会を失してしまい本日に至っています。

お世話になっているかたの紹介でチョイと覗きに行ったのですが、驚いたのなんのって・・・。
ひとりでフュージョン・ジャズのおおよその作品が演奏出来ちゃうんですねぇ~。

旋律の音色はオルガンみたいな音はレッキとしたピアノサウンド、さらにはエレキギター・・・それも本当に微妙な音色を調整したチューブのオーバードライヴサウンドによるものとか、フルート、サックス、もちろんシンセサウンドは本業のうちなのでしょう。

私は、VCO・VCF・VCAのアナログ・シンセなら扱ったことがありますが、デジタル・シンセ、はっきり言えばYAMAHAのDX-7が大学時代に発表されてからはお手上げになりました。
家庭教師先に発表と同時ぐらいに導入されて触らせてもらったのですが「アルゴリズムって何よ!?」ってなもんで、手が出ませんでしたね。

さて、このコンサートは文字通り小学生・中学生・オープンエイジの3グループでベストスリーに入った人の演奏を聞かせてもらえるというものでした。
そのほかに、優勝者のみがゲストのプロ・パーカッショニスト斉藤ノブ氏とセッションが出来るという趣向もありました。
オープンエイジの優勝者が斉藤ノブ氏とのセッションでこの中の曲をセレクトして演奏していましたので、ここに紹介するものです。

冒頭のパット・メセニーのアルバムは長野に住んでいたころにすごくよく聴きましたねぇ~。
ウイナーズ・セッションではこの中の“サード・ウインド”を演奏していました。

ドラムスの音、パーカッションの音がキカイから出てしまうエレクトーンではあるものの、やはりプロのパーカッションが入ると締るというか活き活きするからフシギなものです。
私的には、演奏しているウイナーの様子を、片時も目を離さずじっと観察しながらパーカッションをプレイするノブさんがとても頼もしく見えたことがもっとも印象に残っていることかな?

この演奏は確かに素晴らしかったけれど、原曲にある隙間がエレクトーンの音で埋め尽くされていてちょいと「風通しがどうかな?」って感じでした。
要するに優勝者の20歳の青年は何でも出来ちゃうので詰め込みすぎちゃったのかもしれません。

元の曲を知っているだけにそれと比較して聴いてしまったのかもしれませんが、確かにパット・メセニーを髣髴させるギターサウンドによるメロディーはある・・・。
しかしながらこの頃のパット・メセニーの盟友というか同程度にこのユニットの重鎮であった、ライル・メイズのピアノのパートがまったく分からなかったというか、それに代わるリズムセクションの工夫がなかったように思います。
それと、原曲にはコーラスが入っていて、これがまた躍動感というか生きているという感じを強く押し出すように演出されているのだけれど、そういう音の使い方はしていなかったなと思われるのです。

いや、そんなことはどうでもよかったのでしょう。
彼なりの素晴らしい“サード・ウインド”という聴き方をするべきだったのでしょうか・・・。

そうであれば、私もそれならちゃんとしましたよ。
次のような形でね・・・。

まずは、会場のSHIBUYA-AXであります。


会場内部は撮影禁止ということでご紹介できませんが、300席近くある会場内は全席満員。
なんてったって、当日券を求めた私は立見席だったのですから・・・。

私が気になったのは、こんなノリのいい音楽を全員がプレイしているのにお客さんがほぼ全員“御静聴”されていたということ!!!
何故カラダが揺れないのか?
おじいちゃん・おばあちゃんならまだしも、お父さん・お母さんならば「ディスコでもクラブでも行ったことあるんでしょっ!」ってな感じでしたね。

斉藤ノブ氏も“もぅぅ~、YAMAHAなんだから”と嘆いておられたように、お行儀のよい発表会みたいな雰囲気ムンムン。
中学生の優勝者だったかが「ライヴとして楽しんで欲しい!」と訴えていたものの、拍手するのはスタッフの人ばかり・・・。
で、私はもちろん体を揺らして拍手してましたですよ。(^^)v
なんてったって、立ってたモンで・・・。自然とカラダが動いちゃうんですよね。
コイツらならひとりでディスコ・クラブ系の音楽ぐらいなら、オチャノコで演奏しちゃうんでしょうね。

演奏者はすごかったけど、聴衆も別の意味でスゴかったな・・・と。


話を変えて、オリジナルの曲のレベルの高さにもおじさんビックリでした。
まあこんな大会で全国優勝を争った曲なワケですから、凄いこと自体は間違いないんでしょうが・・・。

オープンエイジのウイナーたちのもいい曲ではあったけれど、ちょっと作りすぎという感じもしないではありませんでした。
それに引き換え、小中学生のオリジナル曲は特徴・主張がはっきりしていて楽しかったですねぇ。

トップバッターだった小学生3位だった女の子、演奏に先立って思わずお小遣いをあげたくなるぐらいかわいく「いきいきした曲を作りたかった。曲のどこかひとつのフレーズでも覚えてくれるとうれしい」なんて挨拶をしてくれました。
“フレッシュネスNo1”というタイトルと、途中ブレイクして素晴らしく躍動的なベース・ソロを聴かせてくれたことしかおじさん覚えられなかったけれど、本当にフレッシュネス・ナンバーワンの演奏だったですね。

中学2位の男の子は実は相当な“ギター小僧”だと睨みました。
私にはジェフ・ベックとヤン・ハマーが合体して、現代のギターサウンド、特にエフェクトに関しては熟知したような演奏振り。
演奏前のマナーはYAMAHA的ではなかったけれど、ステージマナーは正に堂に入ったもので、この中でも異彩を放っていました。
チョイ悪少年という感じですが、ウデは確かです。二度と同じ演奏はしない・・・アドリブの世界での話だと思いますが、ホロヴィッツのような物言いをしているところもカッコいいじゃありませんか!?
彼が演奏するのなら、リード・ギタリストは必要ないかもしれません。

そして中学の優勝者はなんと1年生とのこと。
彼の音楽はコケオドシの音色・フレーズで勝負するのではなく、幾何学的なフレーズで始まり、なにか夢世界で音楽が展開するようなフシギな感触を持っていました。
凝ったフレーズで始まったなぁ~と思っている間に、引き込まれ傾聴させられてしまい、気がついたら終わっているというような魔法みたいな楽曲です。
要するに完成度が高いということなのだと思います。
コンクールに出たときの曲であるわけですから、途中で曲の雰囲気をチェンジするとかそういった工夫は確かになされていましたが、それにより曲のテンションが変わることはないし、飽きさせることが一切ありません。
そういえば題名が“チェンジ・オーヴァー”でしたっけ?
曲調がチェンジして気がついたら終わっていたというのなら、正に彼の思惑通りの題名ではありませんか?
さすが優勝者!!! 恐れ入りました。


このほかオリジナルではなく、著名なミュージシャンによる作品を演奏した人もいました。

★2×4
                 (演奏:マーク・ジョンソン)

1.キラー・ジョー
2.スパルタカス-愛のテーマ
3.ディナー・フォー・ワン・プリーズ・ジェームズ
4.ワン・フィンガー・スナップ
5.ミス・テリー
6.モンクズ・ドリーム
7.ゲイリーズ・テーマ
8.ビューティフル・ラヴ
9.エイント・ミスビヘイヴン
10.タイム・リメンバード
11.グッバイ・ポークパイ・ハット
                  (1989年録音)

小学生2位の男の子が小曽根真さんの曲を素晴らしく弾いていました。

このディスクでは3・4・5の3曲を最晩年のビル・エヴァンスとトリオを組んでいたマーク・ジョンソンとともに演奏しています。
小曽根真さんのお父さんは小曽根実さんと仰いますが、昔“11PM”というTV番組がありオルガンを弾いておられました。

今度息子が「ピアニストとしてデビューする」というようのことを、そのレギュラーで弾いていた番組の殆ど最終回の挨拶みたいな場面でなさっていたのを覚えています。
その息子さんが、今や本場アメリカのジャズ・チャートに食い込むほどの人になっちゃってるんだから凄いことです。

ちなみに私は“アサヒ黒生”のCMで使われた彼の“ウイ・アー・ロール・アローン”が大好きであります。

そして中学生3位の女の子はデイブ・ウェックルのやたら難しいリズムの曲を本当に生き生きと弾いちゃっていたりして・・・。
ウェックルといえば、ジョン・パティトウッチと一緒にチック・コリア・エレクトリック・バンドなどで、一時は世界最強のリズムユニットなどとも称されたドラマーですね。
一応聴いてたんで、音源も少し持ってますよ・・・カセットで。。。

その女の子の挨拶が「部活との両立が難しくてやめそうになったとき、周りの人が助けられてここにいる」というような内容で、キモチが伝わってくるもので・・・楽器を使わなくてもこういう人たちは自分の気持ちを素直に伝えることが出来るんだなと思いました。
これだけ弾けちゃえば、何も悩むことなんかないのに・・・とも思えちゃうのですが、まあいろいろあるのでしょう。
ともあれ素晴らしい演奏でした。

小学生の優勝の少年ももちろんすごかった。
曲の作者はよく知らない人でしたが、そのベースラインがかっこよくって原曲に負けないように云々とコメントしての演奏でしたが、聴いてて“唖然”。
頭の中がどうなっているか輪切りにして調べたいぐらいでしたねぇ。
物騒だと思われるといけないので、輪切りは削除する必要があるんでしょうが・・・。(^^)/
ベースラインを奏する足技もさることながら、メロディーを補完するため、またカウンターの音をここしかないってぐらいにカッコよくグリッサンドで挿入する技なんかは、彼にしか出来ないんじゃないでしょうか?
斉藤ノブ氏によると、ウイナーはプロ並と言い切っておられますが、ホントに小学生といっても自分自身の技を持っているとなればそれも首肯できるものがありますな。
恐れ入りました。

そうそう、ウイナーのみ斉藤ノブさんと1曲セッションが出来るというオマケがあり、優勝者というのはやはり得なんだなぁと思いました。
この場に立てるとはいえ、2位以降はやはり勝者ではないんだと思わされました。
みんなでやってもよかったのに・・・と思いましたが、10台近くもエレクトーンを並べて演奏したら確かに収拾付かなくなっちゃいますね。

小学生のウイナーはマシュケナダを選曲してました。
先ほどのカウンターメロディーの入れ方は健在。独自の個性を早くも見せていました。
「オマエ、ホントに6年生かよ」と思いましたが、風貌は間違いなく6年生でしたし・・・。

中学生のウイナーはディジー・ガレスピーの“ビー・バップ”。
彼のジャズ・ピアノ・ソロの音の選び方も独特で、まだまだ練らないと味わい深いという風にはならないかもしれませんが、これは小曽根さんの後継者にもなれそうな感じ。
自作の音世界を持っていて、ジャズ・ピアノも(エレクトーンのキーだけど)これだけ弾きこなせてしまうのですから、すごい才能じゃあ~ってな感じですね。

オープン・エイジのウイナーは最初に書いたパット・メセニーの曲を演奏してくれたんですよね。

とにかくエレクトーンの表現力には、あらためて驚きを禁じえませんでしたね。
後はYAMAHAが、ちゃんと彼らが活躍できる場を提供することが必要ではないでしょうか?
多分音楽シーンではこのエレクトーンに類するシンセサイザーなどが縦横に活躍しているのだと思います。
そういった後方支援というばかりでなく、最前線で活躍できるようなジャンルや分野を開拓し、そういう舞台を数多く作る必要を感じます。

これだけの文化がお父さん・お母さん向けの発表会だけではいけない・・・そうじゃないでしょうか?
スゴイ機械(あえて楽器といってませんが)ですから、ご両親などのご負担も相当だと思います。
ウイナーのご家族に聞いたところでは、彼らを教える人材はウイナー達を実力で凌ぎ指導できる人たちだということらしいのです。
そんな人たちにもシーンの表に出るチャンスというものが、これまで以上に確保されるべきではないでしょうか。

それはやっぱり“YAMAHA”の仕事・・・であると私は思います。

ムフフ・・・なジャケット vol.2

2007年03月08日 00時01分19秒 | ピアノ関連
★組曲「イベリア」
                  (演奏:ジャン=フランソワ・エッセール)
 《第1集》
1.エポカシオン
2.エル・プエルト
3.セビーリャの聖体祭
 《第2集》
4.ロンデーニャ
5.アルメリーア
6.トリアーナ
 《第3集》
7.エル・アルバイシン
8.エル・ポロ
9.ラバビエース
 《第4集》
10.マラガ
11.ヘレス
12.エリターニャ
                  (1993年録音)

今日はあることを検証しなければなりません!

かねてから“記事を垂れ流している”と申し上げているとおり、このブログではあまり読み手の皆さんのことを考えずに投稿を続けているのですが・・・とはいえ、やはりどれだけの皆さんにアクセスいただいたかということは気になるものです。
10月下旬から続けてきて、だんだんアクセス数が増えてくるにしたがって“目にしていただいている機会が増えているんだな”、“継続は力なりだな”などと他人事のように思っておりました。

ところが、先の“ムフフなジャケット”前後から一挙にこの数字がハネ上がったのです。
あの記事にはコメントはいただいていないのですが、もしかして、実は皆さんの目には興味深く映っていたのではないのか・・・?


このところ投稿している記事は、礒さんのバッハコンサートを除けば東京漫歩など音楽からチョイと離れている(とはいえ“さだまさしさん”の楽曲解説というかチャチャはあったけれど)話題が中心になっているところなので、この現象をどうとらえたらよいかを調べたいわけであります。

要するにジャケット写真の記事がみなさんの関心を引いたのか、礒さんのファンの方がいらしてくださったのか、東京をふらついているようすを“くすっ”としながら見てくださっているのか、はたまた“さだまさし”さんの霊験があらたかなのか・・・検証してそれで今後の記事がどうなるわけでもないとは思いますが・・・。

というわけで、U18禁ジャケット編第2弾はクラシックのディスクの特集にしたいと思います。

まず、このエッセールのアルベニスのジャケットは、背筋の反らせ方がよろしいですな・・・などとおっぱじめると、単にオヤジのホザキになってしまいますので、音楽について語りましょう。

“音楽ブログ”なんですから・・・。って、もう信じてない人もいるかもしれませんね。

アルベニスは“イベリア”の作曲者であるとおりスペインの作曲家です。
リストとも親交があったというか、リストの前で即興演奏をして褒められあれこれ質問攻めにされたなどと威張っている、ちょいと鼻持ならないヤローであります。
この作品はとんでもなく音符が多そうだなという感想を持ちますが、それ以上にスペインを感じさせ、素晴らしい演奏効果を発揮する楽曲です。

アリシア・デ・ラローチャも何度も録音していますし、それこそチリ出身のクラウディオ・アラウに全曲録音をするようにと勧めていたなど、スペインに何がしかの所縁のある人には思い入れの深い作品なんでしょうね。

エッセールの演奏は、ラローチャやバレンボイムのようなキャッチーな感じではありませんが、本当にきちんと弾けているというか、曲の実力がはっきり出た演奏だと言ってよいのではないでしょうか?

1集から4集にいくにしたがってだんだんに音数が増えていくというのは、この演奏で聴くとよくわかります。やっぱり、3・4集は音数多すぎというかせわしないというか忙しいですね・・・。
それでも“セビーリャの聖体祭”“ラバビエース”など特に世評の高い作品は、旨みというかコクというかがあってキレがある曲であるとは思いました。

この曲を聴く際にはまずエッセールから聴いて、ラローチャにせよ誰にせよを耳にしたならホントにこの曲の真価がよくわかるのではないかと思います。
私は岡田博美さんの演奏が気合入っていて好きなんですけどね。
でもラローチャはさすがです・・・。

★シューベルト:ピアノ・ソナタ第20番/楽興の時
                  (演奏:オルガ・トヴェルスカヤ)

1.ピアノ・ソナタ 第20番 イ長調 D.959
2.楽興の時 作品94 D.780
                  (1995年録音)

次はこの“西洋の弁天様”とでもいうべき独特な雰囲気のジャケット!
このお顔はオリエンタルなある種の菩薩像を思わせますな。西洋ではアンニュイな表情とでもいうお顔なのでしょうが、頬にさす紅色といい、たまりませんな。

これ以上言うとまた“おじさん化”してしまう(既に“おじさん度”120%かもしれませんが・・・)ので・・・とはいうものの、魅力的な女性に世の東西はあまり関係ないかもしれませんね・・・などとやっぱり言ってみたりして・・・。


これはロシアの女流奏者トヴェルスカヤ嬢のデビューアルバムでした。
そのころのインタビューで「時代楽器に触れて初めてシューベルトが分かった」と言っていたと思います。
その言葉がまったく誇張に思われないほど、このD.959の演奏は時代楽器なればこそ、そしてトヴェルスカヤなればこその演奏です。
初めて聴いてカンゲキしましたが、その理由は温度感。
音色の温かさもさることながら、弾きかたの間が濃やかで非常に多くの情報を感得することができます。

このディスクのレーベル“Opus111”はこのころヴァイオリンではファビオ・ビオンディ、チェンバロではアレッサンドリーニ、ピアニストではクリゴリー・ソコロフなどを相次いで発掘してディスクを世に問うていたころ・・・。
創立者の“ヨランタ・スクラ女史”のアーティストを見る確かな眼に、巷は敬服していました。
トヴェルスカヤはスクラ女史の眼に適い、見事にこれに応えたアーティストでした。
スクラ女史が引退してレーベルをどこかに譲って後ちょっと尻すぼみなのは残念ですが、このころ活躍のチャンスを与えられたアーティスト達は概ね今も第一線で活躍しているようなので安心しています。
ただ、このトヴェルスカヤが今どのような活動をしているかは、なかなか聴こえてこないので残念なんですよねぇ~。
ぜひとも、新しいレパートリーを引っさげて我々の前に出てきて欲しいピアニストであります。


★ショパン:4つのバラード・4つのスケルツォ
                  (演奏:スティーヴン・ハフ)

1.バラード 第1番 ト短調 作品23
2.スケルツォ 第1番 ロ短調 作品20
3.バラード 第2番 イ短調 作品38
4.スケルツォ 第2番 変ロ短調 作品31
5.バラード 第3番 変イ長調 作品47
6.スケルツォ 第3番 嬰ハ短調 作品39
7.バラード 第4番 ヘ短調 作品52
8.スケルツォ 第4番 ホ長調 作品54
                  (2003年録音)

最後はキューピッドとプシュケを描いた画像をジャケットに配したハフのショパンです。
なんといってもキューピッドの羽が“ふんどし”になっているところが、気が利いていてよろしい。

ところで、ミケランジェロの“最後の審判”には作者の死後、衣が後から他人の手によって書き加えられているらしいですが、その画家は可哀そうなことに“ふんどし画家”と呼ばれたそうですね・・・青池保子さんの“エロイカより愛をこめて”で読みました・・・。もちろん日本語でそう言われたわけではないでしょうが・・・。
バチカンのシスティーナ礼拝堂でこの作品の修復が行われたときにも議論があったようですが、全部の衣装を剥ぎとることはしなかったそうですね。
そりゃ、裁きをするキリストがフル●ンというのも・・・。


往々にしてハフの演奏はジャケットのキューピッドにもにて強引です。
このディスクも例外でないという以上に、いつになく強引です。どのように強引かというと、恐ろしくスタイリッシュに弾いているのです。およそ気位が高いというどころではなく、ナルシスティックなまでに高貴に徹しているようにも感じられます。でも自分の演奏に陶酔したりはしていません。恐ろしく冷静に自分の演奏を見ています。
そしてその高貴さは生まれ持ってのものではなく、徹底した彼の美意識に基づく自己抑制の下に表現されています。なかなか尻尾を出しません。むしろここまで高貴に感じさせられたら本物と言っていいのかもしれません。
秀吉やナポレオンを髣髴させる成りあがりぶり・化けぶりであります。

ここに記したことはネガティブな表現に見えるかもしれませんが、決してそんなことはありません。
音色は美しい、解釈には独自の美学を感じさせる、演奏は冷静にコントロールされていると書いたならすごく褒めているように思うでしょ・・・。

この演奏、隙がないんです。
でも、自然に弾けばと思うところを、美学に照らして気取った身振りを感じさせるように弾いていたりする。
それでもそれが隙だと思えないぐらいキマっているから、厄介なんです。
でも出自はゼッタイこの演奏で彼が振舞っているほど上流階級ではないはず・・・。

バラード2番の最初の音色や、スケルツォ2番のカンタービレ(この部分で際立たせる内声の音色も)などは、ホントに余人をもって替えがたい素晴らしい瞬間なんですけどねぇ。
そればかりか「もっともショパンのバラード・スケルツォで充実した作品集をあげよ」といわれたら、美学を追求している人にであればまっ先に推してもいいと思うほどの出来栄えなんですけど・・・。

どうしても自分に間違いはないと、根拠のない自信を持っているナルシスト(おそ松くんに出てくる“イヤミ”のような)が、緻密な計算と恐ろしい訓練のうえで現出させている絵空事のように思われてしまうのはなぜでしょうか?


私の中で評価が最も難しいディスクのひとつです。

でも間違いなく評価できることは曲順。
作曲年代順に並べることで、とても収まりはよくなっているのではないでしょうか?

さすがハフ、よく考えていますね。
彼とてもバラード→スケルツォの順は変えていないですが、私なら1番と2番はスケルツォを前にするでしょうね・・・。


「そこまで言うなら自分で弾いてCDを出せ」ですって!? 

   “シェーーーーーツ!!”


さあ、この記事はみなさんにどのように受け止められるのでしょうか? (^^)/

吉野梅郷写真展3 (梅以外の花たち)

2007年03月07日 00時36分25秒 | 東京探訪あるいは漫歩
吉野梅郷には梅の他にも、さまざまな花たちが競うように咲いていました。

まずは、梅の公園の玄関前、斜向かいにある“天沢院”の山野草をご紹介します。
ここは山野草を境内の一角で大切に育てているところです。丹精の甲斐あって、きれいな花を咲かせたようです。びみょ~に過去形でいわなければならないのはちと残念ですが、もちろん花のせいでも、育てている人のせいでもありません。

冒頭写真は節分草です。
2週間あまりにわたり一生懸命咲いていたらしいですが、そろそろ限界だと説明の文章がこの草の脇にありました。「よくぞ、私が来るまで持ちこたえてくれた!」といった感じでしょうか・・・。

続いては、セリバオウレンというかわいい花です。


説明によると、これが咲いているということでわざわざその山に出向かれるというほど、山野草がお好きな方のうちでも人気の高い花だとか・・・。
これは綺麗に咲いていてくれたのですが、カメラの接写ができないためにあまりうまく写っておりません。
しかし、このように細かい花を見るために山に登るというかたがいらっしゃるとは・・・。お気持ちはよくわかりますが、自分でと思うとチョッとねぇ・・・。こういうのが、何種類もあって「いくつ見つけられるか探しにいく」って言うのなら考えるかもしれませんけどねぇ~。こんなこと言う私って、まるで“ガキんちょ”みたいですねぇ。

続いては“コシノカンアオイ”です・・・。


これは花なのか、元花だったのかよくわかりませんが、この花びら(?)の奥に更に花の一部らしきものが確かにありました。6つ確かに咲いていたらしいのですが、よく見つけたというべきか、そこに植えていることを知らなかったら2度と再び見つけることはインポシブル状態だったのではないかと推測されるのですけど・・・。
と思っていたら解説で「通常雪などに埋もれて見えない・・・」って、何のために咲くんでしょうねぇ~。


ここからは“天沢院”を出て、道端などで見つけた花をご紹介します。
この花は“ニホンサクラソウ”というそうです。


何故か一株だけ、梅の木の下に生えていましたが、山野草に詳しそうなお兄さんが「葉の縁が枯れ始めていて、これから何段にも伸びていくところなのにかわいそうだ」というようなことをおっしゃっていました。
もちろん詳しくわからない私は「へ~、そんなもんか・・・」と思うことしか出来ませんでした。

次は私の知識では“カタクリ”だと思うのですが、責任持てません。(^^)v


どこにあるか探してみてちょ。。。
この画面の中に4株は写ってるはずだと思ったのですが、撮影した本人も1株しか確認できないでおります。

何度も出てきますが、福寿草です。


宝登山ではとってもありがたく見えたこの花ですが、ここではとても上手に栽培(?)されていて、まるまる太った恰幅のいい株が多かったです。この花にこのような形容がふさわしいのかどうかわかりませんが・・・。
とても栽培は難しい花だと聞いたことがあるような気がするんだけどなぁ~。


花の最後は、これ・・・


実は青梅駅から日向和田駅に来る途中、線路の周辺は梅よりもこちらの方が多かったような気がします・・・。
私は鈍感力を発揮しておりますので普通の活動が出来ましたが、クリプトナイトを見たスーパーマンのようにツラそうな人も結構いらっしゃいましたねぇ~。

駅近辺では何本もの杉の木が切り倒されており、花粉症の対策なんだろうと思って見ていました。
しかし、梅の公園にせよ山の斜面に梅を植樹しているというのに、同じく植林されているかもしれない杉の木が、同じように満開の花(?)を咲かせているところで伐採されるというのも、ちょっと可哀そうというか複雑ですね。
杉自体には罪はないのに・・・。
私なんか、紅梅が咲いているところで「いい香りがする」と仰っているかたの後に、梅のにおいをかいだら、梅の花粉でくしゃみが出ましたが・・・。(^^;)
梅を切り倒すという話は聞かない・・・差別だぁ~。

しかたないから、杉さんには材木として役に立ってもらおうじゃありませんか・・・って、私のほうが遥かに残酷なのかもしれない・・・。
いろいろ聞くところによると今後植林される杉の木などは、遺伝子操作されて花粉を持たない種類になるかもしれないという話もあるらしいのですが・・・。
去勢された植物(?)って感じなんでしょうか?

確かに花粉症の問題は決して看過できない問題ですけど「チョッと人間さん傲慢じゃないこと!!」と“神様が怒るかもしれないなぁ~”などと思ったりもしてしまいました。


最後に、吉野梅郷と日向和田駅の間に流れる川・・・これが多摩川だということも初めて知りました。


この景色の中にも杉やヒノキなどがいっぱいあるように見えるんですけど、どうなるんでしょうね・・・。

吉野梅郷写真展2 (オヤキノウメ)

2007年03月07日 00時36分03秒 | トピックス
吉野梅郷の梅を中心とする写真掲載の第2弾です。
今回は“梅の公園”の外にある梅の木を中心にご案内しましょう。(^^)/
冒頭写真は、梅の公園正門の斜向かいにある天満公園の高台にからみた梅の公園の絶景です。
キレイでしょ!


それでは最初は“いわく”のある梅の木からご紹介します。

タイトルにも掲載した梅がこれです。オヤキの梅です!!


昔、長野県に住んでいたときに軽井沢によく行きましたが、三笠ホテルからずっと入って行くと白糸の滝の前にお店があって、そこで岩魚の塩焼きと並んで名物なのが“おやき”でした。その“おやき”には高菜が入っているので珍しいと思っていました・・・。

当初、この梅の木の存在を耳からの情報で知りました。

  “オ・ヤ・キ・ノ・ウ・メ?”

さすがは、吉野梅郷!! 
“おやき”の中身に梅が入っているのか!? と思ったのですが、ハズレでしたね。(^^)v

これは“親木の梅”です。大聖院というお寺にあります。
簡単に言えば、吉野梅郷の梅のご先祖さん筋に当たる株なんだそうです。
先ごろ(といってもいつか分からないが)、樹齢700年ぐらいにして初代の親木が寿命となったので、この株が2代目の親木に就任したそうです。その2代目の樹齢も400余年、凄いモンです。

ちょっとこの2代目という解釈がフシギに思えたというか疑問があるのですが・・・。
親木って世襲制なんだろうか?
もしそうだとしたら、親というより兄弟株もいっぱいあるんじゃないだろうか?
それとも、もっとも兄弟の中で最も多くの株分けをした実績を持った株なんだろうか?
まぁ吉野梅郷の梅の皇室典範みたいなのがあって、例えば直系の男子というようななんらかの決めに基づいて継承順位があるのかもしれないということで、あまり深くは考えないようにしましょう。
写真もいっぱい掲載しないといけないんだから・・・。

続いては同じ大聖院にある“青龍梅”です。
   

時の横綱の名前に似ているので興味をもったのですが、これも樹齢400年だって!
介添えが有って初めて立っていられるような感じではありますが、何かしら威厳があるように見えるのは名前から来る先入観なんでしょうかねぇ?
これは地面スレスレから見上げて写真を撮っているので、余計にそのように見えるのでしょうか?
枝振りが土俵入りを思わせるなんて書くと、何て思われるんでしょうか。(^^)/
この木の下にもいっぱい福寿草が植えてあって、それもキュートでしたね。

ちなみに大聖院です。


実は写真がうまく撮れていなかったので残念なのですが、1番私が驚いたのが松でした。
ユリ・ゲラーの仕業としか思えない幹の曲がりかた・・・「グニャっとというのは正にこのことを言う」という感じの曲線を描いておりました。造園師のプロにかかるとああいうことができるんでしょうかねぇ?
いずれにしても驚きました。


次は梅花園というところです。


食事もでき、みやげ物も売っているというところですが、焼き物がステキでした。
コーヒーカップなどはもちろん、いろんなタヌキやフクロウの置物などもあってかわいかったですねぇ~。生憎といつも以上に持ち合わせがなかったもので買い求められませんでしたが、お金持って行ってたら買っちゃったかもしれませんねぇ・・・。

ここにある銘木がこの“鎌倉の梅”。
   

何でも昔この地方と鎌倉を結ぶ街道があったそうで(そりゃそうだろうと思わなくもないですが・・・)、その街道筋で枝振りの見事なことで知られた梅だとか・・・。

“姫様のお達し”で記事にした蹲(つくばい)があったのもここであります。


ちょっと、ブレイク!
     

ムダな写真が掲載できるってのも、痛快でありますなぁ~。ははは!


続いては、岩割の梅です。


昔、武士がこの地方の娘と恋仲になったけれども、戦かなんかに出かけなければならなくなった時に、この岩に挿した梅が大きくなったんだとか・・・。
悲恋の物語と書いてあったので、その後どうなったんでしょうねぇ?
その二人が結ばれることはなかったんだとは思いますけど・・・。この梅の敷地の家は結構大きな家だったような気がしますが、このお宅のご先祖さんということであれば、当時としてはそれなりのいい暮らしをなさったのではないかと思うのですが・・・。
まぁロミオとジュリエット関係だったのかもしれませんけれども、情報リテラシーが叫ばれる昨今、これだけ情報が少ないうちに勝手な思い込みでことを推し量ってはいけないのかもしれませんね。

梅の根元はこのようになっております。
   

梅の生命力が凄いことを、男女の想いが強いせいにされては梅の努力が報われませんので、この際私は敢えて梅を讃えたいと思います。
実は倦怠期になった夫婦かなんかが、あやかりたいと思って思いついた寓話だったりするかもしれないと思うのは、私んちがそうかもしれなからかもしれないためだと思ったりするのは悲しい・・・。
(文法あってるだろうか・・・?)

即清寺の門です。ソーセージではありませんよ!


そして即清寺の本堂です。とてもキレイなしゃきっとした気持ちになれるお寺でした。
     

真言宗のお寺で、四国の88ケ所の霊場を満願した先達がこの地区にもそれに相当する霊場を作られた縁起などが書いてありました。
昔の人は、タイヘンなことをやり遂げてるんですよねぇ。地域の協力もあったんだと思いますが、たいしたもんです。

いつも思うんですけど、弘法大師とか著名なお坊さんって日本のどこへ行っても所縁があるような感じで言われるのって、とても不思議なことではないでしょうか?
交通手段の発達した今でさえ、情報は私が正にいましているようにネットで飛ばすことも出来るかもしれませんが、自分の足でその地に降り立つことなどそうそうできるこっちゃありませんよねぇ。

でもありがたいお坊さんって、そこらじゅうで雨を降らしたり、温泉を湧かせたり奇跡を起して歩いている・・・万歩計を付けてたら一日平均何歩ぐらいなんだろう?

ただ水戸黄門が実は水戸から出たことがないように、影武者みたいなのがいっぱい歩いてただけかもしれませんけどね。
でもその影武者が万歩計付けてたら凄いということに変わりは有りません。

ここで目立ったのはやはり福寿草でした。隊列組んでたりして・・・。
          


さあ、後はいろんな種類の梅を楽しんでいただきましょう。
まずは、白い花をつけた梅。



そして、ピンクの大柄な花をつけた梅。
あまりこの種類の梅は見ませんでしたねぇ・・・。
          


次は、もう少し濃い赤の梅です。この梅の花は小さい花弁ですね。
     

全体的に感じたことですが、紅梅の方が白梅より早く咲いて、早く見ごろを終えるのだと思います。
紅梅はもうこれから下り坂という株が結構あったのですが、白梅は真っ盛りのものから、これから満開というものが多かったように思います。
しだれ梅は遅いんだろうなと思いますねぇ。自分の目で見るとホントに勉強になります。
特に仕事じゃないことはよく覚わります・・・。ぐっすん!


最後の最後は、梅らしい紅い梅!
               

ウグイスがとまってたりしたら、イノシカチョウの世界ですねぇ。
久しく花札なんて見ていませんが・・・だいたい今時の若い人はご存知なんでしょうかねぇ?(^^)/


しかし、こんなにいっぱい写真が掲載できるなんて思ってもみませんでした。
そして、これだけ歩いても万歩計が11,000歩にしかならないとも思ってもみませんでした・・・買ったばっかりなのに感度鈍いんとちゃう!?
持ち主が“鈍感力の権化”みたいな人だからかも・・・。 やっぱりぐっすん。



吉野梅郷写真展1 (梅の公園)

2007年03月07日 00時25分26秒 | トピックス
3月4日日曜日、青梅の梅の名所“吉野梅郷”へ行ってきました。そのときの写真で楽しんでいただければと思います。
今日は突っ込まれても“音楽ブログ”いっさいナシです。これをアップしきらないことには、次に行けまへん・・・。
朗報は、フトしたことから写真がいっぱいアップできるんじゃないかと気づき、やってみたら出来ちゃったので、今まで写真3つ限定でアップしていたのを大幅に増やせること・・・。(^^)v
いつから出来るようになってたのか知りませんが、こりゃ便利ですよね。


まず最初に吉野梅郷の最大の梅の見所である、梅の公園の中の風景をご堪能ください。
私のグダグダ解説は不要かと思うので、いろいろアップのしかたにチャレンジしながら写真を主に掲載していきますね。
(^^)/

「正門:5部咲き、東門:見ごろ」との案内があったので、最初は東門から入りました。


写真は順不同です。何度も同じところを歩き回ったので・・・。
 


       


   


これは梅の公園“山頂のあづまや”から撮った写真です。


しだれ梅だけはまだ開花まで時間がかかりそうでした。
これが満開になると、山頂から花が滝のように見えるようにしだれ梅が配置されているようです。
さぞかしキレイでしょうねぇ!

その山頂付近から、下を見下ろすとこんな風景になります! (^^)v



東口と正門の合流点ぐらいでしょうか・・・?
       


   

これは花が比較的きれいに撮れていたので・・・。



やはり集合写真だと、春霞みたいでキレイですね。
     


          


お楽しみいただけましたでしょうか?



最後は、正門の対面の高台の上から梅の公園を撮った写真です。
          

まだまだ続編がありますよ!! (^^)v 
お楽しみに!

Dancing In The Street

2007年03月06日 00時00分01秒 | ROCK・POPS
★スケアリー・モンスターズ
                  (演奏:デヴィッド・ボウイ)
1.イッツ・ノー・ゲーム (PART 1)
2.アップ・ザ・ヒル・バックワーズ
3.スケアリー・モンスターズ
4.アッシュズ・トゥ・アッシュズ
5.ファッション
6.ティーンエイジワイルドライフ
7.スクリーム・ライク・ア・ベイビー
8.キングダム・カム
9.ビコーズ・ユー・アー・ヤング
10.イッツ・ノー・ゲーム (PART 2)
                  (1980年)

さだまさしさんの“絵はがき坂”という曲に“アンアン”と“ノンノ”は出てくるので知ってたんですが、比較的最近まで“キャンキャン”って知らなかったんですよね。
“JJ”は知ってたんですが・・・。(^^;)
しかも、キャンキャンが“CanCam”っていうのも目からウロコ・・・てっきり“CanCan”だとばっかり思ってました。

そんな“キャンキャン”のCM、すっごくよいですなぁ~。
あのように健康的なお嬢さんが4人も出てくるのは、非常に好ましいことであります。
おじさんとしてはいくら春だからといっても、あのようなワンピースではなくツーピースでシャキッとしてもらったほうが“でへへ”指数は上がるのですが、そう注文ばかりつけるというのもヤボってモンでしょうから。。。
でもツーピース・フェチの人のためにもそれ用のヴァージョンも是非、ということで。

とはいえこれは私が望んでもしょうがないでしょうから、購買層のお嬢さんがツーピースを好きになればいいんですよ!
逆に“キャンキャン”のモデルさんが着用したなら、きっと巷にもツーピースのお嬢さんが溢れて私はウハウハになれるのかも知れません。
というわけで、そこんとこよろしくお願いしますよね!!

そんなこんなで思わず“CanCam”のHPにアクセスしてみましたが、これが見られたんですねぇ。テレビでやってるのと同じCMを!!
何度も繰り返し見てしまいました。(^^)v
端から見たら変態オヤジですねぇ。いーもん、一人暮らしだから・・・ということで。

テレビを点けてはいても殆ど見ていない私にとって、そのCMが目に留まったのは実はその音楽でした。
“Dancing In The Street”は洋楽が好きな人であれば大抵の人は知っている曲でありましょう。モータウンを代表する曲の一つで確かマーヴィン・ゲイが作者に名を連ねていたと思います。オリジナルはマーサ・アンド・ザ・ヴァンデラスでしたよね。

でも、私にとってこの曲はストーンズのミック・ジャガーとデヴィッド・ボウイのデュエットに止めを刺すのです。
もちろんその音源は持っていますよ。カセットですけど・・・。
ノリがいいのに変わりはないからこれで充分だ・・・などと言っても自分で強がりだと分かっちゃいますから「CDで持っていないことを極めて遺憾に思っている」ぐらいに言っておきましょうか・・・。多分DVDとかでも出ているでしょうからその気になればな何とかなるんでしょうけど、そこまで優先順位は上げられませんな~。

この2人、私生活でもいろいろ取り沙汰されてましたよねぇ・・・。
ストーンズのアルバム“山羊の頭のスープ”の冒頭を飾る私の大好きな曲“ダンシング・ウイズ・Mr.D”の“D”はボウイのことで、ミックとボウイは“うふふのふ”とか・・・。
あの夜道をミックとボウイが2人で歌いながら歩いてくるというか跳ねて来るビデオ・クリップなど、特にボウイがコートのポケットに手を突っ込んでケンケンしてたような覚えがありますので、今見たら笑っちゃうかもしれませんね。アノ頃は、凄くカッコよく見えて画面に食い入っていましたが・・・。(^^)/

したがって、このご両名の作品でCDで持っているものを代わりにご紹介したいと思った次第です。

私にとってのボウイの最高傑作は、間違いなくこの“スケアリー・モンスターズ”です。
JAPANのデヴィッド・シルビアンや坂本龍一さんとかとの親交があって映画“戦場のメリークリスマス”に出たのもこの頃ではなかったでしょうか?
内ジャケにもそのころを髣髴させる、朱文金(金魚の一種)模様の化粧をしたピエロのような写真が散りばめられており、懐かしい思いにかられました。

しかしながら、このアルバムではキング・クリムゾンの仕掛け人ギタリストであるロバート・フリップがプロデューサー兼リード・ギタリスト(全曲じゃないけど)を務めており、フリップのギターが好きな私としてはたまらない魅力を感じるわけです。

冒頭から日本人女性の声で、

 ♪~ シルエットや影が 革命を見ている・・・  (in Japaneseですよ!)

と始まる“イッツ・ノー・ゲーム”。
この女性の金切り声と地声のスレスレのところをいくような朗読もさることながら、バックの変態的なギターのリフ!!
これをエキサイティングと言わずして、何と言おうか!?
ボウイの声も変態的なシャウトでカッコいい!!

“スケアリー・モンスターズ”でのフリップのスピード感溢れるギター・リフ、そしてソロ・・・。
“彼のベストプレイかもしれない!”とほくそ笑みながら酔いしれることが出来ます。
“ファッション”なんかも独特のリズムで痛快ですよねぇ~。

また、フリップはプレイには直接かかわっていませんが“アッシュズ・トゥ・アッシュズ”はチャートのナンバーワンになった曲。
かの“スペース・オディティ”での英雄メイジャー・トムを“ヤク中(ジャンキー)”に仕立て上げてしまったこの曲は物議をかもしたものですが、大ヒットしてしまったから非難も批判もあまり聞かなかったですな。
ハズしてたらタイヘンなことになってたようにも思いますが・・・などと、グダグダ言っていても仕方ないのでもうやめます。

要するに、このアルバムだけはCD(それもSACD、エッヘン)で買いなおしたぐらい好きですよということであります。
ホント、エキサイティングなアルバムです。もう一回聞こうっと!!(^^)v

本来、この写真がうまく撮れていれば冒頭にしようと思ったのですが・・・


ご存知、新宿東口のアルタです。この向こう側があの歌舞伎町1丁目ですね。(^^)/
私が通勤で乗っている西武新宿駅へは、この写真の左側の通りを抜けて行くのです。別にここで書くことじゃありませんが・・・。

言い訳がましいですが、写っている画面は“姉キャン”の宣伝なのです。
ご承知の通り、携帯のカメラって押してカシャっていってから少ししてからしか写らないので、その間に画面がかわってしまったのです。
何故か知らないけれど“70”という数字しか見えないけど、誰がなんと言っても“姉キャン”の宣伝だったんだから・・・。
その後慌てて撮りなおしたら、これもシャッターを押したときは良かったんですが、記録されたのはわけ分からんお笑いのにーちゃん3人組でした・・・残念!!

しかしさっきの“CanCam”のテレビCMの件ですが、エビちゃんのご高名はかねてからずっと承知していましたけれども、初めてまじまじ拝見しましたです。
彼女は写真でももちろん良いのだろうけれども、このように活き活きした動画だとホントにステキ!!
聞きしに勝るものを感じました。

さらに驚いたのは山田優さんというヒト。
私が知らなかっただけかもしれませんが、エビちゃんもえちゃんほど騒がれなくてもいるんですねぇ・・・。
でもこの人、昔、黒い水着を着て紫外線を跳ね返す化粧品の宣伝に出てたヒトに似てるけど、そうなんだろうか?
桟橋みたいなところを海のほうに走っていって、走り幅跳びのジャンプみたいに飛び上がったところで終わるヤツ・・・。
モデルさんだから、そんなのに出ててもおかしくはないよね?
でも、“CanCam”専属モデルって書いてあるから違うのかなぁ・・・。

で、かの“もえちゃん”はこの4人の中にはいないんですね。
聞けば“姉キャン”なる雑誌は押切もえさんのためにできた雑誌だとか・・・凄いモンです。
でもこのCMに出てた女性は、みんなもう少し大人向けの服装をしたほうがもっとファンタスティックに見えるように思うんだけどなぁ~。お客様層に合わせてるんだろうか・・・。

このCMを何度も見て山田・蛯原のお2人はわかりました・・・というか、厳密に言うとあと1週間ぐらいは覚えていられると思います。名前は多分もう忘れません。
問題はあとの2人です。かわいい子、否、ステキな女性ですけれどじぇんじぇん覚わらない!
実は“もえちゃん”も名前はずっと前から知っているのだけれど、本日ただいま現在、顔が一致しないのです。きっと写真でお顔を覚えても、動画で見るとわからなかったりする・・・。
山田さんやエビちゃんもいつまで覚えていられることやら・・・とても不安なのです。

というのはその昔、会社の上司で“セイント・フォー”の女の子の名前が判然としないというのはともかく、おニャン子すら頭に入らない・・・全部同じに見えるなどと仰っている方がいて、あろうことかキャンディーズでさえアヤしかったのを陰で、今で言う“認知症”ではないかといぶかしく思っていたことがありまして・・・。
もしかしたら加齢による避けられない事情であったのかもしれないと、たいへん申し訳ないことを考えていたことを猛省しているところであります。
かつて思っていた病名は死んでも口にしたくないですねぇ、正に今の自分がそっくりそのままその症状なのですから。

★JUMP BACK
                  (演奏:ザ・ローリング・ストーンズ)

1.スタート・ミー・アップ
2.ブラウン・シュガー
3.ハーレム・シャッフル
4.イッツ・オンリー・ロックン・ロール
5.ミックスト・エモーションズ
6.悲しみのアンジー
7.ダイスをころがせ
8.愚か者の涙
9.ロック・アンド・ア・ハード・プレイス
10.ミス・ユー
11.ホット・スタッフ
12.エモーショナル・レスキュー
13.リスペクタブル
14.ビースト・オブ・バーデン
15.友を待つ
16.ワイルド・ホース
17.ビッチ
18.アンダーカヴァー・オブ・ザ・ナイト
                  (1971年~1993年)

ストーンズも私にとっては当然ロックン・ロールのヒーローであります。
CDで持っているのはこのベストともう一枚だけなのですが、音源はアルバム“アンダーカヴァー・オブ・ザ・ナイト”までほぼ全部持っていると思います。
そのもう一枚は私がストーンズの最高傑作と思っているものですが、またあらためてご紹介することとしましょう。
ちなみに、このアルバムに収められている曲のどれよりも古いものですけれど・・・。

ここに収められている楽曲については、もはや多くを語る必要もないと思います。
いずれもロックン・ロールの歴史といっていいものばかりですね。

一言だけふれると、アルバム“ミス・ユー”に収められていた“ビースト・オブ・ガーデン”はベット・ミドラーがカヴァーしていて、そのPVにはミック・ジャガーも出演していました。
ベットが例の調子でミックに迫っていて、ミックがたじたじになっていたのがとても新鮮で楽しかったように記憶しています。


何か収集のつかない終わり方になりましたが、要するにキャンキャンのモデルのお嬢さん方にはシャキッとしたツーピースを着てもらいたいと・・・(^^)v

姫さまのお達しにより・・・

2007年03月06日 00時00分00秒 | その他
先刻、姫様の御成りがあり「顔抜きの銭型を掲載せよ」とのありがたいお達しを賜ったために、ローリング・ストーンズを聴きながらこの記事を書いています。


冒頭写真は青梅で見つけた「蹲(つくばい)」であります。

細かい説明は抜きにして、まずは姫様の御成りを歓迎して心をこめた御花でお迎えせねばなりますまい。


この花は“蹲”の傍らに姫様のように可憐に・・・・・でもそこらじゅうにわんさか・いっぱい咲いていた福寿草です。
福寿草って「あっ、こんなところに!」ってところに姫やか、否、秘めやかにちょっぴり咲いているのが普通ありがたいんですけどねぇ・・・まぁ、綺麗だからいいですけど。

ところでこの“蹲”ですけれど、銭型ですよねぇ~。(^^)v

この記載の文字がタイヘンに凝っているのですが、わかりますでしょうか?
簡単に言えば「読めますか?」ということになります。

上から右回りに 五 ⇒ 隹 ⇒ 止 ⇒ 矢 と漢字が並んでいるように見えますよね。これだけでは「なんじゃらほい?」なんですけれど、これよく見てください・・・銭型のまんなかに四角い穴が開いているのがミソなんです。

そうです。これを漢字(部首)の“口”と読むとそれぞれは、
 
 五 ⇒ 吾
 隹 ⇒ 唯
 止 ⇒ 足
 矢 ⇒ 知

となります。

そして、これを続けると「吾(われ)、唯(ただ)足るを知る」という風に読めるのです。

これですよ、これ!!

こういうユーモアに出会ったときこそ“欧米か!”ではできない、日本人(中国人でもいいけど)なればこそのウイットを感じるというか、ホントに日本人でよかったなと思う瞬間ですね!
それもありがたい教えの言葉であるというところなど、これこそ小さなことですけれども「美しい日本」が実現されている例ではないかと思うのです。
この“蹲”自体はあの石庭の竜安寺にも同じ文言が記載されていたものがあったと思うので決して珍しいものではないはずです。きっと、姫様のご覧いただけるところにもあるのではないかと思いますよ。

これも“蹲”の近くで咲いていた花ですよん。


姫様、お気に召していただけましたでしょうか!? (^^)v

もし私の至らなさでご不満な点があったとしても、この“蹲”の銘を思い起こしていただければ幸いに思います。

すなわち“吾唯足知”。

遺教経という教えに「足ることを知った人は何事にも不平不満が無く、心豊かでいることができるけれども、足るを知らない人はもし富んでいても、貧しい心持でしかいられないものだ」というようなことが記されています。

簡単に言えば、お達しの答は「これで(満足できなくても)勘弁してね!」ということです。(^^)v

練馬区は漫画のメッカ?

2007年03月05日 00時00分01秒 | 東京探訪あるいは漫歩
この週末に気がついたのですが、現在練馬区の上石神井駅近辺の電柱という電柱に漫画の幟が掲げられています。

一言で“漫画の幟”と言いますが、幟の種類たるや私が気がついただけでも次のとおり錚々たる作品ばかりなのです。
(順不同)
鉄腕アトム・オオカミ少年ケン・ジャングル大帝・白蛇伝・サイボーグ009・あしたのジョー・ひみつのアッコちゃん・一休さん・銀河鉄道999・ふたりはプリキュア
この他にもあるのかもしれませんが、私が見つけられたのは以上でした。

上石神井商店街振興組合が幟を掲げているようですが、そこには“祝練馬区独立60周年”と書かれています。
周年を祝うということはよくわかるのですが、なぜまた“漫画の幟なのか?”ということが気になったのでチョイと調べてみました。

鉄腕アトムの幟。白黒というのが何故か嬉しい・・・。


まず練馬区は板橋区から独立したという歴史があるようです。いきさつは調べてないので分かりません。(^^)v
要するに東映動画、東映アニメーションが練馬区の大泉にあるということで漫画には深い縁がある土地なんだということのようです。

東映動画といえば最近でも、金色のガッシュベル・おじゃ魔女ドレミのシリーズ・ONE PIECEなどなど売れているのがあるのに、プリキュア以外は古いものばかりというのが奥ゆかしいですな。
そういえば「マジンガ-Zがないのは何でだろう?」とか言ってると、実は他所にあったりするかもしれないので言わずにおきましょう、っと・・・。

しかし練馬区というのはウィキペディアで見ると大漫画家の総本山という感じですね。
鉄腕アトム・ジャングル大帝の手塚治虫先生、あしたのジョーのちばてつや先生をはじめ、こんな作品を描いた先生が住んでたり所縁があったりするようなのですから・・・。
・仮面ライダーシリーズ、サイボーグ009、スーパー戦隊シリーズ
・うる星やつら、らんま1/2、犬夜叉
・がきデカ
・タッチ
・東京ラブストーリー
・宇宙戦艦ヤマト、銀河鉄道999
・島耕作
                       ほか多数
みなさん、誰だかだいたい分かりますよね?

“これって、スゴクなくなくなぁ~い!?” って感じしませんか?

さらにさらにウィキペディアによると、ドラえもんは練馬区が舞台だということらしいし、ど根性ガエルはさらに突っ込んで石神井が舞台ということらしい・・・。
うる星やつらの諸星くんも練馬に住所があるようですね。
のだめカンタービレの桃ケ丘音楽大学のモデルといわれている武蔵野音大も、もちろん練馬区に所在しております。

ところで手塚治虫先生の所縁の地ということになれば、当然この先生も所縁の地ということになるのでは?


まったく関係ない話ですが、今日西武新宿線に乗っていたときに同じ車両に乗り合わせていたちっちゃな女の姉妹(当たり前か・・・)がとってもかわいらしく“雪”を歌っていました。

 ♪~ ゆぅきぃや こんこん あ~られぇや こんこん
      ふってぇも ふってぇも ぢゅんぢゅんちゅぅもるぅ・・・

この辺でテンポが乱れて“歌詞がアヤシイなぁ”などと思いながらも、ほほえましく続けて聞いていました。
が、最後に・・・

 ♪~ かぁれし、のぉこらぁず まぁるくぅなるぅ~・・・
  
ズルッときました・・・。(^^;)

こんなかわいい女の子も、大きくなったら彼氏がみんな丸くなる・・・なんて和田ア●子さんみたいになっちゃうのかな、なんて思ったりして。

そういえば彼女もアッコちゃんですよね!
実はコンパクトで変身してたんだったりして・・・。

 “ラミパスラミパス ルルルルル~”なんて言われた日にはどうしよう・・・。



最後にまたまた関係ありませんが、今日調べている間に上戸彩さんも練馬出身だということを初めて知りました。

なんだか嬉しいですね。(^^)v

他には宮沢りえさんや、ミスチルの桜井さんもそうなんだって・・・。

VIVA練馬区ですな!


《以下3月6日追加》
ちょっとした実験のために、写真を追加します。
これまで写真は1記事3つまでしかアップできないと思っておりましたが、何か容量制限はあるものの、枚数制限はないような表記が見られたためです。

ちゃんと表示されたらおなぐさみ・・・。(^^)v


一休さん


銀河鉄道999


大丈夫ですかぁ~!?
ちゃんと掲載されてますか~・・・(^^)/