SJesterのバックステージ

音楽関連の話題中心の妄言集です。(^^)/
もしよろしければ、ごゆっくりどうぞ。

Dancing In The Street

2007年03月06日 00時00分01秒 | ROCK・POPS
★スケアリー・モンスターズ
                  (演奏:デヴィッド・ボウイ)
1.イッツ・ノー・ゲーム (PART 1)
2.アップ・ザ・ヒル・バックワーズ
3.スケアリー・モンスターズ
4.アッシュズ・トゥ・アッシュズ
5.ファッション
6.ティーンエイジワイルドライフ
7.スクリーム・ライク・ア・ベイビー
8.キングダム・カム
9.ビコーズ・ユー・アー・ヤング
10.イッツ・ノー・ゲーム (PART 2)
                  (1980年)

さだまさしさんの“絵はがき坂”という曲に“アンアン”と“ノンノ”は出てくるので知ってたんですが、比較的最近まで“キャンキャン”って知らなかったんですよね。
“JJ”は知ってたんですが・・・。(^^;)
しかも、キャンキャンが“CanCam”っていうのも目からウロコ・・・てっきり“CanCan”だとばっかり思ってました。

そんな“キャンキャン”のCM、すっごくよいですなぁ~。
あのように健康的なお嬢さんが4人も出てくるのは、非常に好ましいことであります。
おじさんとしてはいくら春だからといっても、あのようなワンピースではなくツーピースでシャキッとしてもらったほうが“でへへ”指数は上がるのですが、そう注文ばかりつけるというのもヤボってモンでしょうから。。。
でもツーピース・フェチの人のためにもそれ用のヴァージョンも是非、ということで。

とはいえこれは私が望んでもしょうがないでしょうから、購買層のお嬢さんがツーピースを好きになればいいんですよ!
逆に“キャンキャン”のモデルさんが着用したなら、きっと巷にもツーピースのお嬢さんが溢れて私はウハウハになれるのかも知れません。
というわけで、そこんとこよろしくお願いしますよね!!

そんなこんなで思わず“CanCam”のHPにアクセスしてみましたが、これが見られたんですねぇ。テレビでやってるのと同じCMを!!
何度も繰り返し見てしまいました。(^^)v
端から見たら変態オヤジですねぇ。いーもん、一人暮らしだから・・・ということで。

テレビを点けてはいても殆ど見ていない私にとって、そのCMが目に留まったのは実はその音楽でした。
“Dancing In The Street”は洋楽が好きな人であれば大抵の人は知っている曲でありましょう。モータウンを代表する曲の一つで確かマーヴィン・ゲイが作者に名を連ねていたと思います。オリジナルはマーサ・アンド・ザ・ヴァンデラスでしたよね。

でも、私にとってこの曲はストーンズのミック・ジャガーとデヴィッド・ボウイのデュエットに止めを刺すのです。
もちろんその音源は持っていますよ。カセットですけど・・・。
ノリがいいのに変わりはないからこれで充分だ・・・などと言っても自分で強がりだと分かっちゃいますから「CDで持っていないことを極めて遺憾に思っている」ぐらいに言っておきましょうか・・・。多分DVDとかでも出ているでしょうからその気になればな何とかなるんでしょうけど、そこまで優先順位は上げられませんな~。

この2人、私生活でもいろいろ取り沙汰されてましたよねぇ・・・。
ストーンズのアルバム“山羊の頭のスープ”の冒頭を飾る私の大好きな曲“ダンシング・ウイズ・Mr.D”の“D”はボウイのことで、ミックとボウイは“うふふのふ”とか・・・。
あの夜道をミックとボウイが2人で歌いながら歩いてくるというか跳ねて来るビデオ・クリップなど、特にボウイがコートのポケットに手を突っ込んでケンケンしてたような覚えがありますので、今見たら笑っちゃうかもしれませんね。アノ頃は、凄くカッコよく見えて画面に食い入っていましたが・・・。(^^)/

したがって、このご両名の作品でCDで持っているものを代わりにご紹介したいと思った次第です。

私にとってのボウイの最高傑作は、間違いなくこの“スケアリー・モンスターズ”です。
JAPANのデヴィッド・シルビアンや坂本龍一さんとかとの親交があって映画“戦場のメリークリスマス”に出たのもこの頃ではなかったでしょうか?
内ジャケにもそのころを髣髴させる、朱文金(金魚の一種)模様の化粧をしたピエロのような写真が散りばめられており、懐かしい思いにかられました。

しかしながら、このアルバムではキング・クリムゾンの仕掛け人ギタリストであるロバート・フリップがプロデューサー兼リード・ギタリスト(全曲じゃないけど)を務めており、フリップのギターが好きな私としてはたまらない魅力を感じるわけです。

冒頭から日本人女性の声で、

 ♪~ シルエットや影が 革命を見ている・・・  (in Japaneseですよ!)

と始まる“イッツ・ノー・ゲーム”。
この女性の金切り声と地声のスレスレのところをいくような朗読もさることながら、バックの変態的なギターのリフ!!
これをエキサイティングと言わずして、何と言おうか!?
ボウイの声も変態的なシャウトでカッコいい!!

“スケアリー・モンスターズ”でのフリップのスピード感溢れるギター・リフ、そしてソロ・・・。
“彼のベストプレイかもしれない!”とほくそ笑みながら酔いしれることが出来ます。
“ファッション”なんかも独特のリズムで痛快ですよねぇ~。

また、フリップはプレイには直接かかわっていませんが“アッシュズ・トゥ・アッシュズ”はチャートのナンバーワンになった曲。
かの“スペース・オディティ”での英雄メイジャー・トムを“ヤク中(ジャンキー)”に仕立て上げてしまったこの曲は物議をかもしたものですが、大ヒットしてしまったから非難も批判もあまり聞かなかったですな。
ハズしてたらタイヘンなことになってたようにも思いますが・・・などと、グダグダ言っていても仕方ないのでもうやめます。

要するに、このアルバムだけはCD(それもSACD、エッヘン)で買いなおしたぐらい好きですよということであります。
ホント、エキサイティングなアルバムです。もう一回聞こうっと!!(^^)v

本来、この写真がうまく撮れていれば冒頭にしようと思ったのですが・・・


ご存知、新宿東口のアルタです。この向こう側があの歌舞伎町1丁目ですね。(^^)/
私が通勤で乗っている西武新宿駅へは、この写真の左側の通りを抜けて行くのです。別にここで書くことじゃありませんが・・・。

言い訳がましいですが、写っている画面は“姉キャン”の宣伝なのです。
ご承知の通り、携帯のカメラって押してカシャっていってから少ししてからしか写らないので、その間に画面がかわってしまったのです。
何故か知らないけれど“70”という数字しか見えないけど、誰がなんと言っても“姉キャン”の宣伝だったんだから・・・。
その後慌てて撮りなおしたら、これもシャッターを押したときは良かったんですが、記録されたのはわけ分からんお笑いのにーちゃん3人組でした・・・残念!!

しかしさっきの“CanCam”のテレビCMの件ですが、エビちゃんのご高名はかねてからずっと承知していましたけれども、初めてまじまじ拝見しましたです。
彼女は写真でももちろん良いのだろうけれども、このように活き活きした動画だとホントにステキ!!
聞きしに勝るものを感じました。

さらに驚いたのは山田優さんというヒト。
私が知らなかっただけかもしれませんが、エビちゃんもえちゃんほど騒がれなくてもいるんですねぇ・・・。
でもこの人、昔、黒い水着を着て紫外線を跳ね返す化粧品の宣伝に出てたヒトに似てるけど、そうなんだろうか?
桟橋みたいなところを海のほうに走っていって、走り幅跳びのジャンプみたいに飛び上がったところで終わるヤツ・・・。
モデルさんだから、そんなのに出ててもおかしくはないよね?
でも、“CanCam”専属モデルって書いてあるから違うのかなぁ・・・。

で、かの“もえちゃん”はこの4人の中にはいないんですね。
聞けば“姉キャン”なる雑誌は押切もえさんのためにできた雑誌だとか・・・凄いモンです。
でもこのCMに出てた女性は、みんなもう少し大人向けの服装をしたほうがもっとファンタスティックに見えるように思うんだけどなぁ~。お客様層に合わせてるんだろうか・・・。

このCMを何度も見て山田・蛯原のお2人はわかりました・・・というか、厳密に言うとあと1週間ぐらいは覚えていられると思います。名前は多分もう忘れません。
問題はあとの2人です。かわいい子、否、ステキな女性ですけれどじぇんじぇん覚わらない!
実は“もえちゃん”も名前はずっと前から知っているのだけれど、本日ただいま現在、顔が一致しないのです。きっと写真でお顔を覚えても、動画で見るとわからなかったりする・・・。
山田さんやエビちゃんもいつまで覚えていられることやら・・・とても不安なのです。

というのはその昔、会社の上司で“セイント・フォー”の女の子の名前が判然としないというのはともかく、おニャン子すら頭に入らない・・・全部同じに見えるなどと仰っている方がいて、あろうことかキャンディーズでさえアヤしかったのを陰で、今で言う“認知症”ではないかといぶかしく思っていたことがありまして・・・。
もしかしたら加齢による避けられない事情であったのかもしれないと、たいへん申し訳ないことを考えていたことを猛省しているところであります。
かつて思っていた病名は死んでも口にしたくないですねぇ、正に今の自分がそっくりそのままその症状なのですから。

★JUMP BACK
                  (演奏:ザ・ローリング・ストーンズ)

1.スタート・ミー・アップ
2.ブラウン・シュガー
3.ハーレム・シャッフル
4.イッツ・オンリー・ロックン・ロール
5.ミックスト・エモーションズ
6.悲しみのアンジー
7.ダイスをころがせ
8.愚か者の涙
9.ロック・アンド・ア・ハード・プレイス
10.ミス・ユー
11.ホット・スタッフ
12.エモーショナル・レスキュー
13.リスペクタブル
14.ビースト・オブ・バーデン
15.友を待つ
16.ワイルド・ホース
17.ビッチ
18.アンダーカヴァー・オブ・ザ・ナイト
                  (1971年~1993年)

ストーンズも私にとっては当然ロックン・ロールのヒーローであります。
CDで持っているのはこのベストともう一枚だけなのですが、音源はアルバム“アンダーカヴァー・オブ・ザ・ナイト”までほぼ全部持っていると思います。
そのもう一枚は私がストーンズの最高傑作と思っているものですが、またあらためてご紹介することとしましょう。
ちなみに、このアルバムに収められている曲のどれよりも古いものですけれど・・・。

ここに収められている楽曲については、もはや多くを語る必要もないと思います。
いずれもロックン・ロールの歴史といっていいものばかりですね。

一言だけふれると、アルバム“ミス・ユー”に収められていた“ビースト・オブ・ガーデン”はベット・ミドラーがカヴァーしていて、そのPVにはミック・ジャガーも出演していました。
ベットが例の調子でミックに迫っていて、ミックがたじたじになっていたのがとても新鮮で楽しかったように記憶しています。


何か収集のつかない終わり方になりましたが、要するにキャンキャンのモデルのお嬢さん方にはシャキッとしたツーピースを着てもらいたいと・・・(^^)v

姫さまのお達しにより・・・

2007年03月06日 00時00分00秒 | その他
先刻、姫様の御成りがあり「顔抜きの銭型を掲載せよ」とのありがたいお達しを賜ったために、ローリング・ストーンズを聴きながらこの記事を書いています。


冒頭写真は青梅で見つけた「蹲(つくばい)」であります。

細かい説明は抜きにして、まずは姫様の御成りを歓迎して心をこめた御花でお迎えせねばなりますまい。


この花は“蹲”の傍らに姫様のように可憐に・・・・・でもそこらじゅうにわんさか・いっぱい咲いていた福寿草です。
福寿草って「あっ、こんなところに!」ってところに姫やか、否、秘めやかにちょっぴり咲いているのが普通ありがたいんですけどねぇ・・・まぁ、綺麗だからいいですけど。

ところでこの“蹲”ですけれど、銭型ですよねぇ~。(^^)v

この記載の文字がタイヘンに凝っているのですが、わかりますでしょうか?
簡単に言えば「読めますか?」ということになります。

上から右回りに 五 ⇒ 隹 ⇒ 止 ⇒ 矢 と漢字が並んでいるように見えますよね。これだけでは「なんじゃらほい?」なんですけれど、これよく見てください・・・銭型のまんなかに四角い穴が開いているのがミソなんです。

そうです。これを漢字(部首)の“口”と読むとそれぞれは、
 
 五 ⇒ 吾
 隹 ⇒ 唯
 止 ⇒ 足
 矢 ⇒ 知

となります。

そして、これを続けると「吾(われ)、唯(ただ)足るを知る」という風に読めるのです。

これですよ、これ!!

こういうユーモアに出会ったときこそ“欧米か!”ではできない、日本人(中国人でもいいけど)なればこそのウイットを感じるというか、ホントに日本人でよかったなと思う瞬間ですね!
それもありがたい教えの言葉であるというところなど、これこそ小さなことですけれども「美しい日本」が実現されている例ではないかと思うのです。
この“蹲”自体はあの石庭の竜安寺にも同じ文言が記載されていたものがあったと思うので決して珍しいものではないはずです。きっと、姫様のご覧いただけるところにもあるのではないかと思いますよ。

これも“蹲”の近くで咲いていた花ですよん。


姫様、お気に召していただけましたでしょうか!? (^^)v

もし私の至らなさでご不満な点があったとしても、この“蹲”の銘を思い起こしていただければ幸いに思います。

すなわち“吾唯足知”。

遺教経という教えに「足ることを知った人は何事にも不平不満が無く、心豊かでいることができるけれども、足るを知らない人はもし富んでいても、貧しい心持でしかいられないものだ」というようなことが記されています。

簡単に言えば、お達しの答は「これで(満足できなくても)勘弁してね!」ということです。(^^)v