HOKUSAI
<あらすじ>
町人文化全盛の江戸。
後の葛飾北斎である貧乏絵師の勝川春朗(柳楽優弥)は、不作法な素行で師匠に破門されたが、喜多川歌麿や東洲斎写楽を世に送り出した版元の蔦屋重三郎(阿部寛)に才能を認められる。
北斎は次々と革新的な絵を手掛け、江戸の人気絵師となるが、幕府の反感を買ってしまう。
ずいぶん前に予告編を見て“これはおもしろそう!”と思い、公開されるのを楽しみに待っていた作品です。
コロナ禍のため延長されて、今やっと公開。長かったです。
観終わってから思ったのですが、どこが悪いというわけではないけど…いえ、むしろこのシーンの演出いいなぁと思うところもあったのですが(←風が吹いたシーンの見せ方やラストで二人が描くところなど)全体の印象としてはおもしろくなかったな~と
ずっと淡々と描かれていて、ストーリーの盛り上がりとかここが見せ場!というメリハリがなかったような…。
結局、北斎の何を見せたかったのか何を言いたかったのかがぼやけてしまってる感じでした。
ただ出演者は誰もが素晴らしかったですね
その素晴らしかった分、作品自体がイマイチだったのがもったいなくて惜しい気持ちでいっぱいです。
(予告編ではすごくおもしろそうだったのにな~)
ところで…
どうでもいい話ですが、この作品の永井五右衛門役で津田寛治さんを見て、同じ日の夜に、前に録画した『孤独のグルメ2020 大晦日スペシャル』で焼肉店の気さくな店長役で津田寛治さんを見て、次の日に大河ドラマ『青天を衝け』の 武田耕雲斎役でまた津田寛治さんを見て、これはもう津田寛治さん祭りだなぁ~なんて思ったのでした
津田寛治さん、いろんなところで本当によく出てるなぁ~としみじみ感じた2日間でした