いとみち
<あらすじ>
弘前市の高校に通う16歳の相馬いと。
三味線を弾く時に爪にできる溝「糸道(いとみち)」を名前の由来に持つ彼女は、祖母と亡き母から引き継いだ津軽三味線が特技だが、強い津軽弁と人見知りのせいで本当の自分を誰にも見せられずにいた。
そんなある日、思い切って津軽メイド珈琲店でアルバイトを始めたことで、彼女の日常は大きく変わり始める。
よくこれで接客業をやろうと思ったなぁ…というくらい、いとのかなりの人見知りにまず驚いてしまいました
あまりにおぼつかない様子にこちらがハラハラしてしまうけど、お客さんたちにとってはこれも素朴なかわいさだとして受け入れるのでホッとしてしまうような、ツッコミを入れてしまうような…(笑)(東京のメイドカフェだとこうはいかないと思うけど)
訛りが強い津軽弁は観ていると少しだけ聞き慣れてくるけど、それでも “え??いま何て言ったの” とわからないところも多々ありました
なので場面によって理解できなかったところもいろいろと…。
でもだいたいの流れがわかれば細かいことはいいか~と深く考えませんでした
言葉でうまく表現できない時のいとのもどかしさに対して、三味線を弾く時のキリリとした表情は対照的でいいです。
自信の表れがこういうところで出ているのかなぁと感じましたね。
メイドカフェで出会った人たち、友だち、家族に見守られ支えられながら大切なことを学び成長していくいと。
日々の生活でつらいことも大変なこともあるけれど、みんな前向きに生きている姿が良かったです。
主演の駒井蓮さんは元々三味線を弾ける人なのかと思ったら1年間特訓したらしい… すごいですね