奈良県桜井市で先日(3/3)、痛ましい虐待事件がありました。
このニュースは、テレビ・新聞などでも、ショッキングな取り扱い方で報道されていました。
また、荒井奈良県知事の平成22年3月17日(水)定例記者会見でも、質疑応答がありました。
私自身元教師で、現在新婦人王寺支部の事務局長という立場から、奈良県内で起こったこの事件に対して
非常に関心が強く、4/11の「児童虐待を考えるつどい」に参加させてもらいました。
当日会場には様々な分野から、熱心な方々がたくさん参加されていました。
今井みつ子県会議員が、当日「つどい」のコーデイネーターでした。
児童福祉司のH氏、弁護士のH氏、前衆議院議員の石井郁子氏から、貴重な問題提起がありました。
特に石井郁子さんの話は分かりやすく、今の社会の中で子育てがとても大変な状況になっているとの報告。
子どもは地域社会の宝として、子育てを母親だけの負担にさせず、
地域の人たちみんなで、守り育てていかなければならないということを、再確認できました。
意見交換の中で、
子どもを産むまで赤ちゃんと接する機会がなく、自分の子どもをどうすればいいのか、わからない。
人に助けてと言うのは、ダメな母親だとレッテルを張られてしまうのではないかと思ってしまう、という意見。
虐待を受けて育ち、自分自身が子育てする中でフラッシュバックが起こり、精神科に通院、しかし子どもの命
は守りたいなど・・・・、考えさせられることの多いつどいでした。
王寺町内の「名残の桜」 王寺町明神1丁目公園 王寺町太子1丁目公園