いま自治会って、どうなってるの?【3】
自治会マッパーが行く・・町行政の住民サービスと自治会の役割
みなさんは総務省のホームページを、
ご覧になったことがあるでしょうか?
市町村合併数を、カウントダウン
http://www.soumu.go.jp/gapei/index.htmlしています。
いかにも官僚が考えそうな、
ずい分と強引で権力志向丸出しの
ホームページだと思いませんか。
そもそも私たちの住む町・街って、
どういう単位で歴史的経過をたどったのでしょう。
江戸時代からの自然発生的な地縁共同体としての町村が、
明治時代にも引き継がれ、1888年に市制・町村制がしかれ
町村合併が。
1888年度に71,314あった町村が、
1889年度には15,820へと1/5弱に削減。
このときの基準とされたものは、
小学校1校の区域としての300~500戸を、
町村の標準規模としていたようです。
町村合併はさらに進んで、1908年には約13,000に。
そして昭和時代に入り、1943年には、200市10,476町村に。
1945年の第二次世界大戦終了時には、205市 1,797町 8,818村に。
1953年の町村合併促進法で、新制中学校1校を管理するのに
人口8,000人を単位とするということで、
9,868市町村が3,472市町村へと1/3に。
高度経済成長の中、1965年合併特例法が制定され、
1980年代後半から商工会議所などの経済団体が中心となり、
1995年に合併特例債などの行財政支援策で加速され、
「平成の大合併」と言われ現在に。
さて長々と書いてきましたが、王寺町もこの合併の渦に
巻き込まれ2005年合併特例債の期限をむかえて、
住民投票の結果、合併否決。
実際どれだけの自治体が合併されたと思います?
2001年1月時点で、3,447(695市2,186町566村)あったものが
2007年4月時点で、1,804(782市 827町195村)に約半減
財政力の強化・車社会の進展による生活圏の広域化・権限の移譲
などを、総務省は合併の理由に挙げています。
合併の歴史がしめしているように、
住民サービスより資本の論理優先。
でも市町村が合併されても、
全国では293,227の自治会・町内会は
残ったままです。わたしたちの最も身近な、
町・議会・自治会、町内会などの住民自治組織は、
今日も住民サービスを支え、ねがいや声を行政にあげ、
新しい街づくりの基本単位となってがんばっているのでは
ないでしょうか。
自治会マッパーが行く・・町行政の住民サービスと自治会の役割
みなさんは総務省のホームページを、
ご覧になったことがあるでしょうか?
市町村合併数を、カウントダウン
http://www.soumu.go.jp/gapei/index.htmlしています。
いかにも官僚が考えそうな、
ずい分と強引で権力志向丸出しの
ホームページだと思いませんか。
そもそも私たちの住む町・街って、
どういう単位で歴史的経過をたどったのでしょう。
江戸時代からの自然発生的な地縁共同体としての町村が、
明治時代にも引き継がれ、1888年に市制・町村制がしかれ
町村合併が。
1888年度に71,314あった町村が、
1889年度には15,820へと1/5弱に削減。
このときの基準とされたものは、
小学校1校の区域としての300~500戸を、
町村の標準規模としていたようです。
町村合併はさらに進んで、1908年には約13,000に。
そして昭和時代に入り、1943年には、200市10,476町村に。
1945年の第二次世界大戦終了時には、205市 1,797町 8,818村に。
1953年の町村合併促進法で、新制中学校1校を管理するのに
人口8,000人を単位とするということで、
9,868市町村が3,472市町村へと1/3に。
高度経済成長の中、1965年合併特例法が制定され、
1980年代後半から商工会議所などの経済団体が中心となり、
1995年に合併特例債などの行財政支援策で加速され、
「平成の大合併」と言われ現在に。
さて長々と書いてきましたが、王寺町もこの合併の渦に
巻き込まれ2005年合併特例債の期限をむかえて、
住民投票の結果、合併否決。
実際どれだけの自治体が合併されたと思います?
2001年1月時点で、3,447(695市2,186町566村)あったものが
2007年4月時点で、1,804(782市 827町195村)に約半減
財政力の強化・車社会の進展による生活圏の広域化・権限の移譲
などを、総務省は合併の理由に挙げています。
合併の歴史がしめしているように、
住民サービスより資本の論理優先。
でも市町村が合併されても、
全国では293,227の自治会・町内会は
残ったままです。わたしたちの最も身近な、
町・議会・自治会、町内会などの住民自治組織は、
今日も住民サービスを支え、ねがいや声を行政にあげ、
新しい街づくりの基本単位となってがんばっているのでは
ないでしょうか。