南の国の会社社長の「遅ればせながら青春」

50を過ぎてからの青春時代があってもいい。香港から東京に移った南の国の会社社長が引き続き体験する青春の日々。

ムーン

2006-10-06 20:23:59 | シンガポール
今日のシンガポールの月を撮影しようと思ったのですが、気づいた
ときにはすでに空高く上がってしまっていて、大きめに撮影するこ
とはできませんでした。月だけを撮影するとただの白いマルになる
し、また手ぶれでぼけぼけになるので、周りの景色を入れて月を小
さめに撮ってみました。これはシティーホールの付近の景色です。
向こうに見えるのは、パンパシフィックホテルとか、サンテックの
建物です。

月を見ていると、昔、レベッカのNOKKOが歌っていた「ムーン」と
いう歌を思い出しました。
昔ママがまだ若くて小さなあたしを抱いていた月が
もっと遠くにあった頃~

という歌いだしの歌でした。80年代の終わり頃リリースされた歌で
カセットテープで夜中によく聴いていたものでした。

こわしてしまうのは一瞬でできるから
大切に生きてと彼女は泣いた
MOON あなたは知ってるの
MOON あなたは何もかも

というフレーズが印象的でした。この「彼女は泣いた」の彼女って
ママのこと?それとも月のこと?月かも知れないですね。月がこの
女の子のいろんな過去をずっと見続けてきて、見守ってきたという
ことですから、月が泣くのもありえるのでしょう。月はたしかに
「大切に生きて」というアドバイスくらいしてくれそうに思えます。

そういえば、9月に日本のマンションを引き払ったときに、大量の
カセットテープを処分したのを思い出しました。カセットテープを
持っていても、今はそれを再生する機械がないので、持ってても
しょうがないと思ってゴミ処理業者に引き取ってもらったのです。
今思い出すと、その中にレベッカのカセットテープがあったのです。
いつまでも過去に縛られていると、前進できないので、捨てるべき
時には捨てるのが正解ですが、そのレベッカのカセットテープの
ことを思い出したらちょっと切なくなってしまいました。でもまあ
CDを新たに買えばいいんですけどね。

ちなみにこのMOONの歌詞はウェブに出ているのですね。
こちらをクリックしてみてください。
これは『歌詞GET!!』というサイトですが、無料で歌詞を検索
できるんですね。以前は、著作権協会とかがうるさいことを言って
ましたが、このへんは法的にゆるくなったのでしょうか?日本を
長年留守にしているので、そのあたりの最新事情がわかりません。
これは私のように替え歌作りを趣味とする人間には非常に便利な物
です。以前は、替え歌を作るために『歌本』やCDを買ったりしなけ
ればならなかったのですから。

ご参考までにレベッカに関しては、http://rebecca.ac/
のサイトに詳しく出ていますので、興味のあるかたはクリックして
みてください。

今日は満月なのですが、東京地方は天気がよくないみたいですね。
いとしの下町娘にも月を見てもらって、つながっている
ことを確認してほしかったのですけど。でも彼女は、目だけはいい
のですね。というと「目以外はダメちゅうこと?」と言われかねな
いので、「目いいので」と訂正したいと思います。
目もいいので、雨の向こうの、雲の向こうの、はるか上空にある
月も見られるのではないかと思っております。

ところで、シンガポールの競争力は世界の五位という記事が目に
止まりました。一位がスイス、二位がフィンランド、三位がス
ウェーデン、四位がデンマークと北欧系ががんばっておりますね。
アメリカが一位から6位に転落です。これはどうしたことでしょ
う。日本は10位から7位に浮上です。これはWEFの世界競争力ラン
キングの結果です。

ついでに、もう一つ。8月にシンガポールを訪れた訪問者は、
トップは相変わらず隣国のインドネシアで16万4千人、二位は
中国の10万3千人、そして三位が何と日本で、6万3千人だっ
たそうです。夏休みを利用してシンガポールに来た人たちが
多かったといいうことなのですね。これから日本は寒くなって
きますので、常夏のシンガポールに皆さん来てくださいね。