南の国の会社社長の「遅ればせながら青春」

50を過ぎてからの青春時代があってもいい。香港から東京に移った南の国の会社社長が引き続き体験する青春の日々。

日本に戻ったと思ったら地震が

2011-03-18 19:34:44 | 日本

上の写真は東京江東区から
眺めたスカイツリーです。
地震のときは工事をしている
人たちはさぞ怖かったこと
でしょう。

3月の5日に日本に戻ってきて、
7日から東京の本社に出社。
日本に帰ったその日にfacebook
を登録。このブログも終わりに
して、新たなブログを作ろうと
準備をしていたのですが、
11日の金曜日に地震。
5時前に会社を出て、家に帰る。
千代田区の会社から半蔵門を経て、
皇居沿いを桜田門から二重橋、
八丁堀を過ぎて、永代橋から
門前仲町の家に着いたのは
7時ちょっと過ぎ。こんな距離
を歩いたのは何年ぶりでしょう。
でももっと長い距離を歩いた人や
帰れなかった人も多くいたことを
思うと、自分はラッキーでした。

その週末から今週にかけて、
ほとんど毎日のように地震があり、
原発のニュースや、計画停電や
電車が停まるなどの事態があり、
新居を借りても、家具や電化製品
が揃わず、居候生活が続いています。

会社の机の上はこんな感じ。

今は亡き義父が使っていたヘルメット
がかけてありますが、オフィスでも
時々揺れが来るので、その時のために
机のところにかけてあります。
また会社の往復にはマスクを着用して
います。なかなか落ち着いて仕事が
できないような環境です。

円高になっているので、香港ドルの
口座に入れてある香港ドルの価値は
下がってしまうし、輸出企業は痛手を
被るし、大変な状況です。

このブログで、次の新しいブログの
お知らせをしようと思っていたのですが、
まだ準備ができていませんので
今しばらくお待ちください。

この震災で被害に逢われた皆さん、
避難や停電などで不便な生活を
余儀なくされている皆さん、
被災地を復興するために尽力されて
いる皆さん、原発事故を食い止め
ようと命がけで努力されている
皆さん、今のこの時間もいろんな
場所で、いろんな人たちが、
この国を守るため、立ち直らせる
ために努力してくれています。
皆様の安全をお祈りしております。

先日から始めたfacebookでは、
今日で友達の数が60に達しました。
世界の各地からお見舞いと激励の
メッセージが連日届いています。
こんなにも世界の人たちが
日本のことを親身になって考えて
くれているのを感謝しております。
ではまた。




素晴らしきシンガポール

2011-03-03 23:00:24 | シンガポール

宿泊中のスイソテル・スタンフォードの
バルコニーからの夜景です。この数年の
間にシンガポールの風景はどんどんきら
びやかになってきています。

こちらはマリーナ・ベイのサンズ。



屋上の庭園とプールはこんな感じで見え
ています。



昨夜、このホテルの地下にあるカジノに
行ってきました。

タクシー待ちが長蛇の列だったので、MRT
電車でマリーナ・ベイまで。ここから
近いんだろうと思って、地上に出たら、
ホテルははるか彼方。バスがあるらしい
ので、バス停を目指すも、なんかちょっと
暗がりの雰囲気。駅に戻って行き方を
確かめることに。駅員に行き方を聞いて
いると、やはりその暗がりの中にある
バス停からのバスに乗るらしい。

そんなこんなしていると、一人の女性が
「マリーナベイ・サンズに行くのですか?」
と声をかけてきてくれました。英語です。
「私はそこに住んでいるので、これから
タクシーでを捕まえてそこに行くんだけど
よかったら乗せていってあげます」と
言います。

地上に上がり、道路を渡ると、奇跡的に
すぐにタクシーの空車が。この時間は
普通はなかなかつかまらないはずです。
聞くと、彼女は香港の「野村」に勤めて
いるとのこと。かなりのエリートのよう
です。しかも偶然にも香港人。

タクシー料金を払おうとしたら、仕事で
会社に請求するので、要らないというの
です。彼女は颯爽とサンズのホテルに
帰っていきました。

私とMy Wifeは彼女から、いい気をもらっ
たような感じがしました。そしてその直後
のカジノで、My Wifeが大小にトライした
のですが、100ドルの投資が最終的に260
ドルになりました。適当なところで切り
あげたので、結果は勝ちです。

シンガポールには、マリーナベイのサンズ
と、セントーサ島の二カ所にカジノが
あります。昼間、セントーサのカジノに
行こうとしたのですが、パスポートを
ホテルのセーフティーボックスに入れて
来ていたので、入れませんでした。
こちらがセントーサ島のカジノの入り口。



外国人は入場無料ですが、シンガポール人
は入場税を取られます。

マカオのカジノでは、圧倒的に中国本土
から来た感じの人が目につくのですが、
シンガポールのカジノではインド人が
多い感じがしました。計算に強いインド
人はカジノにはかなりはまる気がします。

ところでセントーサと言えば、ユニバーサル
スタジオです。



平日の昼間だったので、かなり空いて
いました。



シュレックとかのアトラクションを
体験したのですが、「4D」というだけ
あって、まさに体感できる映像という
感じでかなり楽しめました。



この下の写真の、"Lights, Camera, Action"
というアトラクションは、一見地味なのですが、
映画の特殊効果を体験できて非常に面白かった
です。



あと、"Revenge of the Mummy"という
アトラクションは、恐がりの私はパスしたの
ですが、My Wifeは一人で乗り込んでいきました。



そしたら、ローラーコースターのようなのに
一人だけで乗って、かなりの恐怖だったよう
です。

ところで、こちらは、ユニバーサルスタジオの
入り口近くに、チョコレートのハーシーズの
お店がありました。



ここは、自分の写真をチョコレートのパッケージ
にプリントしてくれるというコーナーがあり
やってもらったのですが、これはすごくいい
お土産になります。



あと、その隣に、ポップコーンのGarrettのお店
もありました。ちょっと食べたんですが、これは
かなり美味しかったです。



ちょっとまだまだ語り尽くせぬシンガポールですが、
きりがないので、今日はこのへんで。

明日は、シンガポールから香港に戻ります。

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61階からのシンガポールの絶景

2011-03-02 09:24:08 | シンガポール

シンガポールのスイソテル・スタンフォード
に泊まっています。昨日、チェックインした
時、一月前にも泊まっているので、記録が
残っていて、一泊あたり日本円相当で2000円
ちょっと出せば、グランドルームにアップ
グレードできるけどどうするかと言われ、
せっかくなのでアップグレードしてもらい
ました。そしたらこの絶景。

ガラス越しではなく、バルコニーから直に
眺められる景色は最高です。アップグレード
した価値は十分ありました。こちらは
オーチャード方面の景色。



そしてこちらはブギス方面。



下にラッフルズホテルが見えています。

そしてこちらが夜景。



綺麗です。



素晴らしい!



夜、マーライオンを見に行こうと思ったら、
こんな感じになっていました。



3月中旬から開催されるビエンナーレで、
日本人の西野達さんというアーティストが
ここをホテルにするというんだそうです。
マーライオンがホテルの一室に-
「シンガポール・ビエンナーレ」で

面白い企画なのですが、マーライオンを見る
ことを楽しみにして来た観光客の人が、
しばらくこれを見られなくなるのが残念。
先月来た時も、日本人の観光客のおばさんが
「マーライオンだけは見たいので」と言って
いて、道を教えてあげたことがありました。
芸術のためとはいえ、こういう企画ってのは
どうなんでしょうか...

ところで後ろの高級ホテルのサンズ。
夜もサーチライトを夜空に照らして、
景気のよさを誇示している感じです。



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翼よ、あれがシンガポールの島だ!

2011-03-01 19:06:51 | シンガポール

香港での引っ越しを終えて、
飛行機でシンガポールに向かいます。

シンガポールは、14年の海外駐在の
締めくくりの旅というような感じ。
シンガポールに赴任したのは、
1997年の今頃なんですが、遠い
昔のような気もするし、つい先日の
ことのような気もします。
1997年と言えば、アジア経済が
急成長していた年でした。
その年の後半に、アジア通貨危機が
訪れ、アジア通貨は暴落し、一気に
景気が落ち込んだのですが、
そのスリルを私はシンガポールで
味わっていました。経済が盛り返して
来たかと思うと、サーズがあったり、
アメリカで同時多発テロがあったり、
思い出せば、いろいろな事がありました。

2007年の時はシンガポールから
香港への引っ越しだったのですが、
今回の引っ越し先は東京です。
ちょっと回り道をして、My Wifeが
いつかまた一緒に住みたいと言っていた
シンガポールに寄っていくことにしました。
昔住んでいた街なので、里帰りのような
懐かしい感じです。

シンガポール航空の機内で、機内映画
のプログラムをパラパラと見ていた
My Wifeが突如、吹き出しておりました。
『武士の家計簿』という映画の解説が
出ているのですが、その日本語の説明
がこんな感じでした。



堺雅人さんと、仲間由紀恵さん主演の
時代劇です。この日本語解説は「東京」
という書き出しなのですが、時代劇
だったら「江戸」とかでなくては
いけませんし、また「ターゲット」と
いうのもちょっとモダンすぎ。
「大規模テロ事件」というのも
江戸時代にはありえない設定。
「特殊能力を持つ主人公」って誰?
堺さん、仲間さん?「手に汗握る
サスペンス・アクション」という所
まで読んで、これは明らかに文章の
貼り間違えだろうとわかったのですが、
この日本語解説を信じて、この映画を
見た人がいたら、いつまでたっても
起こらないテロや、あまりにものどかな
サスペンス・アクション(?)に
憤りさえ覚えたかもしれません。でも
逆にこの解説があてはまる映画は何
だろうと思って調べてみたら、
どうやら『SP野望篇』のような感じ
ですね。

英語の説明は正しいような感じなので
まあ問題は少ないとは思うのですが、
日本語のちょっとわかる外国人がこれ
を読んだら、頭の中が?マークで
いっぱいになっていたことでしょう。

しかし、他の個所も文字組が何か変。



安全地帯の(2010ヴァージョン)の
切り方や、倖田來未の「あいのうた」
の切り方なんか、いかにも日本人で
ない人がデザインしたんだろうなと
思えるような感じです。

でも、同じ冊子の中に入っていた千葉
への投資をよびかける広告は、逆に
日本人が作った英語の広告なのですが、
コピーもレイアウトもちょっと残念。
これだと、こんな県に投資して大丈夫
かな?と不安になってしまいそうです。



もうちょっときちんとした広告を作り
ましょうよ、と言いたくなります。
しかし、この千葉県のマスコットの
CHI-BA+KUNというのは、千葉県の
形が犬の形になっているというのが
しばらくしてわかったのですが、
何かこのマスコット、海外の企業の
担当者には逆効果のような気がします。

シンガポール航空の皆さんも、千葉県
の皆さんも、もうちょっとがんばり
ましょう!

そんなこんなで、シンガポールに
到着しました。
見る景色も懐かしく、タクシーの
運転手のおじさんもいろいろと話しを
してくれて、My Wifeは久々の
シンガポールで感激に浸っています。
この続きはまた今度。

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