南の国の会社社長の「遅ればせながら青春」

50を過ぎてからの青春時代があってもいい。香港から東京に移った南の国の会社社長が引き続き体験する青春の日々。

雪のない香港のクリスマス

2007-11-25 01:26:40 | HONG KONG
先週はシンガポールに行っていたのですが、今週は木曜日に上海に
出張に行き、土曜日の今日香港に戻ってきました。香港では初めて
のクリスマスですが、けっこうクリスマスムードが盛り上がって
きました。上の写真は、モンコクのランガムプレースの中の
『白雪公園』(Snowy Wonderland)という飾り付け。

樹氷やら、雪だるまやら、白いトナカイなどがキレイに飾りつけ
られていて、中のほうに入ればそこは雪国という雰囲気です。
この飾り付けは、ほんの小さなスペースですが、とてもよく
できていると思いました。人工的なものですが、本当に雪で
作られたかのような雰囲気。とってもロマンチックです。

全体はこんな雰囲気です。照明がピンクっぽいですが、これが
時間ごとに青っぽくなったり色が変わります。上のほうに
ユニコーンが見えますが、まるで氷で作ったような雰囲気。
雪のない香港だからこそ、こんなに盛り上がるのですね。
日本だったら雪は現実にありえるので、これほど雪への憧れ
を表現しないかもしれません。みんな写真を撮りまくって
いました。通りがかりの私もついつい写真を撮ってしまい
ましたが。

これはランガムプレースの天井の飾り付けです。これも見事!
冬の世界です。ちょっと感動してしまいました。
このエスカレーターを上がると映画館なのですが、こんな
エスカレーターを登って映画を見にいくというのもとって
も素敵です。
ところでうちのオフィスが入っているビルのロビーも一週間
くらい前からクリスマスの飾り付けが始まりました。

なんともいきなはからい。日頃は殺風景なオフィスビルの
ロビーなのですが、クリスマスの飾り付けがあるというだけ
でなごみます。雪だるまがとっても可愛いです。こういうビル
にオフィスが入っていてよかったなあと思ったのでした。

グレンリベット・ナドゥーラ16年

2007-11-21 00:52:58 | Weblog
昨日の夜にシンガポールから香港に戻ってきたのですが、今回は
シンガポールの免税店で、グレンリベットのナドゥーラ16年とい
うシングル・モルトを買ってきました。スコットランドのスペイ
サイドという地域の醸造所で作られたお酒です。グレンリベット
はシングル・モルトでは有名なブランドですが、このナドゥーラ
というのは珍しいなと思ってついつい買ってしまったのです。

調べてみたら「ナドゥーラ」というのはゲール語でナチュラルと
いう意味。また、ラベルには、あまり聞いた事のない言葉が。
まず、Natural Cask Strength、これは樽だし原酒ということの
ようなのですが、それが何なのかはいまいちわかりません。度数
はめちゃくちゃ高いです。57.7%もあります。

さらに、ノン・チル・フィルタードという事が書いてあります。
これは、冷却濾過をしていないということのようです。通常、
ウィスキーは濾過をするのだそうですが、これは濾過をしていま
せん。だから何なのと言われると、よくわかりません。しかし
濾過をしていないので、ロックで飲んだりすると、白っぽく濁る
ことがあると言われています。そういわれてみるとたしかに白っ
ぽい。でも味には関係ないのだそうです。

名前が示すようにナチュラルなので、白濁もするのでしょうが、
またそれがスペシャルな感じでよいですね。いやあしかし強い。
でも深い味わい。シングル・モルトの世界も奥が深いですね。

これ免税店での値段が5、6千円。この値段で、これだけの
贅沢が味わえれば安いものかもしれません。

シンガポールの結婚式

2007-11-19 02:54:59 | シンガポール
今週末はシンガポールに来ていました。うちのシンガポールの
オフィスの従業員の結婚式が今日ありました。上の写真の新郎の
ほうが、従業員なのですが、私が2年前に面接をした人間です。
相手はもとシンガポール航空のスチュワーデス。で、もっと
びっくりしたのは、彼の母親が、実はシンガポールの女優で、
今でもテレビにたまに出演しているという有名人。名前は忘れ
ましたが、痩せたオリーブオイルのような人でした。

お母さんが女優だったなんてことは今日の今日まで知りません
でした。そういえばどおりで、彼はすごい車に乗っているし、
持っている財布や、靴なんかもリッチな感じがしていました。

そのお母さんの関係で、500人くらい来ている客の中にはテレビ
で活躍しているタレントの姿がちらほら。私にはわからないの
が多かったのですが、余興でコメディアンのマーク・リーが
登場したときは感動しました。

マーク・リーというのはシンガポールでもトップクラスの
コメディアンで、テレビ番組でしょっちゅう見た事がありま
した。そんな人をこういう場で見られるとは思ってもみません
でした。でもシンガポールの有名人はなんか身近な感じです。

しかしまあシンガポールの結婚式は、たらたらと長い。結局、
7時から会場で行ったのですが、終わったのは11時過ぎ。
4時間以上です。大したプログラムもなくだらだらと間延び
したような宴会でしたが、食べ物もおいしく、雰囲気はエレ
ガントでした。

会場はスコッツ通りのグランドハイアットの宴会場ですが、
ホテル側の対応は非常にすばらしいと思いました。客は500
人もるので、ウェイトレスやウィエターは50人以上いました。
最初の料理の出し方が、整然とした儀式的な感じで、とても
統制がとれていて、こういうの初めてみました。かなり練習
をしているのでしょうが、きちんとしているのはかなり好感
がもてました。これこそプロフェッショナルという感じです。

というわけで、月曜日の夜にはもう香港に戻るのですが、
ひさびさのシンガポールでした。最後に、オーチャードの
クリスマスの飾り付けの写真をどうぞ。

今日はボジョレー・ヌーボーの解禁日

2007-11-15 00:31:35 | Weblog
全然忘れていたのですが、今日(15日)はボジョレー・ヌボー
の解禁日なのですね。火曜日に香港のスーパーのワイン売り場
に行ったのですが、そんな気配はまるでありませんでした。
今年は気づかずに終わるところでしたが、ヤフーのトップペー
ジに「ボジョレー・ヌーボー解禁」と出ていたので、そうか
そういえばと気付いたのであります。

ところで、この上の画像の文字ですが、ボジョレー・ヌーボー
の文字ですが間違えてNouveauの最後にSの文字を付けて
しまいました。Xの文字がつく場合はありますが、何もつか
ないのが普通です。アップしてからこれに気付き、直そうと
思ったのですが、これを作ったパワーポイントのファイルは
保存せずに消去しており、また一からやり直すのも面倒と
思い、このままにしてあります。一応この文字は間違いです
ので信用しないように。この画像、パワーポイントに
クリップアートをはりつけて、文字を入れ、これをJPEGで
セーブしてあります。全部フリーの素材です。

さて、これからが本題です。
実は、火曜日に偶然ワインを買っていました。ボジョレー・
ヌーボーとはまるで関係なく、スーパーに行ったら、おいし
そうなチーズをいろいろ売っていたので、ハーブのついた
ブリーチーズを買ったついでに、やっぱ赤ワインだなと思い、
ワインを買って飲んでいたのでした。イタリアのトレンティノ
のメルローですが。

家ではめったにワインなど飲まないのですが、ボジョレーの
解禁日が近づいていたので本能的にワインを求めたのでしょう
か?しかし何の根拠もなく選んだワインですが、チーズに
とっても合っておいしいかったです。

で、今日は、ボジョレー・ヌーボーの思いでを書こうと思った
ら、何と、去年の今頃、書いているではありませんか。パリで
本場のボジョレー・ヌーボーに出会ったときの話し。すっかり
忘れていました。それから思ったのは一年がたつのが何とはやい
ことかということです。

去年の11月のボジョレー・ヌーボーの解禁日には、シンガポー
ルのスーパーでボジョレー・ヌーボーを買ってきて飲んだんだ
けどあまりおいしくなかったという話しでした。

去年の11月の自分のブログを読み返していたら、自分がこの
ブログを始めたのは2005年の11月のことだったということが
わかりました。2005年の11月、まだホリエモンがバリバリで、
村上ファンドの村上さんがギラギラ輝いていて、小泉純一郎
首相率いる自民党が全盛期で、アイフルのク~ちゃんは抜群の
人気を誇り、またNOVAうさぎもやがて来る悲劇の片鱗も見せ
ていなかった時代でした。ほんの二年前のことなのに、全然
違う時代のような気がしてしまいますね。

南極の氷は溶けないというのは本当だろうか

2007-11-14 02:26:25 | Weblog
『不都合な真実』の中で、アル・ゴアさんが、南極や北極の氷が
溶けて、海面が上昇するということを言っていることに対して、
それは間違いであるといろんな人が指摘しています。地球温暖化
で海水の温度が上昇したとしても、南極大陸が氷点下を超える事
はないので、溶けるということはなく、むしろ厚みを増すと。

物理学的にはそうなのかもしれないのですが、でも本当にそうな
のと疑いたくなってしまいます。何となく、いろんなブログを
見てみると、南極の氷が溶けて海面上昇をもたらすということは
ありえないと述べているのが多いです。でも私には確信がないの
で、簡単にそれをサポートしたくありません。

映画の中で、アル・ゴア氏が言及した南極のラーセンBの巨大な
棚氷の崩壊。棚氷は海面に浮いている氷なので、これが崩壊して
も海面の上昇には影響がないという説が有力なのですが、何だか
これだけの巨大な地形変化が地球生態系に多少なりとも影響を
与えるのではないかと恐れてしまいます。

あるレポートによれば、南極の棚氷というのは、コルクの栓の
ように大陸の氷が海に崩れ落ちるのを阻止している。従って
棚氷がなくなってしまえば、氷河が海に崩れ落ちるように崩れ
る箇所も出て来るということもできます。まあ私は専門家では
ないので、あまり無責任なことは言えませんが。

南極の氷は関係なくとも、海面の上昇という問題は事実として
はあるようです。これは温暖化により海水の膨張率のほうが
陸地の膨張率よりも大きいということのようなのですが、
まあいずれにしても私たち人類は自然を甘くみてはいけないの
ではないかと思います。

ほんのちょっとした変化で、生態系は影響を受けていく可能性
があります。しばしば予想もつかなかった方面に影響を与えて
いくこともあります。といいながら、私は、シングルモルトの
ウィスキーをロックで飲んでいます。

不都合な真実を見ました

2007-11-13 00:13:38 | Weblog
先週末にプレゼンがあって、ブログを書く余裕がありません
でした。どうも、お待たせしました。え、誰も待ってなど
いないって?それは失礼いたしました。

週末に『不都合な真実』の映画を見ました。映画というより、
講演記録なのですが、これは素晴らしいと思いました。へた
なフィクションを見るより、よほど感動しました。これは
ドキュメンタリーというよりも、様々に用意された伏線が
巧妙に仕組まれており、見た人を行動に駆り立てる力を持っ
た映画ということで感動しました。

この上の地球の写真は、アル・ゴアさんの講演の最初のほう
で使われる写真資料です。一番多く使われた地球の写真とい
うことで、この写真は、パワーポイントのクリップアートの
ライブラリーの中にもある(オンライン)版権フリーの
写真です。こんなに貴重な地球の写真が版権フリーの
クリップアートに入っているというのは象徴的ですね。
地球は誰のものでもない。みんなのもの、なのですね。

まずは、これをまだ見ていない人のために、どんなものか
映画の予告編(トレーラー)へのリンクをご紹介します。
http://www.youtube.com/watch?v=5yI8R_L7_TM

この中に出てくるアル・ゴアさんの説明の中で、誤った
認識であるとされるものがいくつか指摘されていますが、
これを見終わった私から見ると、それはまさに重箱の
コーナーをつつく行為に見えてきます。

例えば、地球温暖化のために南極やグリーンランドの氷が
溶けて、海面がそんなに上昇するというのは嘘だと言って
せせら笑っている人たちがいます。そういう批判派の学者
の映像がYou Tubeに出ていましたが、何か醜悪な気がしま
した。そのような誤謬は問題であるとしても、地球の問題
をきちんと認識し、危機を防ぐためにみんなが協力しない
といけないのに、彼らは、全くの批評家として、結局は何
もしないのです。そういうの何か好きになれません。

アル・ゴアさんは、命がけで地球を危機から救おうとして
いる、ように私の目からは見えるのですが、それを政界へ
カムバックするための野心があるからだと見る人もいます。
マイケル・ムーアの『華氏911』のようなブッシュ批判が
随所に出てきます。そういうところは政治的野心ととられ
かねないのかもしれませんが、政治にこそ環境に対しての
問題があるので、これは元大統領候補アル・ゴア氏として
は、当然の立場ですね。しかし、この作品の中でほんの
かすかに現れるブッシュ大統領の姿は、知性の全くない
悪魔のように見えてしまいます。

しかし、ゴアさんはプレゼンがうまい!派手な立ち回りが
あるわけでもなく、すごいCGを使ったり、立体グラフや
未来的な図解は全く使われておらず、写真や映像資料、
グラフが淡々と使われていくだけなのですが、この組み立
てが見事です。

言葉でプレゼンテーションを作るのではなく、事実をどん
どん積み重ねていってプレゼンテーションを組み立てている
その技術に感動してしまいました。また随所に使われている
引用、グラフを強調するためのクレーンの使用、氷を求めて
泳ぐシロクマのアニメなど(実際に漂流して死んだシロクマ
はまだいないと批判されていますが)、見ている人を飽きさ
せず、しかも印象的な仕掛けが実にタイムリーに使われてい
ます。これはうまいなあと感心しました。

また、映画の中で時々出て来るドキュメンタリー映像。ゴア
さんの語りがまた渋くて素晴らしいです。子供が事故にあい、
自分にとてって守るべきものの大切さを実感したときの事、
父親が飼っている牛の世話をしによく帰省したという事、
たばこを吸っていた姉が早く死に、たばこの栽培を家でして
いたことに罪悪感を感じた事、各地を旅して講演を繰り返し
ていてもなかなか行動をしてくれる人がいないという嘆き、
ぬるま湯の中に入れられたカエルは徐々に湯の温度が高く
なっていって熱湯になってもそれに慣れてしまって茹蛙に
なってしまうという話し、大統領選挙のときフロリダの票
があいまいなことになって負けてしまうという事などの
いくつかのエピソードが非常に効果的に挿入されます。
それぞれが短編映画、あるいは長編コマーシャルという
感じです。この部分があって全体が映画として成立して
いるのでしょう。見事です。

ゴア氏の話しの中でも、小学生の頃、同級生が先生に、
アフリカ大陸と南アメリカ大陸はくっついてたんじゃないの
と言ったら「そんな馬鹿なことはない」と言って怒られた
エピソードのだいぶ後で、二酸化炭素の量のグラフと気温の
変動のグラフの一致の話しをするところなどとてもおもしろ
かったです。つまり、いろんなエピソードが伏線として関連
しあっており、それが最後のメッセージ=地球を危機から
救う為にみんな行動をしないといけない、ということに
効果的に繋がっているのです。

これはプレゼンテーションのお手本としてもっと研究する
価値があると思いました。言葉の選び方、立ち居振る舞い、
原稿を全くみないで話すということ、美辞麗句ではなく、
事実で伝えようとする態度、発声法、視線、話しの組み立て
など、さまざまに勉強になります。

ゴアさんは、日本のテレビ番組にも出ていたのですね。
世界一受けたい授業(アルゴア)
そして後編の
世界一受けたい授業(アルゴア)後編
です。
日本の番組はわかりやすいですが、つくりが実にやすっぽい。
これは是非、映画のほうを見ていただきたいと思いました。

この映画の最後に、字幕スーパーで、行動をするための
メッセージが出てきて、これがまた広告コピーとしては
実によくできています。ユーモアもきいています。
アフリカのことわざとして紹介されている「祈るときは
祈りだけでなく、行動もしましょう」という言葉(正確な
言葉ではないかもしれませんが)とっても素敵でした。

そして、このブログにこの映画の紹介を書いたこと、これ
もこの映画で言うところのアクションの一つです。あまり
影響力はないかもしれませんが。

香港で手塚治虫生誕80周年記念グッズが

2007-11-04 02:50:33 | HONG KONG
香港の大手電気店のブロードウェーに行ってみたら、アトムやら
ジャングル大帝レオやらブラックジャックやらのグッズがいっぱ
い並べてありました。手塚治虫生誕80周年記念グッズだというこ
となのですが、このお店で、携帯電話やカメラなどを買うと、
景品としてもらえるようなのですね。

手塚治虫生誕80周年って、今年なのかなあと思って調べてみたら
何と来年のことではないですか。ちょっとこの香港のブロード
ウェーさん気が早すぎますよね。世界で一番早いんじゃないので
しょうか。

以前はセブンイレブンでのドラエモン・スタンプをご紹介しまし
たが、香港はこういう景品が大好きですね。しかし、この種類の
多いこと。この写真に出ているだけでなく、いろんなアイテムが
あります。こういうのはさすが香港です。

見ていると、欲しくなります。これがこのお店の販売促進戦略な
のでしょうが、携帯電話とか、カメラとかこの機会に買おうかな
と思ってしまいました。

ところで、香港の携帯電話は、日本にくらべてかなりスリムです。
数ヶ月前、日本のドコモショップに行ったのですが、折りたたみ
タイプが多く、かなり厚ぼったいなという印象でした。日本は
メールが重要で、機能が多いので、あまり薄くできないのかも
しれません。それが海外では、薄いデザインが多く、日本とは
全然違うなと思います。私も電話は話しができればあとの機能は
不要なので小さくて薄いほうが助かります。
香港の携帯電話はこんな感じです。こちらはソニーエリクソン。

そしてこちらは、サムスンです。

モトローラもノキアもLGもみんなこんな感じです。日本の
シャープも奇麗な新製品を出していました。

ところで、写真を見てもらえればわかるように、香港はここの
ところすごく寒いです。この前まで、暑いなあと思っていたの
に急に冷えてきました。今日は掛け布団を買ってしまいました。

香港では、コートやマフラーをしている人もいるかと思えば、
半袖Tシャツの人もいます。ロングブーツの人もいるかと思えば
サンダルの人もいます。みんな結構マイペースなのですね。

ここ数日、アップロードをさぼっていたのですが、アクセスして
くださった方もおられるみたいですね。何故か去年の10月の
ページへのアクセスがコンスタントにあるのですが、何で
でしょう。自分でも読み返したのですが、心当たりがありません。
誰か知っている人は教えてください。