南の国の会社社長の「遅ればせながら青春」

50を過ぎてからの青春時代があってもいい。香港から東京に移った南の国の会社社長が引き続き体験する青春の日々。

まもなく中秋の名月

2006-10-05 02:33:06 | シンガポール
この写真は以前撮影したものですが、今週の金曜日が中秋の名月
です。シンガポールでも中秋の十五夜は重要な日となっています。
八月の終わり頃から月餅が売り出されていましたが、今週でそれ
も一段落です。

こないだ空を見上げたら半月だったのに、もうほとんど満月です。
なんだか月の満ち欠けってスピードがちょっと早いような気がし
ます。半月から満月になるまでが一週間くらいなので、まあそん
なものかもしれませんが、もっと時の流れがゆっくりしてほしい
と思うのであります。

今日の夜、月を撮ろうとしたのですが、はるか空高く上がってい
て、うまく撮影することができませんでした。月を撮影するのは
難しいものです。この上の写真は、まだ月があがりかけのところ
を撮影したので、月がわりと丸く撮影できました。もっと地平線
に低いところが撮れればもっと大きくとれますね。

満月というのは、オオカミ男の話でもそうであるように、人の心
を狂気にする力があるのだとか聞いたことがあります。スマトラ
沖地震のときもほぼ満月だったようですね。満月のときは、人間
も地球も異常を呈するのかもしれません。今週の金曜日は何もな
いことを祈ります。

月と言えばかぐや姫。何人もの求婚者を残して月に帰っていく
かぐや姫は、現代で言えばSFファンタジーですね。まだ科学が
発達していなかった昔は、月にも人がいるのかもしれないとい
う想像がまだ許されていたのですね。

何年か前のテレビドラマの『With Love』の中で、「満月を見ま
した」というメールがあって、これは今でも記憶に残っています。
まだ会った事のない二人が、とある偶然からメールを始めるので
すが、いつも非常に短いメールでした。今週の満月は、東京では
見えないかなあ。

ところで今、シンガポールで現代アートの祭典のビエンナーレが
開催されているんですね。ところどころにビエンナーレの看板が
出ているので、どっかでやってるんだろうなと思ったのですが、
そんなに意識して見ていませんでした。

シティーホールの建物の窓がピンク色の絵画になっているのは
どうしたのだろうかと疑問に思っていたのですが、これもその
ビエンナーレの作品なのですね。これは何と日本人の原高史と
いう人の作品なんだそうです。

このへんはまた詳しく取材してお知らせしますね。ではまた。