南の国の会社社長の「遅ればせながら青春」

50を過ぎてからの青春時代があってもいい。香港から東京に移った南の国の会社社長が引き続き体験する青春の日々。

なんとも和風なJリーグ・チーム名漢字表記香港風

2010-03-31 00:41:24 | HONG KONG

以前、2008年の3月に相撲サッカー?という記事でご紹介しましたが、
香港で日本のJリーグのチーム名が漢字表記されると、ちょっと変な
感じになります。この上の絵は、香港ジョッキークラブの日本サッカー
のページに出ていたものです。

日本舞踊でも躍りそうな和服姿の女性がチーム名の入った傘を持って
います。2008年のテーマは相撲でしたが、こちらの日本舞踊も結構
シュールな違和感があります。東京VS前鋒というのは、FC東京対
川崎フロンターレということなんですが、このようにカタカナの名前
がことごとく漢字になってしまうのが香港のユニークなところ。

何で、Jリーグのことが香港ジョッキークラブに出ているのか少々
解説いたしましょう。香港ジョッキークラブとはメインは日本で
言えば「日本競馬会」で、香港の街のあちこちに場外馬券売り場が
あります。これがまた人気なのですが、ここで扱われている「馬券」
は実は競馬だけではなく、各国のサッカーもその対象になっていて、
日本のJリーグもカバーされているのですね。日本のtotoのような
のも、香港では香港ジョッキークラブの扱いになっています。

で、こちらが、香港ジョッキークラブのJリーグのページ。

トップのバナーに並んでいる和服女性が面白いです。


浦和紅鑽、すなわち浦和レッズ。
紅鑽とは赤いドリルという意味。
工事現場とかで使うやつですね。なんだか凄く強そう!


大阪飛脚、すなわちガンバ大阪。
飛脚は日本で言うと、江戸時代の郵便配達夫ですが、中国語だと
空飛ぶ足のような意味なんでしょうか?『少林サッカー』で空飛ぶ
足の選手は何人も登場してきてましたよね?これはお笑いチームか?


名古屋鯨魚、すなわち名古屋グランパス。
鯨魚とはくじらのことです。
もともとの「グランパス」の意味がよくわからなかったのですが、
調べてみたらこれは、grampusつまり、鯱(しゃち)のこと
だったんですね。名古屋名物は、名古屋城の上にそびえる
金のシャチホコ。だからグランパスだったのか~。
でもクジラだとちとでかすぎない?


川崎前鋒、すなわち川崎フロンターレ。
フロンターレとは、イタリア語で正面の前飾りということのよう
なのですが、前鋒というのはフォワードのこと。
まあ守りもしっかりしてもらいたいですが。


鹿島鹿角、すなわち鹿島アントラーズ。鹿角とは鹿のつの
なのですが、これはもともとの「アントラーズ」というのも意味は同じ。
鹿島神社の「鹿」と、茨城県の「茨」をイメージしたつので、勇猛果敢
に敵を倒していくということなんだそうですね。でも、鹿煎餅でも食べ
させたくなってしまいます。


横濱水手、すなわち横浜Fマリノス。
水手って、セイラーのこと。
ポパイ・ザ・セイラーマンのセイラーです。セーラー服のセーラーと
言ってもよいですが。さすが港町横浜です。マリノスってスペイン語で
船乗りの意味なんだそうですね。だから中国語もほぼ正確。
でも、本当はこれはF・マリノスでないといけないんじゃないの?
フリューゲルスの形見のFがないとダメぜよ!


廣島三箭、すなわちサンフレッチェ広島。
三箭とは三本の矢の意味。
サンフレッチェの「サン」は日本語の「三」、「フレッチェ」という
のはイタリア語で「矢」の意味なんですね。三本の矢ときたら、
毛利元就の三本の矢の故事ですね。チームワークで強さを発揮する
という感じですね。

さて、こちらは成績表。

一番上は千葉市原になっていますが、これはジェフユナイテッド市原・
千葉ですね。これはJ2ですけど。

あとは3位の大分三神ことトリニータ大分ですね。
磐田山葉はジュビロ磐田。ジュビロとはポルトガル語で歓喜という
意味のようなのですが、このチームってヤマハがバックについてい
たんですね。ヤマハって創立者が山葉寅楠さんという方だったので
すね?だから中華圏では今でも「山葉」と表記している。
知らなかったです。

清水心跳は、清水エスパルスですね。エスパルスの最初のSは
清水、静岡、サッカーのS、パルスは鼓動。「心跳」というのは
ハートビートということです。これはちょっとかっこいい。

11位の神戸勝利船は、ヴィッセル神戸。もともとのヴィッセルと
いうのは、Victory という言葉とVessel(船)を合わせた言葉
だとか。漢字にすれば確かに勝利船ですね。

あと面白いのは大宮松鼠。大宮アルディージャなんですが、
アルディージャってスペイン語で「りす」という意味だったん
ですね。松鼠(まつねずみ)だとちょっと弱そう。

京都サンガが京都不死鳥。サンスクリットでサンガとは仲間の
意味なんだとか。でも不死鳥ってのはどういうわけ?
と思って調べてみたら、マスコットキャラクターが、鳳凰と
不死鳥をイメージしているんですね。これは宇治の平等院の
鳳凰堂ということなのか?

山形山神ってのはモンテディオ山形のこと?調べてみたら
モンテディオというのは、イタリア語のモンテ(山)と
ディオ(神)を合わせた言葉なんだとか。山形ではこんな言葉
昔から使ってたんだ~と、ロケット団に言われそうですね。
でも山形弁でこの難しい名前ちゃんと発音できてんのかな?

こちらは、香港ジョッキークラブのサイトにあったJリーグの
倍率表です。


山形山神が2000倍もついています。湘南比馬が1500倍です。
あ、この湘南比馬ってまだ説明してなかったですが、これは
湘南ベルマーレですね。ベルマーレとはラテン語で美しい海
という意味のようですが、比馬とは馬を比べる?なんのこっ
ちゃという感じですね。音からとったのかも。
ビ~マ~という感じですからね。

あとは大阪櫻花は、セレッソ大阪ですね。ちなみにセレッソ
とはスペイン語で桜のことだそうです。ですので漢字で書けば
「櫻花」。「櫻花」と聞いて、第二次大戦末期、日本海軍が
開発した一人乗り特攻兵器を思い出す人は相当古いです。

仙台維加泰はベガルタ仙台ですね。ベガ(織り姫)とアルタイル
(彦星)合体させてできた名前がベガルタ。仙台名物の七夕
と繋がるわけですね。でも漢字の維加泰は音だけを綴ったもの
のようです。

新潟天鵝はアルビレックス新潟ですね。白鳥座の星アルビレオ
とラテン語で王を意味するRexを合体させて作った名前のよう
ですね。天鵝というのは中国語でハクチョウの意味です。

J2(日乙)のチームを調べるともっと面白い名前もいろいろ
あるのですが、今回はこれくらいで。しかしチーム名はカタカナで
書くと意味もわからずかっこいいですが、漢字にして意味が全面に
出て来ると何だかちょっと変な感じになってしまいます。でも
こんなの知ったらちょっと面白いですよね?

お時間のある方は、香港ジョッキークラブのサイト
を探索されてはいかがでしょうか?

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Chocolate Rainに見る香港アートのポテンシャル

2010-03-30 01:30:15 | HONG KONG

前回、香港のネイザンロードのウッドハウスというショッピング
アーケードについてご紹介しましたが、そこに出店している
ChocolateRain(チョコレート・レイン)というお店について
注目してみたいと思います。

このお店は、前回、香港のSOHOウォーキング・ガイド(ストーントン編)
という記事で、ちょこっとだけ紹介したのですが、本店は
SOHOのピール・ストリート(Peel Street/卑利街)にあります。

この上の写真がピール・ストリートですが、この坂道の
下のほうがストーントン・ストリート、そしてこの写真の
角を左に曲がるとその道がエルギン・ストリートです。

SOHOへの行き方は、香港のセントラルからSOHOに登るヒルサイド
エスカレーター入門
という記事で書いてありますので、
そちらをご参照ください。

このピールストリートの坂道を少し登った右側に、こんな
お店が見えてきます。これがChocolate Rainの本店です。

この時は、このお店の名前もわからずに、それほど注目もし
なかったのですが、昨日、チムシャツイのウッドハウスに
行って、再びChocolate Rainの支店がそこに出ているのを
見てから、ちょっと見直してしまいました。

ウッドハウスのエスカレーターを降りて、すぐに右に曲がると
その突き当たりに、Chocolate Rainのお店があります。
アウトレットのように飾り気のないお店の中に、商品が
適当に置かれています。まるでフリーマーケットに出店して
いるお店のような商品の並べ方が、手づくり感を感じさせます。



このおかっぱ頭の女の子のキャラクターがこの店のオリジナル
なんですが、実に可愛い。それがバッグやら、いろんな小物に
展開されています。よく見てみると、一点一点とても
デザイン的にアートになっています。



自分では決して使わないのですが、この手づくりアートは
実に味わいがあります。

いろいろなアイテムが雑然と置かれています。


こちらはトートバッグ。

今年は寅年なので、女の子が虎のぬいぐるみを着ています。
これは実に可愛い!


何やら可愛い小物がいっぱいあります。香港のレアーなお土産物とし
ては最適ですね。

こちらはお店にいたMandy Leeという名前の店員。

商品のデザインは彼女が作っているわけではないのですが、
彼女は自分でもイラストを描いていると言っていました。
是非、自分のブログで紹介したいからと言ったら、お店の
写真を自由に撮らせてくれました。いろいろ質問すると、
Mandyさんはとても気さくに答えてくれました。

また彼女の名刺と、ボスの名刺をくれました。

この名刺がこれまた実に可愛い。紙の色、イラスト、
手描き風のフォント、いずれも素晴らしいです。

このPrudence Makという女性と、Janiceというもう一人の女
性が、このブランドの創設者のデザイナーのようです。
Prudenceさんは、2008年に奨学金を受けて、ロンドンの大学に
留学したのだそうです。ロンドンにもオフィスを持っているし、
いくつかのモチーフがエアメールのデザインになっていたりする
のもその留学の影響かもしれません。

子供の頃の夢を大切にというのがテーマのようですが、
ニューヨークや,パリや東京でも展覧会をやっているようです。
もうじき世界的にブレークするかもしれませんね。
Chocolate Rainのウェブサイトはこちらです。
http://www.chocolaterain.com

このチムシャツイのウッドハウスのアーケード内には、
Chocolate Rainの作品があちこちにインスタレーション
されています。

こんなスペースがありました。


通路に並んだ椅子なのですが、このミカンの形がすごく可愛い。
昔のお手玉のような手づくり感が最高です。


これも椅子ですが、上の部分に新聞の切り抜きのようなのが
ついています。これはもちろん紙ではなく皮のような素材
なんですが、これがまた香港っぽくてグー。


ケーキの形の椅子です。イチゴショートケーキですね。
切り口のレイヤー感も表現されていてとても可愛い。


コーヒーカップの形をした椅子です。じつに面白い。


左はキノコの形の椅子。右はミカンです。

こういうのを見ていると何だか楽しくなってきます。
こういうアーティストが香港から世界にはばたいていって
もらうといいなと思います。是非、がんばってください。

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香港のネイザンロードのウッドハウス

2010-03-29 00:49:23 | HONG KONG

香港のチムシャツイのネイザンロードにあるウッドハウス(Woodhouse)
を探索してきました。ここは、チョンキンマンションの入り口のすぐ
左横にあります。このへんはインド人やら中近東人、黒人などが
「ニセモノ・トケイ」とか言って寄ってきたりするので、ちょっと
うざったいのですが、ひとたびこの入り口のエスカレーターを下がると
そこは別世界です。

場所がちょっとわかりにくいのですが、ネイザンロードのiSquare
の向かい側になります。

この写真はホリデーインホテルのあたりから見た光景ですが、一見
うさんくさそうな外国人たちの向こうにWOODHOUSEという黒い
看板が見えますね?道の向かい側のずっと先に見えている白っぽい
建物はペニンシュラ・ホテルです。

ここはまだ新しいスポットなので、観光ガイドにもあまり出ていな
いかもしれません。でも、ちょっと面白いので、レポートします。

短いエスカレーターを下がると、まず目につくのがこの一対の人形。

これはSOHOの雑貨屋のChocolate Rainのアート作品です。この
Chocolate Rainのお店もここにあるのですが、このショッピング
アーケードの至るところにこのアートがオブジェとして飾ってあり
ます。このお店についてはまた別の記事で詳しく書こうと思います。

この通路をまっすぐ行くと、右手に岡田珈琲という日本の喫茶店。

これはどこのお店だろうと思って調べてみたら、何と熊本の喫茶店
だったんですね。昭和20年創業、60年の歴史を持つ喫茶店だった
のです。ウェブサイトはこちらです。
http://www.okada-coffee.com/
熊本には(というか九州には)行ったこともないのですが、こういう
名店に香港で出合えるのも何だかグローバルな感じでよいですね。

何で九州のお店がいきなり香港に出てきたのかなと思ったら、この
お店もあの板前寿司、板長寿司、味千ラーメンを率いるリッキー・
チェン氏の経営だったのですね。リッキー・チェン氏の会社の
「和の味」のウェブサイトはこちらです。
http://www.tasteofjapan.com.hk/

そういえば、この間、日本に帰ったときに東京のニューオータニの
久兵衛という寿司屋に行ったのですが、去年の初競りで鮪を一本963
万円で競り落としたのが、リッキー・チェン氏と久兵衛だったんだ
そうですね。香港のリッキー・チェン氏はすごい人です。この人の
写真は「和の味」のサイトに出ていますが、まだ若いんですね。

さてこの岡田珈琲、店頭にコーヒー豆を挽く機械が置いてあります。

このガラスケースに入っているのがそうなんですが、みんな珍し
そうに眺めています。こんな大きな装置は私も見た事がありません
でした。

ショーケースにはケーキが並んでいます。

サイズはどれも小ぶりなのですが、とてもプレゼンテーションが
綺麗です。思わず見とれてしまいました。

で、私はこのお店に入り、スペシャル・ブレンド・コーヒーと
イチゴショートケーキ (Strawberry Cream Cake) を注文しました。

スペシャル・ブレンドは豆を挽くので15分かかるということでした
が、別に急いでもいないし、挽きたてのほうがよいので、それに
しました。久々に味わう本格的なコーヒーの香りです。
私はブラックで飲みましたが、クリームや砂糖なども、すごく丁寧
な感じで出されていて好感が持てました。
また、このイチゴショートケーキ、これが最高でした。
どちらかというと小さめなのですが、甘すぎず、素晴らしい味。
またちょこっと乗っているブルーベリーなどの脇役たちも
見事な仕事をしておりました。
ケーキで感動したのは香港では初めてです。

このアーケードの奥には、自家うどんといううどん屋がありました。

このお店もさきほどご紹介したリッキー・チェン氏の経営です。
http://www.jikaudon.com.hk/
すでに何店舗か香港にあるようですね。
ガラス窓から、調理場の様子が見えます。

こちらのお店のレポートは、Love Life Hong Kongというサイトの
香港で食べる讃岐うどんに関する考察。自家うどん
で詳しく出ていますので、そちらをご参照ください。

さてその隣にあるのが蘭芳園 (Lan Fong Yuen)というお店。

素晴らしいレトロなグラフィック。1952年創業。私が生まれる
前からあったんですね。本店はセントラル(中環)のGaga Street
(結志街)にあるようです。
お店の中はこんな感じ。

ここは何だか入りやすかったです。
しかも何と嬉しいことに、日本語のメニューがあるのです!

これは写真もあってわかりやすい!
また飲み物のメニューはこちらです。

このお店はミルクティーが売りのようですね。
で、私はメニューの一番最初に書いてあった
「名物スパイシーポークバーンズ」というのにしました。
こちらです。

横から見るとこんな感じです。

これ意外とうまかったです。はやり名物だけあります。
ちょっとここで捕足しておきますと、先ほどの岡田珈琲
は、これを食べた後にしばらくして行ったものです。

このウッドハウスに入っている食べ物屋はこれくらいなの
ですが、あとはいろいろとお店が入っていました。


これって日本のブランドがいろいろと入ってるんでしょうか?


右はJoe's Creationというアクセサリーショップです。
店員に聞いたら東京の店だと言っていましたが、お店の
日本語表記を見るとへんてこりんな日本語でした。


そしてこちらは、チョコレート・レインのお店。
こちらの本店はSOHOのピール・ストリートにあるのですが、
これは以前、このブログでもちょっとご紹介しました。
こちらです。
香港のSOHOウォーキング・ガイド(ストーントン編)
これの後ろのほうで写真が出てきますが、この時はこの
お店の名前がわからずにただ雑貨屋と紹介しただけでした。
このお店の記事はまたあらためてご紹介します。

ではこのへんで。

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アバターは中国で孔子とも戦っていた

2010-03-28 00:01:40 | Weblog

米ネット検索最大手グーグル(Google)は3月22日、中国本土
でのネット検索サービスを停止を発表。インターネットのドメイン登録
を扱う米ゴーダディー・ドットコム(GoDaddy.com)も3月24日、
中国のドメイン「.cn」の登録を停止すると発表しました。ますます
厳しくなる中国の検閲に対する抗議のためだと言われています。

今回の中国の毒餃子犯人逮捕の事件も、中国ではマスコミでは政府
公認の情報しか報道されないことになっていますので、中国国民には
この真相があまり知られないままになるのでしょう。日本の冷凍餃子
被害者の皆さんには、何とも歯がゆい事態だと思います。

朝日新聞の3月25日の記事に、中国、18分野の報道禁止という
のがありました。食品安全問題・事件、新疆ウイグル騒乱、
チベット騒乱、貧富の格差、官僚の腐敗、大学生の就職難などを含む
18の項目に関して、マスコミ各社に対して、報道や独自取材を禁じる
通達を出していたのだそうです。とんでもない国です。

こんなことをブログで書いたりすると、中国からアクセス禁止になる
危険もあるのですが、ちょっと何か嫌ですね。香港は、中国の一部に
なっていますが、マスコミはまだ報道の自由を保っていて、Google
も活動を継続しています。

今月、香港で、映画『孔子』のDVDが発売されたので、早速購入して
見ようとしたのですが、何度見ようとしても、途中で眠ってしまい、
全然見れなかったのですが、やっと今日、何とか見終えることができ
ました。批判を覚悟で言えば、『アバター』と比較するのも恥ずかしい
レベルの作品です。

孔子を香港のトップ俳優のチョウ・ユンファが演じ、テーマ曲を
フェイ・ウォンが歌っているのですが、映画としての展開が退屈
だし、へりくだって、お辞儀ばかりしている爺さんの話は
ちょっとうんざりします。孔子自体の人生がもともと挫折ばかり
でぱっとしないのですが、もうちょっとうまい映画作りはできな
かったのかなと、残念でなりません。

孔子は、江戸時代とかに人気がありましたが、幕藩体制への恭順を
徹底するために都合のよい思想でした。今、いろんな問題を抱える
中国も、国民に余計な文句を言わせずに、大人しく従わせないと
いけないので、孔子を国策的に持ってこようとしたのでしょう。

また、中国共産党は、かつての文化大革命で、過去の歴史的遺産を
すべて消去してしまったので、歴史の厚みがないというハンディが
あります。日本人のほうがよほど中国の古代の歴史のことに詳しい
のですが、本家の中国のほうは、あわててそれを修復しようと焦っ
ているという感じもします。

中国共産党の意図としては、中国が世界に誇る孔子を担ぎだして、
中国国民全員に政府への恭順を徹底させ、中国の歴史文化への
興味を促進させるということだったのだと思うのですが、残念なが
らこの野望はもろくも崩れ去ったという感じです。

この映画に課せられたもう一つのミッションは、すでに中国でも
話題になっていた『アバター』の人気を食い止めることでした。
結果を先に言えば、こちらの計画も失敗に終わりました。
『アバター』の上映を縮小して、『孔子』を大々的に宣伝して、
なかば強制的に見させようとしたのですが、惨敗でした。

中国のマスコミは、『孔子』の映画が大ヒットと騒ぎ立てました
が、これは日本が太平洋戦争末期の時に、大本営発表で日本軍が
華々しい戦果を上げていると報道を続けたのと同じことです。
実際は、閑散とした映画館、無理矢理連れてこられて映画の途中
で眠ってしまった子供達などの現実があったのだと推測されます。

先日、日本に帰った時に、『アバター』を見ました。ストーリー
はシンプルでしたが、3Dということもあって、映画としての
インパクトはすごいし、見せ方が実に面白い。またテーマも結構
奥が深い。単純な私は、この映画で感動してしまいました。

それにひきかえ、『孔子』は、いい点を探すほうが難しい作品です。
あら探しは無尽蔵にできるのですが、それをするのも大人げないか
なと思って遠慮したくなってしまいます。孔子の人生は、あても
ない放浪の連続で、正直面白みがないです。こういうのを無理矢理
見せられる子供たちは、おそらく歴史嫌いになること請け合いです。

私は古代中国の春秋戦国時代の歴史は、宮城谷昌光さんの小説
などが好きだったこともあって、とても興味を持っていたのですが、
この映画を見た後は興味がちょっと薄れてしまった感があります。

『アバター』を中国国民は大歓迎をしたようですが、中国政府は、
この映画が人気が出るのを嫌がっていました。それは内容が政府に
とって都合が悪い事がいっぱいあるからです。本当はこの映画自体
も報道規制したいところだと思います。

アメリカ軍が「パンドラ」を侵略しようとして、侵攻してくるのは、
近くはベトナム戦争とか、イラク侵攻を連想させますが、アメリカ
インディアンを駆逐していった西部開拓時代の歴史を想像させます。
自然破壊をする人間の傲慢さへの警鐘といったテーマも感じられます。
『もののけ姫』や『エヴァンゲリオン』などの雰囲気も感じられま
すし、『地獄の黙示録』などの戦争の狂気も感じられます。

しかしこれを中国政府の視点で見ると、じつにやばい。パンドラへ
の侵攻などは、新疆ウイグル騒乱、チベット問題を連想させます。
ナヴィたちの主張を容認することは、中国が抱える少数民族問題や
チベット問題の火に油を注ぐことになってしまいます。この映画の
原住民ナヴィたちのように、中国の少数民族や、学生や、農民や、
政府に不満を持っている人々が、政府に対して行動を起してきたら
大変な事態になります。天安門事件の再来です。というか、中国の
数千年の歴史の中で繰り返されてきた革命の再来です。

こういう事態を未然に防ぐためには、『アバター』のような有害な
映画は、あまり中国国民に見てもらっては困ります。見るんだった
ら無難な『孔子』です。でもこういう思想統制というか、意識
コントロールはなかなかうまくいかないんですよね。

Googleやマスコミへの検閲や報道統制は、ある意味で、『アバター』
の中で、ナヴィの森に侵攻してくる軍隊を連想させます。Googleは
勇気をもって撤退をしたのですが、ちょっと中国の今後が心配では
あります。中国側は、Googleのほうが侵略者だと主張するのだと
思いますが。

『アバター』がアカデミー賞で『ハート・ロッカー』に負けたことで、
中国国民は残念がっていますが、政府関係者は、それみたことか、
やっぱりあの映画は見るに値しないうすっぺらい映画なんだぞーと
言いながら、胸をなでおろしていることでありましょう。

こんなこと書いて大丈夫かなあ?

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田原の蔵王山に登って朝のラジオ体操を

2010-03-26 23:35:35 | 故郷

これは愛知県の渥美半島。このピンク色の点がついているのが
蔵王山。東北の蔵王山と同じ名前ですが、こちらは標高が250M
の小さな山。この山の頂上には昔から展望台があり、三河湾の
向こう岸から、太平洋までぐるりと見渡せます。

アップにするとこんな感じです。

この上のほうの三角印がついているのが蔵王山。頂上まで道路
が通じています。その蔵王山の南側に広がっているのが、田原
の町。先日、「菜の花の町」という記事で紹介したの
はこの地図の真ん中よりちょっと下のところにある三河田原の
駅です。ここは私が高校を卒業するまで育った町です。

この地図の中に田原中と書いてあるのが田原中学、成章高と
書いてあるのが愛知県立成章高校。いずれも私の母校です。

町の北側にはこの蔵王山がいつも見えているので、小学校から
高校まで校歌の歌詞には、この蔵王山が必ず登場しておりまし
た。というわけでこの町の人々にはとても馴染みのある山です。

最近、私の弟(永福亭邦やっこ)は、朝、この山に歩いて登っ
ているというのを知りました。3月の18日から突然、登り始め
たのだそうです。毎日というわけではないようですが、雨の日
以外はなるべく登るようにしているのだとか。

そこで何をするのかというと、朝の新鮮な空気の中でラジオ
体操をするのだそうです。ラジオの体操が朝の6時半に始まる
ので、それまでに頂上に到達して、ラジオの電波の受信状態の
よい所を選んで、ラジオ体操をするのだとか。

NHKのどよう楽市という番組で、中京大の
湯浅景元教授がゲストで健康について話していたのを聞いたの
だそうです。この人は「ラジオ体操健康法」という本も書いて
いて、弟はこれを読んで、勉強したのだとか。ちなみに彼は
今年から、このラジオ番組に熱心に投稿をしていて、何度か
ラジオで読まれたと言っておりました。

彼は、ラジオ体操を一人で始めたのですが、先日、どこかの
見知らぬ奥さんが「私も一緒にやらせて」と言ってきたのだ
そうです。一人二人と人が増えていくのは、何だか楽しい
ですね。「山登りでひと汗かいての体操は気持ちがいい」と
弟は言っていました。

田原のみなさん、是非、朝は蔵王山に登って、ラジオ体操を
しましょう。しかし近所にこんな手頃な山があるのは素晴らし
いですね。香港にも山がすぐそばにありますが、ちょっと私
は登る気にはなりません。シンガポールにいた頃は、週末の
朝はイーストコーストパークという海岸にたまに行っていま
した。ラジオ体操はないのですが、太極拳のようなのをして
いるグループをいくつも見かけました。やっぱり健康は大切
ですね。

こちらは弟が携帯で撮影した朝日。蔵王山の山頂から撮った
写真だそうです。

携帯で撮ったわりには、すごく雰囲気があります。
太陽は東から登るので、向こうは豊橋から静岡の方角ですが、
運がよければ富士山が見えることもあるのだそうです。
先日、見えたと弟は言っていました。


こちらは山頂付近の景色。風車があります。撮影は弟です。

朝、この山頂付近でラジオ体操をしている50くらいの眼鏡を
かけた男性を見かけたら、ぜひ声をかけてあげてください。

喜ぶと思います。いちおう、彼はまだ独身です。

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羽田発香港行き全日空便

2010-03-25 19:56:56 | HONG KONG

3月24日、水曜日の便で、日本から香港に帰ってきました。
今回初めて、羽田発着の便を利用したのですが、都心から近い
のでよいかと思ったら、いろいろと問題点もありましたので、
ここにご報告させていただきます。

羽田発着の香港便ができたのは前から知っていたのですが、
今までは利用したことがありませんでした。香港からは
深夜に出て、早朝羽田着だし、日本からは夜羽田発で
深夜香港着なので、一見、とても効率的な感じがします。
24時間バリバリ働く人にとっては、とても魅力的な時間です。

でもこれは私のようにそんなに体育会系ではなく、アバター
のパンドラ星のようなところに送り込まれたら、すぐに動物
の餌食になってしまいそうな人間にとっては、この羽田便は
ちょっと過酷な体験でした。

到着したときも荷物が多くて大変でしたが、羽田からの出発
も結構荷物が多く、数々の悲劇(?)が待ち構えていました。

羽田には箱崎からリムジンバス(700円)で行ったのですが、
30分着で到着。でも到着するのは、国際ターミナルではなく
国内線第二ターミナルです。ここでバスを降りて、ターミナル
間を繋ぐ無料バスに乗り換えなければならないのですが、
箱崎からのリムジンバスは出発階に到着します。乗り換える
ためには、ターミナルビルに入って、エスカレーターで一階
さがり、再び外に出なければなりません。重い荷物を
持っていると結構、この作業が辛いです。



この上の地図がターミナルの配置なんですが、国際線の
ターミナルは、おまけのような隅のほうにあります。



こちらが国際ターミナルの入り口です。日本の空の玄関と
いう威厳も品格もなく、田舎のプレハブの仮設建築物と
いった感じ。重い荷物を引きずってここまで来ました。
羽田とかと違って、何かちょっと寂しい雰囲気です。

国際ターミナルというにはあまりに小さくて寂しい。
昔の箱崎のTCATのほうが華やかな雰囲気だったんじゃない
かとさえ思えました。



この「広くなる、新しい羽田」というコピーがむなしく
響きます。羽田のウェブを見ると、国際ターミナル
は今年の10月に新しくなると出ています。ということは今
はまだ仮設の設備。何か悲しいです。これから海外に行くと
いう夢も希望もありません。

私は、この飛行場でゆっくりしようとかなりの余裕を見て、
ここまで来ました。ところが何と、チェックインさせて
くれな~い!X Japanの紅です。大げさにタスキをかけて
いる案内係の女性に聞いたら、「チェックインは二時間半」
前からです、との返事!え~っ、ぼくはどうすりゃいいの?
この重い荷物を持って、どこにいりゃあいいの?ここには
居場所だってなさそうじゃん?国際線は二時間前までに
チェックインをお済ませくださいって言うじゃな~い?
だから早めにきたっつーのに、こりゃダメだよ。東京の
交通事情でそんなにピンポイントで来れるわけないじゃない!
こうなったらクレーマーになったろかいな、と思ったのです
が、すぐに冷静になりました。こういうところで爆発する
人も多いんじゃないかなと思いました。


私と同じように早めに到着した外国人の人が、係の女性に
質問をしています。おそらく「まだチェックインできません
ですか?」とか聞いているに違いありません。この人は
ジェントルマンだったので、怒ることもなくすぐにあきらめ
て、どこかに行ってしまいました。他にも外国人の人でうろ
うろしている人を見かけました。

インドでも時間が早すぎるとターミナルにすら入れてくれ
ないということがありましたが、ここは日本です!サービス
の国です。こういう部分は一刻も早く改善していただきたい
と思いますので、よろしくお願いします。これはもはや
国辱です

チェックインまで一時間以上も時間があったので、どうし
ようかと思ったのですが、偶然にもコインロッカーを見つけ
たのでそこにスーツケースと鞄の一つを入れることにしま
した。しかし、ここでまた頭にきたのは、コインロッカーの
料金が全部500円ということ。箱崎は300円のとか、400円の
とかだったのに、500円とは!ちょっとこれは酷い、と思った
のですが、仕方がないのであきらめました。


荷物を預けて少し身軽になった私は、無料巡回バスで国内線
のターミナルに行くことにしました。国際ターミナルには
お店もほとんどないからです。この上の写真がバスです。
国際ターミナルの次は、国内線の第一ターミナルに停まります。


国内線第一ターミナルの中です。何という豪華さ!
貧弱な国際線ターミナルを見た後だけに、ここは夢の国か、
天国かと思えたほどです。お店もすごく充実しています。
お店の質も量も成田を凌駕している感じです。


JALのグッズを売っているお店がありました。何だか今と
なっては持っていると縁起が悪そうな感じなので(失礼)、
誰が買うんだろうなと思いました。

こういうウィンドブレーカーもあったんですが、ちょっと
誇りを持って着ることはできないんだろうなと思うと悲しく
なりました。

第一ターミナルの5階にKIHACHIのお店があったので、ここ
でちょっと優雅に食事することにしました。

窓から飛行機が見えて素敵な雰囲気のお店です。

キノコと鶏肉のスパゲッティ、そして白ワインはシャルドネ。
右の青い部分は夕暮れの滑走路です。国内線のターミナルには
こういう素敵なお店がいろいろあるのは魅力的です。
それにひきかえ国際線は...

ところでこの第一ターミナルに入ろうとしたら女性の方がビラ
を配っていました。こういうの普段は読んだりもしないのです
が、ちょっと読んでしまいました。

JALは大きな問題になっていましたが、ANAも赤字だったのを
知りました。航空行政の問題もいろいろあったんだな、JALの
人たちもいろいろがんばっているんだなとあらためて思いました。

こちらがもう片面です。

人員削減やらコストダウンを行う中で、それが安全に影響を
与えるようなことは絶対にあってはならない、ということを
パイロットやCAや整備士など現場の人たちが発言しているの
にはちょっと感動をしてしまいました。労組の人たちの主張
は自分たちの生活を守ることを主張するのが多いのですが、
ここでは、自分たちのことよりもむしろお客さんの安全の
ことをこんなにも一生懸命願っています。JALがこういう
事態に陥ったのは企業努力が足りなかったということよりも、
行政の責任などもあるのだと思います。こういうことに見て
見ぬふりをするのはいけないことなのじゃないかとふと
思ったりするのでした。

さて、再び国際線のターミナルに戻り、チェックインを
すませて、中に入ります。

この列は何かと思うと、これがX線のチェックのための列。
X線の機械は二つしかありません。しかもこの入り口が
いかにも仮設っぽい感じ。

そこを抜けるとパスポート審査があって、もういきなりゲート
という感じ。

いきなりこういう感じです。香水やお酒などの免税店が
ちょこっとあります。と言ってもこの写真で見える範囲
だけです。白い恋人などのお菓子もちょっと売っています。
成田などに比べると何とコンパクト。飲食店などはほとんど
ありません。

飲食店というか飲食スペースはこれくらいです。
たしかにこれだと二時間以上も前に入ったら居場所がない
ですね。これは本当に、どげんかせんといかん、です。

私は幸いにもクリスフライヤーのゴールドカードを持ってる
ので、特設ラウンジに...

と言ってもラウンジの中はこんなもの。椅子は豪華ですが、
かなり狭苦しい感じ。

ドリンクコーナーです。ちょっとシンプル。
ビールとか、水割りとかは頼めば持ってきてくれるようです。

食べ物はおにぎりと、おつまみと、クッキーだけです。
外の一般待合室に比べれば天国ですが。
インターネットの接続がワイヤレスで無料というのがよい
ですが。

飛行機は8時45分発の予定だったところ30分以上遅れて出発。

香港に到着したのは夜の12時半過ぎでした。外に出れたのは
1時過ぎ。もう電車はなくなっていました。往復切符を買って
いたのに使えないのが悔しい気がしました。

仕方なくタクシーで。しかし乗ったタクシーが最悪でした。
よぼよぼのじいさんが運転しています。起きているのか、
眠っているのかわからないような雰囲気での超ノロノロ運転。
何台の車に追い抜かれていったことか。バスにも、トラック
にも、清掃車にまで抜かれるという始末。
またトンネルの中で一車線になったときは、後ろに車が
詰まってしまって、ブーブー警笛を鳴らされてしまう事態に。
そのじいさんは、怒ったような感じで自分でも警笛を
鳴らしておりました。こういうタクシー運転手を許容して
いる香港に憤りさえ感じてしまいました。ほんと、こういう
人に運転免許を与えちゃあいけないですね。

これで330ドル(約4000円)、日本では決して高いタクシー
代ではないですが、香港でこんなに高いタクシー代を払った
のは初めてでした。

雨の中重い荷物をタクシーから降ろして、さんざんな目に
あった今日一日を思い出して、ため息をつくのでありました。


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菜の花の町

2010-03-23 01:14:47 | 故郷

3月の20日から21日に、生まれ故郷の愛知県田原に帰ってきま
した。ちょうど日本全国的に強風が吹き荒れていて、21日の朝
は空が黄砂の影響でフィルターがかかったような色でした。
田原の町は、ちょうど菜の花祭りが開催されていたようですが、
ちょっと盛りは過ぎた後のようでした。


でも町のあちこちに菜の花が残っていました。黄色の色は昔から
好きな色だったので、この町に菜の花が多いのは個人的にはとて
も気に行っています。

2008年、田原の成章高校が春の選抜で甲子園大会に出場した時、
菜の花をイメージした衣装で、応援団賞の最優秀賞を受賞しま
した。その時の記事はこちらです。
母校の成章高校が甲子園で日本一になった
あとこちらもあります。全部2008年の記事ですが。
見ることのできなかった母校の成章高校の勝利
母校が選抜高校野球大会に出場する

そういえば2006年の3月に母が亡くなったのですが、その時も
菜の花が満開でした。その時の記事はこちらです。
春先の穏やかな日曜日に母は逝く
あれからもう4年が過ぎました。

渥美線の終着駅の三河田原駅に、こんなポスターが貼ってありました。

電車もバスも「なのはな号」というのが3月いっぱいまで
走っているようです。すべての車両がそうではなくて、何本
かに一本という感じです。菜の花祭りというのも3月いっぱい
までやっているんですね。

こちらが三河田原の駅の駅舎です。終着駅です。


こちらが駅前の様子です。

実家の駄菓子屋はこの駅前通りにあったのですが、区画整理
で、ちょっと入ったところに移転してしまいました。かつて
の駅前通りもずいぶん寂しくなってしまいました。

こちらは田舎に帰るたびに行く喫茶店です。

同級生がやっています。

こちらは日曜日のモーニングセット。

内容は日替わりで代わりますが、これで400円です。
愛知県の喫茶店文化はさすがです。

こちらは道の駅の「めっくんはうす」。

東京下町生まれのMy Wifeが、ここのトマトはとてもおいしい
と言っておりました。このお店で郵送を頼みました。


弟の車に乗せてもらって、施設に入っている父親に会いに
行ったり、お墓参りに行ったりしたのでした。

ところどころに菜の花畑があります。

こちらはお昼に食べたミソカツ。

愛知県は味噌文化です。懐かし~い!

町の桜の名所の滝頭公園に行ったのですが、まだ少し早くて、
桜の花はまだほとんどつぼみでした。

ちらほらと咲き出している木もありましたが、もうちょっと
したらすごく綺麗になるんだろうなという感じでした。


私が高校時代まで育ったこの町には年に一、二回は帰って
くるのですが、帰る度に、この町はいい町だなあと思うの
でした。高校までは、早く東京に行きたくてしょうがな
かったのですが。

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中国語漢字名的迷宮(欧米歌手組合編)後編

2010-03-21 11:39:03 | HONG KONG

先日、このブログで、中国語漢字名的迷宮(欧米歌手組合編)前編
という記事をアップさせていただきましたが、今回はいよいよ
その「後編」となります。

ということでこの記事を昨日アップしたのですが、間違えて
前編を削除してしまいました。どっかにデータがあるかと思って
探してみたのですが、ちょっとありません。どなたか内容を保存
されている人などありましたら教えてください。


前回は、欧米のイケてるバンド名も
中国語で漢字表記されると、ちょっと情けない雰囲気になって
しまうことも多いという例をご紹介いたしました。漢字表記に
なるのは、かなり有名なグループということになりますので、
どうしても時代的にちょっと古めの感じになってしまいます。
そういう意味で、若いみなさんにはよくわからない名前も多く
なってしまいますが、これはお許しくださいませ。

まず最初のものです。村人樂團。日本で言えば、『麦畑』で
一世を風靡した「オヨネーズ」を思い出してしまいそうですが、
そうではありません。これは、『YMCA』とか『In the Navy』
とかで有名なヴィレッジ・ピープルが正解です。70年代後半
から80年代にかけて活躍したこのグループは、ニューヨークの
「ヴィレッジ」からこの名前を付けたのだと思いますが、
「村人」になってしますと、ニューヨークというよりも
ちょっとなまった農村地帯になっちゃいますね。
西城秀樹が歌っていた『YMCA』や、ピンクレディーが歌って
いた『ピンク・タイフーン(In the Navy)』なんかももとは
この村人樂團ことヴィレッジ・ピープルが歌っていたんですね。

さてこちらは?

何だか哲学的な雰囲気。生か死か、それが問題だとか悩んで
いそうな感じ。そうこれはデッド・オア・アライブ。バブル
時代に流行っていたイギリスのバンドです。漢字で表記する
とちょっとすごすぎる。

こちらはいかがでしょうか?

こちらも何か大げさな感じ。地球、風、火、と来たら風林火山
の武田信玄?残念、これは、アース・ウィンド・アンド・
ファイアでした。漢字だと大げさです。

さてこちらは。

石が入っていると、猿岩石を思い出してしまいますが、これは
転がる石ということでローリング・ストーンズ。ロックバンド
の元祖ともいうべき有名バンド。

これはどうでしょう。

皇后というと、天皇皇后の皇后ですが、これを英語にすると
クイーン。モノマネ番組で、フレディーマーキュリーの真似
はよく見た事がありますが、実物はあまり記憶がありません。
でも"We are the champions"や"We will rock you"そして
"I was born to love you"などの曲はあまりにも有名です。

さてこちらは。

この寵物店というのは何のお店かと思うと、これは実は
犬や猫などを売っているペットショップ。そうこれは
あの、ペットショップボーイズです。80年代後半から活躍
しだした二人組のデュオ。日本にも何度も来日してますね。

さてこちらはいかがでしょう。

門戸?扉?そうドアです。ときたらドアーズです。
これまた古いですね。映画『地獄の黙示録』の中で使われて
いた彼らの曲でこのグループのことを知りましたが、
オリバーストーン監督は『Doors』という映画も作っていた
のですね。

おつぎはこちら。

女性三人組のようですね。「至上」と来たら、そうですね、
シュプリームスです。

さておつぎ。

警察楽隊というと、実際に香港警察楽隊とかいろんな楽隊
があるので紛らわしいですね。警察官のブラスバンドという
雰囲気ですが、実はこれはポリス。中国語だと何か変。

ではこれは?

深い紫ときたらディープなパープル、そうディープパープル。
樂団がつくとちょっと滑稽です。

それではこちらは?

海ザルがコーラスをやっている雰囲気ですが、実はこれは
ビーチボーイズ。

ではこれは?

ビーチボーイズにちょっと似た感じの漢字ですが、こちらは
じつはベイシティローラーズ。何だか船酔いしそうな雰囲気
ですね。

最後にこちらです。

これは男女4人組です。あば、そうアバですね。

という感じで今回もちょっと情けない感じの中国語表記でした。

以前、日本の歌手グループ名の中国語漢字表記ネタもご紹介
しましたがそれはこちらです。合わせてご覧ください。
ちょっとおかしな日本の歌手名の中国語訳
続ちょっとおかしな日本の歌手名の中国語訳

ではまた、何かまた面白いネタを思いつきましたら似たような
企画がいずれあるかもしれません。

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中国語漢字名的迷宮(欧米歌手組合編)前編

2010-03-21 01:38:23 | Weblog

すみません、こちらの記事、間違えて消してしまいました。
記憶を辿って徐々に復刻していきますので、気長にお待ちください。
そのつなぎとして、先に『後編』のほうをご覧ください。

いちおう、上に紹介したものは、ブラック・アイド・ピーズの
中国語表記です。

これ以外に、この記事で紹介していたグループはこちらです。


ビートルズです。


カーペンターズです。


カルチャークラブです。


バナナラマです。


エアロスミスです。


エアサプライです。


バックストリートボーイズです。


スパイスガールズです。


西城秀樹の親戚のようですが、実はウェストライフです。

もともとの記事はそれぞれにちょっとづつ突っ込みが
入っていました。思い出したらまた足しておきます。

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ちょっと日本に来ています

2010-03-19 01:13:43 | 日本

昨日の夜(実際は今朝の朝)香港から飛行機に乗って、今朝、東京の
羽田に到着しました。前から決まっていた出張でした。

この上の写真は東京に咲いていた桜なんですが、ここの桜はいつも
早めに咲きます。

昨日は香港のオフィスで仕事をしていたのですが、午前中に、Mac
Book Airの調子が悪くなってしまったので、これは日本で修理しよう
と思って、急遽古い壊れかけのMac Book Airをもういちど持ち出して、
二台のMac Book Airを持って日本に来たのでした。

日本で修理をするときに必要になるかと想い、外付けのDVDドライブ、
外付けのハードディスクなども持ってきたので、荷物がかなりいっぱい
になってしまいました。さらに免税のお酒とか買ってきたので、
スーツケース自体も重いし、それ以外にもいっぱいの荷物になって
しまっていたのでした。

おまけに到着したのが羽田。ここを利用するのは始めてでしたが、
国際線のターミナルはまだあまり整備されていなくて、ここからは
無料バスで国内線のターミナルまでいかないと、リムジンバスとか
は利用できないとのこと。重い荷物を抱えて、バスに乗り、国内線
のターミナルに。ここは設備は立派なのですが、早朝なので
お店は全く開いていません。また案内所もないので、どこにバス
乗り場があるのか、タクシー乗り場があるのかもわからない。

苦労してリムジンバス乗り場を見つけたのですが、時間が早すぎて
箱崎方面はかなり待たないといけない。で結局タクシーでホテルまで
来たのですが、ちょっと重い荷物を抱えて右往左往したので
疲れました。しかし羽田の国際ターミナルはまだまだこれからですね。
広告を見たら、10月オープンだとか出ていました。ということは
今は仮のものなんですね。



東京でこんな白い花が咲いていました。これは、もくれんでしょうか。
青空バックに咲いている白い花が綺麗でした。

夕方、銀座のアップルショップに行ったのですが、ハードディスクを
交換しないといけないかもしれないとのことで、修理のために預けて
きました。無事に直ってくることを期待します。が、バックアップ
したのは今月の頭が最後でしたので、それ以降のデータはあきらめ
なければならなくなりそうです。ああ、やっぱりバックアップは
こまめにとっておかなければいけないんだとつくづく思いました。
みなさんも気をつけましょう。

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DIESELのBE STUPID.は革命的なマニフェスト

2010-03-17 00:11:13 | HONG KONG

香港のセントラルのQueens Road CentralにあるDieselの
ショップです。マークス&スペンサーのならびにあります。
入り口に大きく、BE STUPID.のスローガンが立体文字で
でかでかと掲げられています。DIESELのロゴよりも目立っ
ています。ショーウィンドーには、商品は一切置かれて
なく、広告キャンペーンの一つが大きく飾られています。
入り口の向こう側にも、派手な色の文字でメッセージが。

お店の中に入ります。めちゃくちゃかっこいい雰囲気。

左の壁には、広告がパネルででかでかと飾られています。
この階段を上がると、そこは、時計、シューズ、バッグ
などの売り場。地下に降りるとメンズ。上に上がると、
メンズとレディース。キッズもあって可愛いです。

中央の踊り場に、マックが並んでいて、BE STUPID.の
メッセージを流しています。そして壁には大きく
"STUPID."すごーい。

DIESELのファッションは全く自分の好みとは違っています。
ちょっとこの年になると、この店のもので身につけようと
思うものは正直ありません。せいぜいフレグランスですが、
それもそれほどのものではない。ではなぜ、私がこの店に
行こうという気になったのかというと、実は雑誌の広告で
した。

広告を見て、お店に行くというと、クーポン券かなにかが
ついていて、それに誘われていったんだろうと思うかもしれ
ませんが、そうじゃありません。

ある日、たまたま、会社の近くの喫茶店で、カプチーノを
飲みながら、Hong Kong Time Outという雑誌をパラパラと
眺めておりました。そこで目にしたのがこの広告です。



雨の中を二台の車が走ってきて、車の窓から身を乗り出して
キスをしている男女。車を走らせた状態でキスをしているの
でしょうか?一つ間違えば死を覚悟しないといけない状況
です。「何て馬鹿なことしてるんだ」とつい私たちは思って
しまいます。

そして過激な赤の文字で、次のようなメッセージ。
SMART LISTENS TO THE HEAD.
STUPID LISTENS TO THE HEART.

このコピーを読んだときに、やられたと思ってしまいました。
日本語にすると、「頭のいいやつは頭の言うことを聞く。
馬鹿なやつはハートの言うことを聞く」
SMARTとSTUPIDというのが対立概念として出てきますが、
DIESELはSTUPIDであることを賛美しています。

この広告を見たときに、SMARTであることがむしろかっこ
悪く思えてきてしまいました。心の命ずるままに思い切った
生き方をしたほうが全然かっこいい。人からどう言われよう
が、世間体がどうたらとか、常識がどうたらとか関係なく、
自分を信じて、思いっきりやればいい。DIESELが提唱する
"BE STUPID."というスローガンはそんな思想を伝えています。
そう、これはもはやコンセプトとかというものではなく、
思想だ、哲学だ、フィロソフィーだと私は思いました。

"STIPID"という差別用語ぎりぎりの言葉を広告の中で堂々と
使っているところがまた潔いです。おそらく我々は、SMART
であることに辟易しているのでしょう。あれしちゃいけない、
これしちゃいけない、常識をきちっと守って、いい会社に
入って...でも、はたしてそれが幸せな生き方なんで
しょうか?いや、じつは人間は、無駄に頭をよくするよりも
馬鹿でもいいから、自分のやりたいことを思い切ってやった
らよい、そのほうが人生は何倍も楽しい。失敗したって
いいじゃないか。失敗を恐れて何もできないより、思い切り
やって失敗したならそのほうがよほど楽しい。この広告は
そういう強烈なメッセージを伝えているように思えます。

このBE STUPID.の前では、Nikeの”Just do it"も、Adidasの
”Impossible is nothing"も、お利口さんの無難なメッセージ
に聞こえてしまいます。ほとんどすべての広告の中で、
このDIESELのBE STUPID.に対抗できるものはおそらくない
のではないかとさえ思いました。

それに、グラフィック的には、広告レイアウトの常識を
ちょっと逸脱したような非常識な文字の大きさ、色、レイ
アウト。STUPIDであることにかっこよさと誇りを感じさせる
ような広告になっています。

英語では、"Don't be stupid"という言い方をよく使います。
「馬鹿なこと言うなよ」とか「馬鹿なことしないで」という
意味ですが、常識世界から少しでも逸脱しようとした場合に、
そういって常識側の世界に連れ戻そうというための言葉なの
です。このDIESELの"BE STUPID."は、常識世界からの逸脱を
むしろ奨励しているという意味で、反逆的、革命的です。

以前、アップル・コンピューターが"Think Different."という
キャンペーンをやったことがありました。世の中を進化させ
てきたのは、ちょっと人と違う考え方をするクレージーな
人々(例えばピカソ、アインシュタインなど)というやつで、
これもいいキャンペーンでした。DIESELのメッセージもこれ
に似ていますが、これまでネガティブな言葉でしかなかった
"stupid"という言葉を使ったということで革命的な起爆力を
もっています。

日本のDIESELのサイトを見てみました。そこの日本語は、
「大人は頭で考える。僕らは心で動く」となっています。
何かこの日本語では、この革命的な思想がぜんぜん伝わらん
ぜよと思ってしまいました。「大人」と「僕ら」という
対比が何か古くさいです。70年代フォークの時代の名残り
のような気がします。

まあ年齢ではなく「大人的考え方をする人々」と言いたい
のでありましょうが、子供でも最近の子供は小賢しいのが
多く、大人よりもよほどスマートです。そういう小賢しい
ガキどもには絶対にDIESELは着させたくないがです。
むしろ私のように50才を過ぎていても、小賢しいのが嫌い
な人間にこそ着てほしいと思うがです。(残念ながら、
私はまず着ることはないですが。)年齢的に大人と若者で
線引きをして欲しくないがです。(←若干龍馬風)

また「僕ら」という、軟弱な連帯意識を前提とした呼称に
違和感を感じます。DIESELはもっと過激で、強烈なものだ
と思います。日本の広告では「馬鹿」とかという言葉は
差別用語になるので使えなかったんでしたっけ?
「僕ら」じゃなくて、堂々と「馬鹿」とか「愚か者」とか
言ってほしいです。

じつは、このキャンペーンはすごい数のクリエイティブで
できています。

たとえばこんなの...

「馬鹿はしくじることもあるかもしれない。
でもスマートなやつはトライさえしない」
(どうだ、馬鹿なほうが、何もできないスマートなやつより
全然かっこいいじゃろが)←このカッコの中は自分なりの捕足です。


「スマートなやつのほうが計画性はある。
でも馬鹿なやつには物語がある」
(どうだ、無難な計画しか立てられんスマートなやつより
馬鹿のほうが全然面白いじゃろが)


「スマートなやつは評論をする。クリエートするのは馬鹿のほうだ」
(どうだ、口先だけのスマートよりも、行動力のある馬鹿の
ほうが全然素晴らしいじゃろが)


「馬鹿はいつも試行錯誤だ。ほとんどの確率で錯誤なんだけど」
(でも結果はどうであれ、馬鹿のほうが面白いじゃろが)


「スマートなやつはそこにあるものしか見えない。馬鹿なやつは
そこにありえるものも見える」
(馬鹿なやつのほうがイマジネーションがすごいあるぜよ)


「スマートなやつは脳みそはあるかもしれない。馬鹿なやつは
肝っ玉を持っている」
(頭でっかちのスマートより、ガッツのあるSTUPIDのほうが
全然かっこいいぜよ)


「スマートなやつはノーと言う。馬鹿はイエスと言う」
(びくびくして何もできないスマートよりも、ポジティブな
馬鹿のほうが人生が何倍も楽しいぜよ)

というような感じでまだまだいっぱいあります。もっと見たい
人はこちらをどうぞ。
http://www.diesel.co.jp/be-stupid/index.html
下の右のほうのSEE THE IMAGESというところをクリックすると
広告が見られますし、その右のGET THE CATALOGUEという
ところを見ると、コンセプトカタログがダウンロードできます。

このコンセプトカタログは、STUPIDのマニフェストです。
マニフェストというのは今は政党の施政方針を言いますが、
もともとは「共産党宣言」とか「シュールレアリズム宣言」
みたいな「宣言文」なんですね。これはまさにSTUPID思想の
宣言文がこのカタログです。全部英語ですが、PDFで
ダウンロードできます。

セントラルのDIESELのお店を見たあと、地下鉄に乗ろうと
歩いていたら、コンコースにこの広告が10数個連続で出て
いました。

すごいインパクトです。

この壁面が全部DIESELの広告です。これだけ揃うと壮観です。

たまたま隣の駅の構内に、キヤノンのプリンターの広告がありました。

"BE SMART"というメッセージが、めちゃくちゃかっこ悪く見えて
きたのが面白かったです。ちょっとこのタイミングで不運でした。
SMARTという概念は広告の正解ではよく使われる常套手段なんで
すけどね。DIESELの広告の勝利です。

しかしDIESELのこの強烈なメッセージは、中国共産党はどう思う
んでしょうかね?シンガポール政府や教育委員会もあまりいい顔は
しないんじゃないかという気がします。チューインガムはダメだし、
ゴミ捨ても罰金の国ですからね。このキャンペーンの国ごとの受容度
とかを調べると面白いかもしれませんね。

DIESELのお店は香港でも数カ所ありますが、以下のウェブサイトで
世界中のお店の場所が検索できます。
http://www.diesel.com/store-locator/
左下のSTORE FINDERというところで国と都市を選ぶと出てきます。

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香港のSOHOウォーキング・ガイド(シェリー・ストリート他編)

2010-03-16 00:12:01 | HONG KONG

さて、これまでに、香港のSOHOのストーントンストリートとエルギン
ストリートをご紹介しました。記事はこちらです。
香港のSOHOウォーキングガイド(ストーントン編)
香港のSOHOウォーキングガイド(エルギン編)

香港のSOHO地区のお店の多くは、エルギンストリートとストーントン
ストリートに集まっていますが、まだまだお店はいっぱいあります。
エスカレーターに沿ってハリウッドロードに降りるシェリー・ストリート。
ヒルサイド・エスカレーターの圧倒的な存在感があるので、この坂道は
ストリートとしての印象が薄いですが、いちおうちゃんと名前のある
ストリートです。階段ばかりなので、車は通れませんが。
このへんのお店も忘れてはなりません。

エルギンストリートから下のストーントンストリートに降りていきます
と、左側にバーがあります。The Peak Barです。こういう坂道の途中に
あるお店は何か隠れ家的でいい感じです。
ウェブサイトはこちら:
http://www.cafedecogroup.com/index.php?_topRm=2&group=restaurants
カフェデコ・グループという会社が経営しているお店なんですね。

エスカレーターの反対側にひっそりとあるのが、Real Bread Cafe。

エスカレーターでストーントンストリートから登っていくと左に
見えます。

ストーントンをさらに下がっていきましょう。そうすると左側に
TACOSのお店El Taco Locoがあります。メキシコ風の壁の色が絵に
なります。

ウェブサイトはこちらです:
http://www.diningconcepts.com.hk/tacoloco/index.php

その奥に細い路地があります。こちらにあるのが、Archie B'sと
いうニューヨークデリのお店。ウェブはこちら:
http://www.diningconcepts.com.hk/ArchieBs/index.php
そしてその向こうは、Hidden Vineというワインバー。
ウェブサイトはこちらです:
http://www.sbs.hk/hiddenvine.swf

その路地をずっと奥に行くと、ひっそりとイタリアンレストランが
あります。

これは本当に隠れ家のような感じ。お店の名前は、La Piazetta、
電話番号は2522-9505、ワンチャイのヘネシーロードにもお店が
あります。

その路地を突き抜けて、グレアムストリートに出ると、そこに
CENACOLOというお店があります。

店の名前からするとイタリアンっぽいですが。

それでは再び、シェリーストリートに戻ると、ハリウッドロードに
降りる手前にCOASTというお店があります。

ビストロ&バーとなっていますが、オーストラリア料理です。

シェリーストリートとハリウッドロードの反対側の角は、Baroro
というイタリアンですが、エスカレーターに沿って少し上がると、
サンドイッチのサブウェイがあり、Bacarというお店があります。

そしてその隣は、Cicada。

この二つのお店ともエルギンストリートにあるEnotecaと同じ系列
で、このウェブサイトで両方のお店の情報が出ています。
http://www.enoteca.hk/c.htm

上に少し登って、ストーントンストリートに出る少し手前に、Life
という看板が見えてきます。地上階がオーガニックの商品を売る店、
階段を上がるとレストランになっています。

ウェブサイトはこちらです:
http://www.lifecafe.com.hk/
このお店のことは、台湾に潜伏中(?)のRieさんという方が、
ブログの中で「香港で、一番好きなベジタリアンカフェ【Life】」
という記事で紹介してくださっていますので、是非ご覧ください。

さて、このシェリーストリートと平行しているオールドベイリー
ストリートのほうを見てみましょう。エスカレーターでハリウッド
ロードのところまで来ると、こんな景色が見えます。

この細い坂道がオールドベイリーストリート。

この通りの右側にいくつかお店があります。

まずはWagyu。これは明らかに「和牛」という日本語からとった
名前なんでしょうが、焼き肉屋とかではなくバーです。

こちらはPopbitesというお店。


そして、Flying Panというお店。

普通、フライパンは"Frying Pan"と書きますが、これを"Flying Pan"
と書いたところが面白いです。空飛ぶフライパンという感じですね。
このお店はワンチャイのLockhart Roadにもお店があるようで、そこ
のお店の紹介はこちらに出ています。
納得のいくアメリカンブレックファストが24時間/365日(いつでも)食べられる!!!
こちらのオールドベイリーストリートのお店も営業時間は同じかどうか
はわかりませんが。

この隣に、Tequilaという看板が見えますが、ここはメキシコ料理屋。
サボテンのサラダなども食べられるようです。詳しい情報はこちらの
サイトに出ていますのでご参照。
メキシコ料理 in SOHO サボテンを食べたことありますか?

まだまだ漏れているお店もあるかもしれませんが、自分で歩いて発見
してみるのも楽しいものです。あと、SOHOからエスカレーターを
下ってくる途中に、こんなハンバーガーのお店が見えていたりします。



食べたことはないですが、外から見た感じがとても素敵です。
このお店の情報はこちらも御参考:
Gourmet Burger Union
トッピングやソースを選んで自分スタイルのバーガーが食べられる
というお店なんですね。

さてさて、こうして見てみると、中華だけが香港じゃないってこと
がわかりますね?このSOHO地区は香港の中のほんの小さな一角。
香港にはまだまだ美味しいお店がいっぱいあります。
時間があればまた探索してみたいと思います。

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香港のSOHOウォーキング・ガイド(エルギン編)

2010-03-15 00:07:24 | HONG KONG

さて、前回の記事で、ストーントンストリートと若干ピールストリート
をご紹介しましたが、今回はエルギンストリートをご案内しましょう。
その前に、前回の記事をご覧になってない方のために、こちらがそれです。
香港のSOHOウォーキングガイド(ストーントン編)

トップの地図は、前回の記事と同じものを使っています。これは自分で
パワーポイントで作りました。いちおう、転載はご遠慮願います。

ヒルサイドエスカレーターでストーントンから一気にエルギン
ストリートまで上がれるのですが、前回ピールストリート側から回っ
てきたので、ピールストリート側から見て行くことにしましょう。

そのまえに一個、ストーントンストリートで一個重要なのを忘れました。
こちらです。

憶江南(イー・ジェンナン)。欧米系のお店が多いなかで、中国伝統
の存在感を保っています。

さて、エルギンストリートとピールストリートの角にあるのが『バーボン』。

バー&スモークハウスと書いてありますが、アメリカ料理です。

バーボンの隣には、パリ風のCAFE DE PARIS。

いきなりパリに来てしまったような感じです。

ピールストリートのところでご紹介し忘れましたが、こちらは
ボカというバーです。食事もあります。

ウェブサイトはこちらです:
http://boca.com.hk/hk/index.html

エルギンロードの道の左側には北京料理重慶料理と書いてある
中華料理屋があります。


こちらはベトナム料理屋。

フォー・レモン(PHO LEMON)です。

その横はクラフト・ステーキ(CRAFT STEAK)というお店。

この写真はカーテンが閉まっていますが、午後の休憩中ですね。

四川料理の『満漢居』(Bistro Manchu)。

以前行ったことがありますが、狭いお店ですが、辛めの料理が
美味しかったです。この写真の隣にちょっと見えているのが、
レバノン料理のMarouche。レバノン料理は、昔パリに行った時
に行ったことがありますが、野菜を丸ごとばりばり食べる前菜は
印象深かったです。

こちらは日本料理のTAKU。

SOHOでわざわざ和食というのもなんですが、いちおうウェブは
こちら→http://www.taku.com.hk/

このあたりまでに道の左側(エスカレーター方向に向かって)に
は雑貨店もいくつかあります。

こちらはIchi Ni San Shopという変な名前のお店。
そしてこちらはTREEというインテリアのお店。


こちらはPECCATOというイタリア料理店。

ここは何度も行っているんですが、けっこうおすすめです。
こちらのウェブサイトで、SOHOのPeccatoを選んでもらうと、
お店の概要やメニューも見られます。
http://www.igors.com/
ちなみに先ほど紹介した、バーボンやカフェドパリ、ピール
(バーボンの上の階)も同じIgorグループの経営なんですね。


その隣のVINO。イタリアンですが、インテリアも豪華で、
ちょっとスノビッシュな雰囲気。

その向かいは、Posto Pubblico。

カジュアルなイタリアン&バーですが、お店の雰囲気はとても
いい感じです。パンとかとても美味しそうでした。


左はLe Fauchon(ル・フォション)というブラッセリー、
その向こうはイタリアンのCECCONI'S(チェッコーニズ)です。
CECCONI'Sのウェブはこちらです。
http://www.diningconcepts.com.hk/cecconis/index.php
このダイニングコンセプツ・グループには、クラフトステーキや
その他のSOHOのレストラン、それにBLTステーキなども入って
います。ダイニングコンセプツグループのサイトはこちら。
http://www.diningconcepts.com.hk/

こちらはEnoteca...

ウェブサイトはこちら:
http://www.enoteca.hk/
後ほど紹介しますBacarやCicadaも同じグループですね。真ん中の
Enotecaをクリックするとお店の情報が出てきます。ワインと地中海
料理やタパスが売りのようですが、とても美味しそうです。

道の反対側は、メキシコ料理のCaramba(カランバ)。

ウェブサイトはこちらです。
http://www.caramba.com.hk/

その隣は中東ギリシャ料理のOLIVE。

ここも二三度行ったことがあります。ウェブサイトはこちら:
http://www.diningconcepts.com.hk/oliveSoho/index.php

こちらはEnotecaの隣のイタリア料理のSole Mio。


その隣のSoho Spiceです。

ベトナム、タイ料理です。ウェブサイトはこちら:
http://www.diningconcepts.com.hk/sohospice/index.php

向かい側には、OliveとVerveの間に、スタンドアップコメディー
のお店があります。

その横のVERVEは以前、ご紹介しました。

こちらですね。

そしてその隣が、Chedi Infusionというタイ料理のお店。

ウェブサイトはこちらです:
http://www.chedi.hk/index.html

そしてイタリアンのFatangelo's...

ウェブサイトはこちら:
http://www.fatangelos.com
香港内に何店舗か展開しています。
その向こうにOcean Grillという店も見えます。

向かいにセブンイレブンがありますが、このへんでエスカレーターの
ところです。
エスカレーターの左側は、Ricksというギリシャ料理屋。

その上にRico'sというスペイン料理屋と、Phuketsというタイ料理屋が
あります。


その向こうにはMcSorley'sというパブがあります。

サイトはこちらです:
http://www.mcsorleys.com.hk/soho.html

ポツンとはなれてYogurtimeというフローズンヨーグルトのお店がある
のですが、このへんでエルギンストリートのお店も終わりです。


これで主なところは大体カバーしたつもりですが、エスカレータ沿いの
シェリーストリート、そしてオールドベイリーストリートにもまだ
いくつかお店があるので、これはまた次の記事で。

ではまたよろしく。

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香港のSOHOウォーキング・ガイド(ストーントン編)

2010-03-14 12:39:26 | HONG KONG
ニューヨークにも、ロンドンにもSOHOという地区はかなりオシャレ
なのですが、香港のSOHOもまけずにオシャレです。香港のSOHOは
"South of Hollywood Road"、つまり「ハリウッドロードの南側」と
いうことで名付けられたそうなんですが、こう呼ばれるようになった
のは96年以降だとか。ミッドレベル・エスカレーターができたのが
1993年ということですから、香港SOHOの歴史は十数年というところ
ですね。

香港島のセントラル(中環)から、SOHOに向かうエスカレーターの
ことはこのブログでの以下の記事をご参照ください。
香港のセントラルからSOHOに登るヒルサイドエスカレーター入門
SOHOのことにちょっと触れた記事もありますので以下もご参照を。
湿度の高い香港の日曜日の遅めの午後にSOHOで朝食を

で、今回、上の地図を自分で作ったのは、実はいつもSOHOに行こう
とすると、どの店がどの通りにあったのかわからないことが多く、
地図を見てもよくわからなかったので、自分で作っちゃえと思った
わけなんですね。よかったら参考にしてください。ストーントン
ストリートとエルギンストリートの飲食店は大体カバーしていますが、
移り変わりも激しいので、ご注意ください。

レストランやバーなどの飲食店は黒い文字です。その他のショップは
小さな赤い文字にしてあります。

では、主なお店を写真でご紹介しましょう。

まずは、ストーントンストリート編です。エスカレーターがストーン
トンストリートに着くとすぐ右側に見えるのがこのお店。

ストーントン・ワインバー&カフェという名前のこのお店の外の階段
に座り込んでビールを飲んでいる人たちでいつもにぎわっています。
この上の階のテラスはSciroccoというタパス・カフェ。

エスカレーターの左側を見ると、SOHO 8+。ロンドンの地下鉄の
サインをイメージしたロゴです。

その左横にあるのがYorkshire Puddingのお店。

建物もイギリスのパブっぽいデザインで素敵です。イギリスの名物の
ヨークシャープディングやローストビーフとかもあります。

それではストーントン・ストリートを右方向(西方向)に行ってみ
ましょう。

ポルトベロというイタリア系のお店です。
ここまでで紹介したお店、看板に「+」の文字がありましたね?
実はこれらはストーントンズ・グループが経営する系列店。
詳しくはこちらをご覧ください。
http://www.stauntonsgroup.com/


左がネパール料理のNEPALというお店。右はイタリア料理の
アルデンテです。
NEPALのお店には一度行ったことがありますが、美味しかったです。
インド料理との区別がいまいちわかりませんが。


SOHO BASE CAMPというお店です。


COMIDA GRILLというお店。スペイン料理です。


こちらはHEARTY用心厨房という中華の軽食レストラン。


向かいにあるEAT RIGHTというレストラン。


こちらはJASPASというレストラン。カリブっぽいメニューもあります。


こちらはアルゼンチン料理のラ・パンパ(La Pampa)。ここも行った
ことがありますが、アルゼンチンというとステーキが美味しいです。

こんなバーがあったり...

こんなバーとかもあります。

ストーントンストリートはしばらくまだ続くのですが、このバーの
ところを左に曲がると、ピールストリート(PEEL STREET)です。

ピールストリートはずっと坂道で登っていく感じです。

すぐに左に曲がると、ここがSOHOのもう一つのメインストリート
のエルギンストリートです。でもエルギンストリートに行く前に、
ちょっとピールストリートをご紹介しておきましょう。

このストリートはバーもありますが、小さなブティックや雑貨店が
ちらほらとあり、女性の皆さんにはおすすめです。

これは先ほどのSOHO JUNCTIONを曲がってすぐのところにある
お店ですが、外観がイギリスっぽくてちょっといい感じです。
こちらは道の反対側。

このBUTTON HOLEというお店の左側はもうエルギンストリートです。

このピールストリートを少し登っていくと左側にパンダの看板が
見えてきます。これがパンダのバッグで有名なMORN CREATIONS。

これはいろんな雑誌とかで紹介されていますので日本でも有名な
お店なのですが、以前の地図だとストーントン・ストリートにある
ことになっているのですが、ピールストリートに引っ越しました。

お店の中はこんな感じです。


向かいにはこんなお店もあります。

手づくりの感じの雑貨屋です。

なんだかなごむ感じです。

こんなブティックもあります。


坂道が多いので、ちょっと歩き疲れる危険性はありますが、この
ピールストリートとか、ちょっとエルギンに入ったあたりには、
フットマッサージのお店が何軒かあります。どのお店がよいのかは
わかりませんが、歩き疲れたらフットマッサージでリフレッシュと
いうのもSOHO散策にはよいかもしれませんね。

ちょっとページが長くなりましたので、エルギンストリートはまた
次の記事でアップします。

よろしければ、こちらもついでによろしくお願いします。

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続ちょっとおかしな日本の歌手名の中国語訳

2010-03-13 00:34:04 | Weblog

昨日、中国語での日本の歌手名の記事をアップしたのですが、調べてみたら
まだ面白いのがぞくぞく出てきました。これは是非、忘れないうちにと思い
ここにアップいたします。香港だと結構英語のまま使われるケースも多いし、
台湾や中国大陸など違う表記になる場合もあります。昨日の記事の中で
ケミストリーを化学超男子とご紹介しましたが、香港だとこの「学」の文字
が「學」というふんに旧漢字(繁体字)でないといけませんでした。この
へんのことは多めに見ていただければと思います。

さて今回トップにご紹介した「南方之星」。なんて素敵な名前でしょう。
南十字星のような雰囲気です。さて、これは誰でしょう。個人ではなく、
グループです。南と言えば、英語で「south」、それを形容詞にすると、
「southern」、サザン...もうわかりましたね?そうです、サザン・
オールスターズです。南方之星だと、オールスターズという大げさな
雰囲気がちょっとありませんが、品のよい素敵な中国名になっています。
中華圏では、『Tsunami』とか『真夏の果実』とかのカバーが有名です
から、ちょっとスローバラードっぽいロマンチックな南の星が似合います。

さてこんなのはいかがでしょう?

「楽隊」とつくからこちらもグループです。「格子」?時代の古い私など
は、つい小柳ルミ子の「格子戸をくぐりぬけ」という歌いだしの『私の
城下町』を思い出してしまうのですが、それは関係ありません。シャツ
などの格子柄を英語で何ていうでしょうか?そう「チェック柄」ですね。
チェックの楽隊と言えば、はい、そうです『チェッカーズ』でした。
でも格子楽隊って何か三味線とかやってそうです。

おつぎはこちら...

おや、またへんてこりんな兄弟が出てきましたよ。口が香る糖って一体何?
実はこれ中国語でチューインガムのことです。チューインガム兄弟?そん
な兄弟いたっけなと思うかもしれませんね。
こちら、正解は『バブルガム・ブラザーズ』。バブルガムは「風船ガム」
のことですが、ガムの一種ですので、小さなことは気にしない。

これはどうでしょう...

なんか日本史の教科書に出てきそうな難しい名前ですね。一番最後は飛鳥
時代の「あすか」ですね。そうすると、これは、そう『チャゲ&飛鳥』
です。

さてお次は...

最初の文字は「宝」という字の旧漢字ですね。日本語では「ほう」とか
「ポウ」とか読みますね。はい、これは『ボア』です。

こちらはいかがでしょう...

美空ひばりの『愛燦々』を思い浮かべますが全く関係ありません。
グループです。正解は、『アリス』でした。

さてお次。

巨人の星の「明子姉さん」?違います。女性ではありません。これは
日本語よみにするとわかってきます。「けつ・めい・し」そうです、
もうわかりましたね、『ケツメイシ』です。

それでは、これはどうでしょう...

なんじゃこりゃって感じですよね。コカコーラの中国語表記にも似て
います。こんなコーラみたいな歌手いましたっけねえ。これは男性二人
組です。「かくから」と何度も言っていると、やがて、ひょっとしたら
こいつら「こぶくろ」じゃないかいって気にならないか、正解は
『こぶくろ』です。本人らが知ったらちょっとショックかも。
意味も「苦あれば楽あり」みたいですが、ちょっと苦しいです。

さてこれは...

また何やら哲学的なのが出てきました。何だか無限に何かが開かれる
ような深さのある名前です。「開関」というのはスイッチということ。
そうすると、はい正解は『すきまスイッチ』です。隙間が「無限」?
まあ、小さなことは気にしない。

次はこちらです。

これはすぐわかりますね。「さだまさし」です。でも彼はこんなふうに
漢字で書いたら「さだまさし」ではなくなってしまいそうです。彼は
ひらがなで書いてこそ「さだまさし」であって、この佐田さんという
のは我々の全く知らない人のようです。この佐田サンという人は絶対に
『無縁坂』とか『関白宣言』とか歌った人とは違う気がします。
日本語は不思議ですね。

これはどうでしょう。

また日本史が来ましたよ。後醍醐天皇というのは実在した天皇ですから
ね。これはもうおわかりでしょうが、『ゴダイゴ』です。漢字で書くと
ちょっといきなり、日本史のアレルギーの人にとっては困っちゃう名前
になってしまいます。楽隊というのも、神社とかで演奏する雅楽という
感じです。ガンダーラとかを和楽器で演奏してほしいものです。

さてこちらは?

「こうしゅ、こうしゅ?」ちょっと貴族的な感じがしますが、髭男爵では
ありません。女性のグループですが、ちょっと古いですね。
はい、正解は『プリンセス・プリンセス』です。

これはどうでしょう...

また、変なの出ましたよ。なんかすごい形相のパンクバンドみたいですが、
じつはこれは『ユニコーン』。ユニコーンって一角獣の意味なんですね。
でもこうやって漢字で書くとちょっと強すぎです。

さてお次はこちら。

真ん中の文字は日本語で言うと「と」とういう意味です。英語の&ですね。
左に「瀧」があり右に「翼」があるとすれば、そう正解は『タッキーと翼』
です。簡単でしたね。

ではこちらもジャニーズ系のグループです。

最初に「関西」が来て最後が「8」だとすると、もうわかりましたね?
そう、「関ジャニ8」です。中国語だと、「関西ジャニーズ8」と書き
ます。時々「関8」とか書いてあることもあります。「カンパチ?」
環状8号線みたいですね。

こちらはどうでしょう。

紅白にも出ましたね。香水と来たら、そう『Perfume』です。
ちょっと枕詞が大げさといえば大げさです。

さて今日の最後のお題はこちら。

これはちょっと難しいです。なぜならば元の名前が英語ではないからです。
フランス語です。虹をフランス語で言うと、「空(シエル)のアーチ
(アーク)」そうです、『ラルクアンシエル』です。フランス語での
『虹』がまさにラルクアンシエルなんですね。彩虹樂團と書く場合も
あります。團がつくと、氣志團みたいでちょっと体育会系の響きに
なってしまいます。

こうしてみると、漢字で表記してしまうとイメージがずいぶんと変る
ものですね。宇多田ヒカルや、松たか子や、浜崎あゆみらにしても、
宇多田光、松隆子、濱崎歩と書かれると何となく雰囲気が違ってきます。
今後、中華圏で活躍をする可能性のある人々は、最初から漢字の名前に
しておくとこのへんのイメージギャップがなくて楽です。例えば、
嵐、筋肉少女帯、安全地帯、男闘呼組、羞恥心、湘南乃風、少年隊、
東京事変など漢字で来ているので中華圏でもばっちりです(意味は
問題があるものもあるかもしれませんが)。自分がデビューする時は、
南国会社社長楽団とでも名付けようかな?でも、楽器もできないし、
絶対にそんな可能性はないのですけれど...

楽しんでいただけましたでしょうか?
よろしければ、こちらもついでによろしくお願いします。

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