南の国の会社社長の「遅ればせながら青春」

50を過ぎてからの青春時代があってもいい。香港から東京に移った南の国の会社社長が引き続き体験する青春の日々。

HAPPY BIRTHDAY!

2007-05-16 02:02:07 | Weblog
5月の15日は、妻の誕生日だったので、花を贈りました。
私は、今、シンガポールに住んでいるのですが、妻は東京です。
遠く離れていて、誕生日も一緒にいてあげられなかったので、
花を贈りました。それも思い切って、真っ赤なバラの花束に
しました。ちょっとキザな気がしたのですが、一生に一度
くらいは真っ赤なバラを贈ってもよいかと思ったのです。

5月の13日の日曜日は、母の日でした。私の母は、昨年の
3月に他界していました。数年前、母がまだ元気だった頃、
東京から、田舎の母に、カーネーションの花を贈りました。
はじめて息子から花を受け取った母は、照れくさそうに、
「ありがとね」と電話の向こうで言っていたのを、今でも
覚えています。母はやがて視力を失っていきましたが、
カーネーションのことは覚えていてくれたのでしょうか。

今年は、妻のお母さんに、フラワーアレンジメントを贈り
ました。日本に帰ったときに、日本橋の三越デパートの
花屋さんで、ピンクの花瓶に入ったアレンジメントを選び
前日の土曜日に届けてもらうように手配しました。

母の日が間近に迫ってきたある日、母の日の花は手配した
けど、すぐその直後に来る妻の誕生日に何も贈らないのは
ちょっとまずいのじゃないかと思い、インターネットの
オンラインショップで花を贈ろうかと思ったのです。

インターネットで調べると、「まだ間に合う、母の日の
プレゼント」というようなうたい文句のショップはいくつか
ありましたが、母の日の直後は、お休みになっているところ
があり、ちょっとあせりました。これはまずい。15日に
間に合うところはないだろうか。

そして出会ったサイトが、世田谷花壇のネットショップでした。
15日に届けられるというのです。しかも、実際に届ける花
を直前に写真に撮って見せてくれるというのです。じつは
このブログにアップした写真が、世田谷花壇さんが送って
くれた写真です。すぐにここで、バラの花束を手配しました。
14日に、世田谷花壇の方から、とてもいいバラの花が入荷
できたというメールを受け取りました。短い間に、何度か
メールのやりとりをしたのですが、このメールがとても心が
籠っていて、花を贈るというプロセス自体が感動でした。

15日の朝、宅急便で花束が妻のもとに届けられました。
すぐに、携帯に日本から国際電話がかかってきました。
妻の感動で泣いている声が聞こえてきました。
ちゃんと届いてよかった。とりあえずほっとしました。
この花束のおかげで、彼女は一日中幸福を感じていたようです。
遠く離れていても、花が気持をつないでくれたことに、
感謝して、花屋さんにお礼のメールを出しました。

花屋の方もとても喜んでくれていました。
花屋さんをやっててよかったなあというのは、こういう時に
感じるのではないのかなあと、その時ふと思いました。
私は、今まで、そんなに花を贈ったりとかしたことがない
のだけれど、花というのは時に偉大な仕事をしてくれるのだ
と思いました。

バラはやがて枯れるけれど、この日のバラの色は、妻の記憶
の中で一生あざやかに残るのだろう。そんなことを思いました。
これはまさにプライスレスです。そういえば、このオンライン
ショップの決済は、マスターカードでしました。

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ところでここしばらく、ブログをさぼっていて、一体私はどう
してしまったのだろうと、ご心配している方もおられたかも
しれません。どうもご心配をおかけしました。何となく、
スランプというか、ブログを書くのがおっくうになっていました。

実は、この間に、上海に二回行き、香港にも二回行き、東奔西走
の忙しさでした。上海では大きなプレゼンテーションが続けて
あり、巨大な仕事の受注に成功してしまったので、これから
さらに忙しくなるという状況であります。

しばらくブログを見ていなかったのですが、アクセス記録を見て
みると、しばらく更新していなかったのに毎日、コンスタントに
アクセスがあったので恐縮してしまいます。過去のキーワードで
このブログに来た人もいるのでしょうが、そろそろ更新されるの
ではという期待をもってアクセスして、ぜんぜん更新されてない
のでがっかりしていた方々もいらっしゃるのでしょう。
大変失礼いたしました。もう一月以上も留守をしてしまっていた
のですね。

今週も、後半は香港に行き、それから上海に入ります。ではまた
気が向いたらアップします。