南の国の会社社長の「遅ればせながら青春」

50を過ぎてからの青春時代があってもいい。香港から東京に移った南の国の会社社長が引き続き体験する青春の日々。

香港の日本語の迷宮

2009-08-30 22:47:34 | HONG KONG
みなさま、おひさしぶりでございます。いろいろと仕事が重なり
なかなかブログの更新ができませんでした。ご心配をおかけして
すみませんでした。この間、日本に行ったり、上海に出張に行っ
たり香港を留守にすることも多かったのですが、このところ香港
ではよい天気の日が続いています。

ところで、香港ではもうおなじみのことですが、めちゃくちゃ
な日本語が溢れています。上の看板の表記をアップしてみますと
こんな感じです。

マ全身シサージ?小さなツをシと間違えるのはよく見かけられ
ますが、マの位置がとんでもない場所に移動しています。
こんな場所でマッサージを受けたら、全身がめちゃくちゃにな
りそうで恐くなります。せっかく日本人に来てもらおうとして
日本語にしているのでしょうが、逆効果ですね。

さらにその下のイヤーキヤントルというのは何?漢字を見ると
耳掃除のようなことだと思うのですが、日本語にしたら余計に
意味不明の表記になってしまいました。キヤントルという言葉
がどこから来たのか考えていたのですが、解明できませんでし
た。どなたかご存知の方は教えてください。これで耳掃除とい
うサービスがあるのは何となくわかるのですが、こういう書き
方されるとイヤーですよね?

さらにこちら...

「足つぼ」が「足つば」になっています。「ぼ」の横棒が一本
足りないだけなのですが、定番の間違いです。さらに、小さな
「ツ」が「シ」になっているのもまた定番。まさに小さなこと
は気にしないの精神ですね。


この上の写真は、最後の「ジ」が「ヅ」になっています。これ
もよくあるパターン。

これらは私の住んでいる場所の近所の看板の例なのですが、
これは氷山の一角。もうここまで来ると、とても直してもらう
ことなど無理な話です。こういう表記が市民権を得てしまうと
正しい表記を主張しても、それは信じてもらえないかもしれ
ませんですね。このようなヘンテコな日本語がゾンビのように
出没するのが香港です。なんか頭がおかしくなってしまいまい
そう。小さなことは気にするな、ということなんでしょうか?

しかし考えてみれば我々が書いている英語なんかにしても
とんでもないスペルミスや、文法ミスをしていることはよく
ある話。気付かずにミスをしていることも多いと思います。
辞書を調べて、笑われないようにしたいものですね。