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Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

さるすべり(百日紅、猿滑)

2018年07月10日 22時54分12秒 | 俳句・短歌・詩等関連
 明日は朝から友人と打合せ。昼食語は組合の会館へ「出勤」して若干の書類整理。明日もまた本日のような天気の予報になっている。気温はさらに高くなるらしい。
 夕方早めに帰宅して明後日の資料作りの仕上げをしなくてはいけない。

★寺もまたいくさにほろぶ百日紅    石田勝彦
★奈良坂の家うち暗きさるすべり    桂 信子


 百日紅(さるすべり)は7月から9月にかけて長期間花が続く。薄い赤・赤紫・白が炎天に映える。樹皮がはがれ幹がすべるように滑らかで、さるすべり(猿滑)という。
 第1句、花の期間が長いことから長命のイメージが喚起されるものの、長い寺の歴史といえども永遠に滅ばないものなどない、という含意の句であろう。それも「戦火」という本来の寺のあり様とは違う原因で。仏教もまた政治に密着しながらその歴史を刻んできた。
 第2句、炎天に映えるさるすべりであるが、さるすべりの植えられた敷地にある家は、さるすべりの木の影に隠れて暗く見える。あるいは塀の片かげに隠れているのか。さるすべりにあたる強い陽射して、ひっそりとした家のたたずまいの印象が鮮やかだと思う。私はどこか不条理な世界、キリコの作品などを連想してしまう。
 

本日の業務は終了‥

2018年07月10日 21時38分02秒 | 日記風&ささやかな思索・批評
 本日の横浜市内の最高気温は13時過ぎの32.6℃。今年の最高気温であったとのこと。確かに家の中にいても暑かった。これでは屋内でも熱中症になる。両手の甲にも汗が噴き出ていた。頭の天辺からも汗が滴り落ちた。南側を開け放ち、扇風機を掛けっ放しにした。14時過ぎに出かけようとしたが暑そうなので15時過ぎまで待ってから出かけた。

 夕方帰ってみると、印刷会社より校正刷りが送られてきた。そのチェックで3回ほどメールのやり取りをしてようやく決定稿となった。17日の幹事会までの納品にギリギリであると思われる。

 会議の資料作りは8割がた終了。あとは明日作成。

「風土記」

2018年07月10日 20時28分39秒 | 読書
 本日も一日会議の資料作り。明後日の会議の資料である。作っているうちにブログの更新を忘れてしまった。資料作りに草臥れたので、神奈川大学の生協に注文していた書籍を受取りに行った。

 本日購入した本は、
「風土記 上 常陸国・出雲国・播磨国」(角川ソフィア文庫)
「風土記 下 豊後国・肥前国・逸文」(角川ソフィア文庫)

 風土記は岩波書店や新潮社、小学館の古典のシリーズには入っておらず、ふだんなかなか目をとおす機会がない。私も今回初めて購入した。ときどき目をとおしたいと思っている。

゜さらに追加注文した本は、
「苦界浄土」(講談社文庫、石牟礼道子)。これは店頭になく、注文とした。

 イートインコーナーのあるコンビニで1時間ほど読書タイム。