Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

神奈川県内でも被害か?

2018年07月28日 22時39分52秒 | 天気と自然災害
 現在雨の区域は南東から北西に向かって移動している。時間雨量換算で50ミリの区域もあるが、区域は狭まっている。我が家のあたりでも時々弱い雨が降る程度で推移している。
 風もそれほど強くは感じない。南の空に十六夜の月がときどき顔を出す。高潮に対する警戒をするよう気象庁でも発表になっていたし、ニュースでも云われていたが、小田原の「真鶴道路」が冠水し、被害が出た模様。詳細はまだ伝わっていない。
【⇒https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180728-00000088-asahi-soci

 横浜市域に出ていた「暴風・洪水・波浪警報」は解除された。現在は「大雨(土砂災害、浸水害)警報」と「洪水・強風・波浪・雷注意報」となった。暴風域は静岡県に移った。しかしまだまだ雨に対する警戒と海の高波に対する警戒とが必要のようだ。
 

台風と蝋燭の炎

2018年07月28日 19時43分08秒 | 俳句・短歌・詩等関連
 本日はウォーキングも取りやめ、買い物にも出かけず、団地内を所用で1500歩ほど歩いただけである。
 その上、15時過ぎにベッドで読書をしようとよこになったら、そのままぐっすりと寝てしまった。

★颱風の心支ふべき灯を点ず     加藤楸邨

 台風の句の中では私はこの句がいちばん惹かれる。

 幼い時、木造の平屋に住んでいたが、台風が来るというのでラジオをつけたままにして昼間から雨戸を閉めて用心をしたことを記憶している。何回もそんなことをしたのではないと思うが、昼なのに暗い部屋は子ども心に怖かった。夜には停電になり、蝋燭をつけたのも覚えている。
 昼間に用心のために仏壇に供える蝋燭よりももっと太く長いものが用意していたようだ。箪笥の上部の棚から太い蝋燭が出て来た時にはわくわくしたものである。子どもにとっては花火でも期待するようなものだ。どんなに明るいのか、興味があった。そしてずっとその蝋燭の炎を眺めていた。ときどき揺れる炎の形や、青・黄・橙の複雑にもかかわらず整然とした炎の芯に近い部分にみとれていた。
 そしてもうひとつ印象に残っているのは、この蝋燭の光に照らされる畳の上に置かれた金盥や金属製のバケツ、或いは陶器の丼の輝きである。天井からの雨漏りを受ける大事な防災用具でもあった。蝋燭の炎の揺らめきに合わせてそれらの器もなんとなく動いて見えた。

 今から思えば明るくはない蝋燭の光は、風と雨の音に対する恐怖や、暗さに対する怖れをいったものを忘れさせてくれた。家の外の暴風雨の怖い大きな音と、金盥にボタンボタンと落ちる小さな音が、同じ大きさに聞こえた。外の荒れた世界と、木造の家の中、光があることでかろうじて拮抗していた。

 これほど戦後の世の中では台風というものは怖いものであった。いまでこそ木造住宅も頑丈になり、雨漏りもほとんどなくなった。今やマンションなどの高層の建物に住む人の方が多いのではないかと錯覚するほどにマンションなどがおおくなった。
 それでもやはり台風は人の力を超えた巨大な力を見せつけて通り過ぎて行く。

関東地方が暴風域へ

2018年07月28日 18時21分42秒 | 天気と自然災害
 一時は50ミリ近い時間雨量の雨が降っていたが、今は蝉が鳴きはじめるほど弱い雨になった。朝から変わらずに東から西に雨の区域は動いている。だが、樹木の音からすると、確実に風は強まっている。
 横浜よりも東に位置する千葉県の方向には今のところ雨の区域は見えない。雨は小康状態といったところか。雨の強い区域は埼玉県南部、東京都奥多摩方面、山梨県にあり西に移動している。横浜市域に氾濫の危険を表示となっている河川はないようだ。
【⇒http://mizubousaiyokohama.jp/suii_area.cgi
 ウェザーニュース社によると関東地方の一部は暴風域に入ったらしい。【⇒http://www.jma.go.jp/jp/typh/181224l.html

横浜市の防災メールでは「避難準備・高齢者等避難開始」が発令されている。
詳細は【⇒http://www.city.yokohama.lg.jp/somu/org/kikikanri/kinkyuu/oshirase.html】。
 早めの非難が有効なのは、西日本豪雨被害からも明らかだと思われる。同時に確実な情報の確保が必要である。悪意あるデマ、根拠のない風評、無責任な噂に惑わされないこともまた必要。

 すでに東海道線などでこの台風の影響のため遅れも出ている。


台風第12号の気象庁発表

2018年07月28日 15時04分23秒 | 天気と自然災害
 本日10時30分の気象庁予報部の発表は次のとおりである。

強い台風第12号は、勢力を維持して28日夜遅くから29日未明にかけて東海地方に上陸する可能性が高くなっています。東日本や西日本では暴風、高波、土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に厳重に警戒し、高潮にも警戒してください。
[台風の現況と予想]
 強い台風第12号は、28日9時には八丈島の東南東の海上を、1時間におよそ45キロの速さで北北西へ進んでいます。中心の気圧は970ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は35メートル、最大瞬間風速は50メートルで中心の北東側130キロ以内と南西側90キロ以内では、風速25メートル以上の暴風となっています。
 台風は今後次第に進路を西よりに変え、28日夕方から夜のはじめ頃に伊豆諸島に最も接近した後、強い勢力を保ったまま28日夜遅くから29日未明に東海地方に上陸する可能性が高くなっています。
 その後、台風は次第に速度を落としながら30日にかけて西日本を西に進む見込みです。

[防災事項]
[暴風・高波・高潮]
 東日本や西日本の太平洋側では、台風の接近に伴い急に風が強まり、海上を中心に猛烈な風が吹き、海上は猛烈なしけとなる見込みです。
 29日にかけて予想される最大風速(最大瞬間風速)は
  伊豆諸島、東海地方、近畿地方 35メートル(50メートル)
  関東地方           30メートル(45メートル)
  中国地方、四国地方      25メートル(35メートル)
  北陸地方、九州北部地方    20メートル(30メートル)
 29日にかけて予想される波の高さは
  関東地方、伊豆諸島、東海地方  10メートル
  東北地方             7メートル
  近畿地方             6メートル
  中国地方、四国地方、九州北部地方 5メートル
です。暴風やうねりを伴った高波に厳重に警戒してください。また、年間でも潮位が高い時期となっており、高潮に警戒してください。

[大雨]
 台風の北上に伴って、28日から29日にかけて東日本と西日本の広い範囲で雷を伴った非常に激しい雨が降り、大雨となる見込みです。東日本太平洋側では局地的には1時間に80ミリ以上の猛烈な雨が降るおそれがあります。台風の通過後も南よりの暖かい湿った空気が流れ込み、太平洋側の南斜面を中心に大雨が続く見込みです。
 29日12時までの24時間に予想される雨量は、いずれも多い所で
   関東甲信地方、東海地方    400ミリ
   伊豆諸島、四国地方      300ミリ
   近畿地方、中国地方      200ミリ 
   東北地方、北陸地方      150ミリ
 30日12時までの24時間に予想される雨量は、いずれも多い所で
   九州北部地方           200から300ミリ
   四国地方、中国地方        100から200ミリ
   関東甲信地方、東海地方、近畿地方  50から100ミリ
 の見込みです。
 土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に厳重に警戒してください。また、落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。

[補足事項]
 地元気象台が発表する警報や注意報、気象情報、台風情報に留意してください。次の、「平成30年台風第12号に関する情報(総合情報)」は28日17時頃に発表予定です。

【⇒http://www.jma.go.jp/jp/kishojoho/000_00_662_20180728013020.html

大雨・洪水警報も出た

2018年07月28日 14時50分33秒 | 天気と自然災害
 横浜市域には14時過ぎに「大雨・洪水警報」が出た。
 現在出ている警報・注意報は「大雨(土砂災害・浸水害)・洪水・暴風・波浪警報」と「雷注意報」ということになっている。
 私の住む団地でもつい先ほどから強い雨が再び降りだした。風も強くなってきた。横浜市内では、狭いながらも時間雨量にして50ミリに達する雨の区域が東から西に流れていく。港南区・泉区がひどい雨のようだ。
管理組合の作業は割とは早く終わり、帰宅した直後から降り始めた。本日ははこのようにときどき強く降ることが断続的に続きそうである。

台風12号、西日本直撃か‥

2018年07月28日 11時10分10秒 | 天気と自然災害
 強い勢力の台風12号は、名古屋よりも南、三重県北部に向かい始めたようだ。予報よりも南寄りのコースとなり、関東・東海への上陸の可能性が低くなったのだろうか。西日本豪雨の被災地直撃の予報となっている。【⇒http://www.jma.go.jp/jp/typh/181224.html
 京都府綾部市では早めに避難勧告を出したとのこと。確かに夜になって避難勧告を出しても避難が困難な場合が多くなる。何事も無ければそれで良いのだが、クレームがあることを考えると行政としてはなかなか踏ん切りはつかないものである。
 京都新聞の報道によると「台風12号の接近を受け、綾部市は27日、土砂災害の避難基準を従来より緩和し、危険な地域では市民が移動しやすい日中に避難勧告を発令する方針を決めた。28日夜から大雨が予想されるためで、深夜に発令して課題が残った西日本豪雨を教訓にした。」と記されている。ただし具体的な地域名はネット上のこの記事には記されていない。

 横浜市域に出ていた大雨・洪水・雷注意報は、今朝になって「暴風・波浪警報」が加わった。朝まで降っていた雨も今は止んでおり、ミンミンゼミの声が賑やかである。今のところ風もない。湿度は70%と高く、気温の割には汗が滲み出てくる。
 本日は終日雨が降ると思っており、家から出るのは午後からの団地での打合せ・若干の作業だけにしようと考えていた。変更予定はない。