週間ポスト 6/4号 記事の引用と要約
*** 下記 ブログ より ***
http://etc8.blog83.fc2.com/?tag=%BD%B5%B4%A9%A5%DD%A5%B9%A5%C86%2F4%B9%E6
・・・・・・・・・・・・・・
現場記者は夜回りで集めた情報やオフレコのメモなどを、まず上司のキャップに上げる。 そのキャップはデスクに上げ、そして政治部長へと渡り、最終的には編集局長へ(たぶん主筆まで)行くという。
そして建前はオフレコだが、それを元にして政治記事が書かれている、ということだ。
そして、ここからが驚くべき実態なのである。
≪メディアの幹部たちは、野党も含む各現場から上がってきた膨大なメモを、官邸に「上納」するのだ。 最近ではメモもデータになっているから、転送も簡単だ。自民党政権時代の官邸関係者が証言する。 「官邸は、機密費で各新聞社の幹部からメモを買っていました。 新聞社側からのメモを集約するのは、毎日の日課です。 カネを支払うペースははっきり決まっていませんが、1ヵ月に1回ぐらいでしょうか。食事をしながら、情報の対価として機密費から100万円程度を渡していました」
・・・これらのメモは官邸にとって与党の各派閥や他党の動向を知る上で格好の材料になる。≫
≪この恐ろしくよくできた仕組みは、誰よりも徹底して情報収集を行った官房長官の名字を冠して「Nシステム」と呼ばれている。 ちなみに、かつては「Gシステム」と呼ばれていた≫ということだ。
*************
たぶん、ここでいう「Nシステム」は、野中広務氏(1998年7月~ 1999年10月・小渕内閣時代の官房長官)の「N」で、「Gシステム」は 後藤田正晴氏(1982年11月~1987年11月、第1次中曽根内閣・第3次中曽根内閣の官房長官)と勝手に推測している。 この中曽根元総理と言えば、自然に新聞記者時代、大野伴睦の番記者からのし上がり、絶大な影響力をいまだ有しているナベツネが思い浮かぶ。 このシステムにナベツネが絡んでいるのかもしれない。
また記事は、メディアの幹部と機密費の関係はそれだけではない、として、各記者クラブメディアから総勢10人くらいで、官房長官を囲んで不定期に編集委員懇談会が開かれ、帰りには手土産として銘菓などが手渡され、その中にはお車代として、一人100万円が相場だったということだ。
そんな毒されたマスメディア幹部は、将来有望な若手記者を官房長官に引き合わせ「毒まんじゅう」を共に喰らい、共犯関係が築かれていき、代々引き継がれていくと言うのだ。 また、現金を手にした幹部が、その手下に何かに付けその現金を渡し、「毒まんじゅう仲間」が蔓延していく。
社によってはこの悪習に染まらなければ、上司から疎まれて出世できないとまでいわれている、というのだ。
・・・・・・・・・・・・・・・
*** 以上 引用 終 ***
週刊誌は、責任の所在不明な点や販売部数拡販の為、針小棒大ということも有るが、大手マスコミは、足元に火がつくので機密費の内幕を調べようともしない。
と言うことで、週刊誌ネタを取り上げた訳であるが、いくらか割引いても自民党のシステムそのものが腐っていたと言う事が、滲み出して来る様で底無しの政治不信に陥りそうである。
結論は、世襲、人脈、閨閥が固定化されないような、政治システムを考える必要が有るのではないか。
疑い出せば、ゆとり教育などと尤もらしく進めた政策さえも、その体制維持のための方策と思えてくる。
其れが、日本沈没を早めアメリカ追従から抜け出せなくなる原因の一つ・・・ 。
雨空のもとの タンポポ
*** 下記 ブログ より ***
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現場記者は夜回りで集めた情報やオフレコのメモなどを、まず上司のキャップに上げる。 そのキャップはデスクに上げ、そして政治部長へと渡り、最終的には編集局長へ(たぶん主筆まで)行くという。
そして建前はオフレコだが、それを元にして政治記事が書かれている、ということだ。
そして、ここからが驚くべき実態なのである。
≪メディアの幹部たちは、野党も含む各現場から上がってきた膨大なメモを、官邸に「上納」するのだ。 最近ではメモもデータになっているから、転送も簡単だ。自民党政権時代の官邸関係者が証言する。 「官邸は、機密費で各新聞社の幹部からメモを買っていました。 新聞社側からのメモを集約するのは、毎日の日課です。 カネを支払うペースははっきり決まっていませんが、1ヵ月に1回ぐらいでしょうか。食事をしながら、情報の対価として機密費から100万円程度を渡していました」
・・・これらのメモは官邸にとって与党の各派閥や他党の動向を知る上で格好の材料になる。≫
≪この恐ろしくよくできた仕組みは、誰よりも徹底して情報収集を行った官房長官の名字を冠して「Nシステム」と呼ばれている。 ちなみに、かつては「Gシステム」と呼ばれていた≫ということだ。
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たぶん、ここでいう「Nシステム」は、野中広務氏(1998年7月~ 1999年10月・小渕内閣時代の官房長官)の「N」で、「Gシステム」は 後藤田正晴氏(1982年11月~1987年11月、第1次中曽根内閣・第3次中曽根内閣の官房長官)と勝手に推測している。 この中曽根元総理と言えば、自然に新聞記者時代、大野伴睦の番記者からのし上がり、絶大な影響力をいまだ有しているナベツネが思い浮かぶ。 このシステムにナベツネが絡んでいるのかもしれない。
また記事は、メディアの幹部と機密費の関係はそれだけではない、として、各記者クラブメディアから総勢10人くらいで、官房長官を囲んで不定期に編集委員懇談会が開かれ、帰りには手土産として銘菓などが手渡され、その中にはお車代として、一人100万円が相場だったということだ。
そんな毒されたマスメディア幹部は、将来有望な若手記者を官房長官に引き合わせ「毒まんじゅう」を共に喰らい、共犯関係が築かれていき、代々引き継がれていくと言うのだ。 また、現金を手にした幹部が、その手下に何かに付けその現金を渡し、「毒まんじゅう仲間」が蔓延していく。
社によってはこの悪習に染まらなければ、上司から疎まれて出世できないとまでいわれている、というのだ。
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*** 以上 引用 終 ***
週刊誌は、責任の所在不明な点や販売部数拡販の為、針小棒大ということも有るが、大手マスコミは、足元に火がつくので機密費の内幕を調べようともしない。
と言うことで、週刊誌ネタを取り上げた訳であるが、いくらか割引いても自民党のシステムそのものが腐っていたと言う事が、滲み出して来る様で底無しの政治不信に陥りそうである。
結論は、世襲、人脈、閨閥が固定化されないような、政治システムを考える必要が有るのではないか。
疑い出せば、ゆとり教育などと尤もらしく進めた政策さえも、その体制維持のための方策と思えてくる。
其れが、日本沈没を早めアメリカ追従から抜け出せなくなる原因の一つ・・・ 。
雨空のもとの タンポポ