「がまだしもん」

「がまだしもん」とは、熊本弁で「働き者」という意味。

先日新聞の「がまだしもん」のコーナーに川上靖さんが載っていた。（まちづくり書道教室の中心メンバー）
川上さんは万町で酒店をされていて、五福ふれあいまちづくりの会長をされている。
彼は、「地産地消」にこだわってこられていて、ご自分達でつくられたお米を原料にして毎年何種類かの焼酎をつくられている。私もその中の一種類の焼酎のラベル「夢酔龍水」を以前書かせて頂いたのがご縁だった。
時々街の居酒屋などで私の書いたこの「夢酔龍水」が置いてあるとちょっと恥ずかしくもあり、嬉しくもなる。

今年、川上酒店は昔の家のスタイルを壊さずに新しくリニューアルされた。
店内に入ると大きなワイン棚が和の雰囲気の中に素敵におさまってその風格を漂わせてくれる。

昨日は町づくりの書道教室だったのでこの新聞の切り抜きを持っていったが、残念なことに川上さんはお休みだった。
先月、川上さんのお世話で陶器を作りにみんなで窯元に行った。
どんな事もからだを惜しまずに動かれる。仕事も気持ちも行き届く方だな。って思った。

会長になられて５年目ということだが私が知っているだけでも今までの彼の功績はすごいものだと思う。
「おてもやん像の設置」「昔ながらの小さなお祭りの維持」「惣社の維持管理のお世話」「小学校と町内間の調整」・・・などなど。
表面に出ない仕事もたくさんあると思うけれど、いろんな事を楽しくこなしていかれているように感じるのは彼の人徳だと思う。

本当に「がまだしもん」
こういう方素晴らしい方はみんなに紹介したい。
昔ながらのご近所づきあいを大事にして、子どもからお年寄りまで住みやすいこの町が大好きだ。

そして川上さんをはじめ地元の熱い方々の熱意がこの町を、そして市を、そして国を、世界を支えてくれるエネルギーになってくれると信じている。

万町の「川上酒店」を一度訪ねてください。素敵なワインソムリエの奥様とお会いできますよ！