書とお寺が大好きな春逕の「日々是好日」

日々思うこと、感じた事をつづります。

古き良き物たち(早川倉庫)見学

2009-02-20 19:45:32 | 思う事
ご近所にこんな凄いところがあったなんて!!!

と最近びっくりした場所。

万町の早川倉庫。

ひょんなことで知り合った早川さんの息子さん。(音楽仲間が集うライブハウス・バイーヤで)

今は貸し倉庫業をお父さんとされているが、とにかくその倉庫って言うのが凄い。

西南戦争の頃焼き討ちにあった熊本城の木で造られたのかも知れないという大きな蔵。梁や柱の大きさが今まで見たことがない大きさだった。
これからどうやってこの状態を維持していくかの思案中みたいだった。

現在はいろんな専門家達が見学に来ていると聞き、私も友達や知り合いの建築関係の人と一緒に見学に行ったのだった。

倉庫は、元酒造の蔵だったらしく、120年経った今でもその風格をしっかり伝えていた。
私は専門家ではないので、木のこと、建築方法のことはわからないが、専門家同士での会話を只へ~なるほど・・・と聞いていた。
知らないことを知ることは嬉しい!!!

そしてご自宅も見学させていただいた。
蔵の屋根裏をお部屋にしておられ、古き良いものに囲まれて素晴らしい空間を造られていた。

私はこの町で生まれ、育ち、そしてまたこの町で15年も暮らしているのに、このような空間を知らずにすごしていた。

いい空間でいい時をすごせて良かった。

倉庫内は暗くて撮影がうまくできなかったのでご自宅を写させていただいた。

詳しい様子は器季家さんのもうひとつのブログ「カリエラK」を検索してください。


美味しいお店・とり國

2009-02-20 09:02:46 | 食べる事、飲む事
宮崎地鶏の専門店。

「とり國」

熊本の街中のドンキホーテのまん前の夕立ビルの二階。

ここのお店は・・・。

ご主人と奥さんと2人で地鶏のもも肉を出している。
ここの子どもさんは3人ともお寺さんのしゅんけい教室に通ってくれている。(長男のミー君は今はスポーツをやってるから退会しちゃったけど。)

ここには以前2回か3回来た事があるが、昨日は初めてカウンターに座った。

ご主人の炭焼きの技と包丁さばきを見ることができ感動!!!

ご主人に「写真撮ってブログに紹介させていただいてもいいですか?」

「地鶏のもも肉のたたき、塩焼き、みそ焼きしかありませんからそこだけは伝えてください。」とご主人。

今でこそ、宮崎地鶏と有名になったが、ここのお店は宮崎ブームの前から美味しい地鶏だけをこだわって出されている。

そのことは、3人のこどもさんが教室でよく話してくれていた。

「うちの父さんは良い地鶏が入らなかったら店を閉めるんだ!!!母さんは僕達のご飯を作ってからお店に行って夜中までお店してるけど、朝もちゃんと起こして、学校に出してくれるよ。母さんも父さんもいつも頑張ってる。だから僕達は夕方には3人で家の仕事も分担してるよ。」

最初におねえちゃんが教室に来たのは1年生の終わりぐらいだったかな。
お母さんがお店に行かれてからの時間、2人の弟の面倒をそのおねえちゃんがみていたのには驚いた。

「オムツも替えるし、お風呂も入れるよ!」って当たり前のように言っていたおねえちゃん。

そのSちゃんも今年高校入試。

お正月の選抜席書展では準大賞だった。

ここのお店のこだわりの姿勢、子ども達にしっかり伝わっていると思う。

いいお店だし、いいご夫婦だし、いい家族だ。

塩焼きの鳥の皮目が美味しい。ぜんぜん鶏くさくなくとっても美味しい。
地鶏の炭火焼を食べに行っても、ゴムをかむようなかたい鶏にであったりする。
ここの鶏は全く違う。
程よいかみごたえ、そして中はふんわり。
夏には「冷汁(ひやしる)」がメニューに加わる。

何度でも通いたいお店だ。






ふるさと便り

2009-02-20 08:16:09 | 書について
この前私が書いた文字がある会社の通販のパンフの表文字となった。

「ふるさと便り」

これをみて都会に出て行った子どもや孫に何か送ってあげたいな。

って思ってもらえたら嬉しい。

音楽や風景や絵画を見て書体や書風に置き換えられるよう、鑑賞の目と職人のような腕を鍛えたい。