藤枝市長の部屋

元気なまち藤枝づくり 北村正平のちょっと一言

浜岡原発のUPZ安全協定への参加を県に要請

2014年11月13日 | ちょっと一言

浜岡原子力発電所から半径31キロ圏内のUPZ(緊急時防護措置準備区域)に位置する5市2町(島田、磐田、焼津、藤枝、袋井、吉田、森)では、かねてより安全協定について協議を重ねてきましたが、9月末に協定案の方向性について5市2町が合意に至り、UPZ安全協定の実効性を高めるためにも原子力防災についてノウハウを持つ県の参加が不可欠であるため、昨日、5市2町が揃って、直接、川勝県知事に対して報告と合わせて協定への県の参加を要請しました。
 UPZ安全協定は、既に締結している原発10キロ圏内の4市安全協定(県、御前崎、牧之原、掛川、菊川、中部電力)に準ずるものとし、連動・連携する内容のもので、立入調査や措置の要求、事前了解などの項目を盛り込み、4市協定に基づく安全体制と一体的・連続的な体制がとれるよう県との調整を図ります。今後、年度内には中部電力との安全協定締結を目指して進めてまいります。
 今やUPZ圏内でも、住民の安全・安心のためには、原発10キロ圏内で採られる防災体制と同レベルの体制とすることが不可欠であると考えます。市民の命と財産を守るため、自治体の責任あるリーダーとして、今後も関係市町と連携して、積極的に危機管理対策の確立に努めてまいります。

ご当地ナンバープレートの交付開始

2014年11月12日 | ちょっと一言
本市では、昨日から、本市オリジナルの原動機付き自転車用“ご当地ナンバープレート”を交付をしています。
初日にあたる昨日の朝、市役所課税課の窓口で交付式を行い、私自身が直接、交付を待つ市民に方々にプレートをお渡ししました。

このプレートは、本市が本年度、市制60周年を記念し、まちの愛着を深めるとともに、まちのPRに活用しようと作成したもので、本市オリジナルの原付用ナンバープレートです。
デザインは、全国から応募のあった129の中から選ばれたもので、“サッカーのまち”にふさわしく、市の花「フジ」のカーテンをくぐり抜けたサッカーボールが描かれており、斜めに描かれたグラウンドは、本市が右肩上がりに発展するようにと、思いが込められています。

まだ、交付し始めたばかりですが、これから、この原付のナンバーを市内で見かけた時は、何となく笑顔がこぼれるような気がしますね。
詳しくはこちらをご覧下さい。

岡部宿いきいきまつり・街道文化展で賑わいました

2014年11月11日 | ちょっと一言

11月9日(日)に、「岡部宿いきいきまつり・街道文化展」が開催されました。岡部支所から大旅籠柏屋までの通り沿いに、絵画や手まりなどの手工芸の展示が並び、昔懐かしい紙芝居が上演されたり、朝比奈和紙の紙すきや、押し花の体験コーナーも用意されました。宿場の食文化を知っていただこうと、朝比奈ちまきや瀬戸の染飯も登場。楽しいだけでなく、宿場の歴史も知ることのできる、本当に盛りだくさんの内容でした。

普段何気なく通り過ぎてしまいますが、東海道の宿場町として栄えてきたその歴史は、確かに街道沿いに残っています。私も実際に歩きながら、こうして街道沿いを見て回るのは、本当に楽しいものだと感じました。東海道を歩いて旅した昔の人も、同じように宿場町の賑わいを楽しんだのだろうと、思いを馳せるひと時でした。

藤枝から世界に向けて!~全国茶サミット静岡大会in藤枝~

2014年11月10日 | ちょっと一言

11月7日、8日の両日、「第19回全国茶サミット静岡大会in藤枝」を開催しました。全国の茶産地、81市町村に呼び掛け、お茶を通じた文化交流や地域振興などについて話し合いました。

今回のサミットのテーマは、“和茶『WA-CHA』を世界のスタンダードに”です。昨年ユネスコ無形文化遺産に和食が登録されましたが和食に欠かせない飲み物はやはりお茶。つまり”和茶”ですね。
生活様式の変化などにより、国内での茶の消費が以前に比べ減ってしまっているのですが、国外に目を向けると日本のお茶は非常に人気が高いことがわかります。「和食や日本茶は健康に良い」からということだけでなく、日本文化そのものに世界中の人々の関心が高まっているのです。
7日の市町村長会議では生産手法や加工技術、効能や機能性、歴史文化を伝え広げ、和茶が国外でも愛飲されるための工夫についてなど意見を交わし、そして8日の記念大会では、ユネスコ無形文化遺産に「茶の手揉技術」の登録を目指すことを高らかに宣言しました。


世界の市場は大きく、未開拓の部分も多いです。今回のサミットが世界のマーケットを意識し、新しい時代へ対応できる茶産業を目指す契機になればと思います。


静岡文化芸術大学の熊倉学長の講演に皆さん熱心に聞き入っていました。

タイ王国地方行政視察団が来藤!

2014年11月07日 | ちょっと一言
本日、タイ王国のスパトラ元文部大臣ほか政府の要人や大学教授からなる行政視察訪問団が本市を訪れました。

現在タイ王国では、民政への移行を推進する中、地方自治制度の構築を検討されており、日本の地方自治で実施されている良い自治とは何かを、今後の参考とするため、3日から9日までの間、東京と静岡を視察にみえられたものです。
本市は、全国的にも数少ない人口増加が続く都市であり、本市の公共経営や健康福祉分野における先進的な取り組みについて、私自ら、人々に「選ばれる都市 ふじえだ」づくりと題し、皆さんにプロジェクターで説明しました。
市の活力の源は、何といっても「市民」であり、皆さんが主役。人口減少が続けば、活力が無くなり市は衰退の一途をたどってしまいます。人口を維持、さらに増加させ続けることは容易なことではありませんが、本市が進めている「住みやすい生活環境を」つくるため、暮らしの基本となる4つの重点施策「健康・予防」「教育」「環境」「危機管理」(4K施策)に全庁を挙げて取り組んでいること、そして、これらを中心として、駅周辺の都市整備やサッカー、お茶、日本酒など藤枝の誇る“宝”に磨きをかけて、さらなる魅力づくりを進めると同時に、広く情報発信するシティプロモーションを展開することによって、来訪者・定住者の拡大を戦略的に進めていることを熱く語らせていただきました。
国内はもとより、今回のような国外からの視察を受け入れることによって、国際的に「藤枝市」の知名度をあげることにも繋がっていくと私は確信しています。

遠州・志太榛原地域サミット

2014年11月06日 | ちょっと一言
先般、川勝県知事と遠州・志太榛原地域の13市町の首長が菊川市内に集結し、「遠州・志太榛原地域サミット」が行われました。
この会議は、政令指定都市を除いた静岡以西のトップが、地域にかかる様々な課題について、知事とサミットという形で意見交換するもので、毎年行われています。
今回の会議では、“人口減少対策”と“多彩な地域資源を生かした魅力づくり”の推進等について意見が交わされました。
私は、“人口減少対策”として、まず、総務省が提唱する「地方中枢拠点都市構想」を紹介。本制度は、地方に「中枢拠点都市」を定め、その都市が中心となり、周辺市町と連携又は業務の一部を補完する制度ですが、県内には、この条件に当てはまる都市は、静岡以西には静岡市と浜松市以外にありません。
そのため、私は、「中枢拠点都市」を核とするのではなく、各市町が水平的・相互補完的となる対等な関係の連携ができるような静岡版のやり方を研究し、国に支援を要請すべきと提案をしました。
今後、県が主体で行っている「行政経営研究会」で協議していくことになりました。
この日は、県知事を含め、首長同士の活発な意見交換が行われ、とても勉強になり、有意義な一日となりました。
先日開催した「藤枝市制施行60周年記念式典」に来賓として参加いただいた近隣市町の皆さんへのお礼もお伝えし、帰路につきました。

藤枝市制60周年記念 姉妹・友好都市交流会を開催しました!

2014年11月05日 | ちょっと一言


11月3日に開催した藤枝市制施行60周年記念式典には、本当に多くの皆さんが駆けつけてくださいました。国内外の交流都市からも、100名近くのお客様がお見えになり、素晴らしいアトラクションで式典を彩ってくださいました。皆さんの温かい祝福の気持ちが会場に広がり、大変嬉しく感じました。
式典終了後の交流会では、オーストラリアのペンリス市、韓国の楊州市、石川県白山市、福岡県福岡市や北海道恵庭市などが一堂に会し、お互いの交流を深めました。
せっかく藤枝にお越しいただいたのだから、藤枝らしさを感じていただけるような交流会にしたいと思い、会場には「藤枝市紹介ブース」を設け、ジュニアお茶博士にお茶を入れてもらったり、スイーツのまち藤枝の甘いお菓子を試食したり、市内の4つの酒蔵の日本酒を試飲していただいたりと、盛りだくさんの内容でおもてなしをしました。きっと、藤枝を楽しんでいただくことが出来たのではないかと思います。
 「国内外のいろんな場所から多くのお客さまがいらしていて、藤枝市の交流の幅が広がっていることに驚いた」と私に声をかけてくださった方がいました。多くの都市と交流を持つことは、互いの都市の発展のためにとても重要です。今後も、交流都市の皆様との絆を大切に、切磋琢磨していきたいと思います。

藤枝市制施行60周年記念式典、華々しく開催!

2014年11月04日 | ちょっと一言


菊花薫る文化の日、藤枝市制施行60周年記念式典を開催し、800人を超える皆さんと、節目の年を祝いました。市民会館のホールは立ち見が出るほどで、多くの市民の皆さんとともに築き上げた、藤枝市の歴史の重みを感じずにはいられませんでした。


市表彰受賞者の皆さん


昭和29年に本市が誕生し、今日のように自然と都市機能の調和のとれたまちへと発展を成し遂げるまでは、多くの先人たちの並々ならぬ努力と苦労があったことは言うまでもありません。式典の中で「平成26年度市表彰式」を行い、多年にわたり市政発展のために尽力された9名・3団体の功績を称えて表彰状を贈ると、会場は割れんばかりの拍手が鳴り響きました。心から敬意を表しますとともに、今後とも本市のさらなる発展のためお力添えをお願いしたいと思います。

また60周年記念のテーマ“こども☆みらい☆輝くまち”のとおり、元気な子供たちが活躍する場面が沢山あり、式典を盛り上げてくれました。


西益津中コーラス部



児童絵画作品表彰



子供たちによる太鼓の競演



U.C.藤枝



藤枝順心高校コーラス部


また、友好都市の皆さんも会場を盛り上げてくれました。


楊州農楽(韓国楊州市)



かんこ踊り(石川県白山市)


これからも60年前に市制を発足していただいた先人各位の思いに応え、「元気なまち藤枝」「選ばれるまち藤枝」、そして子供が輝く未来のため、精一杯汗を流していこうと決意を新たにしました。