藤枝市長の部屋

元気なまち藤枝づくり 北村正平のちょっと一言

焼津市長とトップ会談を行いました

2012年07月23日 | ちょっと一言
一昨年からスタートし4回目となる焼津市長とのトップ会談を焼津市役所で行いました。今回は1.東日本大震災を踏まえた危機管理体制の連携、2.シティプロモーションの連携、3.広域公共交通の利用促進、4.事務の共同処理などについて意見を交換しました。
先日ブログでも紹介した「フリーペーパー」を両市で連携して作成し、交流人口拡大を目指すなど、広域での観光客誘致を提案しました。東名高速道路や新東名高速道路を生かした、回遊性のある観光の可能性に手ごたえを感じました。また、災害時の危機管理体制において、避難所の相互利用など防災強化に向けた連携策について意見を交わしました。
そして現在進行しているビッグプロジェクト「消防広域化」について、志太広域事務組合の事務として消防業務がスムーズに発足できるように今回も焼津市長と意見を交換しました。消防の広域化を進めることで「住民の安全・安心を確保」し、「消防体制の効率化」や「消防体制の基盤強化」など、厳しい財政状況下においても、行財政上の様々なスケールメリットを生かして消防力を強化することができると考えています。県内他市でも消防広域化への動きがありますが、調整は難航していると聞いております。「平成25年3月31日」と発足日が確定し、順調に進んでいるのはこの「志太消防本部」だけです。
各自治体が切磋琢磨することは大事なことです。しかし単に自治体間で勝った負けたを争うのは意味があるとは言えません。回を重ねるごとにますます両市の連携の重要さを感じており、生活圏がほぼ同じである両市だからこそ連携することで生じるメリットをこれからも検討し、藤枝市民も焼津市民もお互いに幸せになる関係を築いていきたいと思っています。