藤枝市長の部屋

元気なまち藤枝づくり 北村正平のちょっと一言

岩手県山田町復興のために

2014年03月27日 | ちょっと一言
東日本大震災から今月で3年が経ちました。復旧復興が進み、まちに活気が戻りつつあるというニュースを目にする一方、新たなまちづくりに向けた住民合意などの問題が起こり、復興が進まないということも耳にします。被災状況の異なる住民一人ひとりが納得し、安全安心に暮らせるまちを改めて築いていくことは、住民にとっても行政にとっても大きな労力を使い、大変困難だという現実があります。いくつもの複雑な課題に直面しますが、それらを解決するのはやはり“人”です。しかし被災地では職員不足が大きな問題となり、復興への足かせとなっています。
私は今の被災地に必要なのは何より人的支援ではないかと思っており、昨年度今年度と一名ずつ、計二名の職員を岩手県山田町に派遣しています。そしてこの4月からも山田町に職員を一人送ることを決め、それに手をあげてくれたのが岩ケ谷純一主査です。


岩ケ谷主査は「一刻も早く現地の環境に慣れて被災地の力となる仕事をしたい」と決意を語ってくれました。 
土地勘のない中での慣れない一人暮らしなど、仕事以外の普段の生活でも苦労があると思いますが、持てる力を存分に発揮してもらいたいと思います。そしてまた一回り成長した姿で、復興に向け前進する山田町の様子を報告して欲しいと思います。