「もみじ亭」

下北沢にはいくつかのお好み焼き屋さんがあります。

演劇老人のおじぃちゃん（故人）と演劇青年だった僕は仲良く下北沢に行っ
たもんです。
下北沢は演劇の街で、今も昔も芝居小屋がたくさんあります。

僕らは芝居を観た帰りに決まって行ったのが「もみじ亭」さんでした。
最近は広島焼きをよく食べ歩いているので、思い出して行ってみました。

久し振りのシモキタということで、お店が健在がどうか不安だったのですが、
ちゃ～んと存在してまして、嬉しくなっちゃいましたよ。
ただ、内装は少し変わっていたようで、なんとなくシックな感じに。

さてさて、いつも通りにそばダブルを注文。
写真で見ての通り、そばがかなりはみ出ています（笑）
そうそう、ここのは確かこんな感じだったなぁ～と思い出しました。
味もちょっとだけ覚えていて、そうだそうだ、こんな味だったなぁ～と懐かしん
で食べました。

せっかくのカウンター席だったのですが、お皿に出てきたのは残念。
やっぱりね、最後の方は冷めてきちゃうから、やっぱり目の前のカウンター
で食べたいと思いましたね。
これは広島焼きには共通した思いです。

おじぃちゃんは、呑んべぇだったのでいつも食事の半分は僕にきました。
あの頃の僕は今みたいに好んで焼酎を飲んだりしてなかったので、今だったら
もっともっと一緒に飲めたなぁと思います。

「もみじ亭」はあの頃を思い出させてくれるお店ですね。
ちょっとセンチな気分になってしまいました。