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『龍馬伝』

2010年11月29日 | Weblog
大河ドラマ『龍馬伝』が終わった。

そもそも大河ドラマを1年間を通して全部の回を見たのは初めてだった。
それは、このドラマに魅力があったからということになる。

史実とは違うところも当然のようにあるのだが、それはそれとして、
ひとつの人間ドラマ、群像劇としての完成度が高かったように思う。

“幕末”が舞台になっていることも大きかった。
しかも主役が坂本龍馬ということだから、高杉晋作も絡んでくるし、
その他にも多くの魅力ある人物たちがどのように描かれるのかも
興味があって、その気持ちに充分応えてくれたと思う。

史実と違うところは、月刊誌「歴史街道」のモバイルサイトで
“『龍馬伝』次回はこうなる?”というコーナーで詳しく時系列に沿って
解説してくれていたから、大いに参考にもなったし、勉強にもなった。
(これは現在も継続中なので興味ある方は是非ご覧下さい)
このモバイル担当のライターの文章と絵文字の使い方が抜群で、
まだまだしばらく続いて欲しいと思う。

幕末に関しては少なからず縁があったけれども、今回の『龍馬伝』によって、
幕末にハマッた頃の熱が蘇り、幕末本をはじめ、それに関連するお祭りや居酒屋
などにも足を運んだりした。

下関でのライブは去年から企画を進めていて、タイミング的にそれがはからずも
新婚旅行になったりもした。

こちら東京での定期ライブでも今まで“幕末”を前面に押し出してのステージは
やったことが無かったけれども、高杉晋作よろしく着流しを着て唄ってみたりもした。

今年は何かに導かれるように“幕末”に戻っていったと思う。
その大きなキッカケになったのは間違いなく『龍馬伝』だった。
そういう意味で、僕はこのドラマと出合えたことに感謝している。

最終回は号泣した。
岩崎弥太郎が泣き叫び嗚咽していたように、僕もそんな感じだった。
この1年間を振り返って、様々な想いが龍馬暗殺とともに走馬灯のように蘇ってきて、
ドラマが終わったあともしばらく涙が止まらなくて放心状態だった。

残念ながらドラマは終わってしまったけれど、僕自身は引き続き来年以降も
“幕末”という時代に接していきたいと思う。

『龍馬伝』関係者の皆様、お疲れ様でした。
ありがとうございました☆