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史上最大の下克上~ロッテ日本一

2010年11月07日 | 野球
2010、プロ野球日本シリーズは千葉ロッテマリーンズが勝ちました。

史上初、3位から勝ち進み、最後は激闘を制し日本一に。

戦前から、3位のチームが日本シリーズに出場したことによっての
賛否両論ありましたが、これはそういう仕組みを作っちゃったわけ
だから仕方の無いことだと思うしかないですよね。
こういうこともいずれは起こり得るんだと。

ということは将来的に、3位同士のチームが日本シリーズで戦うという
ことも充分あり得るわけで。
巨人が中日にクライマックス・シリーズで勝ってたらそうなってました。

今回の日本シリーズですが、最初は大味な試合が続いて緊迫感があまり
感じられないものでしたが、中盤から昨日の第6戦、そして今日の7戦と
いい試合が続き、テレビで見ていて興奮していました。

延長戦に突入すると1点もあげられない緊迫感が伝わってきます。
特にバッテリーのやり取り、キャッチャーのリードに感じるものがありました。

ノムさんこと野村克也は常々「日本シリーズでキャッチャーは大きく成長する」
と話していますが、本当にその通りだと思いますよね。
7戦を見越してのリード、配球、これには随所に唸るところがありました。

日本シリーズを観ているといつも思うのですが、キャッチャーをやりたくなります。
野球の醍醐味である、心理戦、多くの駆け引きがわずか18.44mの間で
繰り広げられることの面白さ。
これをやってみたくなるのですが、投げるピッチャーがサイン通り投げてくれないと
リードするのも思い通り出来ず、大変だからなかなか我々素人の試合じゃ、難しい
とは思いますが・・・。

それにしてもロッテは本当に強かったです。
ペナントレースでは残り3試合負けられない状態から3連勝してクライマックスに突入。
まずは西武をうっちゃり(この時に里崎が「史上最大の下克上を見せます」と言った
セリフが紙面に踊りそれが最後まで使われるようになりました)、で、ファイナルでは
ソフトバンクにも王手をかけられてからの連勝で、短期決戦に強いロッテということを
見せつけました。

そしてこの日本シリーズ。
中日としては、セ・リーグのペナントを優勝、クライマックスも無難に勝ち抜き、
長期戦も短期戦も強い王者の貫禄を見せつけてきたから、3位のチームには絶対に
負けられないという意地もあったでしょう、完全制覇をするんだと。

ところが勢いはロッテにありましたね。
ロッテとしては、3位からの出発で失うものは何もないという、いい意味での開き直り
があったようですね。
今年のチームスローガンは“和”ということで、チーム一丸となっての戦いは清々しさ
を感じたくらいです。

これで今年のプロ野球の公式戦の全日程が終了しました。
何だか淋しくなる季節です。
すでに他球団は来季に向けてキャンプに入っていますから、また来年の開幕を今から
待ちたいと思います。

ということで、これにて“史上最大の下克上”完成~♪

(里崎良かったね~。里崎は“もってる奴”だから里崎のいるロッテが勝つと思ってたよ)