日々是愉快♪

笑いながら愉快に生きていけたらいいなぁ~

チャレンジ

2010年11月03日 | Weblog
年齢を重ねてくると、何かに挑戦するということが少なくなるような気がする。
若い頃のようなガムシャラさや、ギラつき、熱い情熱のようなものが、知らず
知らずどこかへ飛んでいってしまったような気がする。

きっとそれは10代、20代の時との経験値が高くなったからだと思う。
“青春時代”というのはやはり1回だけで、何も知らないから突っ走れたと思うのだ。

その“青春時代”に迷ったり、悩んだり、ぶつかったり、傷ついたり、挫折したり、
心と身体でいろいろ学んでいく。
学んでいくことで経験値が上がっていって大人になっていくのだと思う。

もちろん大きくなっても知らないことはたくさんあるが、今まで経験なり体験した
ことが基準となり、ある程度の判断は下せる。

自分の中で「ああすれば、こうなるだろう」という勝手な判断に結びつく。
それは時としていい結果を生み出す場合もあれば、悪い場合もあるだろう。
一番よくないのは、今までの経験値を元に【何もやらない】ということではないだろうか?
それに伴うのが「いい年して・・・」だとか「周りがこういうから・・・」という強迫観念。

正直なところ僕自身にもその強迫観念がないわけではない。
最終的に周りという世間体がどうこう手助けしてくれるわけもなく、死んだら終わり、
という僕の観念が勝って一歩を踏み出す。

新しいことへのチャレンジということも少なくなってくる。
日々の生活に追われ、何かにトライすることも減ってくる。
今までのものを捨て、新しいことへのチャレンジということは大きな決心がいるだろう。

当ブログにたびたび登場する西荻窪の広島焼き「かずみや」さんは、50才を機に
お好み焼き屋を開業した。
若い頃から夢を抱き続け、その夢を50才になって結実させたのだ。
日常にその夢を埋没させず、静かにその炎を燃やしながら夢を現実にしたのだと思う。

若い時に抱いた夢、30才を過ぎてから違う形になって抱きはじめた想い、40才、50才
といろいろとやりたいこと、やめたいことも出てくるだろう。
その溢れ出た想いというものを大事にしたいと思う。

僕は今38才ですが、チャレンジという言葉が消えかかっていたのかも知れないと思って
ハッとしました。
今日このような形で文章にしたら、日常生活の中でチャレンジしていることはいろいろあると
気づきました。
日常生活に沿って行っているから自分の中では気づかないことだったのかも知れません。

「かずみや」さんのように職種を変えるということは無理ですが、
(実はこの発言こそが経験値から言わせているもので危惧しなければいけない)、
チャレンジ精神を持ち続けたいですよね。

夢、想いに対して誠実であれば、それは叶うものなのでしょう。
“ありがとう”という感謝の気持ちをいつまでも大切にしたいと思います。