悲しむ間もなく・・・。

今日も朝から電話で起こされた。

金曜日の夕方に親父が逝ってからというものの、もろもろの手続きやら、
各方面への連絡、弔問客の対応などに追われ、休まる時が無かった。
次から次へと自宅に多くの人がやって来たのには驚くばかりだった。

親父の携帯のメモリをたどっていろいろ電話をかけた。
訃報ＦＡＸも知り合い、取引先など約１５０ぐらい送った。

土曜、日曜、月曜と毎日朝の電話で起こされている。
でも、さすがに明日は落ち着くことだろう。

多くの人が親父の死に驚いて連絡をくれる。
取引先などには親父や我々の意向でほとんど知らせていなかった。

僕個人的には、がん告知の当日からこのブログに何度か親父のことを
リアルに書いてきたので、その経過を読んで知ってくれていた人もいる
ことと思う。
けれど何も知らされず、突然の知らせを受けた人はやはり驚いたことだろう。

親父の知り合いに葬儀屋さんがいてすぐに連絡をし、全てをお願いした。
とても親身にやってくれているのでありがたく思っている。
葬儀の段取りもいろいろ大変だ。特に長男は大変だと痛感する。

親父は無言の帰宅をしてからずっと和室で眠っている。
本当に今にも起きてくるんじゃないかというぐらい、いつも通りの寝顔だ。
それぐらい安らかな表情で寝ている。

我々家族は悲しむ間もなく多くの手続きで奔走だ。
今日は死亡届や火葬許可証、斎場などの手続き支払いをした。

夕方には葬儀屋さんが来て、親父を棺に納めた。
布団の上で眠っている時より、遠くに感じた。
少しずつ少しずつ遠くにいってしまうんだなぁと感じる。

今日の夜はさすがに少し休む時間が出来て良かった。
ここ数日の流れた時間をここに書いて留めておきたかったので、久し振りに
こうやって文章を書くことが出来て嬉しく思う。

いつの間にかコメント欄にもたくさんの書き込みがあり驚いている。
この場を借りて、コメントを書いて下さった方々にお礼を言いたいと思います。
ありがとうございます。

通夜、告別式は木曜と金曜なのでまだ時間があるから、寝る前の時間に
少しばかり親父と対面しようと思っています。

ちなみに、親父は６１才でした。