インボイスＳＥＩＢＵドーム

その昔、ここは屋根もなく名称も「西武球場」というものでした。
で、ドームになって「西武ドーム」、そして現在の「インボイス～」に至ります。

僕が生まれて初めてプロの球場に行ったのは、多分ここです。
明確な記憶がないんですが、ここのような気がする。

あの頃はまだ現役時代の田淵や東尾なんかもいて、西武ライオンズの
初期にあたりますかね。
それから、石毛や秋山、清原、デストラーデ、辻、そして現監督の伊東らがいた
黄金期。
その後しばらく低迷でしたが、東尾が監督になって松坂が入団。
優勝もしたりして、完全に落ちぶれることのない球団ですよね、西武って。

それにしても、黄金期のあれだけのメンバーの残りが伊東だけだもんなぁ・・・。
上記、石毛・秋山らが残っていたらどのような展開、球団になっていたか、
考えただけでも魅力いっぱいですが、どうなんでしょうねぇ。

僕は小学生の頃、ライオンズのファンクラブに入っていました。
地元のチームだし、毎年のように駅で入会して、友の会のバッヂを帽子の
横にみんなで付けてましたよ。
会員カードを持っていると自由に観に行けたんですよねー。
今でもそうだと思いますけどね。

ここの球場は、ご覧の写真のように、すり鉢状の球場です。
なかなかこういった球場っていうのは無いんですよね。
ただね、この写真は一番上の通路から撮ってますが、ホントはこの日の僕の席は
前から６列目のいい席だったんです。

で、売店行くにしろ、トイレ行くにしろ、下の席だとこの長～い長～い階段を
登らなければならないのです。これはキツイです。
僕でキツイから、お年を召した方々はもっとキツイと思うな～。

ちなみに去年までがんと闘いながら現場で指揮を執った仰木さんは、
ここでの最後の試合後、ベンチ裏の長い階段を登ることが出来なくて、
バックスグリーンまで車を入れてもらって、そこから出たそうです。

屋根の無い「西武球場」の頃から行ってますから、いまだに「西武球場」って
言ってしまうし、今でもここの屋根は取り外した方がいいと願っています。
せっかくの多摩丘陵の景観が台無しだし、四季折々の風当りも感じられず、
春先と秋口はただ寒く、夏は蒸し風呂状態という劣悪な観戦環境になってしまった。

これだけ蒸して暑いと、カキ氷も飛ぶように売れますよー。
ということで、この写真はカキ氷を買った直後なんですがね（苦笑）
ひとつじゃ足りなくて、もうひとつ食べたいくらいでしたが、登るの嫌だから
我慢してました・・・。

それと、先日はデーゲーム観戦だったのですが、昼下がりの試合は眠くなりますね。
僕は確信犯的に、３回の表裏の攻撃は寝ました（苦笑）
こりゃ、寝ないと最後までもたないと思いまして・・・。
それで周りを見てみたら、結構気持ち良さそうに寝てる人、た～くさんいました（笑）

ここの球場の昔っからのいいところは、親子連れが他の球場と違ってムチャクチャ
多いんです。土地柄と企業努力もあるんだろうけど、ホントに昔から。

それで最近は、応援も良くなってきてるし、みんなで青い旗振ったりしてて、
見てるだけでも楽しかったです。どの応援団も工夫を凝らしますな。

最近の球場では、ファンが贔屓チームのレプリカユニフォームを着てるんですが、
あれはとてもいいですね。
僕は看護婦さんとかスチュワーデスさんとか、いわゆるそういった制服とかに
全く興味ないんですが、野球のユニフォーム着てる女の子たちは可愛く思うなー♪

僕の前の席に男１人、女２人という組み合わせで、女１人除いては買ったばかりの
ユニフォームをビニールからあけて着たんですよ。
もう１人は買わないんだなーと思ってたら、途中に買いに行って着替えたみたいで、
めでたく３人お揃いで、ライオンズのユニフォームを着てました。
あれは良かったなぁ～。観戦の記念でね♪

僕はやっぱり屋根の無い、西武球場の頃のライオンズが好きだったなぁ～。