地方で考える ●oyajiの侃々諤々

北信濃の豊かな自然と歴史に抱かれて過ごす日々・・・

ちょっと斜に構えてみれば
???と思うことも多いですね~

「道の駅でもあれば・・・」

2013-02-23 | この「地区」のこと
誘われて木曽町で開催された 《長野県産直・直売サミット》 に出かけてきました

       

産直・直売・・・
最近はネット販売も含めて人気がありますね~
新鮮
安価
安心
そして触れ合い・・・


この日のシンポジウムでは木曽路に展開する ↓ 6つの直売所の皆さんが登壇
 ●「道の駅木曽ならかわ」・木曽くらしの工芸館 (塩尻市・旧楢川村)
 ●「道の駅木曽川源流の里きそむら」・げんき屋 (木祖村)
 ●「道の駅日義木曽駒高原」・ささりんどう館 (木曽町・旧日義村)
 ●「道の駅木曽福島」・木曽市場 (木曽町・旧木曽福島町)
 ●「道の駅大桑」・木楽舎 (大桑村)
 ● 彩菜館 (木曽町・旧開田村)

       
       

『直売所が守ろう!地域の農業と食文化』をテーマに、それぞれの課題について報告がありましたが、木曽路には他にも
 ●「道の駅三岳」 (木曽町・旧三岳村)
 ●「道の駅賤母(しずも)」 (中津川市・旧山口村)
 ●「道の駅奈良井木曽の大橋」=物販なし (塩尻市・旧楢川村)
・・・とありますからまさに激戦・競合状態?!
エリアとしての魅力アップを図る一方で、特色を生かした差別化・競争力も求められますから大変でしょうね

ところで
車を走らせる身には「道の駅」やコンビニ、高速道のSA・PAはありがたい存在
中でも
「道の駅」には食事処やその地域の特産品や農産物の直売施設が併設されていて、旅の楽しさを倍加させてくれます

この 「道の駅」 ・・・
全国に千近くあるわけですが、“店がなくなっていく”  地域では、地元住民の買い物処や食事処としても有用です
福祉施設や入浴施設なども併設されている「道の駅」もありますね
地元市町村が何らかの形で関わって、まさにコミニュテイの核そのもの

 かつては町であった農村地帯のこの「地区」・・・
ご多聞に漏れず大手系列のスーパーは撤退し、商店街も衰退してしまいました
喫茶店もありません
そんなこんなで、国道沿線上に「道の駅でもあれば・・・」と声は上がるのですが、ハードルは高い 

実現するには熱意と大きなパワーが必要ですが、それがありません
つまり
村でも町でもない一地区ですから、「うちの村に・・・」「この町に・・・」とそれを推進する基盤・母体がないわけです
木曽路に「道の駅」が多いのも、狭い谷を走る国道が一本という地理的な条件もありますが、それぞれの村や町が活性化のために一丸となって・・・という側面はあるはずです

基調講演は地元、木曽町の田中勝己町長さんの『すんき・スローフードを生かした町づくり』・・・
木曽にかける意気込みを感じました

昼は木曽福島の有名店、手打ちそば『くるまや本店』まで足を延ばして名物の ↓ すんきソバ
初体験の個性的なソバでしたね
素朴ながら美味い!!

       
       

家への土産は特産品の薬、百草丸  
中央高速道ができてめっきり交通量が減った木曽路ですが、歴史的な魅力に溢れています
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