地方で考える ●oyajiの侃々諤々

北信濃の豊かな自然と歴史に抱かれて過ごす日々・・・

ちょっと斜に構えてみれば
???と思うことも多いですね~

baaba が「いい匂いしてるよ」・・・

2024-10-04 | Weblog

10月4日(金)               26/18℃

 

 

baaba が「いい匂いしてるよ  

アプローチに植えている金木犀です

確かに・・・

いつの間にかそんな季節がきていました

 

 

確か、市からいただいた息子の結婚祝い 

だとすると

もう9年が経ちます

2人のパパになりました

感謝!!

 

 

 

 

 

 

そして、今を遡ること135年・・・

高祖父(?)は関西への旅で『道中入費帖』を残しています

旅の感想や、エピソードはありません

只管、出納簿 

いくばしかは推測も可能です 

 

 

 例えば、明治22年3月18日 

その日の入費は

 

  同十八日

      拾三銭           伊勢古市宿料

         弁当付

         弐十五銭 御祓四十五本

         拾三銭八厘 みやげ品々

         四銭 こをり 壱つ

         弐銭 中結 壱筋

         弐銭 はし 弐拾ぜん

         五厘 岩戸

         三厘 しめ代  

         三銭 茶漬代 

         壱厘五毛 はしせん

         三銭 馬車代

         弐銭 酒 壱合

         壱銭弐厘 わらじ

 

「伊勢古市」は外宮と内宮の間にある宿場です

「岩戸」は、あの神話の岩窟

「こをり」は氷ではなく、買った土産を入れる柳行李でしょう 

御祓いの「四十五本」とはどういうこと?

「中結」は、荷物をしばるため?

よくわかりませんが・・・・

無駄銭は一銭たりとも使っていません

好きな酒は、毎夜決まって壱合・・・

そこは

jiiji と大分違います

実直なご先祖様です

 

(こちらは弐合徳利・・・・)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

共同自費出版『紙で残す私の一枚』は、曾祖父が写る大正期の写真に決めて原稿も提出しています

集落の消防団発足を記念するもので歴史的価値はあると思います

反面

プライベート性といいますか、自分がまったく見えてきません 

 

(矢印がわが家の曽祖父です・・・)

 

もっと

自己主張してもよかったのかなぁと思い直しています

 

 

例えば ☟ この「褒賞」・・・

職場の提案制度に応募した30代の頃です

アブラがのっていました

書家の書いた見事な褒賞状・・・

副賞で2泊の北海道旅行を楽しんでいます

”お宝” です

 

 

 

 

☟ こちらは、あることで当時の市長さんからいただいた「感謝」のハガキ 

jiiji にはこれも数少ない ”お宝” です

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「百年の計」・・・

父(故)はよく口にしていました

崩落が心配な山の墓地を平地に移転・整備し、軟弱地盤に見切りをつけて先祖伝来の地から移転 

小さいながら自分の城を築きました

そして

息子には地元での就職に固執 

父なりの「百年の計」でした

そのレールの上で、生きてきたjiiiji です

 

 

今は百年の計は立ちません

「どこで」暮らすやら・・・・

どこで暮らすか?

・・・ではなく

そこで「何をしているか?」が問われる時代なんでしょうね

・・・たちに「一所懸命」は求めません

 

 

 

 

 

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