よく降りますね。久しぶりに梅雨らしい梅雨といった感じです。お蔭で紫陽花がきれいに咲きましたけれど、悲しい事件もありました。
6月30日でしたか、新幹線で焼身自殺をした人がいましたね。71歳になる老人で真面目な方だったとか。女性が一人巻き込まれて亡くなったそうですが、如何なる理由があったとしても、他人を巻き込んでいいということはありません。ありませんが、ただその老人を非難することで済む問題でもないような気がします。
あじさい
その老人・林崎容疑者は年金が少ないと周囲に漏らしていたそうです。家賃を払い、光熱費を払ったら生活していけないというので人(議員さんのようです)に相談もし、ハローワークへ行ったりもしていたようです。しかし、年齢的体力的なこともあって、仕事ができるような状態ではなかったとか。だけどそれは自分が悪いんだよ。そういうご意見もあるでしょう。しかし人生には誤算もあります。失敗もあります。そして何より運もあります。思ったようにいかないのが人生です。
今老人ホームなどで介護職員による虐待が起きていることをご存知でしょうか。介護職員も人間ですから、十分な手当なしに重労働を課されれば弱者に対して優しくなれないのです。介護職員の問題も社会保障の問題として検討していただきたい課題ですが、トイレなどに遺骨を捨てるという事件があるのを知っていますか。トイレばかりではありませんが、遺骨の始末に困って捨ててしまうケース。
これを救済しようと、最近はお寺などで送骨というシステムをとっているところがあります。びっくりしますけれど、料金(およそ3万円)を添えて遺骨を送ると、納骨・供養をしてくれるのだそうです。勿論合葬墓(がっそうぼ)になりますが、多くの人にお参りしてもらえる利点もあるのだとか。葬儀やお墓に対する価値観や考え方が変わってきているんですね。それでもどうにもならなくて捨ててしまう人がいる、というのは人間として悲しいことです。
こういう方たちがたくさんいるにも拘わらず、何度注意喚起しても騙されるお年寄りがいます。それも数千万の単位で騙し取られるというのですから、もう…。
そんなニュースばかりが流れると、お年寄りはお金を持っているから取ってやろうという考え方をする人も出てきます。騙すというのではなくても、ぼったくろうと。そしてお金がないとわかると、ぞんざいに扱われたりするのですから本当に迷惑です。
林崎容疑者は少ない年金をさらに減らされたことに怒っていたようですが、お年寄りの年金を削るのであれば、年金に携わってきた方たちの年金をまず削っていただきたいものです。随分不祥事もありましたから、それが筋というものでしょう。誰も責任を取っておられませんし。
また社会保障費を削ろうというご意見をお持ちの議員さんは、まずご自身の議員年金を返上した上で言っていただきたいですね。年金暮らしのお年寄りは、夫婦のどちらか一方が介護を必要とするようになった時、困窮してしまうケースが多いんです。
国立競技場に2520億円ですか。コンパクト五輪にするという話はどこへいったのでしょう。足りなくなったらまた増税、社会保障費減額というパターンはご免です。その前に安楽死を認める法律を作っていただきたい。安らかに、苦しまずに死ねるシステムを。お金がなくなったら自分で自分の身を灰にするしかないというのは悲しすぎます。曽野綾子さんが『老いの才覚』の中で、備えあっても憂いはあるものだから、「一文無しになったら野垂れ死にを覚悟する」と書いておられますが、凡人の私には難しいことです。やはり自分が死んだことを確認する人(医師等)が傍にいて欲しいですし、苦しまずに逝かせて欲しいと思ってしまいます。
お年寄りの中でも格差は拡大しています。
オリンピック、大いに結構です。でもそのために弱者に皺寄せがいくようなことだけは避けて欲しいものです。
誰もが喜べるオリンピック。それに期待しています。
マイホームページ おすすめ情報 関連ブログ(年金制度のはてな)
6月30日でしたか、新幹線で焼身自殺をした人がいましたね。71歳になる老人で真面目な方だったとか。女性が一人巻き込まれて亡くなったそうですが、如何なる理由があったとしても、他人を巻き込んでいいということはありません。ありませんが、ただその老人を非難することで済む問題でもないような気がします。
あじさい
その老人・林崎容疑者は年金が少ないと周囲に漏らしていたそうです。家賃を払い、光熱費を払ったら生活していけないというので人(議員さんのようです)に相談もし、ハローワークへ行ったりもしていたようです。しかし、年齢的体力的なこともあって、仕事ができるような状態ではなかったとか。だけどそれは自分が悪いんだよ。そういうご意見もあるでしょう。しかし人生には誤算もあります。失敗もあります。そして何より運もあります。思ったようにいかないのが人生です。
今老人ホームなどで介護職員による虐待が起きていることをご存知でしょうか。介護職員も人間ですから、十分な手当なしに重労働を課されれば弱者に対して優しくなれないのです。介護職員の問題も社会保障の問題として検討していただきたい課題ですが、トイレなどに遺骨を捨てるという事件があるのを知っていますか。トイレばかりではありませんが、遺骨の始末に困って捨ててしまうケース。
これを救済しようと、最近はお寺などで送骨というシステムをとっているところがあります。びっくりしますけれど、料金(およそ3万円)を添えて遺骨を送ると、納骨・供養をしてくれるのだそうです。勿論合葬墓(がっそうぼ)になりますが、多くの人にお参りしてもらえる利点もあるのだとか。葬儀やお墓に対する価値観や考え方が変わってきているんですね。それでもどうにもならなくて捨ててしまう人がいる、というのは人間として悲しいことです。
こういう方たちがたくさんいるにも拘わらず、何度注意喚起しても騙されるお年寄りがいます。それも数千万の単位で騙し取られるというのですから、もう…。
そんなニュースばかりが流れると、お年寄りはお金を持っているから取ってやろうという考え方をする人も出てきます。騙すというのではなくても、ぼったくろうと。そしてお金がないとわかると、ぞんざいに扱われたりするのですから本当に迷惑です。
林崎容疑者は少ない年金をさらに減らされたことに怒っていたようですが、お年寄りの年金を削るのであれば、年金に携わってきた方たちの年金をまず削っていただきたいものです。随分不祥事もありましたから、それが筋というものでしょう。誰も責任を取っておられませんし。
また社会保障費を削ろうというご意見をお持ちの議員さんは、まずご自身の議員年金を返上した上で言っていただきたいですね。年金暮らしのお年寄りは、夫婦のどちらか一方が介護を必要とするようになった時、困窮してしまうケースが多いんです。
国立競技場に2520億円ですか。コンパクト五輪にするという話はどこへいったのでしょう。足りなくなったらまた増税、社会保障費減額というパターンはご免です。その前に安楽死を認める法律を作っていただきたい。安らかに、苦しまずに死ねるシステムを。お金がなくなったら自分で自分の身を灰にするしかないというのは悲しすぎます。曽野綾子さんが『老いの才覚』の中で、備えあっても憂いはあるものだから、「一文無しになったら野垂れ死にを覚悟する」と書いておられますが、凡人の私には難しいことです。やはり自分が死んだことを確認する人(医師等)が傍にいて欲しいですし、苦しまずに逝かせて欲しいと思ってしまいます。
お年寄りの中でも格差は拡大しています。
オリンピック、大いに結構です。でもそのために弱者に皺寄せがいくようなことだけは避けて欲しいものです。
誰もが喜べるオリンピック。それに期待しています。
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こんにちは新幹線の事件は
2つの問題が露呈したと思うのです
ひとつは老齢プア
年金のみではまともに生きていけない、今あのくらいの年齢のひとは国民年金だった場合納入額より給付金が少ないので、暮らしが苦しい
貯金していたほうがましだった
2つ目は新幹線の問題国鉄
怪しいことや、もっといえば異音がするなど
故障や整備不良の気づきが出来ていました
かっては誰がどこで降りるか
切符を拝見した時に覚えていて
乗り越しの時などは的確に処理が出来ていたらしい
また、犯罪者解決にも役立ったらしい
そうですね。老齢プアと新幹線のセキュリティ問題ですね。
コンピューターは決して万能でも完璧でもありませんから、人材を育てるのも大事だと思います。