ひとひらの雲

つれづれなるままに書き留めた気まぐれ日記です

八十八ヶ所巡り

2013-11-20 19:24:12 | 日記
 先週、八十八ヶ所巡りへ行ってきました。といっても四国ではありません。高幡不動尊の裏山に造られたミニチュアの八十八ヶ所巡りです。はじめはお庭くらいのものかと思っていましたが、どうしてどうして、ちょっとしたお山でした。一番から八十八番までの札所にはお地蔵さんが祀られていて、その一つ一つを拝みながら山道を上ったり下りたり、すべてを廻るのに1時間半もかかってしまいました。

 八十八ヶ所巡り   

 道中衣も金剛杖もいりません。同行二人と書かれた菅笠を用意することもありません。普段着で気楽に行けるお遍路です。たいした苦行ではありませんのでご利益は少ないかもしれませんが、気持ちを新たにするにはもってこいの場所でした。お山はまだ紅葉しているとはいえませんでしたが、色づき始めた木々も見かけました。こんなお手軽な、「ちょっとそこまでお遍路へ」というのもいいのではないでしょうか。

 色づき始めた木   

 山を下りてくると五重塔や不動堂の近くで菊花展が開かれていました。見事な菊の花、これからは「もみじまつり」も楽しめますし、萬燈会(まんとうえ)も行われるようです。昔風のライトアップですね。お燈明を仏に献ずることによって闇を除き、智恵や福徳、涅槃(ねはん)を得るといわれています。まさに幽玄の世界。何度訪れても飽きないところです。

 菊花展        

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狐のわざ

2013-11-13 19:09:45 | 日記
 島崎藤村の詩の中に「狐のわざ」というのがあります。

 庭にかくるる小狐の
 人なきときに夜(よる)いでて
 秋の葡萄(ぶどう)の樹(き)の陰に
 忍びてぬすむつゆのふさ
 恋は狐にあらねども
 君は葡萄にあらねども
 人しれずこそ忍びいで
 君をぬすめるわが心

 ちょっとしたロマンですね。私は藤村という人をよく知りませんけれど、生活者としてきっと大変な時期もあったと思います。そんな中でも、ロマンを持ち続けるって素晴らしいことですよね。人間は夢やロマンがないと生きていけません。

 国を良くするとか会社を守るといった志や使命感とは別に、エベレスト登頂を果たしたいとか、海上保安官になって人を救いたいとか、はたまた宇宙へ行きたい、パイロットになって世界中を飛び回りたい、あるいはスポーツ選手として世界一になりたい等々、夢やロマンはいろいろあると思います。

 私も5年前に長年の夢をひとつ果たしました。それは万里の長城に立つこと。宇宙から見えるただ一つの人工建造物です。紀元前から気の遠くなるような年月をかけて、あれだけ膨大な長城が出来上がりました。その歳月を思い、悠久の時に思いを馳せずにはいられません。そこに立つと、いろいろな人たちの思いが伝わってくるような気がします。
 現代の中国はさておき、「項羽と劉邦」、「三国志」、「水滸伝」の時代の中国、あるいはそこに登場してくる歴史上の人物には魅力があります。特に諸葛孔明などは私が最も敬愛する人物のひとりです。

 大きな夢であれ小さな夢であれ、夢に向かって邁進している時が幸せなんですね。ひとりの女を幸せにすることも男のロマンです。

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