日本はもともと神様の国です。何といっても日本の歴史は神話から始まるわけですし、天孫降臨の地があり、天皇は神様的存在だったのですから。
しかし6世紀に仏教が伝来し、聖徳太子が四天王寺を建立してから神と仏の共存が始まります。仏教は国家鎮護のための道具となり、各地に国分寺が造られるようになりました。
そこで神様はどうなったかというと、仏の化身であるとされるようになったんですね。権現様と呼ばれるのがそれです。八百万の神々は仏の化身・権現様として現れるのだとする本地垂迹(ほんじすいじゃく)説が行われるようになりました。神仏習合です。例えば天照大神の本地は大日如来であるとか、熊野権現は阿弥陀如来の化身であるとか…。那智大社と青岸渡寺のように、お寺と神社が同じ境内にあるところも少なくなかったんですよ。
明治に入って神仏分離令が出され、廃仏毀釈が行われたこともありましたが、今では信教の自由が憲法で認められています。憲法20条には宗教を信じる自由と宗教的行事に参加することを強制されない自由、国の宗教活動の禁止が記されています。生まれた時は神社へお宮参りをし、結婚式は教会で、そしてお墓へ入る時は仏教でという一生を過ごす人も珍しくありません。日本は本当に自由で平和な国だなあと思います。
今世界で起こっていることを、神様はどうご覧になっておられるのでしょう。どのような神であれ仏であれ、人々が争うことなど望んではいない筈です。まして殺しあうことなど…。
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しかし6世紀に仏教が伝来し、聖徳太子が四天王寺を建立してから神と仏の共存が始まります。仏教は国家鎮護のための道具となり、各地に国分寺が造られるようになりました。
そこで神様はどうなったかというと、仏の化身であるとされるようになったんですね。権現様と呼ばれるのがそれです。八百万の神々は仏の化身・権現様として現れるのだとする本地垂迹(ほんじすいじゃく)説が行われるようになりました。神仏習合です。例えば天照大神の本地は大日如来であるとか、熊野権現は阿弥陀如来の化身であるとか…。那智大社と青岸渡寺のように、お寺と神社が同じ境内にあるところも少なくなかったんですよ。
明治に入って神仏分離令が出され、廃仏毀釈が行われたこともありましたが、今では信教の自由が憲法で認められています。憲法20条には宗教を信じる自由と宗教的行事に参加することを強制されない自由、国の宗教活動の禁止が記されています。生まれた時は神社へお宮参りをし、結婚式は教会で、そしてお墓へ入る時は仏教でという一生を過ごす人も珍しくありません。日本は本当に自由で平和な国だなあと思います。
今世界で起こっていることを、神様はどうご覧になっておられるのでしょう。どのような神であれ仏であれ、人々が争うことなど望んではいない筈です。まして殺しあうことなど…。
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