ひとひらの雲

つれづれなるままに書き留めた気まぐれ日記です

高尾山の紅葉

2012-11-12 18:03:27 | 日記
 先週高尾山へ行ってきました。風もなくあたたかい日だったので、平日だというのに結構人出がありましたね。麓でもちらほら紅葉しているところがありましたけれど、紅葉狩りにはまだ早いかなといった感じでした。山頂に向かう途中の木々もまだ色づいてはいませんでしたし。

 でも頂上に行くと燃えるように真っ赤な「いろはもみじ」があって結構楽しめましたよ。下山途中で修験者に行き逢うこともできましたし、何と言っても山の空気は心肺機能を高めてくれたような気がします。

    吊橋 山頂 修験者

 少し雲が出てきてしまいましたが、頂上からは富士山も望むことができました。紅葉の見頃はこれからです。

 富士を望む 山頂の紅葉

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信仰の力

2012-11-01 18:53:47 | 日記
 世界には、仏教をはじめとしてキリスト教、イスラム教などさまざまな宗教があります。その力が生み出すもの、例えば黄金の寺院や仏像であったり、教会やモスクといった建造物はもとよりですが、大航海時代を生み出す原動力であったり、他国を侵略するパワーには驚かされます。


 日本一国を見ても、清盛の時代には権力に抵抗する勢力として僧兵というのがありましたし、戦国時代になると本願寺門徒が加賀一国を支配し、「百姓の持てる国」といわれました。この一向一揆は北陸・近畿・東海各地に広がりを見せ、家康や信長も苦しめられることになります。

 また世の中が少し落ち着いた江戸初期にはキリシタンによる天草の乱がありました。彼等はみな親兄弟の屍(しかばね)を乗り越えて向かってくるので、鎮圧する側にもかなりの犠牲者が出たということです。殉教することで天国へ行けると信ずる、まさに信仰心のなせる業ですね。


 インドは仏教発祥の地ですが、今インド人の80%はヒンドゥー教徒だそうです。彼等は罪を浄めるため、あるいは輪廻からの解脱を願ってガンジス河に入り、沐浴します。ヒンドゥー教徒でない私たちには到底考えられないような水の中で…。

 聖なるガンガー(ガンジス河)で沐浴をする人たち(2012年9月撮影)


 信仰は果てしないパワーを生み出しますが、その力を悪い方ではなく、良いことに使って欲しいものですね。

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