外教生活 in 中国山東省濰坊-淄博-泰安-済南&北京=>故郷へ

北京五輪の翌年(2009年)からの外教(外国籍教師)生活と地元での留学生との触れ合いを綴っています。

朝の挨拶

2016年03月15日 | 日記

3月15日(火) 曇り

ある1年生から「先生ごめんなさい」とメッセージがありました。
「せっかく挨拶してもらったのに、とっさのことで声が出なかった」と。
律儀な子ですね。

先週私の授業が始まってから3つの授業が教室変更になりました。
主任に予約してもらっていたはずの教室が既に他の授業で使われていた
という、この学校ではよくあるケースです。

その一つ、今日火曜日の授業の教室で、直前に日本語科1年生の授業が
あります。1年生の授業が終わった後、教室から出てくる学生に
「おはようございます」と挨拶していたところ、該当の学生が「おはよう」の
言葉が出てこなくてそのまま去ってしまったということでした。

挨拶も慣れが必要ですね。
今の2年生や3年生も1年生の初めのころは「おはよう」なのか「こんにちは」
なのか考える様子が頻繁に見受けられました。
特に夜だったりすると、「こんばんは」が出てこなくて「おはよう」など。
中国語だと学生から教師へはどんな時でも「老師好」で済んでしまいます。

ここへ来て2年目の時は、朝の読書時間に向かう1年生やJLPT準備の為
早起きしている2年生と学食で顔を合わせて挨拶をしていたものです。
しかし昨年から学生寮のそばにある便利店(キオスクのようなスタンド)が
店舗拡大しそこに学生が並び始めました。スタンドで菓子パンとジュースを買って
教室で食べる。さらに拍車をかけるように学校が運営する20人乗りくらいの
循環車がその時間にスタンドの前に待機するので、多くの学生がその車を利用
するのですね。

今学期も学食で1年生の姿はほぼ見かけないので、そのルートが定着したものと。

「まだ日本語で話すことに慣れていないのだから仕方ないですよ」
「これから慣れてください」と返信したものの、授業の挨拶で日本語を使って
いないのではないか、という疑問も沸いてきました。

 

コメント
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