外教生活 in 中国山東省濰坊-淄博-泰安-済南&北京=>故郷へ

北京五輪の翌年(2009年)からの外教(外国籍教師)生活と地元での留学生との触れ合いを綴っています。

孔子の故郷観光案内

2014年03月17日 | 日記
3月17日(月) 晴れ

濰坊にいた頃、「濰坊には春と秋がない」というジョークがありましたが、今日は
まさにそんな天気でした。気温が20度を超え上着要らずですね。
カラッとしていますので、夏ほどの暑さは感じないものの、5月くらいの陽気でした。

さて、濰坊にいた頃に2度遊びに来てくれたかつての同僚が再び遊びに来てくれた
ので、孔子の故郷曲阜を案内しました。曲阜を選んだのはもちろん山東省の中の
観光案内の一つでありますし、現地にいる教え子との再会をしてもらうためでも
あります。

新幹線の電光掲示で外気温表示が25度でした。
空は快晴で観光には最高の一日でした。

教え子に会う時には無視している観光用自転車ならぬ電動車も、この日は観光の
記念にと乗ってみました。盛んに営業してくる女性が案内箇所を色々と提案して
くれるのですが、時間があまり無かったので、目的地まででいいと断りました。
所要時間は約10分でした。

この孔子の観光施設は現地では三孔と呼んでいます。
孔子廟、孔府、孔林という三つの施設で、私が行ったことがあるのが孔子廟。
他の箇所は以前の同僚の先生から一度行けば十分と教わったところで、別料金にも
なることから私も敢えて行こうと思っていないのです。

なにせ、入場料が高いのですね。孔子廟が90元、他の施設に行くには60元加算。
当初は、学生割引はあるものの学生の入場料も我々が負担しようかと思っていたの
ですが、なにやら論語のどれでもいい30首を10分以内に暗唱すれば2回まで
無料で入場できるという証書が発行されているようで、学生3人はそれを見事に
獲得してくれました。

学生が無料なら他も観光してもいいかと思ったのですが、閉館時間まで残り1時間。
お昼の食事が少々長すぎたようです。(笑)

前回、彼女らの1学年先輩にあたる学生と一緒に回ったときは禁煙と書かれている
場所での喫煙者や触るなと書かれている樹木にさわりまくる観光客に腹が立ち
あまりいい記憶が残っていなかったのですが、残り時間も僅かだったためか、観光客
が非常に少なく気持ちよく見ることができました。
ただ、4時半を回った頃には鍵を閉められて見ることができない御堂がいくつかあり
少々閉口しましたが・・。

私の授業の関係で長居ができず、「先生、今回は半日しかいなかったね」と
残念がられましたが、今学期中にもう一度来ますよとなだめておきました。

2014-03-17 曲阜案内
コメント
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