外教生活 in 中国山東省濰坊-淄博-泰安-済南&北京=>故郷へ

北京五輪の翌年(2009年)からの外教(外国籍教師)生活と地元での留学生との触れ合いを綴っています。

静かな金曜日の夜

2011年11月25日 | 日記
11月25日(金) 晴れ

ほぼ毎朝姿を現していた楊という男子学生、以前日本語を勉強したことがあるそうで
1年生の頃からたまにグラウンドに姿を見せては「センセイ オハヨウゴザイマス」
と日本語で挨拶してくれるのですが、2年生となった今、劉揚の英語サークルの
手伝いもしており、この二人が実質太極拳の中心メンバーとなりつつあります。
この楊は朝食の際に毎度寮の仲間の朝食を調達する、というお人好しなのですね。

その彼が今日から所用がある友人について行く形で隣の市ですが旅行に出かけました。
おかげで今朝はグラウンドに姿を見せた学生はゼロ。
だんだんと寒くなるこの時期は女の子はほぼ姿を見せなくなります。
私としても無理に来て風邪でも引かれたら困るので無理強いはしません。

簡単な基本練習を終えてグラウンドを後にしようとしたら寝坊してきた劉揚に遭遇。
いつも笑顔で憎めない奴なのですが、なにげに動きがとろい。
太極拳にしても「一度全てを先生に教われば簡単だよ」と新入りの学生にほざく
割には最も成長していないし、今でも何度か動きを注意したくなることがあります。
しかし、この交流能力は武器なんですよね。彼の英語サークルに参加するかわりに
私の個人レッスンではムードメーカーを任せています。

今日は久々に静かな金曜日を迎えています。
10月から始めたカレーパーティーも先週で女性学生組が終了し、今週は男子学生の
予定だったのですが、たけしと他数名が帰省するとのことで急遽延期にしました。
彼がお好み焼きに首をかしげ、カレーを絶賛したが為にせっかく日本から持ってきた
ホットプレートが今や埃を被っている状態ですからね、ちゃんと最後に食べさせて
やらないといけませんし、こと男子学生について言えば、あと一人私の日本語を
ある程度理解できる子はいるのですが、会話はほぼ無理に等しい。
私が苦労することは目に見えているのです。

12月に入ったら太極拳のメンバーにも忘年会と称してカレーを食べさせようかと
考えています。以前に食べた女の子が「また食べたい」と言っていましたのでね。
そして余力があれば、基礎日本語を学びに来ている学生たちにも振舞ってみるかな。

そういえば、2年生に食べさせないと後で怒られるかな・・・。
12月は文字通り師走になりそうですね。
コメント
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