イチロー・インタヴューズ (文春新書)石田 雄太文藝春秋このアイテムの詳細を見る |
書名 :イチロー・インタヴューズ
著者名 :石田雄太
出版社 :文春新書
刊行年 :100420
日付 :100517
定価 :952円
入手法 :購入
評価 :◎
今月 22冊目 今年 167冊目
【書抜き】
※世の中に流されないところと、逃げないところかな。
どんな結果に対しても、僕はそれを受け入れる。
失敗したときの自分の立場が怖いからといって、変な理由づけはしません。
だから僕の発している言葉にウソはないはずです。
※要するに「準備」というのは、言い訳の材料となり得るものを排除していく、そのために考え得るすべてのことをこなしていく、ということですね。
※ほとんど見たことがない、ナリーグで最高のピッチャーが投げてくる第一球、もしくはファーストストライクというのは最高のボールのはずです。
その球に対して、スイングしようとする自分がいる、しかもスイングできる自分がいるということ、そういう自身をつかむためにあえて振りにいくんです。
※人と比較するという価値観は僕の中からもう消えています。
僕は僕の能力を知っていますから。
いくらでも先はあるんですよ。
人の数字を目標にしている時というのは、自分の限界より遥か手前を目指している可能性がありますけど、自分の数字を目指すというのは、常に限界への挑戦ですから。
※自分のためにやる人がね、一番、自分に厳しいですよ。
何々のためにとかいう人は、うまくいかないときの言い訳が生まれてきちゃうものだからな。
※やれることはすべてやってきましたし、手を抜いたことは一度もありません。
常にやれることをやろうとした自分がいた、それに対して準備ができた自分がいた事を誇りに思います。
※人間は、歳を重ねれば肉体も変化するし、決して同じじゃない。
それでも、その変化を受け入れていくことで自分の中に幅が生まれるんです。
それが次元の違いになっていくんじゃないかな。
【コメント】
※凛として甘えることのないその考え方に刺激を受けた。
自身をもったイチローの発言には清々しさを覚える。
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